因縁の詩 第四十一番の碑に
因縁の詩 第四十一番の碑に詩人 坂村真民 因縁の詩 第四十一番の碑に 建立因縁五百生まったく不思議な院と縁とによって相生の里に生まれたありがたい碑であった建碑発願者の橋爪さんはまだ若い人一年二ヶ月の可愛い嬢ちゃんが幕の紐を引いてくれた不動堂山北村慈峰師の入魂の式に始まり唱和読経する善男善女の熟成溢れる声を全部吸い込んで石は刻々に霊石に生まれ変わってゆくそれがわたしには一番嬉しかった魂を入れられた石のなんというふくよかさよわたしは「念ずれば花ひらく」の八字の一つ一つに初の賽銭を入れ今後千年以上も建ち続けてゆく碑の栄光を祝した参道の櫻も花開きこの日の喜びを示してくれた《好幹の感想》いつかは真民先生の碑を巡ってみたいと思う 二度とない人生だから!今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように!