うりぼうず

[時事問題、新聞ネタ] カテゴリの記事

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• ジョグジャカルタ

  　インドネシア中部のジョグジャカルタを地震が襲った。Ｍ６．２だから、日本で考えたらそれほど強い地震ではないような気がするが、やはり建物が脆弱なのか。３０００人近い人の死亡が伝えられている。　ジョグジャカルタを訪れたのは、もう２５年ぐらい前になるのだろうか。当時兄がジャカルタに駐在していたので、そこに遊びに行ったときに足を伸ばしたところ。古都だけあって、中心部にも、タマン・サリ（水の宮殿とでもいうのか）という遺跡があり、そこの緑色になった水浴施設（堀？）で、子供たちが飛び込んで遊んでいた。この遺跡も被害を受けたのだろうか。郊外の、ボロブドールやプランパナガットなども被害を受けたとの報道が流れていた。　そういえば、数年前の地震で数万人がなくなり、壊滅的な被害を受けたイランのバムも、９５年に訪れたところ。あそこは、本当に一瞬のうちに瓦礫の山になってしまったが・・・。

  2006.05.27

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• 保険金殺人

  　千葉で、保険金殺人と推定されるとする民事判決が出たとのニュースがワイドショーなどをにぎわしている。　殺し方にもいろいろとあるのだろうが、まんまと大金をせしめた例って多いに違いない。それが表にならなければ、ただの変死、病死として扱われるわけだから。　以前、保険の調査員の知り合いがいた。保険金の申請があった場合、それが適切かどうか調べる人。ある会社の社長が練炭かなにかの一酸化炭素中毒で死んで、遺族にけっこう多額の保険金がおりたことがあったという。しかし、保険に入ってから一年以内に死亡したとのこと。その妻について調べていると、けっこう叩けばホコリが出てくるような人間だったという。ただ、周辺を調べているうちに、「怖くなって、会社にはそれほど不審な点はない」との報告を上げてしまったらしい。そんな判断をしてよかったかどうか、（良くないとしかいいようがない）聞きたかったのであろうか。　こちらも「知り合い」に警察に詳しいのがいたので、それとなく聞かせたことがある。単なる事故として処理されていたらしい。しかも捜査は「適切」として、それを再び調べる必要はないとの結論だとか。　警察といっても、すべてを調べるわけにはいかないだろうし、また、メンツの問題からしても、一度事故として処理したものを、蒸し返すわけにもいかないだろう。こちらとしても、なんとなくアヤシイ程度の材料しかなく、そのままになってしまったが。　けっこう、身の回りに表面化しない重大事件ってあるのではないだろうか。秋田の小学生の死亡にしても、二件目がなければ、単なる事故のまま終わってしまっただろうし（もちろん、偶然２件の事故が続いたのかも知れないが）。

  2006.05.18

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• 組閣かよ

  　新聞の一面に、サッカーの代表選手の一覧が載っている。どこかでよく見るような・・・。そう、組閣人事の時の一覧表。あれと同じ。そりゃ、内閣なんかより、ずっと注目度の高いものだけど。それにしても、ちょっと騒ぎすぎでは？　ここ１０年でこうまでサッカーが騒がれるようになるとは。世間の関心度は、Ｊリーグ発足前の百倍といっても過言ではないだろう。まあ、それまではワールドカップに出たことなかったんだから、しょうがないけど。だけど、あの時代出場国はもっと少なかった。アジア代表といってもイスは一つじゃなかったかな・・・。　日本サッカーが進化したのか、単に出場国の枠が広がっただけなのか。

  2006.05.15

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• 鎮守の森の風景

  　確か、子供の日だったと思うが、読売に、鎮守の森についての記事が出ていた。　うっそうとした森に囲まれた神社というイメージが、最近では一種、日本の伝統的な自然観を象徴するもののように思われているが、実はそうではないというもの。　明治時代初期の写真などをみると、当時の神社などの多くは、松などがちょろちょろと生えているような風景が広がっているという。そう、江戸時代のシステムでは、利用できるものはすべて利用しつくしていた。神社の森さえ例外ではない。下草を刈って飼料とし、古い枝、松葉などは燃料とし・・・なんてことを続けていれば、土壌は徐々にやせていき、松しか生えないような場所になる。神社の森も同じように利用されていた可能性が高いというもの。　そう、豊かな里山の自然といっても、同じように収奪を繰り返したために、松すらも生えないような場所が多くあったことが、やはり残された写真、絵図などからわかるという。　大学に入りたてのころ、嵐山などの松がどんどん枯れていくことに対して、教授が「ようするに、自然破壊をしなくなったから、松が枯れていく」と、冗談半分に言っていたことを思い出す。人間が、周囲の山から燃料や飼料を採らなくなったために、松よりも豊かな土壌に強い広葉樹などが増えたということ。　よく、環境問題に対して、「江戸時代のシステム」が賛美されることがある。もちろん、見習わなければならないことも多いが、決してあの時代の人が自然保護論者で倫理的だったわけではなく、技術がその水準にとどまっていたからというのが、一番正確な理由だろう。そして、江戸末期には、やはり江戸時代の循環システムも限界に来ていたという。それが、明治初期の写真などに残る風景のようだ。

  2006.05.10

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• 大化の改新

  　中大兄皇子と中臣鎌足がクーデターを起こし、専横を極めた蘇我氏を滅ぼしたという大化の改新。まあ、専横を極めたというのは、その後権力を握った側の残した歴史の言い分であって、話半分にきけばいいことなのだろうが。　でも、最近読売の文化欄に連載されている「蘇我氏を掘る」という連載によれば、そもそも首謀者はだれかという時点でさまざまな説があるという。黒幕は事件直後に即位した軽皇子というもの。あるいは、蘇我氏の倉山田石川麻呂（彼は、共犯者だったが、「けっこうびびっていた」なんてのが、昔読んだ子供向けの歴史の本にあった）だったという説。そう、蘇我氏内部の主流派争いだったという説である。その後、石川麻呂も排撃されていったから、「根性ナシでびびった」なんていうのが史書に残されたということなのか。　ともかく、資料が極めて限られている時代。なにが真実だか、決定的な証拠が出てくるわけではないだろう。そうなると、学校、その他で習う歴史というものは、いったいどんなものであるべきなのだろうか。中大兄皇子主犯説というのを、教科書的な真実とされても、それを国民的な常識となっていっていいのだろうか。そうなると、歴史教育なんてものは成立するのか。　試験問題として、一生懸命覚える行為にどんな意味があるのだろう。

  2006.04.28

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• 踊る埴輪

  　朝日の文化欄から。　踊る埴輪として有名な、東京国立博物館の埴輪が、実は踊っていないという説が有力だとか。踊っているのではなく、馬を引いている説が強いとのこと。そーなんだ。確かに、どこかに踊っているなどという説明が書いてあったわけではない。でも、あのユーモラスな顔といい、しぐさといい、まさに踊っているのだが。　出土地では、「踊る埴輪の里」として売り出しているのに、困惑とか。　でも、あの格好をみていると、「踊る・・・」と言われていたでいいのかなとも思うが。　それにしても、そもそも考古学や歴史関係の新聞社の体制、もちろん、人員の関係でやむをえないのだが、考古学に偏りすぎている。それも、新出土といった類のものに。この傾向は、あの高松塚に始まることのようだが。　とにかく、何か出れば、それへのそのときの解釈が付けられ、一般には、出土時の解釈がそのまま一般に流布されてしまう。その後、その素材に対する研究が進めば、「それほどのものではなかった」「まったく別のものだった」なんてことがあるのに、それらは伝えられない。あの旧石器だって、発見時の報道だけで、その後の検証などが行われていないのに、それがほとんど看過されてきたことでキズが深くなったのに。　踊る埴輪にしても、専門家の間ではそういう説が強くなっていても、一般人のところには、そのニュースが届くことは滅多にない。　そして、考古学だけが専門記者が置かれるのに、それ以外の歴史の分野では、専門記者など存在しない。これこれの学説が注目を浴びているなんていっても、文化面の片隅にちょっとでも出ればいいぐらいのもの。　難しいといえば、難しいが。

