うりぼうず

[リハビリ] カテゴリの記事

全114件 (114件中 51-100件目)

< 1 2 3 >

• 複雑怪奇

  　きょう、父のところに行ったとき、何の話だったか「複雑だね」なんて、単語が出てきた。こちらが面白半分で「欧州の事情複雑怪奇と言ってやめた首相はだ～れだ」と、つまらない質問をしたところ、見事に「ヒラヌマ・・・。名前は忘れた」と答えた。そう、正解は平沼毅一。独ソ不可侵条約締結のときだったかの答弁だったと思うが。　くだらなくもないが、なんでこんなくだらないことを覚えているくせに、自分の女房を忘れるのか。人間の記憶の仕組みとは、まったくもって「複雑怪奇なり」　きょうは、トイレに誘うと、わりに素直にトイレに行って、その後も二度ほど病院の通路の散歩をした。

  2006.07.31

  コメント(0)

• リハビリ病棟へ

  　父がリハビリ病棟へお引越し。引越しといっても同じ階なのだが。さて、すこし、ベッドのフチに座らせているときに、そこでたったり座らせたりする運動をさせていたら、なんかオムツがずり落ちてきていた。そうしたら、介護を担当するおばさんが、「ああ、オムツずり落ちてるわよ」といって、直してくれた。ベッドに寝かせると、ぱっぱと手際よく、オムツを一回はずして、それからきちんと付け直してくれた。親子といっても、いや、親子だからか。オムツを完全にはずすのはなんともためらわれてしまうもの。おばさんは、父の○○をひょいつかみ、尿とりのパットの中に包み込んでいた。ん～、なかなかできないな。でも、家に帰ってきて、ちゃんとトイレに行けないようだったら、それもやらなくてはいけないんだろうと、痛感。

  2006.07.29

  コメント(2)

• 戦争は終わったのか？

  　きょう、見舞いに行ったら「戦争は終わったのか」と聞かれた。今までにも、いろいろな記憶の混同はあったが、６０年以上ずれたのは初めてではないだろうか。　「むかし、兵学校に行ってたんじゃないの。そのころ何歳だった？」などと、こちらが聞き返しても、どうも納得していないようだった。しかし、じきにそんなことを言ったことすら忘れてしまうのだから。　そういえば、「天皇は死んだのか」ということも何回か繰り返していた。これは、昭和天皇のことだよな。そういう発言をいちいち「違う」なんて否定していてもいいのだろうか。それもよくわからない。　それにしても、本当に記憶というものは不思議なものだ。数学を愛した博士の記憶の持続時間は、３０分ぐらいだったか。それよりもはるかに短い。新しく覚えることはないのだろうか。それ以上に、ここ１０年くらいの記憶はきれいに消し飛んでいるようだ。そんな状態でもドイツ語で１から１０までは言えたりするんだから。　ワタシの名前を間違えることは、ようやく少なくなってきたが、ワタシが何であるのか、どこまで認識しているのだろうか。

  2006.07.26

  コメント(0)

• 個室

  　そろそろ、リハビリ病棟に移ることになりそう。ただし、大部屋は空いていないので、個室ということになりそう。一日４０００円というから、一月に１２万か。まあ、そのくらい、親の年金だけで十分まかなえるからかまわないが。それにしても、けっこうかかるものだ。　それ以上に、個室だと周囲との交流がないので、ボケが進みそうな気もする。もっとも、もともと人付き合いも悪く、3分前の記憶も怪しいのだから、見ず知らずの人たちと交流など、望めるわけもないのだが。　とにかく、今の病棟だと、排泄はオムツの中にということになってしまうのだが、リハビリ病棟だと基本的にはトイレに連れて行く格好になるので、それだけでもいいことだ。きのうも、トイレに行こうと誘っても「出ない」との一点張り。それなのに、急に「トイレ」と言い出し、行こうとすると「もう中にしちゃった」などといっている。尿意のコントロールなどもうまく出来ないのだろうし、将来予測もできなくなっているのだろう。

  2006.07.26

  コメント(0)

• またまたリハビリ見学

  　きょうは、病院に行ったらベッドはカラ。リハビリの部屋に行ったら、リハビリの最中でした。きょうは、昨年もお世話になった作業療法士のお兄さんの担当。　まあ、ずいぶん、アホだのボケだの書いてしまったが、震える手でわっかをつかんで、それを木の棒にひっかけたり、お手玉を取ろうとしてうまくつかめなかったり、見ていて気の毒になる。去年の３月までは、自分のそんな姿、想像もしたことがなかったであろう。　羞恥心も失ってしまったのか。今度倒れる前までは、多分、下の世話に関することは、母にしかやらせなかった。ワタシがやろうとすると、怒っていた。しかし、今はまったくそんなことがない。もちろん、その方が総合的に見ればいいのだが、羞恥心をなくすということは、人間の尊厳にもかかわること。それが失われてきているということだ。

  2006.07.20

  コメント(0)

• リハビリ見学

  　きょうは、見舞いに行って、歯磨きをして、そしてトイレに行って戻ってくると、リハビリ担当の理学療法士のお姉さんが来た。昨年もお世話になったお姉さんだ。　そこでリハビリの様子を見学しにいった。　歩行訓練は、平行棒の間に立ち、体を支えながら進むもの。一歩一歩の歩幅はせいぜい２０～３０センチぐらいであろうか。麻痺の少ない左足の方も、だいぶ動きにくくなっているとのこと。それでも、両手を手すりから離しての訓練も（万一に備え、お姉さんは軽く体に手を添えているが）なんとか進むことは出来ていた。　そして、イスに座っての前屈。こういった柔軟、ストレッチ的な運動をやらないと、体がどんどん動かなくなる。本当は、入院する前も、ワタシがやらせなくてはいけなかった運動なんだろう。本人が拒否するにしても。いろいろと、疲れたとか文句を言いながらでも、このお姉さんの言うことは比較的よく聞いている（去年から）。そして、ヒザを少し屈伸させながら、お手玉を左手で、前の方に向かって投げる練習をした。お姉さんによれば、手で投げるという動作と同時に、ヒザを曲げて勢いをつけること、普通ならば、なんてことはない動作なのだが、二つの動作を同時にすることがすごく下手になっているという。これは、いわゆる麻痺の影響というよりも、ボケからくるものが大きいのだろうか（どこからどこまでと、区切れるものではないのだろうが）。確かに、お手玉を投げるときに、手は振るが、すぐにヒザの動きを加えるのを忘れてしまう。人間の動作というものは、さまざまな筋肉の動きが集まってなされることが、よくわかる。赤ん坊は、それらの動作をさまざまな活動を通して、自然に学んでいくのだが、ある意味では、それがどんなに大変なことかが理解できるような気がする。　ん～。結局、去年に比べれば、いろいろなところが悪くなっているということか。本当は、一ヶ月に一度くらいは、リハビリの指導を受けることが出来れば、プラスになることが大きかったであろうに。リハビリ軽視が、多くの寝たきりを生み出すということだ。

  2006.07.19

  コメント(0)

• 歯磨き上手かな～

  　会社に行く前に父のところに寄る。アタマの方は、その日によって、状態は違うが、まあ、特によくなることがないことだけは確か。いつも、家族の名前の復習ばかりやっていても仕方がないので、どうしようかと思っていたら、サイドテーブルの上にコップと歯ブラシを発見。ほとんど、歯の手入れなんかしていないだろうからと、歯磨きをやらせる。　面倒くさがってやらないかと思ったら、けっこうマジメにやった。しかし、同じところばかりをやっているようだし、磨けていないところも多そうだったので、「仕上げは息子さ～ん（お母さんと一緒の「歯磨き上手かな」のリズムで）」と、磨いてみた。けっこう素直にやらせてくれた。　この父、健康なときも、ほとんどマジメに歯磨きなどしていなかった。いい加減なくせに、生まれつき歯が丈夫なのか、虫歯がほとんどなかった。今でも、３０本ぐらいは自分の歯ではなかろうか。でも、さすがに病院の粒粒になった食事ばかりを食べ、ごろごろと寝ているだけでは歯が汚れるであろう。これから、病室に行ったときには（いつまで居られるのかしらないが）、歯磨き上手かなでもやてやるか（家に帰ってからも）。

  2006.07.17

  コメント(0)

• 退院って・・・

  　退院の話、本当になるみたい。病院側は、これ以上治療することはないからとのことである。「これ以上って・・・」やはり、これ以上は回復することは望めないったことなのか。でも、去年は、いろいろとリハビリやったじゃないの。今度はリハビリも必要ないっていうのか。歩行訓練も、安全にできるところでやる必要はないのか。それとも、ボケが進んでいるので、訓練はムリということなのか。　きのう病院にいったら、また、ワタシの名前がいい加減になっていた。同行した「みい」のことも、だれだといったら、自分の娘のようなことを言っていた。記憶も多分、このまま回復することはないのかな。もう少し、聞いておけばよかったと思うこともいろいろあったのだが・・・。

  2006.07.17

  コメント(0)

• 退院申し出

  　きょう、見舞いに行くと、部屋がナースステーションの横の部屋（警戒を要する患者の部屋）から、普通の病室へと引越しをしていた。まあ、それなりに回復しているということか。新しく移った部屋に入ると、看護師さんが「退院したいとのことなので、今度先生と相談します」などと言い出すではないか。　「えっ、退院って・・・」と絶句してしまった。本人は、入院していてもしょうがないしなどといったらしい。ぼけ爺さんの話を、看護師さんもマジメに聞かないでくれ。病室に行く途中であった、昨年歩行訓練などのリハビリをしてくれた理学療法士さんも、「昨年に比べると、だいぶ悪いですね。今度は左にも、すこし障害が出ていますし」と言っていたばかりじゃないか。　まあ、家で面倒見切れないということもあるけれど、ほとんどリハビリもしないで放り出したら、１００パーセント寝たきりじゃないの。　もちろん、すぐに却下されるとは思うけど。

  2006.07.11

  コメント(0)

• トイレ

  　父のところに見舞いに行くと、トイレに行きたいという。看護師に聞くと、もう、車椅子で連れて行っているというので、連れて行ってみた。ベッドから車椅子に降りるのも、多少危なっかしいところもあったが、できた。車椅子用のトイレに入ると、ヨタヨタとであるが、立ち上がって、私がオムツをはずすと、座ってすることができた。　さて、それからが大変。していたオムツをまたさせるのが。しょうがないので、いい加減にやっておいて、ベッドに戻ってからやり直した。ベッドの上に転がると、さすがに重い。転がすのも大変だ。ようやく、オムツをさせることができたが、けっこういい加減なんだろうな。そのままオムツでしていれば、もれてしまっているかもしれない。すんまへん。

  2006.07.10

  コメント(0)

• 徘徊予備軍？

  　金曜日に見舞いに行ったときには、こちらの名前を間違えることはなかった父。しかし、さまざまな記憶の混乱は依然としてある。とにかく、混乱しているとしか例えようがない。その日によって、混乱する箇所がちがうのだから。　また、母によると、夜中、勝手にベッドから出て、出歩いているところを、看護師さんに注意されたらしい。そうか、歩けるのか。昨年入院したときは、歩けるまでにかなり時間がかかった。ようするに、今回は、運動機能には比較的ダメージがなかったということなのか。いいことなのだが、それで記憶、思考の混乱が大きいということは、ある意味ではよりやっかいな要素も含むということなのか。不謹慎な言い方だが、そんなことも考えてしまい、母と二人で苦笑してしまった。　苦笑の連続なんだよね。

  2006.07.09

  コメント(0)

• 一進一退

  　まだ、一進一退なんていうのは早いのだろうけど、きょう、父のところに行ったら、きょうはワタシも名前が最初からわかった様子。ただ、それ以外のところでは、記憶の混乱がやはり多い。　まあ、倒れる前に比べると、悪くなるのは確実だが、それがどの程度悪くなるかは、いまのところ、「わからん」と、言うことか。　しかし、病室に行くといっても、毎日せいぜい１５分がいいところ。もう少し、会話でも交わすようにした方がいいのだろうが。

  2006.07.07

  コメント(0)

• 弟じゃない

  　きょうは病室に行くと父は「ツネオ君」と、言った。ワタシは「えっ？」。すぐに、自分の末の弟と、自分の次男を間違えていることはわかった。　何度説明しても、すぐに自分の末の弟とワタシを間違える。父と、父の末の弟は、腹違いで、歳も１５ぐらいは離れているはず。ほとんど、一緒に暮らしたこともないぐらいだが、どうして、こういう取り違えをするものか。　一応、ワタシが次男であることを了解（ホントにしたかどうかは疑わしい）したあとも、間違えた理由を「もう１０年も会っていないから」という。「同じ敷地にすんで、毎日顔を合わせていたじゃないか」と、言っても、それを思い出せない様子。本格的に呆けるということは、こういうことなのかと実感。　自分の歳もあまりはっきりしない。８７と言ってみたり。１００から７づつ引き算をやらせてみたが、９３、８６まではできたが、あとはわからなくなってしまった。引き算なのに、数が増えたりする。　とりあえず、何をしたらいいのか。こちらも、現実を直視しなければならないのだろうが・・・。

  2006.07.06

  コメント(3)

• 甘くはない

  　ここのところ、少し甘い見通しを書きすぎたか。きょう、病院に行くと、ベッドの上で理学療法士によるマッサージのようなものを受けていた。　そのオネエサンが父に「どなたですか」と聞くと、「長男」と答えた。私は「次男でしょ」と。ワタシが「次男の名前は」と聞くと、わからない。「じゃあ、長男は」と聞くと、かなり間はおいたが、答えた。長女の名前も同じように間はあったものの、答えられた。しかし、次男（ワタシ）の名前は出てこない。　「長女はどこに住んでるの」と聞くと、ベルリン、とか、ハンブルグと答える。ドイツであることはわかっているようだが、ミュンヘンは出てこない。「自分の奥さんは」と聞くと、今度は名前が出てこない。代わりに長女（ワタシの姉）の名前を言う。「それは長女でしょ」というと、「○子は死んだんだろ」という。おいおい、そんなに殺さないでくれよ。そういえば、数日前の母の話でも、話題に出た人のことを「もう死んだんだろ」と、やたらと人を死なせたがる。自分の父親が死んだことは（９８で５年ほど前になくなっている）わからないようなのに。　一時的に混乱をしているのか。それとも、これがこのまま続くことになるのか。　結局、ワタシの名前は思い出さなかったので、こちらから教えて病室を後にした。とうとう、忘れられてしまったか。

  2006.07.05

  コメント(3)

• 食事開始

  　きのう夕方、父の見舞いに行ったら、食事の時間で、夕食が出されていた。点滴から、食事へとすこしは前進ということか。咀嚼することも、リハビリの一つにもなろうし、脳への刺激にもなるんだろう。　子供たちも一緒だったが、二人がどちらかということがよくわからなかった様子。また、自分が倒れたことどの程度把握しているのかも怪しかったが、「（見舞いに来てくれて）ありがとうございました」などと、聞き分けられる発音で話していたので、まずは一安心。

  2006.07.05

  コメント(2)

• ６日目

  　病院に行ったが、眠ってばかりいるだけで、変化の兆しはよくわからなかった。しかし、右足首の関節や、指を適当に動かしていると、まったく動きがなかったのが、随意ではないのだろうが、すこしは反応して動いているのがわかる。だからといって、どの程度の前進があったのか、なかったのかわからないが。

  2006.07.03

  コメント(2)

