続・社会の教科書
縄文時代が欠落しているとかいたが、逆に、この教科書、詳しい部分もある。朝鮮通信使なんかも詳しく出ているし、江戸時代の海外貿易についても、長崎以外の、琉球、アイヌルートについても触れている。また、百姓の説明についても、農民と断定せずに、それ以外の漁民の存在などにも言及している。 逆に、Nの資料などにあった慶安のお触書などについては、固有名詞を出していない。その意味では、かなり「今の歴史」を取り入れてはいるのだ。 これでいいのかも知れないと思うが、これでは中学受験の世界とは、まったくの別世界の教科。しかし、逆に言うと、中学受験の歴史の方が妙な歴史なのかも知れない。もちろん、縄文時代は必要だと思いますが。