  2006.04.20

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• 博物館の存在意義は・・・

  　きのうの朝日の文化面の記事から　「ようこそいらっしゃいました」午前９時、並んだ学芸員が入館者に向かって一斉に頭を下げる。さいたま市にある県立歴史と民俗の博物館では、今月からデパートなどでおなじみの朝の出迎えを始めた。　「博物館をめぐる状況は極めて厳しい。お客様への感謝と、私たちの意識改革も目指しています」と高橋一夫館長。この日は客寄せに、学芸員自らが獅子舞を踊る光景も見られた。　という、書き出しで始まる。要するに、財政状況が厳しくなるなか、埼玉県では県立の博物館が八つから４つに統廃合されるなどの事態に陥っているとのことだ。　でも、デパートみたいに、「いらっしゃいませ」なんてやって、どうするというのだろう。個人的にいえば、開店時間のデパートに行くのは嫌いだ。なんといっても、あのあいさつ。あんなあいさつをされたら、こちらが困ってしまう。手を上げて、「お迎えご苦労」なんてポーズでもとれというのか。かといって、人の挨拶を無視するのも気がひける。　だいたい、学芸員というのは、本来大学の研究者と同じようなレベルで研究をするのと同時に、展示などについても、専門的な知識を発揮するのが仕事だろう。そんなことをしているヒマがあるのだろうか。そもそも、博物館を訪れる人がそんなサービスを求めているとでも考えているのだろうか（いや、世の中広いから、求めている人もいるかもしれないが）。　そんなことをする暇があったら、ガイドツアーのようなことをもっと充実させてくれた方がなんぼかマシじゃ。　それでは、一銭の利益にもならない図書館など、どう位置づけるのか。図書館でも「いらっしゃいませ」なんてやるのか。もちろん、貸し出しのカウンターなどでの常識的な言葉遣いなどは必要だけど。　そう、図書館が無料でやっているのだから、博物館も入館無料にすればいい。だいたい、今の博物館の入館料収入など、電気代すらカバーできないところが大半のはずだ。それなら、無料にして敷居を低くして、入館者を二倍に増やした方がよっぽどいい。　図書館があることによって、日本の本の読者人口がどれだけ増えたことか。もちろん、タダの貸本屋といわれる状況があることも知っている。しかし、それでも一般市民の知のレベルの向上に貢献している部分は大きいはず。博物館だって、知のレベルの向上という、重大な役割があるではないか。　　記事自体は、この「あいさつ」の風景について、特に肯定も否定もしていない。ただ、博物館をめぐる風景の変化として、提示したのだろうか。もちろん、こういった事態を招いた背景のハコモノを乱造した行政の責任は免れないが・・・。　　

  2006.04.12

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• 前原辞任

  　なんとまあ、あほらしい。とうとう辞めてしまった。あれだけ永田に振り回されて。そもそも、最初に永田が辞職を口走ったときに、素直に辞めさせていれば、こんなことにはならなかったのに。　下手に自分たちに波及しないようになんて、姑息なことをしたばかりに。　個人的には、前原路線には非常に危惧をしていたので、辞任してよかったと思っているのだが。　でも、これから永田なんてどうするんだろうね。再び議員に当選することなんてないだろうし。前原だって、議員は続けるんだろうが、これだけ惨めなやめ方をしたら、後はないだろう。下手をすると、次当選できないかも知れない。　でも、なんとなく前原、永田といったのが気に食わないと思う心理の中に、自分より若いということがあるんだろうな。歳を食ったもんだ。

  2006.03.31

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• 教科書問題・家族編

  　教科書検定といえば、歴史問題がほとんどだと思っていたが、最近では家族の問題が槍玉に挙げられていると、毎日新聞で取り上げられている。　最近では、ペットも家族の一員と思っている人がいることや、母子家庭、父子家庭、さらには同性愛者のカップルなど、家族の形が多様化していることを取り上げる傾向に、検定が待ったをかけているというもの。　自民党の保守派あたりが、最近ジェンダーなどで攻勢をかけていることによるものなのだろう。　でも、母子家庭、父子家庭なんてものは、昔からあるもの。両親がいて、子供がいて・・・・そんな家庭を標準家庭として、推奨したからといって、その先にいったい何があるというのだろうか。家族像なんてものは、古代から一定だった訳でもないだろうに。　一つの形式ばかりを、これが正しいなんて言ってどうするんだ。同性愛だって、日本の伝統ではキリスト教文化圏に比べてはるかに寛容に見られていたはずだ。これこそ、日本文化じゃないか。　そもそも、日本の保守派は、日本の伝統文化に無知すぎる。彼らの日本といえば、葉隠れのような形骸化してしまった武士道と、明治国家がゆがめた日本でしかないのだ。　ああ、熱くなってしまった。

  2006.03.30

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• 八重山商工敗れる

  　八重山商工、いい試合をしました。「いい試合」というと語弊があるかもしれない。なんせ、横浜６安打に対して１４安打も放っていて負けるんだから。　でも、しょっちゅう甲子園に出てきている横浜と、日本で一番南の、練習試合一つとっても、大変な高校。「どちらが勝つべき」なんて、関係ない人間が言うべきことではないが、この試合、やっぱり勝つべきは八重山商工だったと思ってしまう。自分のコドモが横浜で出場でもしていれば別だろうけど。　数年前に石垣に行ったとき、地元の人と話したときに、沖縄とひとくくりにされるけど、沖縄本島と八重山はまったく別なんだということだった。言語学的には、日本語と沖縄本島語（そんな言い方はしないのだが）との距離と同じぐらい、沖縄本島語と八重山語の距離は離れているという話を聞いたことがある。

  2006.03.29

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• 優勝オメデトウございます

  　ＷＢＣも、最初はなんだかよくわからない大会と、いった感じでしたが、あの、ボブのタッチアップ判定以来、俄然盛り上がってしまいました。ほとんどサッカーのワールドカップに近くなってきた感じで（日本では）。　アメリカの敗退も、「われこそは世界」といわんばかりのアメリカに、猛省を計るチャンスとばかりに、テレビでは識者がほとんど、イラクでの失敗と同列に論じられておりました。　まあ、アメリカでは、この大会はほとんどなかったことになってしまうのかもしれませんが。　それにしても、今度の優勝メンバー。松坂、里崎、西岡、川崎、松中、小笠原、渡辺俊・・・。主力はほとんどがパリーグの選手たち。大リーグの二人にしても、パリーグ育ちのイチローと大塚。日ごろ、虐げられているパリーグファン（昔はワタシもそうでしたが）も、二重の喜びに浸っているのではないでしょうか。そういえば、純パの会なんてのもありましたが。　あの、巨人からは、上原だけ（さすがに、彼のピッチングは一級品でしたが）。アメリカと同様、おごれるもの久しからずなんでしょう。

  2006.03.22

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• １６言語

  　先日の朝日新聞の日曜版より。世界の言語はどれくらいあるか。言語学界で有名な某サイトによれば、６９１２。しかも、日本では、アイヌ語のほか、奄美大島語、中部沖縄語、徳之島語など、１６言語が使われていることになっているという。　南西諸島の言語が細かく分かれているが、津軽語、薩摩語、京都語・・・なんていうふうには分類されていないのだろうか。　スウェーデン、デンマーク、ノルウエー語などは、お互いには話しても９割がたわかるそうだが、同じ言語ではない。要するに、自分たちが違う言語だと主張すれば、違う言語になるわけ。あれだけ激しい民族紛争を巻き起こした、旧ユーゴのクロアチアと、セルビア。あのクロアチア語と、セルビア語も、言葉自体はほとんど差がないという（ただし、使用文字が違う）。　要するに、政治によって、言語の数は、言語学＋政治によって決定されることになる。　この分類だと、江戸時代の日本など、いったい、いくつの言語があったことになるのだろう。