• ３日目

  　きょうは、病室に行くと、きのうまではマッタク動いていなかった右手が動いていた。本人が意識して動かしているのかどうかはわからなかったが。ただし、足は動かしてはいなかった。　また、コトバもこちらが酸素？マスクを直してやると、聞き取りにくい言葉ではあるが、「ありがとう」と、言っていたので、まずは一安心。　同じ病室の向かい側にいるご婦人（ようするに、おばさん）によれば、昨晩は「おかあちゃん、おかあちゃん」と、声を上げていたらしい。それが、幼い頃になくした自分の母親のことを呼んでいるのか、それとも妻に対してのものなのかはわからないが。そのおばさん、ひょうきんそうな人で、「はい」と返事をしてくれたそうだ。しかし、声が違うと思ったのか、「違う」というような反応を示していたという。　今回、どこまで回復することやら。一番可愛がっている初孫が、８月初めにはドイツから来るので、そのことを母が話してやると、理解しているような反応は示していた。言葉の内容はなにを言っているのかよくわからなかったが。

  2006.06.30

  コメント(6)

• 二日目

  　会社に行く前に、病院に見舞いに行く。ＩＣＵというほどでもないが、それなりの治療室に収容されている。なにやら動いているが、あくまでも動いているのは左半身だけ。時折、目を開け、なんとなくこちらを見ているような気配は伝わってくるが、会話というわけには行かない。声のようなものを出そうとしているのかもしれないが、看護師に聞いても、意識はまだ朦朧とした状態と説明をする。　寝巻きが半分はだけ、オムツをした下半身がむき出しになっている。赤ん坊のオムツに比べると、なんと巨大なオムツだ。こんな姿がさらされていることすらも、意識できていないのか。　もちろん、昨年倒れたときも、ある程度、意志の疎通ができるようになるまでは時間がかかったのも確かだし、あの時もやはりオムツになっていたのだが。　あの頃も、いったいどれぐらいの重さなのか、まったく計り知れず、最悪のケースと、かなりの程度まで回復するケースと両方を考えた。今度も、最悪のケースは浮かんでくるが、回復といっても、それほど多くは望めない気はする。少なくとも、二日前よりは悪い状態になることは確かだろう。　最後に会話を交わしたのは、火曜日だったか。何を話したのか、まったく覚えていない。

  2006.06.29

  コメント(4)

• 倒れる

  　初めてのショートステイ。と、書いたばかりだった。会社について、すこし仕事をしていると、奥様から電話。父が、ショートステイの施設で、突然痙攣を起こして倒れたという。病院は、昨年倒れて入院した病院。倒れたというだけで、どの程度の容態かわからず、それを確認してから行動を起こそうと思っていたが、電話の内容を聞いていた上司が「さっさと帰れ」というので、帰った。途中で、家に電話を入れたが、奥様によれば、「それほど重篤ではない」という内容。それでも直接病院に行った。母がいたが、また右半身をやられた様子。やはり脳梗塞の疑いが濃いとのこと。意識は朦朧としているようで、ときどき目は開けるが、状況は把握できていない様子。こちらのこともわかっているのか・・・。　酸素を取り込む力が弱くなっているので、酸素を吸入させ、さらに鼻から差し込んだ管で、痰を吸引していた。看護師が管を操作すると、さすがに苦しいのか、顔を動かすが、まともに動かせるのは頭だけ。左手は、ベッドの柵を力なく握っている。その手を握ってみたが、やたら冷たいの印象的だった。　医者の見立てが書いてあったが、回復したらまたリハビリという。とりあえずは、小康を得られるということなのか。ただ、リハビリといっても、この間よりも、はるかに条件は厳しくなるだろう。もともと、まじめにリハビリをするはずもない人なので。回復と言っても、右半身が完全に動かなくなり、トイレにも行けなくなるのではとの不安がよぎる。　オムツ交換などのため、病室を出て母と談話室で話したが、「せっかくのショートステイが・・・。ロングステイになっちゃうね」と、冗談ともつかぬ話で気を紛らわせた。

  2006.06.28

  コメント(6)

• ショートステイ

  　父が初めてのショートステイ。二泊三日だ。本人は、あまり気が進まないようだが、母とすると、ゆっくりとできる三日間。そう、ヤッカイ払いといってしまえば、そうなのかも知れないが、二十四時間解放される時間がないのは、やはりつらいこと。こちらがもう少しなにかすればいいのだが。

  2006.06.28

  コメント(2)

• 入院したことを忘れていた

  　実家の方で、税金の話が出た。母が「去年は入院したから・・・」と、言ったら、父は「だれが入院したんだ？」と。　おいおい、自分が5ヶ月近くも入院したんだろう。決して冗談で言っているわけではない。しばらく話していたら、それなりに思い出したが。　天候がすぐれないせいか、歩く量すらも減っている。「歩きに行く」と言って出ていても、ちょっと行ったところで、休んでしばらくしてから戻ってくるといった、「狡猾さ？」だけは、あったりするんだから。　そりゃ、いやになる気持ちもわからないでもないけど・・・。

  2006.06.18

  コメント(0)

• 今、いないじゃない

  　父が、突然「○子（姉のこと）は、なにしてんだ」と。なんか、今、家にいると思ったらしい。数日前には、母がお茶を入れたときに「××（兄のこと）呼ばなくていいのか」　まあ、「今、○子はどこにいると思ってるの」と母に言われれば、まあ、納得するのだが。だけど、そういったことの頻度がかなり高くなっている。　もちろん、自分の妻がわからなくなったり、家がわからなくなったりするような状態には、まだまだ遠い気もするが。　先日も、デイサービスから電話がかかってきた。「今度、金曜日はかないんですか？」と。なんか、どこかの別の老人が、「何回も来たくない」と職員に言ったのに、便乗して「おれも来ない」とかいったらしい。ボケとは違うんだろうが、思いつき、あるいは人の尻馬に乗って発言するくせ、これは元気なときから変わらない。　ぼけとか言っても、基本的にはそれ以前の性格が増幅されるものと考えればいいのだろうか。もともといい加減だった人は、その部分が拡大されるということか。

  2006.06.01

  コメント(0)

• 帰独

  　きょう、姉が帰った。５０日ほどはいたのか。少しは、母は気分的に楽だっただろう。ちゃんとした話し相手がいると違っただろう（ワタシでは、まともな話し相手にならない）。

  2006.05.08

  コメント(0)

• 進行

  　どうも、父のぼけが進行しているようだ。姉によれば、先日、食事の途中にトイレに行き、戻って再び食事をしたが、食べ終えた後に、靴下を脱ぎ始めたという。なぜか。そう、トイレで失敗してしまったのだ。トイレでの失敗はしょうがないのかもしれないが、ズボンもかなりぬれているのに、それを処置することよりも、食べることを優先したのだ。　恥ずかしかったというよりも、食欲ばかりが先行し、自分の置かれた状況を把握できなくなっているようだ。　確かに、最近はトイレでの失敗をしない日はめったにないようだ。　もちろん、叱って解決する問題ではない。そんなことをすれば、より一層悪くなるのかも知れない。叱られれば、ただ隠そうという行動にでるのかもしれない。　では、どうすれば・・・・。

  2006.04.28

  コメント(4)

• 義父母訪問

  　奥様のご両親が出てきた。と、言っても、滞在は５時間程度だが。　ウチの両親のところにも、挨拶に。正直、どうするか、考えてしまった。父の立場になればどうなのか。今の自分の姿など、見られたくないのでは。こちらとしても、あんまりみっともないことをされると・・・なんて思いもあった。　しかし、５分でもいいからということで、挨拶してもらった。　心配することはまったくなかった。話もきちんとできるし、妙な発言もなかった。こちらがヘンに気を回す必要はなかった。　あるいは、むしろ他人が来ることが、「ちゃんとしなければ」という気力を出させるものなのかも知れない。

  2006.04.16

  コメント(2)

• 記憶力の低下

  　父、記憶力の低下が著しい。思い出させる訓練をさせようと思っても、すぐに放棄。自宅の電話番号すら、ヒントをいくつも与えないと出てこない。ましてや、孫の名前を全員言わせようと思っても、半分しか出てこない。　昨年の入院中から言われていた、日記を書く（書くことによって、手を動かす訓練にもなるし、記憶を手繰り寄せるための訓練が、脳の活性化には重要）ということも、９９パーセント放棄している。　しつこく言うと、怒り出すか、フテ寝するかのどちらか。「努力」という二文字、父の辞書には存在しない（まあ、ワタシの辞書にもあんまりないような気がするけど）。また、徐々に姉のストレスもたまってくるだろうな。　どーすりゃいいんだろうね。

  2006.04.01

  コメント(6)

• 洗濯物

  　庭に洗濯物がぶら下がっているが、父のズボン下が４つもぶら下がっていた。別に洗濯を何日もしなかったというわけではない。それだけいっぱい失敗をしているということ。いわゆる垂れ流しというのとは違う。多くはトイレでうまくできない、あるいは慎重にやることができない、そして座ってやるということを面倒くさがっているということが原因のようだ。　そのたびに、人に負担をかけているという自覚がない。自覚すれば、慎重にやるとか、座ってやるとか考えるのだろうが、とにかく考えることを放棄している。　姉が「脳力」のドリルのようなものを買って来て、やらせたが、必ずしも計算能力などが大幅に低下しているわけでもないようなのだが。　これは、やはりもともとの性格によるところが大きいようだ。困ったもんだ。

  2006.03.30

  コメント(0)

• お元気に・・・

  　近所に住む、かつてのワタシの友人のお父上。胃がんで胃を全部摘出してから、体力が落ち、ほとんど寝たきりに近いような状態で、オムツの生活になったと聞いていたのだが、きょう、夫婦で散歩をしているのを見た。　もう、起き上がることはないのかななんて思っていたのだが、そこまで回復していたとは。　こちらの方も、以前は国立大の学部長まで務めた人だが、話に聞くところでは、かなりのわがまま。手術後も、ウチの父と同じように熱心にリハビリするタイプではなく、奥様（ウチの母と仲がいい）もけっこう苦労しているとう話は聞いていたが。　でも、少しは元気になってきているようなので一安心。　いずれにしても、気力が一番重要なんだろう。

  2006.03.28

  コメント(2)

• 姉来日

  　とりあえず、姉が来日。といっても、別になにもないが。横顔を間近に見ると、ずいぶん老けたという印象（怒られそう）。まあ、もう５０歳近いんだから。こちらも似た様なもの。　先方のお子様方も元気そうで。母親がいなくても、けっこうしっかりしているから大丈夫なのか。日ごろの家事の手伝いなどもウチなどに比べると、しっかりやっていそうだし。まあ、土地柄の違いもあるのだろうが。　いるうちに、せいぜい父を鍛えてもらおう。と、いっても鍛えきれないだろうが。

  2006.03.25

  コメント(2)

• 姉来日決まる

  　姉が、数日のうちに帰ってくるとのこと。１ヶ月半ぐらいはいることになるのかな。父のことが（いや、むしろその面倒を見ている母のことが）心配で来るわけだが、なんか怒られそう。こっちはほとんど何もやってないからな。手を出そうにも、何やっていいかよくわからんし、何かやろうとしても、父の方にはほとんどやる気が見られないし。　まあ、父はどう思っているか知らないが、姉に目一杯怒られるだろうな。さて、どうなることやら・・・。

  2006.03.23

  コメント(2)

• 互助会

  　先日、母から「こんなものに入っておいたから」と、パンフレットを見せられた。互助会である。あの、葬式なんかやるやつ。「いろいろやらなくていいから、とにかく焼いて、松本の寺に持っていけばいいから」と。　確かに、いつ必要になってもおかしくないような歳にはなっているが。　９２でなくなった祖母の葬儀のとき、出席者の多くは祖母の長男（ワタシの伯父）の会社関係の人。多分、祖母とは一面識もなかったような。　まあ、多分ワタシなど自分の会社関係の出席など、いっさい断るだろうが。父にしても、母にしても、どこで葬儀をやるにしても、親戚以外にいったいどれくらいの人が集まるのだろうか。　　　　

  2006.03.13

  コメント(0)

• もうすぐ1年

  　父が倒れてからもうすぐ1年。冬の間は、歩く量もめっきりと少なくなっていた。暖かくなるこれから、一緒に付き添ってでも歩く量を増やした方がいいのだろうか。　しかし、歩く以上に必要なのがアタマのトレーニング。ここ２，３ヶ月めっきり物覚えが悪くなったような気がする。もっと、ワタシも積極的に話しかけるなどしなくてはならないのだろうが、すぐに話題に詰まってしまう。　今のところ、怒鳴ったりすることがあまりないのは救いと言えば救いかな。

  2006.03.08

  コメント(4)

• ひな人形

  　親の家で飾られていた雛人形。姉のために買われたもので、ここ数年は出さない年もあったりしたが、今年は飾っていた部屋が、完全に父の寝室になってしまったため、飾れそうにない。　ウチの何年か前に、飾ったときにも、ウチの娘どもは、ほとんど興味を示さなかった。この先、あのお雛様、どうなるのだろうか。ドイツにもって行けば、飾るスペースも十分にあるし、けっこう面白がられるだろうが、あんなもの、送れば壊れるだろうし、持ち運ぶヒトもいないだろうし。だいたい、そんなこと考えれば高くつく。　家に来たときはワタシもけっこううれしかったものだが・・・・。　いつか、人形供養なんてことになるのだろうか。

  2006.03.03

  コメント(2)

• 失禁

  　先日、父が病院へ母と行ったときのこと。帰り道、歩いてくるのに、「トイレは大丈夫か」との母の問いを無視して帰途についた父。　しかし、途中でトイレに行きたくなる。ラーメン屋があったので、そこで食事をするついでにトイレを借りようとの提案も却下し、そのまま歩き続け、結局、道端で立ち○○をするハメに。そしてその後すぐに大の方も催し、あやうく近くのスーパーを利用できたという。　こちらはあまり気づいていなかったが、家で失敗することも、時々あるようだ。自分の尿意などを把握するのが難しくなっているのだろうか。計画性（もともとないのだが）もなくなっているのか。　確定申告の書類作成は、この間奥様が手伝っていたが、もう少しなにか手伝わなくてはいけないと思いながら、何もしていない・・・。

  2006.02.14

  コメント(2)

• 力士引退

  　きょう、父はデイケア。嫌っていないので助かる。お荷物が外出しているとあって、母ものんびりとしている。　少し話していたら、父がこの間相撲中継を見ていたときに「おれが相撲を引退したのっていつだったけ」と。母は「えっ」。　そりゃそうだ。父が相撲取りだったなんて話は聞いたことがない。本人だって、そりゃ知らないだろう。　それを聞きなおしても、同じことを言ったらしい。自分の定年と間違えたのだろうか。しかし、間違えたにしても、指摘されてもそれに気がつかないなんて。何回かやり取りがあって、ようやく気づいたという。　まあ、母も半分は笑って話してはいるけど。内心は・・・。

  2006.01.16

  コメント(0)

• 去年の正月は・・・

  　去年の正月は、子供たちのいとこが計５人、隣の実家の方に来ていた。そして、両親の金婚式の祝いをやったんだった。　今年は打って変わって静かな正月。３月に父が脳梗塞になったのだから。でも、去年、ああいう形で祝いをしておいて、本当によかったと思う。ああいうことは、思い立ったときにやっておかなければ。　もちろん、今もできないことはない。しかし、少なくとも、「祝う」という気分にはなかなかなれないだろう。　両親とワタシだけの正月（奥様と子供たちは、奥様の実家へ）。静かでいいといえばそうだが、やはり去年と比べてしまうと・・・。

  2006.01.01

  コメント(1)

• 夕食にて

  　久しぶりに夕食時に父と母の家に行った。　老夫婦２人の夕食もわびしいものだろうが、茶碗を持たずにおいたまま食べる父。それがムリならば、母ももちろんなにも言わないのだろうが、決して出来ないわけでもない。食事のマナーなど、もとから非常に悪かった父だが（多分、貧しい家庭で育ったせいか、その辺のしつけがまったくなっていない）その不精した食べ方を注意する。「ハイ」「ハイ」と言いながら、次にはまた、同じことの繰り返し。　ムダとは思いながら、使わないと、その機能がますます低下することを危惧する母。それに加えて、それなりの地位の官吏の家庭で育った母には、許せないものがあるのだろう。　倒れる前から、同じような光景が繰り返されていたといえばその通りなのだが。

  2005.12.29

  コメント(2)

• ストーブにへばりつく

  　まあ、正確にいうと、ガスファンヒーターなんだけど。父が最近、起きている間中、ファンヒーターにへばりついている。寒いのか。ほとんど、散歩にも出かけていないようだ。まあ、冬だからしかたないかも知れないが。　ワタシが行くと、「あれをとってくれ、これをとってくれ」と、いろいろと注文を出す。ただでさえ動かないので、「自分で取れるものは自分で取れ」と、はねつける。まあ、あきらめるか、ブツブツ文句を言いながら自分でとるかだが。　そして、再びファンヒーターにへばりついている。へばりつくだけで、何をするでもなし。　しょうがないといえば、しょうがないのかもしれないが。もう、まったく日記も書いていないようだし。母も、あきらめたのか、日記については言わなくなったようだ。

  2005.12.21

  コメント(0)

• 帰宅

  　ウチの話じゃないけど、近所のご主人、もう９０歳を越えている。脳梗塞で倒れてから、結局入院していたが、家に戻ってきた。奥さんは、別のところに入院している。もう、２人ともその家に戻ることはないと思っていたのだが、どうしても戻ると、子供（と、言ってもワタシよりもかなり年上だが）にムリを言って帰ってきたらしい。食事は弁当の宅配で。以前は、よく庭に出て手入れをしていたが、当然ムリ。入院したのをきっかけに、庭の木は子供が頼んで、ほとんど根っこから切ってもらってしまった。丹精こめた庭を見て、どんな思いだっただろう。それでも、家に帰りたかったんだろう。離れて暮らす子供にはかなり負担が増えたようだが。

  2005.11.29

  コメント(2)

• 妄想とまでは言わないが

  　きのう、兄が来たのではないか、と、父が何回も聞く。そのたびに母が、カリカリと叱る。　何をやれば、そんな突拍子もないことを言わなくなるというものでもないが、記憶力を鍛えるためにやれと、病院から言われたことを、全くやろうとしない父にあきれ果てながらも、そうなっては困る（特に自分が）と、母が何回も繰り返す。　言われたときぐらい、相手を静かにさせるためにもやればいいのに（この辺はうりぼうずと全く変わらない）、ぐだぐだと、まったく屁理屈にもならない理由を並べる父。これで、母の寿命が縮まっていることは確かだろう。　ホントにやる気につける薬はないものだろうか。　妄想と言えば言いすぎだが、それに近いものは確かに感じられる。

  2005.11.25

  コメント(6)

• デイサービス

  　この間から、父がデイサービスに通い始めた。きょうが２回目。前回はなにか工作のようなものがあったのに、まったくやろうともしなかったとのこと。それでまた母に怒られていた。　でも、行き渋るようなことはなかった様子。そんなにイヤではないみたいなのが救い。母も、息が抜けるのが、一番いいことか。オマエは何をやっているんだと言われそうだが。

  2005.11.14

  コメント(8)

• 起きている時間が長くなった

  　最近、父は、少しは起きている時間が長くなったような気がする。今までは食事をするとすぐにベッドに入って寝てしまうことが多かったが、テレビを見るにしても、床の上に座ってみたりすることが多い。物忘れ（忘れる以上に、周囲のことに関心を持たない）などは、相変わらずだが。まあ、少しは気力が出てきているのかも知れない。　しかし、こんなことを書いていても、自分がそうなったらなにもリハビリに向けての努力をしないかも知れないな。最近の自分の生活を見ていると。

  2005.11.11

  コメント(2)

• ものわすれ

  　最近物忘れがますますひどくなっている。。先日、兄が来たときも、その翌日には来たことを忘れているようだ。言えば、思い出すことは思い出すのだが。　日記も、サボり続け、母ももうあきらめてしまった様子。このまま、坂を転げ落ちるのだろうか。

  2005.10.31

  コメント(2)

• 衰え

  　先日、父親の誕生日。もう７７歳。電話番号を覚えられないと書いたが、以前は好きだった読書にしても、何ページか読むと「疲れた」と言って、ページを閉じてしまう始末。やたらに寝ている時間が長くなっている。もともと、倒れる前からの傾向だったとはいえ。　脳みそに対する刺激をしなくてはならないと思うが、それに対する拒否感の強さ。以前に比べ、あまりうまくアタマが回らないことで、よけいに拒絶感が強くなっているのだろうか。

  2005.10.18

  コメント(0)

• 電話番号

  　父が自宅の電話番号を言えなかった。入院中もそうだったが、あの頃に比べれば、回復も少しは回復しているだろうと思ったが。　もちろん、自宅にいながら、自宅に電話をかけることはないだろうが。一回教えても、数分後には、また忘れている。これで、外出中、なにかあって、電話番号を言えなかったら、世間ではボケと診断されてしまうだろう。　問題は、本人がそのことについて危機感を全く持っていないこと。眠っている時間がどんどん長くなっている気がする。　日記をつけるなどの努力は、相変わらず見えない。

  2005.10.14

  コメント(0)

• そんな世代

  　会社の同僚が、「介護休暇でも取らなければならないみたい」と、話していた。両親とも弱ってきているとのこと。遠方なので、ちょくちょくたずねるわけにもいかず、妹ばかりに面倒を押し付けるわけにはいかないらしい。　もちろん、介護休暇なんていっても、その間は無給になるんだから、厳しいものだ。　同級生でも、父親がガンをきっかけに寝たきりになってしまった。ちょうど、みんな親がそんな状態になってくる時期なのだ。ウチも例外ではない。なんとなく、あと十年ぐらいは大丈夫じゃないかと思っていたのだが、なにか根拠があったわけでもない。　まわりをみていると、父親というのは、だいたい倒れるとリハビリなどを放棄してしまうケースが多いようだ。母親の話によると、近所でも「リハビリなんてやらない」と、宣言して、結局再起できる程度の症状だったにもかかわらず、寝たきりになってしまった人がいるという。あすというより、３０年後のわが身であろうか。

  2005.09.18

  コメント(2)

• 投票したのだろうか

  　そういえば、聞いていなかった。父は投票に行ったのだろうか。行ったとしたら、ちゃんと字が書けたのだろうか。　記号式のものなら、チェックできるんだろうが。　代筆なんて可能なんだろうか。あとで聞いてみよ。　と、聞いてみたら、やっぱり投票には行ったとのこと。自分で書いて入れて来たと話していた。　どうしても、かけない場合は、代筆でもいいのだろうか。その場合はだれが。　小林興起氏の秘書が、虚偽投票をしたというが、２０代の人間が５０代を装ったっていうんじゃこりゃばれるよな。でも、あれだけの大差がついた選挙、一票、二票でどうにかなるわけではない。よほど、精神的に追い詰められていたのか、忠誠心のなせる業か、はたまたアホなのか。

  2005.09.13

  コメント(0)

• 床屋まで

  　なぜか、父が朝から床屋に行きたいとしきりに言う。大して伸びているわけでもないし、しかも２キロぐらい離れたところまで一人で行くと無茶を言う。　結局あきらめさせ、１キロもない、１０００円床屋まで付き添うことにした。待ち時間はなく、きり始めるが、髪の量も少ないので、あっと言う間に終わってしまう。１０００円床屋のシステムなど知らないのか、シャンプーや髭剃りなども期待していたようなので、「こういうものだ」と諭し連れ帰る。　近くの図書館によって、一休みしたあとに家に帰る。さすがにこの距離を歩くと疲れるのか、徐々に体が斜めに傾き始め、歩幅も小さくなり、足を引きずるようになる。「もう疲れた」を連発するが、車椅子も持ってきていないので、とにかく歩かせる。最後は、腕を組んで、体を支えた。　やはり、歩く以外の体操をさぼっているせいか、すぐに歩き方が悪くなり、それが一層疲れる結果を招いている様子。　最初、一人で車椅子を押して遠くの床屋まで行くといっていた無謀さを指摘するが、どこまで、本当にわかったことやら。　相変わらず日記もまじめにつけていないし、母の精神的な疲労が増している。

  2005.09.07

  コメント(0)

• 徘徊じゃないんだけど

  　徘徊じゃないんだけど、父が勝手に歩き回って、母を悩ませている。この間は、暑い盛りに勝手に一人で図書館まで行ってしまった。本を借りてもこないんだから。しかも、本人、帰ってきてからは「熱中症かな、具合が悪い」といって、やるべき体操だの、日記をつける（これは記憶を維持させるために、重要なもの）などの作業を放棄。　また、朝は４時ごろから起き（これは倒れる以前からそうだったが）、新聞を母に届けるという理由で、二階まで階段を上り（これは理学療法士から禁じられていたこと）、母を起こして寝不足にしている。階段の下にバリケードでも付けとくか。　日中は、ほとんど眠っているような感じ。一日中八時間ぐらいは眠っているような。いけばいつでも寝ている。　コマッタもんだ。

  2005.09.05

  コメント(0)

• 名前忘れた？

  　ワタシは現場に居合わせなかったんだけど、父が、子供の名前を忘れたというようなことを聞いた。３人のうち２人。幸い？ワタシの名前はでてきたようだが。　まあ、どんな状況かはわからないし、ワタシがテストをしたときには、孫の名前、８人のうち、一人が危なっかしかったけど、あとは言えたんで大丈夫だとは思うけど。なんか、ちょっとそういうことを聞くたびにドキッとさせられる。

  2005.09.02

  コメント(0)

全114件 (114件中 51-100件目)

< 1 2 3 >