気になる書店員さん・・
土曜日 隣市のY書店に行く。ここは、大きくて、新刊も充実しているので見に来るだけでも楽しい。が、最近は違う楽しみ(?)も見つけてしまった。やたら声のデカイ店員さんがいるのだ。デカイというか、女性なのでキーも高い。それに加えて、過剰ともいえる接客をするので、ついつい、目が行ってしまう。例えば、文庫本一冊の買い物にしても、「はい!毎度ありがとうございます!! カバーはお付けいたしますか?かしこまりました! この中から、お好きなお色、お選びいただいてよろしいですか? はい!かしこまりました! 少々おまちくださいませ! お待たせいたしました!○○円でございます! はい!千円お預かりいたします! ○○円のお返しでございます! 袋はいかがいたしますか?このままでよろしいですか? はい!どうもありがとうございました! また お越し下さいませ!」接客マニュアルであろうこのフレーズを、一気にまくしたてるのだ。高音で、大音量で、毎回、必ず・・(**;)しかも、アニメの声優さんのような抑揚をつけて。何も、毎度全部言わなくても・・と、思う。とにかく、生真面目。(・・というか、応用が利かないというか)それに、所作がね、いちいち大仰というか、指先の動きが、芝居掛かっている(?)というか、慣れているというより、自分の動きに酔っているかのような、ワケのわからん自信に満ち溢れた動作・・。レジには、フォーク並びで会計を待つお客さんがいて、開いた所から呼ばれるのだが、私はいつもあのレジには行きませんように・・(><)と、密かに念を送る。端で見ている分にはいいんだけど、必ず他のお客さんの視線を一斉に浴びてしまうのだ。広い店内に、彼女の声が響き渡る。お客さんは、静かに本を楽しむ人がほとんどのこの店内で、どことなく場違いな、なんとなく不似合いな、けど気になる、ひとり鮮魚店のような活気を醸し出している、パフォーマーな店員さんなのだった。*昨日、珍しく彼女はいませんでした。 が、 うっかり調べ忘れて、出版社がわからない本を ベテランと思しき、かなり年配の(失礼!)別の女性店員さんが テキパキと見つけてくれました。