  2006.03.22

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• 国籍

  　野球の国別対抗戦。考えてみたら、王監督って、日本国籍はとったのだろうか。いや、サッカーのジーコがいるんだから、そんなことどうでもいいんだけど。　そういえば、トリノオリンピックで、荒川が金をとったとき、日本で初めて、アジアでも始めてというのがあった。これはアジア人ということなのか。アジアに属する国の国籍保有者ということなのか。そういえば、伊藤みどりのころの、アメリカのフィギュア選手で、クリスティン・ヤマグチという選手がいた。この人も金だったよな。日系アメリカ人。彼女はアメリカ人だが、アジア人でもあるというのだろうか。まあ、そもそもアジアって何といわれると、西はレバノン、イスラエル、トルコから、南はインド、スリランカ、一体どんな共通点があることやら・・・。　フィギュアのペアでも、井上選手もいたよな・・・。彼女は何人と分類されるのだろうか。いくら、日本国籍をとっても、サッカーの三都主選手は、何人というべきなのか。　そう、プロ野球に話を戻すと、生涯記録ホルダー。王選手はもちろんのこと、最多安打記録は張本選手。もちろん、在日韓国人だ。最多勝を初め、投手部門でそのほとんどを持っているのは金田投手。彼もしかり。盗塁記録を持つ福本選手も、そうだと聞いたことがある。遺伝子からいえば、連続試合出場の衣笠選手も、米兵との混血だ。　別にだからどうのこうのというわけではないが、なんで国別対抗（野球だけでなく、サッカーも同じだが）ということにあれだけ興奮してしまうのか。ワタシも野球もサッカーもキライじゃないけど、危ういもんだな。

  2006.03.20

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• ＷＢＣ

  　ＷＢＣなんていうと、ボクシングだったような気がするけど、いつの間にか、野球のものとして定着してしまった。　それにしても、たかがスポーツなのに、どうも危険なものをはらんでいるような感じがする。　なんで韓国とやると、どちらもヘンに熱くなってきてしまう。イチローなんてもっとも冷静にこういう場所に立てるような気がしていたが、なぜか一番熱くなっている。それも妙な方向に。　たかが、スポーツだが、こういったものが積み重なって醸成される気分。けっこう危ういものがある。会社で見ていても、なんかに妙な自信過剰のような意見を吐くヤツが増えているようだし。　ネットの書き込みなんかを見ていると、ホントにひどいし・・・・。まあ、キューバとだったらお互いにそういう事情がなさそうなので皆さん冷静になりそうだけど。

  2006.03.20

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• ワシントン条約

  　とんでもない記事が出ていた。西日本新聞の記者が、ワシントン条約で輸入を禁じられていた亀を飼っていた。そこまでなら、どこでもありそうだが、売った店のオヤジがタイホされ、それでアブナイと思ったのか、証拠隠滅を考えたのか、カメを殺してしまったとか。なんちゅうヤツだ。新聞では「カメが好きだったので、禁止されてるとはしりながら・・・」。好きだっただと？。なんでそれを殺すんじゃ。　ホントに新聞記者というのは、一般人よりも倫理観が低いんではないかと思っていたが、見事にそれが立証されてしまったような事件でした。　西日本新聞さん、ぜひ、懲戒免職に。

  2006.03.19

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• 外国語

  　先日、某アジア系言語をあやつる知り合いが、その国の人びとが集まるパーティー（集会？）に出席、戻ってきたとき、「いや、2時間も話していると、脳みそが疲れちゃって・・・」と話していた。　もちろん、知人クラスになると、その言語を一旦日本語に直さなくても、その言語で会話ができる。かなりの使い手のはず（あんまり確認する手段はないけど）。　それほど、異言語でのコミュニケーションは、疲れるものらしい。姪のように、ほぼ完全に生まれてからの生活環境の中で獲得されたバイリンガルになれば、その辺の苦労はないようだが。（複数の言語を身につけると、第三、第四の言語を身につけるスピードもかなり速くなるようだ）　外国人妻による犯罪が、ここのところ2件続けて起こった。もちろん、本人の資質もあるのだろうが、生活習慣の違いもあるだろうし、日々暮らしていく上での、コトバの問題も大きかったのだろう。たぶん、どちらのケースも、配偶者が妻の側の言語は、あまり話せなかったのではないだろうか。いや、話せたとしても、あまり使わなかったのかも知れない。「脳みそが疲れちゃった」てこともあるんだろうな。　豊かな国ニッポンのイメージは、大都市の中にあるのだろうが、どちらも、大都市とはとても言いがたいような環境。期待とその反動の大きさとか・・・。

  2006.03.14

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• 飲酒、喫煙、出場辞退

  　それにしても、いくら高校生とは言っても、なんでこう「結果の予測」ということが出来ないのだろうか。　狭い地域の中では、偉業をなしとげれば、ものすごい注目を浴びることはわかっていたはず。こっちが知らなくても、向こうは知っていることを。　しかも、一時は優勝を取り消されるのではと思われるような事態になったことを、よもや忘れることはないだろう。　それにしても、警察に連絡した人間は、なぜ別の方法をとれなかったのか。一度警告するとか。もちろん、世の中やさしい人間ばかりではないだろう。ねたみを買ったのかも知れない。いや、単純な正義感ということもあるかも知れない。　まだ春でよかった。なんていうのは、所詮は関係ない人間だからか。

  2006.03.03

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• 続・永田

  　辞意というからやめるのかと思ったら、入院だって。ふざけるのもいい加減にしなさいヨ。それも、よりによって伊藤公介氏の政倫審の日にぶつけるなんて。アホじゃないか。　それにしても、自分たちにも火の粉がかかるからと、表に出させようとしない、野田、前原。救いようがない。三人まとめておやめなさいといいたい。ああ、久しぶりにまじめに怒ってしまった。自民党なら、別に怒らないんだけど。

  2006.02.24

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• 永田議員辞職

  　なんなんだ、この男は。いや、この男に限らず、野田にしろ前原にしろ。こんないい加減なことってあるか。　本当にこの民主党という政党に愛想が尽きた。やめるならやめるで、ちゃんと会見ぐらいしろってんだ。何が間違ってこういう事態になったのか。　あの前原の中国脅威論にしても、仮に脅威であったにしても、その伝え方というものには、どうすれば政治的な効果があるか、考えてからしなければならないのに、安部ごときに対抗するためだろうか、タカ派色を出す競争のようなことをしたり、政治的センス、ゼロ。今回のことにしても、もっと早くから危ない情報だとわかっていれば、党首討論のときに「証拠を出すから」とか、「あすをお楽しみに」といった類の発言など、恐ろしくてできないはずだろう。　ホントに民主の若手って、空虚で中身のない連中が多い。ホントに自民党の爺さんたちの方がよっぽどマシ。　ああ、本当に腹が立った。

  2006.02.23

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• 　人を呪わば・・・

  　きのうＮＨＫのニュースを見ていたら、トリノ五輪の新種目、スケートのパシュートで、ノルウエーの選手が転んで日本が勝ち残ったところで、現地のレポーター（正規のアナウンサー）が、「転びました、転びました」と、とってもうれしそうにリポートしていた。　「なんと下品なアナウンサー。ＮＨＫもここまで墜ちたか」と、コドモと話していた。ところが、一夜明け、今朝のニュースで、同じ種目で、日本が転倒し、メダルを逃したとか。　選手にはまったく罪はないが、きっと、あのリポーターの下品な騒ぎ方を見て、神様が（とは思わないが）転ばせてしまったのではと、思ってしまった。　やっぱり、「人の不幸を喜ぶようなことはいけません。神様がみてらっしゃいます」とでも、言っておこうかな？

  2006.02.17

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• ニート、フリーター、正社員・・・

  　最近、ニートだとか正社員の採用の減少などがニュースになることが多い。これがいつごろから問題になっているか、よくわからないが、個人的な記憶がある。　もう１０年以上前になるが、仙台で合同企業説明会があった。秋だったから、決まる人間はとっくに決まっている時期である。バブルが崩壊したあとで、就職氷河期に向かっていた時代。東京などから流れてくるニュースでは、「もう１００社以上回ったのに内定がとれない」などという大学生の話が伝わってきていた。　ワタシはもちろん、そのとき学生ではないし、はたまた求人側の企業関係者としてその会場に行ったわけではない。単なる野次馬として行っただけだ。　そこで、何人もの学生に話を聞いてみた。「何社ぐらい回ったの？」。当然、この時期なのだから百社とか、そんな話が返ってくると思っていた。しかし、ほとんどが「初めて」とか、「２，３社」といったものばかりだ。　学生たちの中には茶髪もけっこういた。今でこそ、茶髪の就職活動もそれほど珍しくもないかもしれないが、当時のわたしにとっては茶髪で就職活動をするなんて信じられなかった。信念でやっているのなら別だが・・・。　求人側である企業関係者にも話を聞いた。もちろん、忙しそうなところは避けて。ヒマなところ、要するに、あまり人が来ないところだが、「別に茶髪なんて気にしません。来てくれるのならば・・・」。そう、氷河期でも、人を求めているところは求めていた。しかし、来なかった。　今の学生と当時の学生は違うが、要するに、あまり働く気がない学生たちが一杯いたのだ。「百社以上回った」なんていうのは、ごく一部の意欲的で、しかも門戸が狭いところばかりを狙っていた学生の話だったのだ。マスコミがそんな部分だけをフレームアップして伝えていただけだったようだ。　そのころワタシが話を聞いた連中も、もう３０歳をとうに過ぎているだろう。今頃どんな職業生活を送っているのだろう。　こんなことを書いてると、エラそーだが、ワタシも一年目で職が決まらず就職浪人した口。二年目も、秋までほとんどなんにも活動せず、十一月になって決まった口ですが・・・。まあ、バブルの前だったけど。

  2006.02.12

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• 三越の焼きそば・追伸

  　妊娠問題が世間を騒がしているが、ふと、思い出してしまった。あそこの二女が、ウチの娘と同い年。昨年の秋、学校見学の一貫として、奥様があそこの家の娘さんが行くと思われる学校まで見物に行ったときのこと（なぜか、子供たちは行っていない）。　焼きそばを焼いていたという。どこの学校でも、そこの父母らの活動状況に関心のある奥様は、尋ねた。「こちらでも、保護者が焼きそば焼いたりするんですね」と。しかし、帰ってきた返事は「いいえ、三越の人です」「・・・・」　そうか、三越には焼きそば部門もあるのか。ここの親は焼きそばなど焼かないのか。そこで、ウチの奥様、場違いを感じたとか。　追伸　でも、「子供たちをみていた限りでは、地味だけど特にほかのところとそんなに違いはなかった」とか。当たり前か。今の社会で、しかも普通に開かれているんだから。

  2006.02.09

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• 仲人さま

  　いや～、ナベツネ様が、ライブドア新社長の仲人をやっていたとは。世の中オモシロイ。なんでも、ナベツネ氏がワシントン支局長をしていたときに、平松氏が支局の助手をしていたとか。まさに縁は奇なもの・・・。　さて、ライブドア事件をどうみるか。まあ、言われている容疑が事実だったとしても、こういった、株をめぐるさまざまな事件。決して今に始まったことではないだろう。昔、乗っ取り屋なんてものはよくあった。ニュージャパンの横井なんてのもいた。今や東急グループとして名をはせている五島にしても、その始まりは強盗慶太なんて言われていたんだし。堤康次郎だって、ピストル堤とか。ようするに、今は上品な顔をしていらっしゃる方々も、先代、あるいはその前あたりには、とんでもない連中がいたわけだから。　同じように株主をだましたのなら、堤義明だって、カネボウ経営陣だって、みんな同罪なんだから。ただ、彼らとホリエモンが違ったのは、一種のアイドル的に持ち上げられたかどうかといったところぐらいではないだろうか。　それにしても、あのコイズミという人物。なんでこういう場合に必ず開き直るという対応しかとれないのか。人生いろいろの時も、靖国でも、こんなホリエモン程度のことなら、見る目がなかったとでも言って置けばいいものを。やはり、この人物に反省を求めるなどということはもとよりムリな注文なんだろう。

  2006.01.26

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• 山村文化の抹殺

  　毎日新聞の夕刊に牧太郎氏のコラム「キレの良いのが珠にキズ」というコラムが載っていた。豪雪で孤立している新潟、長野県境の秋山郷がテーマだ。４０年近く前の秋山を取材したときの経験を書いている。そして、昨年再訪したときの感想も。　そこで、二人の児童に教師、用務員が一人づつの分校をみて「ゼイタクな行政サービスが異常に思えたと書いている。　そしてこの冬。「この地域に投入されるインフラ費用は・・・家代々の土地を離れろ！とは言わない。だが、代々の畑を通勤耕作して、家屋は平地に集団移転する方法はないのだろうか（中略）。豪雪僻地で高齢化が進み、国自治体の彼らを支える財政は底を突く。集団移転の知恵を考える必要があるのかもしれない。自然との闘いは永遠に続くのだから」と、結んである。　ワタシも秋山郷には何回も足を運んだことがある。秋山郷に限らず、豪雪地の山間地の集落までの除雪に、自治体などがいかに苦労しているかも知っているつもりだ。財政的にも厳しいのはわかる。　しかし、経済合理性にあわなければすべて切り捨てるという発想。竹中平蔵あたりが言うのならわかるが。秋山郷などを取材した経験のあるジャーナリストが書くとは思わなかった。　平家の落人部落とも言われる（まあ、あまり根拠はないと思うが）秋山郷には、さまざまな民俗文化が根付いている。ワタシが通ったころにも、焼畑（もちろん、実際に収穫を上げるというより、習俗、技術の保存のためだろうが）などもやっていた。日本の山村には、平地の稲作民とは全く違った文化が存在する。それを、簡単に「絶滅させる」ことに、牧氏は疑問を覚えることはないのだろうか。通勤耕作なんていうが、そんなものがまともに続くなんて本気で思っているのだろうか。そんなものは、十分な収益が上がってこそ成立するもの。　山村の文化は、モノは博物館に、習俗はビデオに収録すればそれでよしとされるものではない。そこに生きた人びとが継続することによってのみ、生命が与えれれるものではないのか。　例えが適当ではないかもしれないが、絶滅危惧種がいるために、大規模な公共事業が中止されたことなど、枚挙に暇がない。あれだって、市場原理主義者からみれば、きわめて愚かなことにうつるかも知れない。しかし、いくら不景気が続いたからといって、日本はそこまで落ちていないし、余裕だって失っていないはずだ。　「集団移転」の原理を進めれば、三宅島なんて無人島にして、米軍の訓練場にでもすれば、合理的だろう。いや、日本中の離島、山村をすべて強制的に移転でもさせれば、さぞやお国は富み栄えるだろう。いや、めでたいこと限りない。

  2006.01.18

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• 内申

  　きょうの読売に、中学の内申書の話が出ていた。市進によれば、学校の英語の評価で５をもらった生徒の、模擬試験の結果をみると、偏差値で７０台から３０ぐらいまでの開きがあったという。これは、以前神奈川県でも問題が指摘されたこと。　ようするに、絶対評価で、センセイがどんな成績をつけても、理論的には正しいがゆえに生まれた結果。　これで、内申重視の流れがあった（これで内申の比重が下げられるかもしれないが）が、やっぱり内申なんてみなければいいのだろう。テストの一発だけでもかまわないのではないだろうか。　その点、中学入試で内申をまず見ないというやり方は正しいのだろう。

  2006.01.14

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• 豪雪・秋山郷

  　豪雪のニュースで、秋山郷が映し出されていた。大雪のために、集落が孤立してしまったとのこと。　新潟、長野県境の津南町から栄村にかけて、二つの県にまたがる地域の名称。鈴木牧之の北越雪譜に描かれていることでも知られ、山国の長野県でも秘境中の秘境と呼ばれたようなところ。かつて、長野県にすんでいたころ、何度も訪れたことがある。　そのころ、ウチの奥様と、二月の半ば、ようするに一番雪の多いころに秋山郷に出かけたことがある。ワタシのボロ車で。　道路の消雪パイプといえば、道路の中央からちょろちょろと噴水のような水が流れるのを想像するのだが、津南町の国道１１７号から、秋山郷へ向かう道の消雪用の水はちょっと違う。用水路をあふれさせたような水が坂道をザアーと流れ下っているのだ。そのぐらい流さないと、この辺の雪は除去できないぐらいすごい。　まあ、こんな装置？のおかげで、けっこう車はスイスイと進んだ。すると、ちょっと先に道路の上にシャーベット状の雪があった。まあ、溶け切れない雪が残っているのかなと、車で突っ込んだ。　シャーベットが残っているなんてものじゃなかった。深さ、４０センチぐらいにシャーベットが流れきれずに堆積していたのだ。あの用水路のような水流でも流しきれずに、そこにタマってしまっていたのだ。　車は進むことも退くことも出来なくなってしまった。ヤバ・・・。こんな日に、車は滅多に通るものではない。ドアを開けようとすると、なんとかあいた。しかし、ほとんど、車内にシャーベットが流れ込もうかという高さだ。どうなっているか、外に出る。こんなところにくるのに、長靴一つ積んでいない。なんという甘さ。靴下までぬれると、あとがどうしようもなくなるので、靴下を脱いで、そのまま靴をはき（雪用の靴だが、シャーベットは想定していないので、当然靴の中は水（氷）びたし。スコップ（これくらいはつんでいた）で掘ろうにも、相手はシャーベット。どけたところにすぐに流れ込んできて、まったく意味をなさない。　一時間ほどして、反対側からようやくバスが来た。しかし、反対側のシャーベットの手前でストップ。さらに３０分ほどして、ようやく除雪車がくる。シャーベットが詰まっている部分を押し流すことで、ようやく救出された。　結局、このあと、さらに雪は強まり、目当ての宿泊施設までは到着できず。村役場の人のあっせんで、近くの民宿に収容してもらった。　秋山郷のみなさま、お世話になりました。　　このあと、夫婦で「なんであのシャーベットに埋まっているところを写真に取らなかったのか」とばかげた後悔をしていました。でも、そのときは、とてもそんな余裕ありませんでしたが。　今回の豪雪で孤立してしまっているようですが、さすが昔から慣れているのか、テレビでは気丈なことを話していらっしゃいました。だけど、あのころより一段と高齢化も進んで、大変なことと思います。　以上、豪雪の思い出でした。

  2006.01.09

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• 親子４人の死

  　秋田の泥湯温泉での一家四人の死亡。本当に気の毒としかいいようがないし、そして、危険な場所へ、観光客が入らない措置が取られていたかどうか、さまざまな問題があるだろう。　そういった問題とは別に、考えた。妻と子供２人が倒れている。そこが硫化水素がたまっている場所だと気づいたのだろうか。気づいても、なお、助けるために飛び込んだのか。危険を承知で行ったのだろうか。　もし、危険がわかっていて、冷静に飛び込まなければ・・・。父親が死ぬことはなかったのかもしれない。しかし、一生そのことを背負っていかなければならなくなるだろう。　さすがに、天国で一家四人仲良く・・・なんてことを考える歳ではないが、そう考えるのもいいのかも知れないと思った。危険を知ってしまった場合、自分ならどうするか。非合理的な考え方も、人間には必要なのかも知れない。

  2005.12.30

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• 10大ニュース

  　１０大ニュースの季節。読売新聞の読者が選ぶ１０大ニュースを見ていて、「また今年もか」と思う。トップはアメリカのハリケーン被害。　そりゃ、当初は何万人とか言われたが、犠牲者は最終的には１３００人ぐらい。それが少ないとか言うわけではないが、４位だか５位のパキスタン地震は犠牲者が７万人を越すとも言われている。　何十倍もの犠牲者を出した方が、ランクは下なのか。　日ごろの報道の偏りのせいなのか。「読者」と言うことで、単に、ニュース価値を見る目がないということなのか。　ほかにも、米ブッシュ政権の２期目がスタートなんていうのや、スペースシャトル再開なんていうのが入っていた。ブッシュ政権二期目は、それなりに重要なことだが、昨年の十大ニュースで、すでに再選が選ばれているのだから、スタートはそりゃ当たり前のこと。再選されたのにスタートしなかったら、そりゃ天下の大ニュースだが。さらに、スペースシャトルがそんなに重要なことなのか。イスラエルのガザ撤退など、はるか下の方なのに。ついでに言えば、野口さんのシャトル搭乗なんてのが、日本の十大ニュースの方に入っていた。　別に野口さんをくさすわけではないが、高々、アメリカの船に乗っただけだろうが。日本人初というわけでもなし。　ハリケーンとパキスタン。単に十大ニュースに入った、入らなかったということだけではない。やはりきょうの紙面には、国際援助の問題として、アメリカが求めてもいない援助が、各国から寄せられているのに、パキスタンには必要額が寄せられない現実が。　先進国の被災者だと、親近感があるが、パキスタンの山の中など・・・ということなのか。命の重さの違いが何十倍もあるということ。人々の意識の上で。それを醸成しているのが、報道なんだろうな。別に今に始まったことではないのだが。

  2005.12.24

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• アネハネハ

  　ハメハメハついでに、♪ギソウの国の大王はその名も高きアネハネハなんて歌も職場では歌われてましたっけ。　でも、証人喚問を（いい加減ですが）みていた限りでは、所詮彼は下っ端。濡れ手で粟のモウケのほとんどは、小嶋とか、総研の内河とか、そっちに流れたんでしょうから。　それにしても、あの姉歯という人物。ホントに変なヤツ。あれだけ淡々と喚問に対処する人間も珍しい。もう、観念しているのか。もともとそういう人なのか。ギソウもああやって淡々とこなしていたんでしょうか。

