息子の悩み
先日、息子と大ゲンカをした。家にはよくあること、この日記でご存知の方も。毎日楽しそうに学校に通う上2人。問題があるとは思っていなかった。夕方、担任の先生からお電話を頂き、このところの様子がおかしかったこと、気もそぞろな毎日だったらしい。友人との小さいケンカが続いていることなど。それに、止めに入った先生に、「くたばれ、ばばあ。」と叫んだと聞いて、びっくり。思い返せば、先週あたりからお弁当をよく残した。「食べる時間がなかったから」と、言い訳をするので、そう思っていた。「おなかが痛い」と朝の出掛けにもめることもあった。でも、これらは日常のよくあることと・・・。先生からの話を聞いて、話し合った。私が、思い当たることは一番仲のいい友人の引越し。理由が塾通いが負担で、塾のすぐ近くに引っ越すとのこと。学校の帰り道など離れてしまうのだ。息子いわく、4年生ともなると、塾通いの友人が増え、話についていけなくなったり、塾仲間でつるむこともだあるようだ。ゲームすら持っていない息子は多分、疎外感を味わっているのだと思う。息子は私の性格をよく知っているから、ゲームが欲しいとも、あまり言わない。言っても、買ってもらえないことを知っているから。塾も、我が家にはいろいろな意味(送り迎えや、下の子の生活時間、経済的なものなど)で負担だし、行く意味が見出せないでいるから、行かせる気持ちはない。息子は、悩んでいたのだと思う。おなかが痛くなるほど。成長といえば成長。でも、子どもなりに納得する対話が必要だと思った。我が家の考え方や、自分のやりたいことなど、主張することも。正直に本人と向き合う必要があるのだと、つくづく実感した。でも、結局はただのケンカになってしまって落ち込んだ。伝えたいことはまったく違うのに・・・。親も、子どもに試されている、そう思う事件だった。