父の思い出
今日今まであまりお話しする機会のなかった彼女に「ブログでお父さんのこと読んで泣きました」と声をかけていただいた「そんな古いの読んでくれたの?!」「私 自分の父のことを思い出して・・・」とこのところ夢によく父が出てくるはじめは「苦しい」と のたうちまわる父次は「この部屋は嫌だ 換えてくれ」とわがままを言う父・・・・・・そして最近は笑っている父に会っただから少しほっとしていた思えば今週末に催される小泉武夫先生の講演会は父もいる予定だったはず(見えないけどいるとは思う)父と母が並んでいるはずだった工房が10年たったら盛大にと楽しみにしていたはず実は生活工房「とうがらし」ができたとき10年たったら閉鎖すると完成記念式で公言していたその時は閉鎖式を盛大に行おうと提案していたのだそれからが本当の夫婦の余生と・・・楽しみにしていたはずそんなことはすっかり忘れて日々に追われていた私たち『あぁ彼女の言葉は父が結んだ縁だ父が原点に帰るために彼女の言葉をかりて思い出させたのだ』そう納得したあの世に逝ってしまうと言いたいことを伝えるのもひと苦労なことだろう「お母さん すまんなぁ!一緒におられんで・・・」と聞こえた気がした「お前たち あとは頼むぞ」とも・・・彼女に心からお礼を言わなくちゃ!!!