  2005.12.14

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• 塾講師殺人

  　学習塾内で、講師が生徒を刺し殺すなんて、またとんでもない事件が、京都で起きた。もちろん、講師が聖人君子とはだれも思っていないが、少なくとも普通の人間ではあってほしい。　原因はわからないが、口論になったとか。口論ぐらい、そりゃ起こるだろうが、なんで。 朝日新聞のサイトによれば、出刃包丁で刺したと言う。果物ナイフならば、そりゃおいてあるかもしれないが、出刃なら明らかに計画的だろう。そして、容疑者は同志社大学生で、以前、学内で窃盗事件を起こし、さらにとめようとした警備員を殴り強盗傷害で逮捕されていたとは。本当に現在も学生なのか。退学処分になっていたのか。　塾は、別に教室一つだけの個人的なものではないようだが、どのような採用の形態をとっているのか。学生証だけ見せればそれで簡単に採用しているのか。過去にそのような犯歴があってもフリーパスで採用できてしまうものなのか。　もちろん、「これでは安心して子供を塾に通わせられない」なんて、思うことはないが。でも、殺人になることはなくても、性的な事件は水面下ではそれなりの数、発生しているのではないだろうか。学校であれだけ性的な事件が発生しているのだから。学校と同じ程度危険なことは確かだ。　子供の危険は、通学路だけではない。

  2005.12.10

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• 通学路

  　通学路での事件が立て続けにおこった。先日、新聞をみていたら（どこだか忘れた）今まで、交通安全の観点から選んだ通学路が多かったが、これからは車の通行量が多くても人通りの多い道を考える方が・・・という主旨の記事が出ていた。　確かに、２件続くといろいろな反応が出てくるのはやむを得ないであろう。ただ、同じように子供が死亡する事件であっても、誘拐などに比べると、交通事故による死亡では、報道量が圧倒的に違う。集団登下校の子供の列に、車が突っ込むなんて、よくあるではないだろうか。もちろん、集団でもバラバラでも子供の交通事故に関するリスクは変わらないような気がするが。　ここで、二つの事件に過剰に反応して、交通事故に遭遇する危険の高い道を通学路にするなどというのは、ちょっと違うのではないかと思う。　だいたい、今度の事件についての学校危機管理コンサルタントなる人のコメントで、「共働きの家庭の子供は、８時でも９時まででも、学校で預かるシステムを構築すべきだ」なんていうのがあったが、普通の放課後学級でさえ満足に整備できない国が、なんでそんなことまでできると言うのだろうか。コンサルタントなんて職業ならば、もっと実現の可能性のある提案をしなければならないだろう。　また、「道草の楽しみ」を子供から奪うのも、それはそれで大きな問題ではないか。もちろん、地域などによって事情は異なるだろうが。

  2005.12.07

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• 電車の先頭車両

  　どこの新聞だったか、きのうの投書は笑えた。　最近、増えてきている女性専用車両。なぜか先頭か末尾の車両ということになっている。そこで投書した男性。鉄道オタクらしい。眺めがいい先頭車両に乗りたくて困っているらしい。ムリしてのって怒られたとか。切々と、かぶりつきのような先頭車両の最前列にのって、前の景色をみたい心情を訴えていた。　実はワタシもけっこう先頭車両の景色って好きだ。片側の景色だけ見ていると、見落とすようなものも、けっこう先頭なら両側を見通すことができる。鉄道が好きというより、沿線の景色に新しい発見があるのが面白い。さすがに通勤電車では、見慣れすぎているせいか、本を読んでいるか寝ていることが多いが、旅行などの時は、けっこうマジメにそとの風景を見ている。　同じ光景が広がるはずの通勤電車でも、沿線のナシ畑（田舎なんですな）を見ているだけで季節も感じられるし。　でも、女性専用車両に乗り込む根性はさすがにナイ。

  2005.12.03

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• はやぶさ

  　３億キロ（だったけ）のかなたの小惑星「イトカワ」に向かっていたハヤブサくん、またトラブルみたいだけど、考えてみればスゴイこと。そんな小さな星に着陸して、石のかけらを取ることに成功まではしてるんだから。　そんなに遠いと、地球から指令を出しても、それを受け取るまでにいったい何分かかることか。光が一秒で２８万キロぐらいだから・・・１０００秒以上かな（計算できない・・・）。　ワタシなら、石を採取するといっても、マジックハンドのようなものから、ハンマーを持った手が伸びて、かけた石をやはりマジックハンドで拾うといったことしか思い浮かばないが、なんか、銃弾のようなものを打ち込み、そこで舞い上がったカケラを持ってくるとか、それなりに柔軟なアタマのかたがたが考えているんだろう。　中国の有人飛行に比べれば、ちょっとチープな感じもするけど、こういった精密な飛行計画では、やはり日本の技術なんかが生きるような気がする。（別に中国がたいしたことないなんていうつもりはありません。日本の今のロケットでは、有人飛行なんてほとんど特攻隊に近いようなもんでしょうから）。　別に、国威発揚とかそんなことは別として、無事にお帰りになって下さればと、お祈り申し上げております。　でも、今度のハヤブサの実験なんて、スペースシャトルがどうしたなんてことより、もっと日本で騒いでもいいような気がする。シャトルなんて、所詮はアメリカの乗り物に便乗させてもらっているだけじゃないの。高いカネ取られて。

  2005.11.30

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• しみったれ家族

  　毎日新聞の書評欄に、すごいタイトルの本が出ていた。「しみったれ家族ー平成新貧乏の正体」だって。　その評は「深夜子連れで居酒屋を訪れる夫婦、１００円ショップでかごいっぱいになるまで商品を詰め込む親子、コンビにの前で何時間もたむろしている若者、夜間のディスカウントショップで生活用品や役に立たないおもちゃを買いあさり、食事はほとんどジャンクフードという人々・・・。」だって。著者たちは、それをひたすらだらしなく、向上心もなく、そして精神の貧困と斬っている。　でも、これ、わかるような気がする。確かに、夜中の１時、２時の深夜営業のスーパーでも、よくなんでこんな時間に子連れで来るのかという家族を見る。かつて、コドモ連れて公園デビューしたころも、その予備軍的なのも見たような気がする。　いい、悪いではないが、中学受験を志す親のかなりの部分は、このような層と子供を一緒に教育させたくないと思っているのではないだろうか。そこに、さまざまな問題があるにせよ。　同じページに「下流社会～新たな階層集団の出現」なんて本の評も出ていた。これも、下流を単に収入などではなく人生に対する意欲の弱まりで、所得の低下はその結果として生じるとしている。どちらも同じ内容なんだろうな。

  2005.11.27

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• 節約生活の・・・

  　いや～、あの節約生活のススメっていったいなんだったんだろう。と、いっても、図書館で借りて斜め読みしただけだったけど。　最初、逮捕のニュースを見て、なんじゃと思い、そして中身をみたら、いろいろと、個人的な生活で苦労もあったのかなと、思ったら、海外生活その他の経歴の部分はほとんどウソだったとか。　たしかに、あの本をめくったとき、非常に隠している部分が多いとは思った（実名なども含めて）。でも、それがほとんど。作り上げたものだったとは。匿名、あるいは仮名のコワサがそこにある。　まあ、来週ぐらいになると、ワイドショー、週刊誌その他の集中砲火を浴びるのだろうが。

  2005.11.25

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• Ｙ染色体

  　Ｙ染色体には驚かされる。何がって、天皇制問題で、女系天皇を認めたくない方々が、最終兵器として持ち出したのが、Ｙ染色体。これは、オトコにしか受け継がれないから・・・・というもの。天皇制なんてものは、そんな科学とは無縁の世界で生きてきたからアリガタイ（と、思う人には）ものだったんじゃないの？。それをいうなら、もし、光源氏みたいなのが途中で混ざっていたらどうなるの（もちろん、彼自身はＹ染色体の持ち主だが）。そんなにＹ染色体をありがたがるなら、そんなもの持ってるのは、今生きている人間だって、日本の中に何千人はいるだろうに。　なんか、彼らのＹ染色体論を見ていると、天地創造説を唱えるアメリカの原理主義者たちが、一見科学風な議論を持ち出し、その天地創造説を擁護しようとしているのと、そっくりだ。　　彼らの落としどころは、愛子嬢に、東久邇だか竹田だかの同年輩の人間を結婚させようとでもいうのだろうが。でも、それを彼女がそんなのイヤとでも言ったらどうするの。　どうせ、Ｙ染色体を言い出しているかたがたは、愛子嬢よりは長生きできないんだろうから。あなた方の目の黒いうちは、大丈夫。そんな末世を目にしないであの世に行けますよ。

