オバサマたちのドリ~ミングな1日 (´з`)。о〇
今日は2月3日、節分ですね。この日は、豆まきの他、最近では太巻き(恵方巻き)を食べる習慣が定着してきたけど、これって、私にとっては、割と最近(ここ数年)の行事のような気がする。太巻きといえば、韓国の海苔巻き(キムパプ)を思い出す。見た目は、日本の太巻きとほとんど変わりないけど、中身がちがう。具材はもちろん、切った時の断面図が。日本のそれが、具が厚い酢飯でぐる~と覆われているのに比べ、韓国のそれは、ご飯はごくごく薄~く、その分、多彩な具材がぎゅうっと入っている。日本のが、2センチくらいにスライスするのに対し、韓国は1センチ程度(あるいはそれ以下)で、食べ方もちょっと違う。薄くスライスされたそれを、躊躇せず、一度に口に入れ頬張る。日本の太巻きのように、決して半分で噛み切ってはいけない。「一口で一気に。」これが、韓国海苔巻きの、唯一にして最高の食し方のポイントだ。あのチェジウだって、一口でモリモリ頬張っている。美人だろうが、女優だろうが、これが正しいキムパプの食べ方なのだ。なぜ噛み切ってはいけないか?具材がバラけて、海苔巻きがヒサンなことになるから。(TT)それより何より、一気に口に入れることで、全ての食材が口中でなんともいえない複雑な味を生むのだ。要するに、ビビンパの海苔巻き版という食べ方なのだが、口の中でいろんな味がする、それが韓国の人たちは大好きなのだ。私もこの海苔巻きが大好き。(´~`)実をいうと、日本の太巻きがあんまり好きではなく、(ご飯が多すぎて・・&デンブが苦手)しかし、母や同世代の近所のおばちゃんたちは、口を揃えて「あたしたち、太巻きだ~い好き~~!>з<」とおっしゃる。母たちの世代には、ご馳走といえば太巻き!だったのだ。そして「おばちゃんたちの子供の時の夢は、太巻きを切らずに1本まるごと食べることやったんよ~!」と、力説される。たまにデパ地下などで買って帰るとき、あえて「切らんどってね!」といってそのまま買うのだそうだ。そんな、母や友人のおばちゃんたちにとって、昨今の恵方巻きの習慣は誰にも遠慮せず、堂々と太巻きを一本食いできる、まさに夢のような?1日なんじゃなかろ~か??・・・と、手製の韓国風海苔巻きを西南西に向かってかぶりつきながら、そんなどうでもいいことをフト思った私なのだった。