不思議
不思議仏教詩人 坂村真民 いくら思うてもわからないいくら議論してもわからないそれを不思議というそういう世界のあることを一輪の花が知らせてくれる一羽の鳥が教えてくれる咲き出した茶の花やってきたつぐみ大自然の推移のなかに生きとし生けるすべてのものが目には見えない深い愛のなかに生かされ生きているこの不思議におのずと手の合わされる素直な心になったら憎しみあい殺しあう悲惨冷酷さもいくらか治まってゆくだろうあまりにも悪に傾いてゆく世相を見つつ祈るや切《好幹の感想》不思議さに両手を合わせ今朝の秋 好幹生かされ生きているこの不思議におのずと手の合わされる素直な心になろう 二度とない人生だから!今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように!