なんで今までそんなものを
ニュースで、朝鮮半島にあった、対秀吉戦の戦勝記念碑を返還することになったらしい。戦前に、日本軍が持ち帰ったものだとか。所有していたのは、なんと、あの靖国神社。 返すのは結構なことだが、なんでそんなものを今まで大事に持っていたのだろう。 まあ、もともと碑があったのが、北朝鮮なので、政治的に難しい問題があったのかもしれない。あった場所に返すのが筋と言っても、国交がないと難しかったのか。それが、韓国と北朝鮮が共同で交渉して、返還することになったというから、その辺の問題がクリアされたのか。 しかし、そんなもの、相手側から返せといってくる前に返せばいいじゃないか。しかも、よりによって、靖国神社にあるんだから。だから、靖国が侵略戦争の精神的支柱とみられるんじゃないの?。 もちろん、大英博物館の山のような略奪品を見ていると(行ったことないけど)、返さない国はいっぱいあるという声も聞こえるが、しかし、対秀吉の戦勝記念碑なんて、それ自体にそれほど普遍的な価値があったり、芸術的に優れているというものでもないだろうに(別に、けなしているわけじゃないけど)。