  2005.11.24

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• ヴァンフォーレ甲府

  　そう、甲府にいたころ、ヴァンフォーレ甲府ってとても弱かった。客も入っていなかった。解散寸前といった感じだった。監督の資格を持つ、市会議員（富士吉田）が監督をしていたこともあったな。　県が、ホームページでどうするかと、アンケートをとったこともあったっけ。　その後、どうにか建て直しに成功したようで、昨年あたりから、Ｊ２でけっこう上位を狙えるようになってきた。　今、仙台（これも、以前住んでいたころ、弱かった思い出があるが、一度はＪ１に上がっている）と、３位争い。勝ち点差は１ぐらいかな。３位に上がったところで、すぐに昇格と言うわけではないが、一応、Ｊ１のペケ３と、参入戦を戦える権利が発生する。　まあ、甲府では昇格してもあんまり踏みとどまれるとは思わないけど、一度ぐらいは上がらせてやりたいな～。

  2005.11.23

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• 耐震強度偽装

  　マンションやホテルの耐震強度偽装、これはものすごい事件なんだろう。もし、地震でこれらの建物が倒れたら・・・・。パキスタンの地震で、大きなビルつぶれ、日本人の親子も犠牲になったが、「日本ならあんなことにならないのに」と思っていたのが、まったくのデタラメだったとは。　阪神大震災で倒壊したビルもあったが、中にはこのように耐震震度を偽装したビルもあったのかも知れない。あれだけ大きな被害になってしまうと、いちいち建物の倒れ方の検証もしていられないから、うやむやになった「犯罪」も多かったのではないだろうか。　「姉歯」にしても、偽装しているときに、マンションが倒壊して人が死んでいる光景を思い浮かべることができなかったのだろうか。そういった想像力も欠如していたのか。これは、あの「姉歯」一人の犯罪ではないはずだ。工事をやった連中、気づいていないというのは不自然だ。これだけ多くの人間が、地震の惨状を思い浮かべることなく、この犯罪を実行していたと考えると、ぞっとする。　ところで、姉歯の犯罪は、ただの文書偽造なのか。裁判になったら、せいぜい、懲役数年の判決にしかならないのだろうか。　日本社会の劣化・・・を象徴する事件なのかも知れない。もっとも、水俣病でのチッソや役所、学界、マスコミなどの当初の対応を見ていると、劣化は昔からのこと。特に今というわけではないかもしれないが。　強度が偽装されていなくても「グランドステージ」なんて名前のマンション。多分、資産価値は何分の一になっちゃうよな。同じところが作ってるんだから。

  2005.11.22

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• プレジデントファミリー

  　塾がチラシを配っていたから、プレジデントと日能研がタイアップしているのか。ちょっと読んでみました。なるほど、これも朝日の首都圏版で始まった企画と似たようなものか。中学受験世帯の経済力をターゲットにした企画なのだろう。　一番面白かったのは、エスカレーター組に対する企業の採用担当者の見方。今まで、受験といったハードルでもなければ勉強しないだろうから、エスカレーター組は、特に小学校から入ったような連中は忌避されるのではと思ったが、強調されていたのは、むしろ挫折経験の少なさ。もちろん、受験だけが挫折じゃないけど。合格しても、第一志望にコケれば挫折だろうな。　それにしても、５，６歳の時に能力を測定し、それをそのまま１８歳ぐらいまで適用させるというのも、考えてみれば、ものすごい博打。

  2005.11.21

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• パチンコ店の託児所

  　なんて記事が、朝日にでていましたが、そんなものまであるんだ。　そりゃ、車の中に置き去りにして、盗難にあったり、熱中症で殺すこと考えればいいんだろうけど。　別に、なんでも我慢しろというわけでもないけど、少しは物事我慢することぐらい覚えなさいよ。コドモが小さいなんて、ほんの数年のことなのに。　こんなことを、こんなところで書いたところでなんにもならないのはわかるけど、やっぱり変。　「ストレス発散になる」なんて、４０の主婦の談話がのってるけど、人間ストレスでも少しぐらいないと、アホになるぞ（もう、十分アホか）。　スタッフが絵本の読み聞かせやひらがなを教えてくれるところもあるとか。　まあ、いい加減な親に育てられるのなら、パチンコ屋といえども、そちらの方がマシかもしれないが。

  2005.11.17

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• 中高一貫校ネタ・付記210

  　朝日の、多分首都圏に配られる新聞に掲載されているんだろうが、「中高一貫校のいま」なんて連載が始まっている。最初は、女子校の挑戦なんてシリーズでやっているが。　基本的に、新聞は中高一貫校、特に私立に対しては冷淡な扱いをしてきたと思う。「特別な階層が狙う学校」「受験競争の低年齢化をあおることになる」などの理由か。でも、記者など、けっこう一貫校出身の人間も多いのではないだろうか。特に最近は増えていそうな感じ。昔のおじさん世代の、私立、受験競争、悪的な発想が、学力低下論争もあって、なくなってきているのか。　まあ、内容がどうこういうことはとりあえず触れるのはやめよう。初回は、女子校で理系教育に力を入れ始めていること、二回目は、地域でまとまって、一貫校に対するアレルギー除去の動きをしているところが出てきていると言った内容。　知っている人間にいわせれば、当たり前、そうでない人間は、それなりに読めるといったところなのか。　いい、悪いではなく、そういう時代になったきたというところか。　書き忘れていた。これは、営業政策上の問題が大きいのではないだろうか。今、首都圏の地方版の広告を見ると、市進など塾関係の広告が非常に大きなスペースを占めているように見える。記事の面でもその関係のものを掲載すれば、タイアップ効果も認められるわけだ。さらに、どちらかと言えば、一貫校を狙う家庭は、所得水準が平均よりも高い傾向があるだろう。そうなれば、その読者を獲得することができれば、他の広告への波及効果も認められる（購読者の所得が高い日経などには、億ションの広告を取りやすい）。もちろん、単純に読者獲得効果もあるとしてやっているのかもしれない。　まあ、もっと素直に読んでもいいのかもしれませんが。

  2005.11.16

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• 解雇

  　東武鉄道の運転士が正式に解雇されてしまったようだ。まあ、決めてしまったものは、なかなかとりけせないだろうけど。もちろん落ち度はあったとは思うが。　きのう、奥様と帰る途中、「すぐにクビということはないが、二、三年のうちに出向とかになっているかもしれない」とか、「けっこう、この業界先がないぞ」と脅かしておいた。いや、脅かしじゃなくて、最近の職場の雰囲気をストレートに伝えただけ。新聞を読まない人には、今、企業でどんどん、正社員が減らされて、外部委託がすすんでいることなど、理解できないようだったが。

  2005.11.16

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• 「いただきます」

  　朝日の投書ネタ。ある学校で、保護者から「給食費をこちらから払っているのだから、学校でいただきますと、言わせないくれ」との要望があったとかいう話し。まあ、こういった又聞きのような投書が、どれだけ事実を捉えているのかわからないけど、笑ってしまった。投書した人は、まじめにあいさつを抜いてしまう世の中を売れいているのだが。　まあ、ホントにそういう発想の保護者がいるとすれば、お目にかかってみたい気もする（お付き合いはしたくないけど）。　コトバに変にうるさい人の中に、これに近い発想の人がいることは確か。企業などに電話をかけると、「お世話になっています。○○でございます」なんてところが、あるが「オレは世話になっていない」とか。この間も、社内での電話のやり取りで、「ありがとうございます」とか言ったら、「こっちはなにもしていないぞ。どういう意味なんだ。オレはあいまいなコトバが嫌いなんだ」と、からんできたヤツがいたと、同僚があきれていたことがあったけど。　まあ、お子様の教育には気をつけよう。そうならないように。

