襲撃を受ける
「れん」を庭に出したまま、ずっと付き合っているのも「面倒くさいな」と思い、家の中からちらちらと覗いていた。視界から消えてしまったと思っていたら、突然、バタバタという羽音と、ケケケという金切り声。あわてて外に出ると、黒と白のネコが走り去っていった。あわてて「れん」を探すと、道路の方から鳴き声が。急いで、道に出ると、「れん」が道路を走っているではないか。柵を越えて出てしまったらしい。 すると、どこかのおじさん(おじいさんと、いってもいい歳か)が、「れん」を取り押さえてくれ、「けっこう人になれてるね」といいながら、引き渡してくれた。ほっと一安心。別に、けがもしていなかった。車にでもはねられると大変だし、子供や年寄りにケガをさせても大変だし。これからは、マジメに監視していないといけないなと痛感。家の敷地からは外に出ないと思っていたが、植え込みをくぐったのか、柵を乗り越えたのか。 やっぱり、ネコとはケンカできないか・・・。それほど弱くもないんだろうけど。