秘め事の
秘め事は無きが如くに蛙鳴く 好幹先日行われた句会の結果が届いた 予後の身で今少し欠席をしている 俳句だけは不在投句といって出席の人に依頼すれば当日投句ができる この日も60句近くの投句があっただろう この句会は13時から行われる 12時45分までに一人3句を提出する それを3人の人が清記用紙へ転記する こうすれば字から誰の俳句かわからなくなるそれを当日出席分だけコピーし出席者がその中から4句選ぶそのうち1句を特選に選ぶ写真の俳句の上の数字が特1とあるのはその句が一人特選に選んだということであるその下の6とか5とか言う数字はその句を6なら6人が5なら5人が選んだということである。 その中のトップだったということを言いたいのではない。今回の句会では珍しい現象が起きた。11名の参加だったらしいが特選がすべて違う俳句だったのである。人の感性というものはこのようなもので同じということは少ないのだということを改めて知らされた結果であった。私が毎月投句している俳句雑誌も18人の選者が選ぶのであるがAという選者が特選に採用している句をCという選者が添削をしているという現象もある。俳句には正解が無いから面白いのである。