  2005.11.14

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• 町田の女子高生殺害

  　町田の女子高生殺害、容疑者が逮捕されたような。　母一人子一人で育てた娘を・・・。母親も、どんなに悔しいことか。女の子の場合、いかにアブナイ男が多いか、よく教育しとかなあかんやろう。たとえどんなに教えても、アブナイのに目を付けられたら、逃れようもないのかもしれないが。　　それにしても、「殺す」ことの意味を１６歳の男はどう理解していたのか。何十箇所も刺されていたというが、いったい、その間、何を考えていたんだろう。

  2005.11.11

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• 子育て本

  　まだ読んでもいないので（読む気もないが）、ホントはアレコレ書けるものではないが、石原慎太郎の家のコドモがいかにうまく育っているかを書いたような本の広告が出ていた。　なんでも長男は大臣、次男は大ブレーク中のタレント、三男はエリート銀行員から代議士、四男は画家。そりゃまあ、ご立派だこと。その子供たちが幼いころは、スパルタ教育として有名だったようだが。　しかし、長男、三男の選挙の時には、あの石原軍団なるものが大挙して選挙応援にかけつけていた。長男がテレビ局に入ったのだって、多分、石原の息子だから、なれた部分も大きいだろう（ＮＨＫも含めて、テレビ局にはタレント、政治家の息子や娘がゴロゴロしているのは周知の事実）。次男のタレントだって（あの程度で大ブレークというかどうかしらないが）結局、裕次郎の七光り（父親の七光りでもあろう）が、大きな比重を占めたことを否定する材料はなにもない。四男の画家については、まあ、本人の努力もあったかもしれないが。　もちろん、本人の努力などがなかったかどうかまでは、こちらは知らない。しかし４人のうち三人は、父親、オジの１４光という人気がなければいったいナンボのもんじゃと言うところではないだろうか。　自由競争だなんだと言っても、所詮はこのように不公平なスタートラインに立っての競争。これで実力主義だなんだと言うと、結局強者の強者による強者のための社会になってしまうことは明らかだ。　まあ、４人とも、非行に走っていないことが、子育ての成功ということなのか。　だいたい、世間の方も、親の七光りなどに甘すぎる。安部官房長官を評するときに「毛並みがいい」「血筋」などといわれる。人間はウマか？。だいたい、門閥、家柄などによって差別されないことを善しとして今の社会は成り立っていたはずではないのだろうか。　広告を見ていたら、なんかむしゃくしゃしてきてしまった。これも血筋、家柄の悪さからくる僻みなんだろうが。　

  2005.11.11

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• 運転席に長男

  　運転席に３歳の長男を入れて、一駅だけ運転して（させたわけではなさそう）しまった、東武電車の運転士が懲戒解雇されるという。　まあ、ホントの経緯はよくわからないが、解雇か。停職ぐらいでもいいような気もするけど。もちろん、非常識だが。　妻が2人の子供を連れて、先頭車両に乗り、ある駅で、運転席側の扉をあけて、子供が入り込んだと言うが・・・。　やはり福知山線の事故の後だから、厳罰ということなのか。まあ、ああいった事故があり、運転士のモラルも問われているのだから、やる方が悪いと言えば、それまでか。　処分って難しい。

  2005.11.10

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• フィンランド

  　先日、毎日新聞にフィンランドの教育事情が出ていた。ま、最近はちょっと出すぎというくらい、フィンランドが登場しているけど。　まあ、要するに現在の日本のような受験体制があるかぎり（どのレベルにおいても）、ああいった教育に移行することはできないであろうというのが実感。全国どこでも、受験生が同じような条件で試験を受けることができるという条件を満たすためには、共通のカリキュラムの教育をせざるを得ないのだから。　歴史だって、各時代まんべんなくやらなければならない。いくらそれが面白いからと言って、あるいは方法論を学ぶことが大事といっても、そこに踏み込んでいたら、多分受験生あるいはその親から抗議が殺到することは目に見えている。たとえそれが面白くても。　英語だって、受験があるからその教育をゆがめているという論は良く聞く。もっとも、受験がなくなったら各個人の教員が創造的な授業をできるかどうかは別問題だが。それで創造的な授業ができなければ、目もあてられないだろう。

  2005.11.08

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• 褒章

  　青少年の教育に貢献したのかもしれない。自然の中での生き方を伝えられたかもしれない。彼は３０年間、孤独に（必ずしも一人ではなかったが）戦いつづけた。　しかし、その間にいったい何人の民間人を殺したのだろうか。本人は戦争と思っても、殺されたほうにとってみれば、ただの山賊に過ぎない。そもそも、戦争であっても民間人を殺せば、立派な犯罪である。　自然の中で生きるといても、彼が出てくる数年前に出てきたＹさんに比べて、彼は生きていくために、他者が栽培したものなどを略奪していたわけではないのか。それとも、自然塾の中で、自ら生き残るために、他者を殺害しても奪うことを教えたのだろうか。　こちらが知らなかっただけかも知れないが、彼は彼が殺害し、奪った人たちに謝罪はしたのだろうか。

  2005.11.03

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• 原油価格高騰

  　ガソリンが高い。灯油も高い。　帰りの車で、運転手さんとお話をしたが、たまたま乗せてもらった車が、リッター５キロほどしか走らないという。なんでそんな不経済なと思ったが、排気量が４５００という、とんでもない車だった（以前、ワタシが持っていたのは１３００で、エアコンもない高級車だったが）。こういう不届きな車を走らせているとうは。乗ってて罪悪感を感じてしまった。　以前なら、沿線のスタンドのガソリン料金は１リットル９０円ぐらいだったのが、１３０円近くになっていた。でも、これだけ上がるということは、少しは節約しようという心が生まれてくる絶好のチャンスだろう。世界一の浪費国家アメリカも、ガソリンが３～４倍になれば、少しは反省するだろう。　なんて、思っていたら、家では石油ファンヒーターが早くも始動している。設定温度をみたら２３度。ふざけるなと、切ってしまった。この冬も、すぐに設定温度を下げてしまうワタシと、そのた３人のバトルが繰り広げられるだろう。どうも、新聞も読まない連中を相手にしていると・・・。　

  2005.10.29

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• ブレないのはいいことか

  　ブレることが一般的にはいいと言う人は少なかろう。写真だってしかり。　ただ、政治で「ブレない」のを自慢したって、それは別の言い方で言うなら原理主義（必ずしも原理主義が悪いというわけではないが）。悪く言えば硬直的といったところか。　一般国民がブレないのに拍手を送るせいか、どうもブレないことに酔っているんではないか。　ソロバン勘定をしてみようよ。今、靖国に行ってどんなメリットがあるか。結局、自己満足だけでないの（本人だけでなく、ある一定数の国民にとっての）。その辺で満足してしまうのって、日ごろ鬱屈しているものがあるからなのだろうか。　最近、あそこに祭られている人の孫娘がよく出てくる。もちろん、孫としての感情はあるだろう。だけど、アンタの爺さん、決してドイツの誰かさんのような悪意があったわけではなかろうが、きわめて愚かな決断にかなり積極的に加わったことは事実であり、多くの国民を死に至らしめたことはどのように処理してるんだろう。　つい最近まで、対秀吉戦の戦勝碑を、国威発揚のため？なのか、もとの場所からかっぱらってきて、後生大事に抱えていた神社。やっぱり、まともな歴史観ではないと思うのだが。

  2005.10.18

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