亜鉛 Zn
「からだと心の栄養学(アンソニー・サティラロ著、上野圭一訳)」 より編集。 著者は米国生まれの医師で病院長。 今日のテーマ 「 亜鉛 Zn 」 特徴と効能 )1.すべての細胞に存在しているため、 肉・魚介・種実・穀類など多くの食品に含まれている。2.特に、皮膚および生殖器官の正常な働きにとって大切。多く含まれている食物 ) 1.海産物2.全粒小麦3.ブルグル(麦をふかしてつぶしたもの)4. 感想 ) 亜鉛は、生殖器官にとって、極めて重要とされています。分かりやすく言えば、免疫機能低下とともに、男性機能不全ということにつながる訳ですから、男性にとっては、気楽に、「ああそうなの」という余裕などはなくなるという、極めて重要なミネラルなんですね。一方、男性にとって(いや、最近は女性の方が多いとい噂も)、仕事帰りの一杯、二杯は密かな楽しみとなっています。まじめな仕事の延長もあるでしょうが、そこは、アルコールですから、ついつい、口も軽くなりあの上司、この人の噂話に花が咲き、挙句の果てが飲みすぎに、「終電は何時だっけ」と相成ることもしばしば。そんな他愛無いことですめば、懇親なって万々歳ですね。おっと、今日はきつい話をしなければ、アルコール分解にも使われるため、飲酒も不足の原因となります。また、亜鉛を摂り過ぎると、吐き気、下痢や胃腸障害につながる危険性もあるのです。よって、オレはおかずは要らないという酒豪にとっても、この際というわけで、亜鉛の多く含まれるカキやホタテに、牛レバーなどをレモン割で飲むから健康に良いと思っているあなた。実は、このおかずガツガツ派の方は、亜鉛の過剰摂取につながります。身に覚えのある二日酔い。吐き気や下痢を伴うほどの深酒(いや、大食いかな?)は、摂りすぎ摂りすぎ、亜鉛の摂りすぎですよ。よくよく考えると、亜鉛は摂りすぎにも体内から排出が進んで不足気味にもなりやすい。なかなか、一筋縄ではいかないミネラルなんですね。お互い、よーく考えて一杯やりましょう。本日の結論です。亜鉛は男性にとって、研究するに、相手にとって不足のないミネラルなんです。亜鉛と上手に付き合うことが、女性から好感を得られる秘訣かも・・・えー、亜鉛は手に負えんですって。そうかもしれませんね。 次回に続く。 この後もシリーズで、 精製食品に欠乏している重要なミネラルを取り上げてゆきます。