タンポポのように
タンポポのように詩人 坂村真民 タンポポのように わたしはタンポポのように強くなりたいと思いましたタンポポは踏みにじられても食いちぎられても泣きごとや弱音やぐちは言いません却ってぐんぐん根を大地におろしてゆくのですわたしはタンポポのように明るく生きたいと思いました太陽の光をいっぱい吸い取って道べに咲いているこの野草の花をじっと見ているとどんなに辛いことがあってもどんなに苦しいことがあっても体のなかに満ち溢れてくるのですわたしはタンポポの種のようにどんな遠い処へも飛んでいってその花言葉のように幸せをまき散らしたいのですこの花の心をわたしの願いとして一筋に生きてゆきたいのです《好幹の感想》幸せを撒き散らそう 二度とない人生だから!今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように!