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風薫る5月が過ぎ去り、夏も近づく6月の最初の日曜日。2年前。泣きそうな思いで必死になってた四段に漸く、漸く合格できたのも束の間、目の前には高い五段の壁。それでも仲間に手を引かれ、背中を押され恐る恐る踏み出した五段への道。もうね。いちいち書くほどの間も無く、審査の日々はやってきた。今までの審査は「地方審査」と呼ばれるもので、会場は自分の地元近辺。年に四回。五段審査は「関東連合審査」を言われる、その名のごとく関東近県で受審出来るのでその気になれば毎月のように審査を受けられる。でもさ。ただでさえ緊張の極地。毎月なんて神経が切れちゃう。どこの審査をどのタイミングで受けるか、受けないのか。そんなところから悩む日々。ただ。仲間に恵まれた。さすがに五段を受ける方々は、すごい。個々なのに気遣いは半端なく、優しくて、強い。そんな仲間と共に挫ける気持ちに鞭打って、必死についていきました。心挫けそうな、キビシイ講習会にも参加しました。そこでご縁を頂いた先生の教えも受けました。さらに知り合いが増え、たくさんの方々に叱咤激励を受け、共に励ましあい、時には愚痴を零し合い…。先生にたくさん教えてもらえば貰うほど出来ない自分が歯痒く。期待されればされるほど、落ちた報告にがっかりされる先生を見るのに忍び無く。このままでは教えていただいている先生方の名を落とすのではないかと怯える様な思いもしました。でもねぇ。半端ないのよ。この壁。大体の合格率は4~5%。「バカじゃないの?受かるわけないじゃない」と面と向かって言われたこともありましたっけ。ハハハ。それでも。挑戦したかったのです。仲間と共に。6月最初の日曜日。「奇跡」って、あるんだねぇ。「神様」って、やっぱりいるんだねぇ。2本的中が最低条件。その、1本目。なんだかとても素晴らしい音がして的に吸い込まれていきましたよ。後で仲間と笑っちゃったほど、すんごい音がしたんですよ。今回の審査ではいつもと違うことを考えてた。いつもは「自分の思い描く射ができますように。」と。自分を信じて迷わず引こうと思っていたけれど、2日程前に先生に教えていただいて射の型を少し変えた。うまくできる自信なんてなかったけど、自分は信じられなくても先生は絶大に信じてる。先生が教えてくれたことは心の底から信じてる。そう、思いましたのさ。2本目は正直、1本目程は良くなかった。それでもきれいに真っ直ぐ飛んで、ストンと的に収まった。ここのところ、射形が収まらない。いわゆる「早気」というやつに襲われている。充実する前に離れちゃう。それだけは絶対にやりたくなかった。例え当たらなくても、審査の先生に「見る価値なし」とだけは思われたくなかった。それだけ。だけど、当たったからといって合格というわけではない。そりゃそうだ。400名を軽く超える受審者がいるのだ。当たったから合格出してたら4%なんてことにはならない。逆に、当たって落ちるってのが一番怖い。モチベーションを上げる術が見つけられない。発表までの時間は本当は怖かった。こっそり震えるほど怖かったんだよね。それでも、見ててくれた仲間が感心してくれたほど、どうやらがんばれたらしい。「良かった」と、キビシイ先生が言ってくれたときは正直涙が出た。ほっとしたぁ。発表で自分の番号があって、しばしボーゼンとした。なんか、意味がわからなかった。そしたら、仲間が泣いて喜んでくれて、それ見て泣いた(笑)発表見て泣くって初めてだよ。その日のビールの美味しかったこと!だから。心の底から思うのですよ。どうか。どうか、みんな早く来て。みんなにお祝いしてもらったように、みんなをお祝いしたい。全力で応援するからね。今回、挑戦し続けていてつくづくいろんなことが身にしみた。応援って本当に力をもらえるんだなってことを思い知った。昔から体育会系じゃなかったし、スポーツ観戦もそんなに興味ない。正直応援してもダメな時はダメだし、逆に騒がれたら余計なプレッシャーとか、気詰まりだよなとかそんなふうに思ってたんだ。だけど、応援してくれるヒトがいるってのは、私みたいに自分が信じられないヤツにはありがたい。応援してくれる人が居るならもう少し頑張ろうかなと、思えたから。発表を見て泣いた時からもう、感謝の思いばかりが溢れちゃって、言葉にならなかった。「感謝」この言葉しか出てこなかった。仲間に。指導してくださった先生方に。友に。家族に。ありがとうございました。何度言っても何十回言っても言い足りないし、伝えきれない。合格を伝えたら、スマホに続々とお祝いメールが来た。びっくりするほど、いろんな方がお祝いメールをくださった。それみて、また泣く訳ですよ。当日は遅くまでそんなメールに泣きながら返信しました。本当にありがたくてうれしくて、感謝しかないですよ。次はまだまだ考えらないけれど。1年猶予がある。いちねん、じっくり自分の射を見つめ直しなさいと、そういうことです。この「いちねん」をどう過ごすかも実は課題なのです。今週は浮かれに浮かれて過ぎて行きました。穴に落ちるんじゃないかってほどにさ。そして疲れ果てました。ちょっとだけ休んだらしっかり考えようと思います。自分の目指すものがなんなのか。どうしたいのか。なんて、思う間もなく講習会、月例会、合宿と怒涛の土日なんですけどね。そしてこの「昇段」は即日反映。再来週の講習会では「五段」として参加するのです。名簿ももう順番が変わっています。ちょっと怖いです。周りの目も変わるのですから。だけど。「嬉しいよぅ!」
2017年06月12日
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弓道、やめようかな。腕、なんだか治らないし。どこが痛いのか医者へ言ってもわからないし。弓、引かなきゃ痛くないんだもんな。痛いの我慢して我慢して我慢してやる意味が分からなくなってしまった。言われてることが出来れば良かったのかな。痛みには随分強くなったと、思っていたのにな。痛くて涙が出るなんてコドモじゃあるまいし。痛くて頭真っ白になっちゃうなんて、そんなの。ヤだな。気のせいだと、引いていればそのうち慣れると、思っていたんだけど。はぁ。こうやって、ひとつづついろんなことあきらめて、それが「年を取る」ってことなのかな。とても、大好きだったんだけどな。はぁ。
2016年03月01日
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昨日の体調不良はやはり口内炎を連れてきて、体調、絶不調。それでも行きたい。弓が引きたい。ヨロヨロしながら準備をして、立ちを見て思わず二度見した。メンバーが豪華すぎる!毎回、性懲りもなくびっくりするんだが、四段になると「一般」という括りで称号者と同じ立ちに立つ。しかも大前。私が皆さんを連れて立ちに立つのだ。豪華すぎるメンバーと苦手な四矢。でも。こんなふうに的前に立てるのが楽しくて楽しくて。結果は…。自分の不甲斐なさに呆れかえるけど。八寸的で1本、中った。ところどころで思うような射が出来た。これがコンスタンスに出来るようになりたい。先輩のように「筈打たないようにしないとなぁ」トカ「10点は1本入ればいいかな」トカ言ってみたい。今の自分がそんなこと言っても笑われるだけだけど、先輩が言うと、真実に聞こえるし、実際そうなる。そんな風になりたい。頑張るのだ。一生懸命。
2015年10月18日
錬成講習会~2雨だよぅ。体調崩したよぅ。でも行かれるところまでは行こうと家を出たのは良いけれど。会場までの道のりの遠いこと。途中で貧血2度起こしたわさ。それでも行く私って、もはやなんか取り付かれてる?だってさ。体調崩した原因はわかってるし、頑張って行ってしまえば絶対なんとかなるんだもん。そして、楽しみにしてた「遠的」そりゃ、行きますよ。顔、真っ白ですよと言われてもさ。貧血はもはやオトモダチ。気にすることはありません。一昨日、ようやく坂田先生のところへ行って、呆れられてきました。曰く。「なんだこの筋肉の収縮は?」ストレスだそうです。仕事、辛いんスよぅ。と言ってみたが、「そうか。でも生活のため頑張れな」とのお返事。そうよね、仕事は辛いもの。それでも逃げ出すわけには行かないのよね。「仕事、辞めたいんですよぅ」と、泣き付いてみたが。「仕事、辞めるのは構わんが、次探せよな」って。だよねぇ。でもさ、悩み事相談所ではないけれど、自分の常識を疑うことがある。私の常識ではこうだけど、それって世間的には受け入れられてないんじゃないかなって。いろいろ話していると、気持ちが沈んでしまう。今の職場で、何が辛いってやっぱり人間関係。「アナタの言っている意味がさっぱりわかりません。わかるように説明してください」「アナタの行っていることを俺は全部最初から確認しないといけないんですか」そんな風に言われるのが辛い。自分はニホンゴがうまくない。説明も下手だ。だから。聞く気のない相手に上手に説明できる自信なんてない。一生懸命説明しても何言ってんの?わかんない。と言われれると、もう、どうして良いのかわからない。アタマの悪い自分が悪いのはわかるけどじゃぁ、どうしたら良いのかがわからない。弓道の先生はいつもいう。「相手が何をしたいのか、何を望むのかそういうことを汲み取って、自分を相手に合わせなさい」日頃人格者に囲まれ、思いやりあふれる方々と共に、精進し、自分もそうありたいと熱望しているけれど。ばっさり、切られる。こう言えばこう突っ込まれるとわかっていても、それ以上の説明が出来ない。本当にアタマ悪くてごめんなさいと思うけど、聞く気のない相手にどうやったら気持ちが伝わるのか、それがわからない。体調も、崩すわな。金曜日の夜は天国だ。仕事、行かなくて済むんだもの。でも、体調が崩れちゃう。ストレス、すごいな。と、言われてもどうして良いのかわからない。どうなっても、構わない。この、至福の時が過ごせるなら。前置きが長くなったけど、講習会。遠的。もうね、楽しくて仕方ない。もちろん、射技的にはぜんぜん、治すところ満載だし、近的で出来ていないところがやっぱり足をひっぱる。それでも。楽しくて、楽しくて仕方ない。本当にもう、楽しくて仕方なかった。どんな体勢になっても、基本は「並行」体と矢が平行になること。これはねぇ。本当に難しいけど簡単なこと。先生がいつもおっしゃる「正しいことを正しくするだけ。ただそれだけ」それだけですよぅ。徐々に仲間も増えてきた。そりゃそうだよね。皆さんが、きちんとこちらに手を差し伸べて、「共に精進しましょう」と、気持ちを投げてきてくれているんだもの。仕事の上司とは真逆。楽しくないわけがない。気持ちをOPENにして、共に。と、言われ、こちらも是非、共に。と、返せば自ずと気持ちが通じていくんだな。これって、すごいよね。なんとも、心地よいよね。そんな至福な講習会、帰り道に大好きな講師の先生にお会いした。この先生、本当に大好きな先生なのですよぅ。その先生がおっしゃった。「一緒に帰ろ」は?一瞬、耳を疑いましたよぅ。同じ地区の先生なので、自宅が近いのは知っていたが。マサカ、そんなこと言われるなんて。本当に、先生方はOPENで、おおらかで、おやさしくて。靴、半分しか履いてなかったけど、走ってお供しましたさ。あぁ、でも。今日は仲間に頼まれて弓具屋さんに行かなくては。でもでも、先生と共に電車に乗って、ふたりっきりでお話が出来るなんて!お話が出来るなんて!!!いやぁ、もぅ、どうして良いのやら。口が上手くないのがもどかしい。弓をモタモタと扱いかねている私に笑顔が言います。「弓の扱いが下手だな。もっとひょいひょいと扱えないと。手の内がだめなんだな」あぁ、もぉ。そのとおりでございます!あぁ、もぉ。K先生、大好き~~~!ガチガチと緊張しながら、先生のお隣に座りぽつりぽつりとお話をしながら電車に乗りました!!弓道仲間にお使いを頼まれたので、途中下車してしまいましたが、次回は是非、最後までお供したい、先生!もぉ、大好きですよぅ。その、お使いに行った先で、弓巻きと同柄の掛け袋を見つけ、テンションが上がってしまった。しんどい想いをしても、がまんして、頑張れはこうやって、ご褒美が待っているんだなぁ。そんなことを思い、やっぱり今日は良い日であったとホクホクしつつ帰宅。体調不良?もう、どうだって良いさ!
2015年10月17日
以前は泊まりがけて行っていた「合宿」昨年から、誰でも参加できるようにと近くで日帰りとなった。それでもみんなで近くとは言えいつもとは違う広々とした場所でお稽古できるのは浮つくくらい嬉しい。しかも昨年に引き続き、介添えを仰せつかりましたよぅ。今回は第二介添え。実は初めてです。でも。仕事がどうにも上手く行かず、思うようにお稽古に行かれない。加えて第一介添えの方とは全くお会いできず。結局本番、ぶっつけになってしまいました。介添えは何度も見てるし、ようつべでも何度かオベンキョしました。本も読んだし…。でもねぇ。やっぱり、実践でお稽古できないとダメなのね。頭ではわかってるつもりでも行動がついていけなかった。先生にもきっちりそこんとこ指摘され、恐縮するばかり。射手の先生にも気を遣わせる始末。あらら。久しぶりに自分にがっつりダメ出しです。そう。ここんとこ、講習会講習会で浮かれていた。見える景色の広さに浮かれ、お稽古がおそろかになっていた。そこを。きっちり叱られました。だから。だから、すごいと思うのです。ウチの先生方は。本当にありがたいというか、見逃さずきちんと指導をしてくださる。やっぱり、この連盟に入って本当に良かったなぁと、しみじみ。今年度から運営役員が変わり、それに伴って手伝う事も増えました。理事の方々にお任せっきりだった仕事も少しずつではありますが、我らの世代に移ってくるのです。担当の仲間に気を遣い、共に運営に携わる。そんなことも増えていくのです。矢渡し、ひと手行射のあと、基本の体配をお稽古し、お昼。基本の体配ってのは、いくらやっても上達できない。できているつもり。やってるつもり。なのだから、治しようがないでしょうそこを、コテンパン。出来てない、息合いを使えていない…。厳しいご指導でくらくらしますが、こんなこと、やってくださる先生はいないのです。ありがたくて、本当に感謝感謝です。なんとか、体配を正しく行いたい。品格のある射を目指すためにも。歩き方、立ち姿、目線、息合い。どれをとっても重要で、でもなかなか教えてはもらえないものなのです。本当はすべてを。先生方に教えていただいたことのすべてを、全部、自分のものにしたい。でも、そんなに簡単なものではないので、せめて言われたひとつでも、自分のものにして体配を。そして。遠的。昨年はすごい雨でできなかった「遠的」一度しかやったことなく、でも興味津々の「遠的」先生のご指導のもと遠的場へ。3名でひとつの的を使います。立射です。少し足踏みを狭くして狙いをうんと高くします。近的は離れた瞬間に結果がわかりますが、遠的は飛んでいく矢が見えます。遠的は大きく離れること、胸を開いて離すことが求められるとのことで、近的にも充分通用するのです。でも。やだわ~。楽しいよぅ。来週の講習会でも遠的があります。その、練習にと思っていたのですが、ダメだ、楽しいだけで終わってしまいました。遠的のあとは休憩して射技指導。ひと手ずつ先生に見てもらい、ご指導が受けられます。なんと豪華な、贅沢なラインナップ。日頃お忙しい先生方が、我らぴよぴよひよこどもをきっちり見て、指導してくれるのですよぅ。ありがたや~。日頃の疑問や、今気をつけていることを見てもらえるのです。楽しい時間はあっという間に終わってしまい、今年の合宿も無事終了しました。企画、運営をしてくださった、理事の皆様。教授方としてご指導いただいた先生方。本当にありがとうございました。なんだかさぁ。弓道って個人競技だと思ってたけど、やっていくうちに団体戦なんだなぁと、つくづく思います。しかも。自分ひとりがちゃんとしていれば良いとか、そういうことではなく。タチに入る5人。運営に携わる人々。先生方。その、どれか一つが欠けても出来ない程の団体。そんな気がします。共に立ちに入る仲間は、お互い、どうしたいのか、どうするのかを互いに察知しあい、心を合わせ、気持ちを一つにして射行する。自分を相手と合致させ、誠を尽くし、己を埋め込み、そしておおらかに引く。すごいなぁそして。楽しいなぁ。幸せだよぅ。
昇段したらやりたかった事が幾つかある。お道具。弓道を始めた時に揃えた色々は、「初心者だからね」と言う気持ちで「形から」はいったもの。そろそろ、お道具をきちんとしたくなった。弓も矢も欲しいけれど、弓の「龍太郎」はまだまだ変えるには早い。自分の未熟な射に良く良く応え、会での伸びも申し分ない。矢は先日、修理に出してキレイになって帰ってきたばかり。だからさその他のお道具を。えへへ。「襷」少し固めのモノ。どうしても縦に折れてしまうのを先生に聞いたら少し固めだと折れにくい。と。ナルホロ。で、模様が前面に入っている固めのものを購入。」「弦すべり」着物の色に合わせて白いのを。ただしゴムは江戸組紐に取り替えました。「内掛け」これはねぇ、もうはっきり言って「趣味」です。最近は色柄物も多く、選ぶの楽しいの。それにしても最近の下がけは本当に派手なのが多くて、これ大丈夫なの?と私でも思ってしまうほどカラフルです。さすがにあまりにも派手なのは使う気もしないので、黒のトンボ柄とかをチョイス。「石突」器用なヒトなら作れるよねぇ。と思うような可愛らしい石づきも多く悩んだ末に弓巻きに合うように選びました。翌日、意気揚々と新しい石突に変え、先生方に誇らしげに報告したのに、お一人の先生がバッサリ。「随分汚い色ねぇ」( ◔ิω◔ิ) そりゃないよ、先生。セメテ「しぶい」と言って欲しかったよぅ。弦は先日昇段した直後、先生が「お祝い」にくださったのがあるもんね。小物をいろいろ選ぶのは楽しいけれど、弓具屋さんにも特徴があって楽しいの。欲しかったものがなかったので別の弓具屋さん…と久しぶりに弓具屋さんのハシゴです。本当はもう一軒行きたかったのだけど、キリがないからね。そんな風に金木犀の香る街を弓具を求め、友人とともに彷徨っていたのです。いやあ、楽しかったなぁ。11月に審査があります。査定、初段、二段、三段、四段、五段、六段、教士、七段、八段。我が連盟からも沢山の仲間が受けるようです。ヒトリでも多く。沢山「おめでとう」と言いたいな。そんな中に紛れます。受かる訳ないケド、やっぱり挑戦してみたい。大先生達の目の前で緊張しないように射いてみたい。とおく、遠くに居る先生たちがホンのすこぅしだけ目に映るようになった今日この頃なのデス。
2015年09月27日
講習会が続きます。こちらは参加人数100名を超える大掛かりな講習会。それでもそれでも言われることは同じです。先日言われたばかりの事をなんとか自分なりに具現せんと努力してみます。講習会では「講義」もありました。故障の予防、ストレッチ。ストレッチはしますよ。適当に、自分流に。先生がどの筋肉に対してどんなストレッチが聴くのか。故障しないようなストレッチはどんなものなのかを講義してくださいました。ほほぅ。それならできるよね。ってなことばかり。もうすこし、いや、もっともっと講義が聞きたかったのだけれど、これから射技指導も待ってます。四段以上の講習会ってのはすごいね。先生方の言うことはわかりやすく、目からウロコがボロボロ落ちていくけれど。それを実践するのはなかなか…。射技指導ではすごい先生が目の前で手とり足とり教えてくださいます。私は離れの瞬間、左手を振ってしまうのですが、その癖を「本気になってもなかなか治らない」と言われてしまいました。自分では全然自覚がない、無意識をどうやって意識したら良いのか。ずっと悩んでいたことでもありましたが。なんと先生は会でかたちが整った左手を抑えていてくださいました。そのまま離せと言われ、思い切って離しました。抑えられているので当然、動きません。が。自分の感覚がでんぐりがえりをしたような衝撃がありました。「え。こんな?」驚く私にそれでも先生はあくまでも冷静に残身をチェックして指導をくださいました。たった一度のご指導でどうこう出来る程器用ではないし、簡単ではありません。でもあの感覚は。ちょっと忘れられそうにありません。てか、忘れたくないよぅ。先生はアメもくださいました。「うまいよ」どれだけ感激したか!だからこそ、本気で治さねばね。講習会。つくづくすごい世界だなぁ。
2015年09月22日
三段の頃は良く参加させて頂いていた場所で初めて四段以上の講習会に参加です。人数が少なかったのでがっつりじっくり見ていただけたと思います。とにかく、基本。基本がどれだけ大切か、そして出来ていないか。正直、言われていることは理解できるし、知ってるし、当然自分では「やっているつもり」だった。「出来ていない」と、言われて自分じゃないと正直思っていた。それが。個別指導になって、直される直される。持ち的謝礼の際の、本座での意をそそく仕草。マサカの射技の「弦調べ」。そんなことを今更直されて正直ショックでした。あんなに「気をつけてやっている」と思い込んでいたことが、できていなかった。いや、思い込みってコワイわね。執弓の姿勢や歩く姿勢は自覚があるから必死です。それでもやっぱり下を向いてしまったり、やってはいけないとわかっているのにやってしまったり。「基本」こんなに簡単で難しいことはないと改めて実感。でもでも。上達したいのだ。基本を「正しいことを正しくするだけ」デス。もっと言われました。立った姿勢が悪い。基本中の基本。ここから。やっぱり最初から見直しましょうね。楽な姿勢=基本の姿勢では絶対にないのだ。骨法。思ったよりもはるかに手ごわいようですな。
2015年09月19日
「四段になったら見える景色が違う」そんな先生の声に励まされ、頑張って頂いた四段。そう、景色は随分違って見える。今回の講習会は長丁場。来年3月までの10回コースです。会場は結構遠いけど、午後からだしなんとか射技向上したい。四段の景色はとてもキレイだけれど、反面厳しいし、なにより射技の向上がしたいの。申し込んだ講習会はお馴染みのK先生と初めましてのお二人。なんとか付いていくのデス。初回。まさかの早朝、初めて経験する震度5の地震。正直びびりました。3,11よりも凄い揺れにビビりました。でも。余震もなさそうだったので一安心。奇しくもこの日、修理の矢が完了した連絡も頂き、矢を引き取ってからの講習会。心配した電車の乱れもなく、無事到着。初日なのでひと手見ていただくだけだったけれど。案の定、自分の弱点を指摘され、これからの課題がクリアになりました。なるほと。こうやって課題を自覚させ、治す努力を促すのね。先生の言葉にありました「アドバイスは出来る。だけど治すのは自分の意思だ。教えられたことをどう活かすのかは個人の問題」なんとなく、今までの感覚で「直してもらえる」ものと思ってた。でも本当は違うよね。治すのは自分。アドバイスをどう、自分に取り込むか。それが問題。こんな講習会に参加する人は皆さん意識が高い。ついていくのだ必死に。ヒト手しか見てもらえなかったけど今後に期待を込めて1回目は終了。今日は毎年恒例になっている無外流の演舞を見に行きました。相変わらずのみなさんの「本気」に充分すぎるほど刺激を頂いて来ましたよ。
2015年09月13日
毎日暑くて息苦しいです。四段昇段してから初めての講習会。朝早くからこンの暑い中、一生懸命に会場へ行ったのだけどテンション殴られるようなヤなことが待っていた。最近は落ち込むことや辛いことはあっても怒る事はあまりなかったのだけど。漸くニンゲン丸くなったかと思っていたのだけど。スルーして笑えない。パンクしそうになっちゃった。初めての講師の先生。緊張するよりも楽しみの方が優っていたはずなのに、全部いっぺんに色が消えちゃった。そんなテンションで始まった講習会。もちろん、一番最初デス。気持ちを切り替えて、せっかく教えていただけるのだから。まずは見てもらいましょう。そんな感じで午前中が終了し、お弁当を食べる頃には漸くいつもの自分になれた。そんな私を見ていたかのような、午後の講習会。先生の講義から始まりました。きっかけは全然違うお話だったのだけど、仰った。「おおらかに、ゆるせ」何も、それは私に対して言った言葉では全然ないし、朝、経験してしまった事に対しての私の気持ちではないのだけど。あんなことに腹を立てた自分を。いろんなヒトがいていろんな考えが有り、自分の常識や観念が通じない事なんて山ほどある。醜いココロも呆れるココロもいじける気持ちなんて売るほどにある。そういうのもね。全部。正しいと信じた事を正しくやる。それだけをココロに思え。一番不可解なものは、自分であると。いや、範士のセンセイの言うことは違うね。わかりやすくてとてもシンプル。余計なものを削り落として正しいことを正しくやる。それだけ。今回の講習会は本当に良かった。サイアクな始まりはとても穏やかに満足と感謝の気持ちでいっぱいになって終了したのです。厳しいことをたくさん言われるだろうと覚悟してたし、みなさんの足でまといにならぬように、先生に少しでも見てもらえてご指導いただけら良いと。そんなふうに思っていたけど。講義の後の射技指導もわかりやすく、丁寧で熱心だった。なぜ、そうするのか。どの筋肉を意識するのか。理論的でわかりやすい言葉で一生懸命ご指導くださったのだ。この暑さ、先生方だって応えるだろうに。「範士の品格」ってこういうことなのね。以前、私の先生が仰った「四段になると見える景色が違う」と。称号の先生は雲の上。そんな先生方がまさに手とり足とり、噛み砕いてご指導くださる。今までの講習会とは全然違う。受講生の意識とレベルもそりゃ高い。いや、楽しかった。充実したわ。そして課題もできた。目に見える課題。頑張ったら乗り越えられそうな、手の届く課題。いや、すごい。N先生、K先生。惚れたな~。本当に暑かった。着物はしんどかったし、汗だくになった。それでも行ってよかったと思えたことが一番嬉しいな。
2015年08月08日
仕事へ行くよりも早く起床し、待ち合わせ場所へ。天気は上々。楽しみだった箱根合宿。合宿スタートです。最近、調子はあまり良くありません。一時期のように「筋肉をガッツリ使って骨で引いてる」感じが薄れ、なんとなく手先で引いてるような、そんな射です。案の定、当たりません。でも。自由練習の時にO先生が見に来てくれました。ほんのちょっと、触れただけで真っ直ぐに矢が飛んできました。「!!!」驚く私に先生がニッコリして言います。「動かさない」あぁ。こういうご指導だった!この先生はいつもこうしてほんのちょっとの言葉と仕草で迷って迷路に飛び込む寸前の私に道を示してくれるのだ。3年前。合宿の数日前に倒れた先生は闘病の末、戻ってきてくださいました。神様にどれだけ感謝したかしれません。リハビリ。と、一言で言ってしまって良いのかと思うほどゆっくり、すこぅしづつ私たちの前に戻ってきてくれた先生は、それでもあまりお会いでいず、お会いできてもなかなか指導が受けられれず、どれだけさみしい思いをしていたか。漸く、漸く合格の報告が出来、「おめでとう」のメールがどれだけ嬉しかったか。その先生が近くでご指導してくれます。まだまだコトバは不自由です。それでも一生懸命話しかけてくれて、一生懸命見てくれて、指導してくれて…。こんなすごいことってないよなぁ。最近は連盟の先生方にもあまり見てもらえません。ご指導も受けられる機会もなく、ただ、ただ、自分の信じる道を手探りで歩く様な日々でした。なんだか時間が戻ったようです。ひとりひとり。丁寧にご指導頂き、独特の言い回しでわかりやすく噛み砕いてくれます。O先生に教わったことって、忘れられないんだよねぇ。今回の合宿第一介添えを仰せつかりました。これもO先生のご褒美なのです。第二介添えは同じ地区の先輩です。射手は初めてお目にかかる先生ですが、なに、臆することはありません。日頃連盟の先生方に教わっていることをやれば良いのです。介添えはあまり緊張しません。本当は良くないのでしょうが、介添えはそんなに嫌いじゃないし、やればやるほどいろんな発見があり、どちらかというと楽しい。我らの矢渡しで今日が始まるのです。光栄です。この合宿、何がすごいってお互いあまり素性を知らないの。それでもガッツリご指導が受けられるの。あとで調べてすんごい先生だったんだ~!って冷や汗をかくの。今回も、わざわざ見に来てくださった先生もいていろんなご指導をいただきました。本当に、ありがたい。食事。という名の飲み会。その後の反省会という名の飲み会。それらの時間でいろんな方が、いろんなアドバイスをくれました。人によっては指導が多くて余計に分からなくなった。という方もおりますが、普段ご指導頂けない私には貴重で新鮮な時間。そしてなによりありがたいのは「君の射を見ていたんだけど…」と言ってわざわざ来てくださる先生。そして翌日、奇跡が起きたのです。合宿2日目はイベント盛りだくさん。「上がり的」と言って大きな的から小さな的までいろんな大きさの的を当てていくゲームをしました。普段使っている的は真ん中でその前後の大きさの的を使います。大きな的はもちろん当たりやすいのですが、一番ちいさな的は24センチ。通常の的は36センチなのっで一回り小さいのです。ご指導とその後のいろんなアドバイスから射を変えました。当たりはもちろん欲しかったのですがとりあえず射形を良くしたい。そんな気持ちで引いたら。当たった!それもど真ん中。それも四番的まですべて1本で。信じられない。いろんな方が褒めてくださいます。う、嬉しいっ!そして最後の8寸的。これはやっぱり当たらない。それでも。先生がひとりすすっと寄ってきてアドバイスをくださいました。様々に言われ、ひとつひとつ確認しながら引いてみたら。なんと!当たったのですよぅ。こんなに嬉しかったのは審査以来。多くの先生方が背中を押してくださったようで嬉しくして嬉しくて。当たった的の矢を自分で抜いておいでと言われます。写メ撮っておいでと言われます。恥ずかしいけど本当に嬉しいですッけれど。落とし穴が待っていました。次の点数的で1本目はど真ん中、10点入ったのですが2本目、なんと変な飛び方をして矢を、大切な大切な矢を!壊してしまいました!!!うえ~んッ!!あまりの落差の激しさに皆さんに笑われます。うえ~んっ!!終わってみれば上がり的は第2位。だけど。上がり的の優勝者が個人戦で優勝したので繰り上げで上がり的、優勝になりました。何が嬉しかったかって、最後の集合写真で大好きなO先生の隣で優勝を持って写真が撮れたこと。光栄です。本当に楽しかった。宿もさらっと高級で、温泉も良かったし、お料理も良かったし。お部屋も良かったし。楽しいことばかりでした。矢を、壊した以外は。様々に偉い先生なのに、全然偉ぶったところもなく、気さくに声を掛けてご指導頂ける。本当に凄い、ありがたい合宿。どうかまた来年もと願わずにはいられません。どんなに偉い先生も基本はO先生のご人徳なのです。O先生ご自身が段や称号にかかわらず気さくにご指導下さるので本来なら声もかけてもらえない高段の先生方も気さくに気さくにご指導くださるのです。本当はこんなことないんだよね。弓の世界は段位がすべて。本当に楽しかった。そして為になった合宿でした。願わくば。来年もO先生をはじめM先生、H先生、H先生にまたご指導いただきたい。特にH先生はわざわざそばに来て話を聞いてくれて、ご指導くださったのですよぅ。ありがたい。楽しかったなぁ。でも疲れたなぁ。
2015年06月21日
合格しました。この一言が書きたくて書きたくてどのくらい経つのだろう?ブログにかけない辛い思いもたくさんしたし、惨めな思いも歯がゆさに涙したことももう、数え切れない。そのくらい必死だったのだ。それがようやく。たくさん、お祝いの言葉をいただきました。本当に嬉しそうに答えてくれる先生方に、どれだけのご心配をかけたことか。くじけそうなキモチをずっとずっと支えてくれた仲間たち。叱咤激励と温かい励ましと繰り返し繰り返し指導してくださった方々。本当にたくさんの方々に支えられて私はいま、ここにいるのデス。どうやって伝えよう。どうやったら伝わるのだ。このキモチは。合格した嬉しさももちろんひとしおだけれど。たくさんのヒトに支えてもらえている。嬉しくて、幸せ。だけど。ここからなのだ。漸く入口にたどり着いたのだ。明日からまたちゃんと精進します。だから今日だけは。このシアワセと喜びに溺れたい。急遽お祝いしてくれた仲間。駆けつけてくれた先生。たくさんのメール。感謝の言葉しか思い浮かばないし、どうしたら返していけるのか見当もつかないけれど。ありがとう。本当に、ありがとう。言葉がこれしか思い浮かばないのがもどかしい。だけど。いつも自分が感じていた感情を味わってしまった仲間もいるのだ。わかってる。辛かった自分の思いは忘れるわけないから。今回涙を飲んだ仲間のフォローはちゃんとしっかり、忘れずに。そして今度は全力で応援するのだそして共に上を目指すのだ。ここが、頂上じゃないから。また一歩づつ。だけど。あぁ。だけどさ。本当にシアワセだよぅ。
2015年05月10日
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常識あるオトナってなんだろう?早朝から微妙な緊張を孕みつつ会場へ。もちろん一番乗りですとも。誰も来ておりませんが、その隙に今日の手順などのレクチャーを仲間から受けました。何度かお手伝いをした仲間が以上に緊張しているのでこちらも不思議な気分になります。だって、相手は大先生といえど、大人だし、接待を受けるために来るわけじゃない。あくまでもメインは別、それを気分よく滞りなくやってもらうための「接待」なはず。第一皆さん「人格者」なのだ。お茶の出し方ひとつで文句を言う方々ではなかろうになぁ。準備をしているとだんだん人が集まりだし、緊張しつつご挨拶。とはいえ、みなさんご自分の準備に忙しくお茶係になんて注意を払わない。当然よね。ま、いろいろありましたよ。基本的には休憩時間にお戻りになる先生方にお茶をお出しする。食事時にお茶を出したり、お菓子を置いたりする。お疲れ具合を見計らいおしぼりを準備したり、ご所望があればコーヒーなど入れて差し上げたりする。それだけです。「邪魔にならない」これを心がけていればよいのだろうなぁと思っていたのですが。すべて終了して片づけていたら仲間がぽつり。(この仕事を任せてくださった先生の)「顔に泥を塗ったかも」へ?初めての接待というせいもあり、正直なにがなんだかわからないまま。というところはありました。でも先生の「顔に泥を塗る」ような失態って何やらかした?「うるさかった」手順のわからないことを聞いたり、給湯室のドアの開け閉めや、お菓子を準備する袋の音、水を流す音、出入りの足音…。そういうものが「うるさかった」というのです。座布団とひざ掛けの準備も遅れたし。立ってる位置が悪かった。退出の時期が遅かった…。などなど。沢山のダメ出しがあったようです。気づかないうちにしでかす失敗程始末に負えないものはありません。「常識のあるオトナの振る舞い」をしたつもりだし、それがあると思っていただいたからこそこんどの「接待役」を仰せつかったのに。「顔に泥」を塗ってしまったんだろうか…。
2014年11月03日
審査がまたまた近づいてまいりました。今日は本番を想定して審査会場の道場でお稽古してきました。あいにくの、雨。それでも気合いは十分です。だって。審査を受ける仲間4人と、ご指導いただく先生。それだけでガッツリお稽古出来るなんて、そんな幸せな事、良いのだろうか?状態。入場、退場、位取り…。そういう細かいところをガッツリお稽古して、午前中はそんな感じで終了~☆先生をランチをして、ホームグランドに戻ると夜の稽古に参加。本当にガッツリお稽古したのでくたくた。昨日ほぐしてもらった体がまた疲労しそうです。でもココロがとても喜んでるぅ~。今日はチケット取もその隙間に発生していたりして、本当に忙しい1日でした。無事、チケットは取れたもののそれに付随するチケット取が…。明日は、高段者の審査のお手伝いに行きます。え?ハイ、始発で行きます。審査より緊張する「お手伝い」です。…がんばります。紺ブレザー、白ワイシャツ、黒靴下。全部揃えました!ちゃんとした社会人なら当然持っているものが私は持っていない…。でも、でも。揃えたもんね。ちゃんとした社会人のフリは出来るもんね。そう思っていたら…。腕時計…?!…もってないよぅ。やっぱりちゃんとしたオトナが手伝う、「お手伝い」私にはかなりハードルが高いようで。
2014年11月01日
頑張ってお稽古。これがなかなか出来なくなってきた。異動になってからどうにもやる気がない。お稽古だけじゃない、すべてにおいてやる気が出ない。そうして月日だけが飛ぶように過ぎていき、気づけば再びの、審査月間。はふ~っ!でも時々、先生のおっしゃっていることがちょっと分かった気がすることがある。ずっと言われ続けていた「弓手を動かすな」それだけのことがどうしてもわからない。それがここにきてちょっと気づけたような…。とはいえ、実践できるのは一日に2、3射。うまくできない。仲間の上達に焦る。比べるものではないし、そもそも比べられるものでもない。それでも、焦る。自分のふがいなさに。お稽古不足に。そんな日々だったが、大好きな先生とランチの機会に恵まれた。射技の話はもちろん、精神論、先生の日頃の思考などなど、沢山の話を聞かせていただいた。もちろんダメ出しも多いのだけど、稽古着を脱ぐと先生は穏やかだ。和裁も上手な先生は胴着もご自分で手作りなさるとか。も、意味が分からないくらい凄いわね。その胴着を譲っていただけることになったのデス!ま、経緯はいろいろあってわざわざ私に下さるというわけでは無く、偶然なのだけど。それでもなんだかうれしいよね。そんなわけですっかり心を入れ替えた(カナ?)私は心行くまで久しぶりにお稽古しましたとさ。昨日のお稽古でもやる気は密かに胸で燃え、全身へろへろになりながらもお稽古。そしたら。別の先生がしっかり見ててくれたのだ。出来なくても出来なくても言われたことをやろうとしているということに気づいていてくださったのだ。直接言葉はかけてもらえなくても、ちゃんとやっているな。それでいいんだよ。と、遠くから見ててくれたよ。そんな、それだけのことがなんだかうれしかったお稽古でしたな。
2014年10月27日
先日矢の修理を自分なりにやりましたが、頼んでいた矢ができたとの連絡をいただいて行って来ました。わずか2年前、されど2年。ずいぶん違う感じです。先日減っていると指摘を受けた矢先も全部取り替えてもらい、バランスを直してもらいました。さらに。どうにも不器用で道具の手入れは苦手なのですが、握り皮がね。握り皮がずれてきてしまうのですよ。握りすぎなのですな。今回握り皮もすっかり取り替えて、いちからやり直しました。いままでなんとなく使用していたものを全部剥がして自分の手に合わせて調節するのです。市販のパーツも売っているのですが、先生方はそろってそんなの必要ないというので、仰せに従いはがきを枕に使いました。はがき…。はがきを使う…。はがきったってねえ。ダイレクトメール…?大事な龍太郎にダイレクトメール…?大事な龍太郎に使う大事な握り。大事なものを使いましょうということで、レコーダーのポストカードをね、使わせていただきましたよ。一枚では厚すぎるので、半分。ごめんなさいして上半身。「龍太郎」に「レコーダー」最強でしょ。なんだけど。つい最近までちらちら見えていた弓道のしっぽは完全に見失いましたな。また最初に戻っちゃったみたい。「どうしてあたらない?」「当たればね」「あれでなんで当たらない」つらい日々、再び。それでもやっぱりお稽古に行くですよ。
2014年09月15日
道具の手入れも大事なことです。私の矢はカーボンなのですが、塗りがはがれたり、傷ついたりしたので、ちょっとお手入れ。まず、マスキングテープを貼りますちょっとだけ水で薄めて塗ります乾かします。たったこれだけなのですが、なんだかひとりで大騒ぎでした。弓道のしっぽがちらちら見えた気がしました。まだまだ捕まえるのは難しそうですが、なんとなくいつも見えるようになるといいな。時々、触れたような錯覚も起きます。頑張ろう。共に闘おう。
2014年08月24日
恥ずかしい思いも、悔しい思いもしてきた。情けなくて歯痒くてなんて思いはそれこそもう、数えきれないほどに。夏休み。さまざまな思惑で自分なりに目標を持ってお稽古に励んだ。連日の講習会も。日頃行かれない時間のお稽古も。一度は行きたかった場所でのお稽古も出来た。割と好調で、「筈一個」の魔法のおかげで楽しく当たってきた。その、集大成だったはずなのに。昨日、今日と仲間がそれぞれの場所で、立場で昇段試験に臨んでいる。合格も残念もいて、またそれを乗り越えて共に精進するのだ。なのにこの体たらく。うぅ。結果を言えば3位。まあまあでしょ。でもね。内容が悪すぎる。4/10でしかも競射で負けての3位。なにやってんのだ。「筈一個分」の魔法でちらりと見えたしっぽは、なかなかつかまりませんなぁ。それでもめげずにお稽古。行かれるかしら。
2014年08月17日
なつやつみ弓道が一日お休みだったので、おうちで片付け…の予定が。こういう時に限って体調を崩す。ま、こんなもんさ。 それでも何とか片付けの目途が立ちました。で、今日はいつもの施設が使えないので別の施設でお稽古です。K先生に連れて行ってもらった弓道場は広くて新しく気持ちの良い場所でした。「筈一個分」の魔法がまだ効いているようで、気持ち良い音が鳴ります。楽しいよ。楽しくて楽しくて、体力が続くならこのままずっとお稽古していたいさ。それでも3時間ガッツリお稽古をして、先生と食事をして帰宅。楽しい気分のまま。でも、まぁ。いつもの弓道場がすぐに恋しくなっちゃうのさ。今度の土日は審査です。今回は受けるのを見送りました。がんばっている仲間の応援だけ。参段を頂いてから、ずっとずっと昇段試験頑張ってきました。そりゃぁもう、一生懸命。でもね。なんだか…ぽきんと音がしたのだ。この前落ちた時。ちょっと泣いて。激しく落ち込んで。拗ねた。たまたま当たったり、たまたま出来が良かっただけで受けても合格しないのだ。きちんと信念を持ってできるようになりたい。審査の先生方に自信を持って「見てください」と言えるような射をしたいのだ。そのご褒美に「昇段」があるのだ。ここに来て調子が上向いた。昨日の「筈一個分」の魔法がまだ効いている。正直、明日試験を受ければよかったと思う自分もいる。だけど。やっぱりそれは違うような気がするんだよ。今当たっているのは、休みの解放感と好きな時に射てる気楽さ。それだけの気がする。来週、ちゃんと仕事をしながらいつもの景色で魔法が解けなかったら。その時はやっぱり次回の昇段に向けて気持ちを作ろうと思う。来週、やっぱりいつも通りに腑抜けたら。それまでなのだと、あきらめよう。日曜日には射会がある。そこでひとつ答えが出るだろうか。
2014年08月15日
暑い。でも酷暑ってほどではないもんね。お昼からお稽古。夏休みのせいか、みなさん張り切ってますなぁ。種々用事を済ませつつ、お稽古お稽古。昼間のお稽古に行くと日頃お会いできない方にたくさん逢えますな。それは良いんだけど。昨日矢師さんに言われたことを半信半疑で実践してみた。まずは通常通りに一手。これがまた見事に2時に二本とも抜けた。では。言われた様に筈ひとつぶん、ずらしてみた。ウソデショー2本とも入った。あんなに当たりに苦労していたのに。あんなに先生方がそろって「なんで当たらないかわからない」とおっしゃったのに。唖然としながらもまだ信じられず、以前使っていた矢を引っ張り出して番える。笑っちゃうくらい矢師さんの言うとおりだった…。丁寧に筈ひとつぶん、いつもよりずらして番えた。ウソデショー。ぽんぽんと当たる矢に先生方にも先輩方にも聞かれます。「筈、ひとつ分」ここ数年、苦しんで来た原因がコレなんでしょうか。立て続けに受けた講習を思い出しながらなぞり、ただ、矢番えの時だけ「筈ひとつ分」ずらして取りかけました。それが。すぽんすぽんと当たる矢に顎が落ちそう。もちろんこれがすべてなんて思っているわけではありません。今日は今日。明日はまたわかりません。それでも。道具の、手入れの大切さを痛感どころが殴感したお稽古でした。どうにもこのままではすまず、次の練習枠まで延長し、お稽古をつづけました。だけど、悲しいかな体力には限界があり。それでも1時間半程頑張ってから帰宅しました。あんなにあたるなんていや、まだ信じられません。明日はお稽古休日で出来ません。明後日また試してみますけど…。シュレーディンガーの猫のような確率ですよぅ。でも。道具。K先生もおっしゃってました。カケの重要性。道具に使われちゃだめだ。きちんと使わなければ。と。もっともっと高段者の話だと思って、雲の上の話として聞いていたのにねぇ。いつの間にか道具にも気を配れるようなそんなところまで来たのかしらねぇ。
2014年08月13日
今日は朝からがっつりお稽古。火曜日の午前中。一番行きたかったお稽古。神前拝礼をして、入場からの体配と審査間合いのきっちり稽古。先生も大勢いらして指導が入る。先日の講習会で言われたこと、筋肉の使い方など、日ごろ聞けないご指導に真剣に耳を傾けた。いや、いつもちゃんと真剣にやってるけどね。けどね。やっぱりひとりでもやもやしながらやるお稽古とはちょっと違いました。なんとも内容の濃い、重たいお稽古だったのです。昼からは引き続き講習会です。内部の先生方の着物での講習会。夏休みのせいか受講者も少なくて本当にガッツリきっちり見ていただけました。とても丁寧なお稽古が出来て嬉しい。酷暑は免れたとはいえ、猛暑には変わりないし、着物は暑いし。でもやっぱり今日は来られて良かった!と、本当にありがたいお稽古でした。そして、先日のK先生の講習会で言われたことをH先生はちゃんと覚えていてくださったのです。「物見とねらい」当たらない私にK先生がそれを重視して観てくださったのですが、こればっかりはひとりでお稽古できません。特に言ったわけではないのですが、H先生はそれを覚えていてくださって何度も何度も観てくださいました。うれしいよぅ。そして漸くちらりほらりと当たりが出ました。あちこち、完全ではないものの当たりが出たことで先生が笑顔になりました。漸く、漸くご指導に応えられたかも。まだまだ課題はありますが、一応方向が出来たことでちょっと元気が出た講習会でした。う~む。なかなか今年の夏休みはすごいことになってるなぁ。お稽古帰りに矢師さんのところへ行きました。そこで衝撃の事実に直面しました。「矢がだいぶ減ってるね」はい?今使っている矢は2年前の冬に作っていただいたもの。2年の間に2ミリ。「矢が2時くらいに抜けてない?」…確かに。外れるのはいつも1時2時です。時には全く同じところに抜けていきます。「短くなってるし、先が痩せてきてるから重心がずれてきてる。」えええ~っ!話には聞いたことがあったけど、まさか自分の矢がそんな状態になっているとは…!さまざまなアドバイスを頂いたり、矢のレクチャーを受けたり。この矢師さん、今回の伊勢神宮遷都にあたって奉納矢を作成した方。お話はどれも興味深く楽しくて、気づけば一時間も過ごしてしまいましたとさ。いや、もっともっと話をお聞きしたかったけどね。足、がね。痺れて…というか、もうね、大変なことになっちゃって…。ヨロヨロしながら帰りましたとさ。でもさぁ。なんだか半信半疑。今まで弓を変えようが、矢を変えようが、カケを変えようがまったく違和感なかったのに、そんな「たった2ミリ」でそんなことあるんだろうか?
2日目。今日は雲の上のセンセイ、K先生の講習会。日頃教えていただいている先生方と一緒に受けられる講習会です。今日も、キモノです。昨日に引き続き、少し涼しいのでキモノも…苦…では…あ、りま、せ、ん。受講は15名。ちょうどよさげな人数です。そして、初心者の私は久しぶりのスーパー大前です。これでK先生にガッツリ見ていただけますよぅ!軽くお稽古したときはそこそこあたったのですが、いざ先生のご指導が始まったらまったくの無音です。「1本入れば(4段)行けるんだがな」と、また言われてしまいました。まったく進歩がないんだなぁ。先生にも聞いてみました。「なぜ当たらないのでしょう?」首をかしげてしまわれました。それでも手の内のご指導を受けたり、取りかけのお話を聞いたり、カケの役割を教わったり、とてもたくさんお話をしていただいて充実した時間を過ごしました。おこがましいことではありますが。他の先輩方に言われていることを聞いても自分に当てはめて考えられるような気がしました。先輩方が悩んでる意味が、私にもわかるようになったような気がしました。射技指導で、私が言われたのはまさかの「矢の持ち方」…射技以前のオハナシですな。それでも丁寧にわかりやすく教えてくださる先生に本当に頭が下がります。このK先生、大好きなんだよね~。やさしいのだ。言ってる言葉は厳しいのだけれど、聞いたことには嫌な顔もせずに丁寧にご指導くださるし、一生懸命見てくださるので大好きなのだ。一手先生に見ていただいた後はまさかの「持ち的座射礼」え~!お正月以来やってないよぅ。でも出来ないと私の先生方が恥をかくよぅ。しかも、大前だよ、ワタシ。ええい。とりあえずやってしまえ!…ってな感じで出ました。早矢を射て下がるとき間違えた。それ以前に入場のときの歩き方を間違えたよ。それでも丁寧なご指導、イタミイリマスル。なんだかんだと射技指導、3手見てもらえた。その間、一本も当たらず。先生も首をかしげておりましたな。…ハハハ…。orz先生をお見送りし、待ちかねたように自主練に移る。今日はラストまでやっても良いのだよ~♪K先生がお帰りになった後、自主練を始めようとした私にわが師、H先生が厳しいお顔で来られた。「射がいじけてる」は?「どうせ当たらないと思ってるでしょ。射がいじけてる。いつものようにどーんとやりなさい」え。え???いじけてる…?本当、先生にはかなわない。すべてお見通し。ご指導いただいたK先生が射技指導でおっしゃった。「的付と物見」それをH先生は聞いていてくださって、何を思ったか見てくださった。そしたら。ぽんぽんぽーんと、当たったのだ。あれだけ当たらなかったのに。「まっすぐに押してない、ばーんって離してる」…そうなのだ。私の悪い癖。押せって言われると上押しをぎゅうぎゅうしちゃう。伸びろって言われると引き分けから伸びちゃう。そのまままっすぐ離せって言われてるのにばしーんと離しちゃう…。K大先生ももちろん大好きだけど。やっぱり日頃見ていただいてるH先生はもっと凄い(内心思ってる)見てないようできちんと見ていて、たらたらしてたり、いじけてると的確に指摘して叱責してくださる。まっすぐに押してバランスよく離す。離すというより離れる。自分で常に言い聞かせているのに、先生に言われるとちゃんとできたりする。…なんでなんだろ~?先生方がお帰りになられた後自主練。もっと頑張りたかったけれど、イキナリの台風の本気にビビる。矢どころか弓まで濡れる激しい風雨にお稽古中断。明日もあるしね。ってことで帰宅。明日は午後から。龍太郎、よろしくね。
2014年08月11日
毎年嫌いな夏休み。でも今年は楽しみでたまらなかった。だって。だって、だって「お仕事行きたくないも~ん!!!」飛ばされて一か月。涙目でこらえにこらえて仕事してますから。どんだけ楽しみにしてたか…!でも、まぁ、行くところもやることもナイワタクシ。夏は苦手デス。H道場での独自講習会。9時にはすでにスタンバイOK!人数も35人と少なめでガッツリできそうな予感。だけどまぁ、予感は得てして外れるもので、最初の一歩から叱責のお声。「やり直し!」まぁ、新人さんが多いようだから仕方ないよね。しかし。酷暑は免れたとはいえ、猛暑には変わりなく。着物はしんどい。すでに汗びっしょりで体力が奪われます。漸く我が順番が回ってきました。…。「先生に見てもらえるような射」そして。「自分らしい射」を心がけましたよ。そしたら綺麗に一本だけ当たりました。ほっとしました。まずは「歩き方」から始まります。そして襷掛け。特に注意もされずに終わりました。当然といえば当然。だってだって。日頃先生方に教わっていることばかりなんだもん。出来なきゃ先生の指導が「?」って言われるようなことばかりだもん。出来るさっ!受講生の質問にだって答えられちゃう(モチロン心の中でだけど)だってだって。ウチの先生ならだれでも教えてくれるような質問ばかりなんだもん。こういう外部の講習会に参加するといかに自分が恵まれた環境でお稽古しているかを痛感します。もうここでお昼休憩です。出来ているかどうかは疑問ですが、歩き方はいつも先生に言われているのでなぜ皆さんが今更こんな指導を受けるのかちょっと不思議でした。でもよくよく見てると皆さん、言われてることの意味をちょっと分かってらっしゃらないようでそれにも衝撃でしたな。そして、漸く、いよいよ、射技指導。「うん。悪くないね」日頃キビシイ先生からのお言葉なのでウレシイのですが、じゃぁなぜ当たらないのでしょう。という、質問には答えはなく。以前「ただきれいなだけ」と、言われた射からは脱したようで、ほっとしました。そして以前「無駄な動きが多すぎる」と言われた先生からは「だいぶ良くなってるね」とのお言葉をいただき。なぜ当たらないのでしょう。との質問に「それはわかないなぁ」と笑顔で言われ。う~ん。モヤモヤ。どちらのセンセイにも「当たればね」とのお言葉をいただき、もやもや。その「当たらない」ことに苦しむ私には答えはないのでしょうかネ。そんなこんなで講習会は台風の影響もなんとか過ごし無事終了。久しぶりにお逢いできた先生に感謝です。そして他道場の方々にもお会いできるといろいろ刺激になりますね。暑かったけど、風が気持ちよく吹き、頑張って一日着物でお稽古しました。はぅ。皆様。お疲れ様でした。先生。本当にありがとうございました!
のんびりお出かけした先でもやっぱり弓の仲間はつながっている。仲間。なんて気軽に言えないような大先生が混ざっているのデス。そんな大先生のご厚意に甘え、行って来ました武者修行。初めての室内練習場。初めての皆さん大当たり。初めての…づくしでビビりながらもちゃっかりご指導いただくノダ。ところ変われば、しきたりもまた。そんなしきたりに戸惑いつつも、それでもみなさん「弓が好き」という、一点のみでつながる人々。な~ンかすごいよね。武者修行に行くと思い知ることがいくつかある。自分がいかに恵まれた連盟で引いているかということ。自分がいかに恵まれた環境で引いているかということ。自分がいかに…。そして龍太郎。今回仕事帰りに寄らせていただいたので矢はともかく弓は持っていけなかった。なので現地でお借りしたのだけれど。私はかなりニブイので、弓が変わろうと矢が変わろうとカケが変わろうとあまり影響はないはずなのですが。弓が、駄目でしたな。いかに自分が龍太郎になじみ、龍太郎が一部になっていたかを思い知りました。うぅ。龍太郎と共に行かれるのなら、M先生の道場も良いのだけれど…。
2014年05月04日
のんびりお出かけ弓もって。審査で落ちようが、落ち込もうが月日はすぎるのだ。以前からお誘いいただいていて、何気に楽しみだった「合宿」O先生を慕う仲間が集まって毎年行っているのだ。去年は種々事情があって参加できなかったのだけど、今年は参加しちゃいました。バスで九十九里へ。おぉ。「海ほたる」を通るのですな。二回目ですな。最初に通ったときは…大好きなyzkさんと一緒でしたな。あれから…5か月。仲間が増えたり舞台三昧したり…。本当に世界が広がりました。弓の成長はなかったですが…トホホ。お昼を頂き、合宿所に到着。まさに「合宿所」でした。射場の裏にはお馬さんがぱかぱか。長閑すぎて素敵すぎる。矢道にはちいさな花が満開に咲き…。うわ~ん、ステキのびのび引けば。審査を忘れれば、なにか吹っ切れるんじゃないかと、思ったけれど。そんなに甘くなく…。相変わらずのいつもの射でした。おぅ…。知らない道場。知らない仲間。知らない安土。なにもかも新鮮ですなぁ。胴着のままの矢渡しをして、一手引いて四矢を引いてご指導いただきました。夜は夜で反省会と言う名の楽しい宴会。お風呂が9時までだったり、本当に「合宿」って感じ。アメニティもお湯もでない、暖房器具もないお部屋。昭和。でした。しかし。今日は寒い。最近暖かかったので油断しました。寒い。本当に真冬の格好でも充分ってほど、寒い。ストーブ欲しいっ!朝は朝で朝練から。もちろん!起きられませんでした…。朝食はガッツリ頂き、さて、今日の予定。昇り的はひとり10射。今年は幼稚園はスムーズにいきましたが、小学校、中学校と手こずり、結局まさかの中学校で終了。うぇ~ん。個人得点も団体戦のストラックアウトも全くいいとこなしで終わってしまった。当たらないと本当に楽しくないのだ。でもさ。知らない先生にご指導いただいたり、O先生が元気だったり、O先生の奥様がとても楽しい人でうれしかったり。弓とはまた違う楽しみもあったのでした。何度も言うけど、本当に「合宿」だ!と思ったのは昼食。ガッツリのカレーでした。昼食後に荷物を纏めて合宿所を後に。さて、これから帰宅…と、思いきや。は?「イチゴ狩り」ィ?い、いまカレーをガッツリ食べましたけど?は?ここから5分くらい…?いや、腹ごなしもなくイチゴ狩りィ?あ~、そう。デスカ…。なんだかんだと20個程頂き、もう満腹で漸く帰宅のバスですよ。爆睡でしょう?と、思いつつ。うつらうつら。眠ったのか、爆睡したのか良くわからぬまま見慣れた景色に戻ってきました。渋滞の状況など見つつ、帰宅。来年もまた。…行かれるか…?自分。
2014年04月27日
ずいぶん更新が開いてしまいました。ちゃんとお稽古していましたよ。それはもう、ブログを書く暇もないほどに。2月の審査がまさかの大雪で中止になりました。…と、思ったら4月に延期になりました。あわあわしつつ、定まらない射でも、万に一つの可能性を信じて。いや、きっと大丈夫と信じて。季節の良い明治神宮、死生観…いや、至誠館へ。そして、やっぱり駄目なんです。乙矢がいい音をたてました。いや、あれはあたりではなく枠をかすった音だよね。で、駄目だったんですよぅ。また!また!!駄目だったの。当たらないの。またまた傷心と情けない身を抱えて帰宅。ですよ。もう、こればっかり。本当に四段なんて一生なれないのではないかと本気で思う。やればやるほどに落ち込む。何をそんなにむきになるのだろうと思うほど、むきになり自分を追い込み自滅する。まったく成長がありませんな。周りはちゃくちゃくと昇段するというのに。ちゃくちゃくと上手になっていくというに。何をやっているのだ?自分は。恵まれた環境で、のびのびと弓を引き、上達もせずにただ落ち込んで…。それでも。先生に「がんばれ」と、言われるとくじける心に鞭打ってまた頑張るべく通うのだ。つらい。とそんなことを言ってはいけません。恵まれた環境で好きなだけ弓を引ける。こんな幸せなのに。ツライなんて。そんなこと、思うから駄目なのだ。
2014年04月25日
本日。清左ェ門さまをお返ししました。思えば。昨年のちょうどこの時期、先輩にお借りした弓をバッカリ割ってしまったときに、お借りして以来丸一年、共に夢を追いかけてまいりました。竹弓に漆を塗られた清左ェ門さまはそれはハンサムさんで、本気で気合を入れないと的へ行って下さらなかった。その代り、初めてで唯一の皆中も清左ェ門さまでした。先日、心を込めて丁寧に丁寧に的前に立ちました。なんともありがたいことに束ることができ、これでお別れと気持ちを持って行くことが出来ました。感謝の気持ちしか湧きません。沢山、幸せな気持ちにさせてもらいました。沢山、厳しい仕打ちも受けました。唯一の心残りは清左ェ門さまと共に昇段できなかったこと。本当にありがとうございました。幸せな一年でした。本当にウツクシイ弓でした。今後は龍太郎と共に夢を追いかけて行きます。その、龍太郎。先日初射当たりの幸せをもたらしてくれたのみならず。本日の射会で久しぶりの競射。レベルは低かったものの、久しぶりの競射だったのデス。残念ながら当たらず、入賞は逃しましたが、ちょっとだけ、寄り添えた感が湧きました。なんとか。なんとか頑張りたい。なんとしてもがんばりたい。共に、夢を。
2013年07月20日
我弓道連盟が60周年を迎えました。感謝の射会でございます。持ち的坐射礼をさせていただきました。本当にね。感謝。の、言葉しかありませんよ。私、ここの弓道連盟に逢えて良かった。この先生方にご指導いただけて本当に良かった。心からそう思える師匠の方々です。先人のご苦労を聞くにつけ、本当に皆さんの苦労の賜物が今の弓道連盟を作ったのだと、それをキチンと次世代に引き継いで行くのだと、思いますよ。記念射会もごく内輪で執り行いましたので、気心の知れた仲間との射礼です。自分で言うのもなんだけど、気持ちの良い揃い方で綺麗に射が出来ましたよ。そして乙矢ですが、当たらせて頂けました~!先生にもお褒めの言葉をいただき、感慨無量でゴザイマシタ。我らの射が揃ってキレイだったとおっしゃって頂けるのなら、まさにそれはご指導の賜物以外の何物でもありません。先生方の教えを忠実にこなしたい、と素直に思うのも先生方の日頃の振る舞いや、射をすんごく見てるから、あんな風になりたい。あんな射がしたいと皆が思っているからなのです。先生方のおひとりおひとりが、真剣に我ら初心者に向き合い「共に精進しましょう」とおっしゃって頂けるから我らも一生懸命に応えたい。と願うのであります。記念式典にありがちな知らない来賓の方々の長~いお話もありましたが、それが聴き入っちゃうようなお話ばかりで、ビールの泡が消えるのも気にならない程でした。まぢよ。本当にこの弓道連盟に逢えて良かった。よくぞ見つけたな、ジブン。と、今日は自分を褒めてやりたいと思います。こんなことは先生方にきちんとお伝えしなければいけないことなのですが、どうも、そういうのが出来ず、こんな絶対先生の目に触れないようなところでアツク想いを吐露するだけしかできない自分なのです。いや。本当に幸せな一日でした。朝から汗ダラダラで着物でしんどかったんだけど。やっぱり好きなのよ。と、思ってしまうのです。実はやっぱり昨日から体調崩して、泣きそうだったりしたのだけどよくぞ最後まで頑張り、片づけまできっちりこなし笑顔でお疲れ様でしたまでやりぬけましたよ。今日ばかりは頑張ったよ自分。あ。でもこの体調不良は予期していたことだし、明日一日頑張れればあとはどうにかなるので心配はいりません(してないか…(ー_ー)!!)そして明日。いよいよ明日。むふふふふ。やっぱり体調不良で泣きながらなんだろうけど、もう楽しみで仕方ない。けれど、終わってしまったらしばらくはゴホウビないよ(今までがありすぎだからね)の生活です。そう、敷き詰めたゴホウビの最終日。大体ゴホウビの日は浮かれすぎて体調崩すのよ。
2013年06月09日
講習会!朝からエライ先生をお迎えしての講習会。いつもご指導いただいている先生からのアドバイスもあって、エライ先生にいろいろお聞きする。いろんな先生から同じことを言われるんだよね。それがどうしても自分のものにならないのだ。叱咤激励してくださる先生方。励まし、応援してくれる仲間。同じ思いを共有し、共に上を目指す仲間。そんな思いにこたえられない自分に歯がゆい思いと、情けなさでぐちゃぐちゃになるけれど。弱い弱い自分が、一生懸命やろうねと決めたから。情けなくても無様でもやめてしまうことは出来ないから。ゴホウビを用意して、ココロ挫けない様に。とは言え。…このゴホウビが多すぎるのでは、と思ったりする今日この頃。落ち込むことひとつに対して、ゴホウビが3つくらいあるような気がする(笑)だって、来月。そりゃ来月の、特に月初は今までの仕事人生の中でも最大の危機。それは良くわかってる。何が起きても不思議じゃない、緊迫した時期ですよ?初めて体験する四面楚歌ってヤツ?全面敵だらけ。ですとも!それで、ゴホウビを用意しましたけど…。さすがに多すぎないか?ゴホウビを用意した。と言うよりは…敷き詰めた。(爆)ゴホウビに見合う仕事が出来るのかィ?ともあれ。講習会で教えていただいたコト。ひたすらに我武者羅にやってみようじゃありませんか。午後は持ち的の講習会。来月、我が弓道連盟の60周年記念射会があり、どうやら持ち的をやるそうなのデス。その、講習会です。入場の仕方からダメだし。夕方、講習会が終了した後は自主練習。さすがにぐったりしてきましたが、なんだか止められません。龍太郎の弦の調子も良い様だし、清左衛門様の調子も悪くない。ムキにならない程度に頑張ってみました。審査の前日。オケイコに行きました。審査は清左衛門様で受けると決めてましたが、その隙間に龍太郎も慣らしてやらないといけないので、交代に使っておりました。龍太郎は一週間前のお稽古で弦を切り、別の弦で練習していたのですが、マサカの弦切れ。どひゃぁ~と思いつつ、替えの弦を準備しオケイコを続けるはずだったのですが、マサカマサカの二本目の弦切れ。頭真っ白ですよ。なにか気に入らないのか(泣)龍太郎~!審査後、練習もままならず。慌てて弦を買いに行き、家で作り今日使いました。ふむ。なかなか調子がよさそう。龍太郎もなかなか良い感じになったようです。駄目だ。落ち込もうがへこもうが、無様だろうが笑われようが、呆れられても。好きなんだもの、仕方ない。どうやらまだまだ負けないらしい(笑)
2013年05月26日
竹弓に漆を塗られきれいなお姿の清左ェ門様。並13K。力強いハンサムさんです。清左ェ門様をお借りした時は本当にうれしかったぁ。こんなきれいな弓引けるんだって。当時は当たりもそこそこあって、ただちょっと気を抜くと機嫌を損ねてしまうご性質。本当にウツクシイ、素敵な方です。そして漸く自分のもの!と呼べる龍太郎を手に入れました。こちらは伸13K。ダイスキなH先生のお墨付きを頂いたこの方は、先生が何度見ても「良い姿」と仰るハンサムさん。昨日、弦を作りました。とはいえ、麻弦は初めて。どーしたもんかと思って相談したら、H先生自らおつくり下さいました。しかも2本とも。!!!大感激でございます。いよいよ明日。初めて使います。あと2回使ったらいよいよ的前デビューです。大事にします。大切に育てます。「共に夢を見よう」そう言って連れてきました。共に、夢を昇段。もう、してもしなくても良いです。良い射がしたい。そんな気分が強いです。良い射で気持ちよく射場に立てれば至福です。先生はおっしゃって下さいました。「当たるときの射は良いよ」と。そしたらもう先生の仰る通り、ひとつひとつを大切に立ちたいだけになりました。昇段。はっきりいえば欲しいです。合格。でもね。それは本当にオマケというか、ご褒美というか、そんなもんなのかな。って。昇段してもしなくても変わらずオケイコに通うだろうし、ただ好きなだけ。それだけです。お稽古の帰りに思います。「弓、引きたい~」そんな日々。
2013年04月23日
今年で60年目なのでそうです。60年てすごくない?先人たちが脈々と伝えてくれたモノを引き継いで行くのデス。そんな私はへたっぴぃ(どんまいっ)成績は悪かった(あちゃー)が、とにかく楽しい一日。霞的 8射→1/1色的 8射→2/1(7,7,9で23)八寸的 4射→1もう一歩も二歩もがんばらなくてはなりません。でも久しぶりに射が楽しかった。風がすごくて寒かったけど、気持ちはハイテンション。そんな、いちにち。
2013年04月14日
またダメだった。本当になんて険しく遠いんだろ?やっぱり無理なのかな「夢はきっと叶う」ってのはヒトの二倍も三倍も努力した人の話であって、フツウのヒトには無理なことだよね。向き不向きってのもある。限界ってのもあるね。それでも今回はせっせとオケイコに通い、ようやく先週になって5割まで行くことができた。今まで出来なかったこと、先生に言われてもわからなかったことがちょっとわかったみたいで調子は良かった…はず。でも。間違えた大前につられた。間違えてるってわかってて、つられた。自分がどうすべきかをわかっていたはずなのにそれが出来なかった。「大前に従う」という大原則。「大前が間違えたら正しいことをする」という決まり。知ってたよ。知ってたのに、優先順位に惑った。いやいや。それは言い訳だたとえ大前が間違えようが、射がちゃんとして当たれば良いだけの話だ。甲矢が10時に外れた。そこで終わったのさ。それでも集中力を切らさず、持てる力を注ぎこんで乙矢は当たった。そこまでだったな。そもそも5割で通るはずがないのだ。奇跡を願いながらの審査なんて通る訳がナイ。今回は片矢でも合格した人がいた。何人も。日頃の成績を加味された結果だという。日頃の成績…。その時当たるだけではだめなんだ。「落ち慣れ」だんだん、そんなものになっていくのがわかる。コワイよ。合格した仲間には心から祝福できたし、共にダメだった仲間とは励まし合ってまた新たなるチャレンジを誓ったケレド。明日から練習行かれるのかな?ちゃんと練習行くのかな?弱い弱いココロがささやく。「モウヤメチャエバ?」「ドウセムリナンダカラ」「イマイジョウニガンバレルワケナイジャン」私は本当にシアワセモノで練習だって行かれるし、審査や試合にも出られる。諸事情で続けてお稽古が出来ない仲間もたくさんいるのに。支えてくれる仲間もいる。それなのに。また。また落ちた。またダメだった。情けなくて歯がゆくて申し訳なくて、イヤになる。おかしいなぁ審査のあの緊張感。今までに感じたことのない緊張感。決して嫌いではなかったのに。楽しかったのに。今日は飲んだくれちゃうゾ。
2013年02月16日
今年もよろしくお願いします。今年の初射会は早い。前日ようやく道場が開いたってのにイキナリ射会ですよぅしぶしぶ…いやいや喜び勇んで一番乗り。朝の8時半からお稽古開始で~す。新年だからね。最初だからね。自由練習だからね。着物で。襷掛けしてやりましたのさ。そして迎えた初射会。東京はこの冬一番の寒さ。さむいよッ!!めちゃめちゃ寒いよッなんなのさ、これッそして人数が多いので一手二回の四射。新年は上段者からなので374番でした。午後からです。午前中は上段者の射を見てお勉強したり、先生の射をムービーで撮ったり、お参りに行ったりしてました。お弁当をいただいて漸く午後の部。出番デス。第二射場の大前。甲矢はダメでしたが、乙矢がはいりました。しかもかなり気持ちの良い入り方でテンションが上がったよぅ。いつもこんな風に射たいと思うような射が出来ました。イヤッホウそこまでだったんだけどね。ヘヘヘ。まだまだですよ、本当に。課題がたくさんですよ。でもやっぱり楽しいんだよな~すっかりとっぷり日が暮れて、わいわい仲間と先生と帰る道すがら。来年もまた来られたら良いな~とつくづく思いました。ありがとうッ。だがしか~し!!会長がお倒れになったという、なんだか怖い事態も発生していたので素直に喜んではいられないのです。結構近くで不幸があったり、心配事が続いています。どうか皆様、ご自愛ください。どうか知らないところで心配しているヒトがいること、ちょびっと知ってください。早めの手当て早めの受診。どうかお願いします。悲しいことは勘弁してください。翌日~風邪ひいたよ~。鼻がずるずるだよぅ~でも行っちゃうもんね、オケイコ。るるる~。先生がおっしゃいました。「言われたことがすぐにできなくても、丁寧に心がけて一生懸命オケイコしてれば、きっと「これかな」って日が来る。」…はい。信じます。先生にご教示いただいたこと、心がけて試行錯誤して再び教えを乞いながらオケイコします。のびのびとおおらかに宇宙と融合するつもりで、大きな射を目指します!(←大きいところまで言っちゃった!)今年もとおい道のりが幕を開けました。
2013年01月06日
地道に落ち込んだりへたれたりしながら、まだあきらめてない四段昇段。本日、懲りずに行ってまいりましたよ。最近の射は自分でも首をかしげたくなるほど。「どした??自分」と突っ込みたくなるほどうまくいかない。なにもかも。先日の連続射会でも、最終お稽古でも先生のダメだしONLYでこりゃ、むりだね。モード。それでも。それでも。応援してくれる仲間がいたのですよ!!「がんばれ」と励ましてくれる仲間のなんとありがたいことか。「今の自分にできること」それなら自分にしかできない、自分にも出来ることをやるだけでしょ。天気も悪い。寒い。今までの昇段試験を思えばカワイイものでしょ。ワタシ、ワタシ本当にがんばりますわよ!気合は十分、気力もダイジョブ。仲間の後押しももらった。あとはジブン。最初の立ちではなかったけれど、4立ち目大前。先生は石川先生、佐久間先生、(大好きな)北島先生、大塚先生…。入場はまあまあ。襷掛けクリア。さて甲矢。もうね。本当に頑張りましたよぅ。丁寧に、言われたことを全部思い出して、それこそ必死。でもリラックス。この状況を楽しまなくてはね。そしたらね。スポーンと良い音がしてほぼど真ん中。自分でも驚くほど気持ちよく射てました。そして…これが今の自分の実力だったようで。同じように、同じように、緊張の糸を切らさず、リラックスして、持てる力を…。と切望したのですが、無残にも外してしまいました。それでも後ろの方が「(1本目)当ててくれたから続きたかった」とおっしゃってくださって、まぁ、大前の使命は果たせたかなぁと。学科も、まぁ自分では書けた方だと思うので今回もまったくの力不足。今回のワタシのお題は「基本動作の留意点について述べよ」「危険防止について述べよ」他の皆さんには「射義・射法について述べよ」「稽古の重要性について述べよ」「射礼について述べよ」「弓道修養の大切さについて述べよ」まだまだ修行が足りませぬ。四段は本当にまぐれも運も通用しない、実力ONLYの世界なのですな。それでも未練たらしく結果まで待って、自分の目で落ちたことを確認して帰宅しましたよ。先生はもうなにもおっしゃらなくなりました(笑)見捨てられても、ほったらかされても、地道に努力していく覚悟、付けようじゃないですか。胸を張って大先生方に「見てください」と言えるまで、しつこく挑戦しようじゃないですか。「人は人、ジブンはジブン」これって結構シンドイのね。周りが当たれば動揺する。昇段者が居ればうらやむ。くやしい。そんな気持ちをまるっと抱えて笑おうじゃないですか。祝福しようじゃないですか。讃えようじゃないですか。「ヒトはヒト。ジブンはジブン」いつか。いつか自分も。その場所に立てるように。いつも後ろ向きなジブンですが、こればっかりは譲れない。だって。だって、やりたいんだもん。大好きなんだもん。ただそれだけで。出来るとこまで行ってみたい。そんな気持ちの今日の自分でありました。はぁしかし。本当に遠いな「四段への道」
2012年11月23日
昨年良い思い出のあるこの例会、今年は準備からの参加です。事前の打ち合わせといってもなかなか時間が取れず、ここからすでに四苦八苦。今回の例会はいつも控室に使用させていただく場所が使えなかったり、受付が三階だったり(弓道場は四階)、下駄箱が使えなかったり、前日準備が少人数だったりといつになく大変だった様子。私にしてみればどれもこれも初めての経験なので、とにかく言われるまま準備に奔走。役員の先生方へのお弁当とフルーツの準備。お手伝いいただく方のお弁当の準備。備品買い出し。当日の手順の把握や備品の管理。会場準備。やることはたくさんで、なかなか把握できなかったり、借り出す備品がちんぷんかんぷんだったりと、自分としては本当に大変でした。でもいつもと違う試合ってわくわくする。廊下を仕切るコーンとか、簡易弓置きとか案内ボードとか普段見ないものがたくさん。あちらこちらに貼る張り紙も沢山準備があって感心したり。いつもこんな大変な準備をして大会を開催してくださっていたのだ。なんだか感動してしまいました。これからはココロを入れ替えて気合を入れてお手伝いしますッ。さて。当日。あいにくのお天気にどんよりしそうな気持ちを抱え、いつもより早く会場に到着。外の更衣室で着替えていると、仲間がやってきました。今回の運営責任者は実は私ともう一人。二人が責任者として運営します。とはいえ、まったく慣れてない二人なのでサポートしてくださる(実質の責任者)方が3名。さらに同じ道場の参加者は否応なく(笑)お手伝いです。それでも同じように朝早くから準備に来てくれて、自分の支度も後回しにしてなんでも手伝うよオーラ全開でそばにいてくれる仲間ってなんてありがたいのでしょう。もちろん地区の大会なので、役員の先生方が進行をしてくださるし、手の足りないところはサポートしてくださいます。会場が開くと同時に選手の皆さんも来てしまうので、入り口に下足袋配りの方を配置して、戦闘開始。です。受付で名前を書いてもらったらそれを即座に転記して名簿を作り、さらに大きな紙に書いて貼り出すのです。達筆な先生は筆ペンでさらりさらりとお名前を書き出します。凄いなぁ。開会式の時間になり、皆さんが会場入りしても我らは準備のためそのまま。開会式も矢渡しも見られず。的を付け替えたらいよいよ試合開始。自分の出番が終わったら、看的なのですが、これが大混乱。雨に備えて雨バージョンで始めたのですが、狭いので広いほうへ行ってしまう方、続出。連絡が行き違ったりで混乱してました。でも皆さん割とそんな状況に慣れているらしく、それなりにこなしてくださいました。みなさん、すごい。でもなんか策を考えないとねぇ。そしてお昼の準備。食事用のお部屋も時間の都合で朝準備できなかったのに、手のすいた方がみなさんでやってくれていて本当に助かりました。お弁当を受け取り支払いをすますとこれで一段落。領収書をお渡しして清算していただきます。この辺のお仕事は本当に手際が良く、先生方って本当になんでもこなすんだな~と妙に感心。出番も自分たちで決めたのですが、準備があるからと後ろの方の順番になっていたのですが、これが失敗でした。肝心の接待の時間に自分の出番でした…。おかげで本日の先生方、どなただったのかも分からず。次回の反省につなげましょう裏方に徹しようにも選手としても参加しなくてはならないので、自分の出番の時は誰かにお願いし、あとで交代要員をお願いしなくちゃいけないのですが、なかなかうまくいかなかったなぁ。モレも予想外もたくさんあったのにみんながフォローしてくれて無事に進行できました。ありがたや~。自分の結果は相変わらずで、苦笑ですが肝心の皆さんの成績もロクにわからなかった。いつも声を掛けてくれる別の道場の方が好成績で最後の競射に残っていました。おめでとうも言えなかったのでここで言っときます。「おめでとうございます!昇段もこれでばっちりですね!」我らの仲間も準優勝。これだけはお祝いが言えました。それでも漸くこれで試合が終了。閉会式も出られませんでしたが。終われば終わったで片づけ。お借りした備品をお返しし、会場を元に戻し張り紙をはがし、道場も元に戻す作業やら、的貼やら。回収した下足袋をみんなでたたみ、ようやくひと段落。翌日は我らの例会なのでそっちの準備も軽くしました。簡単な反省会をして全部終わって帰宅。なんとか小降りで持ってくれた空もとうとうどしゃぶりに。久しぶりに土砂降りじゃないか!ってくらい降ってましたね。いつもてくてくお散歩がてら歩くのですが、流石にバスで帰りました。帰ってまずビールをぷしゅっと。気づいたら水分、全然取ってなかったの。カピカピでしたな。んまかったデスそして翌日。我らの例会。こちらの結果もいつも通り(苦笑)昨日のお礼をみなさんにお伝えし、先生にお礼をし、今日は今日のお手伝いをし…。書いてると凄い大変っぽいけどがっつり弓に浸ってた時間。それはそれで全然楽しかった。肝心の射は。う~ん。よくわからない。時々しっくりくる。そうすると当たるのよ。でもどうやったらそれが毎回できるのかがわからない。言われたことができているのか全然だめなのか。昇段までもう日がないのにこんなんでイイ訳ないと思うんだけどねぇ。それでもね。楽しいの。楽しくて楽しくて仕方がないの。射場に立つことが。だからま、良しとしましょうか。ジブンデイッチャッタ。
2012年11月18日
市民秋季大会。昨日パワー全開もらったので、張り切って行きましたが。結果は散々でしたな。霞的は2/8。最初の2本はとても気持ちよく入ったのですが、あと全滅って…。自分にポカーンとしてしまいました。色的は99003033で27点。せっかく5本も入ったのに3点3個ってどうよ?こっちも最初の2本が9点だったのに、途中からのへたれっぷりに自ら唖然。最後の八寸的に至ってはかすりもしなかった。をいをい。しっかりしてくださいよぅ。さらに情けないことにまたもや競射で負け。まったく本当にナニヤッンノ?まったくもって不覚の至り明日からまた気持ちを入れ替えて精進いたしますゆえ、平にご容赦を。
2012年10月21日
昇段試験3回目。初めての場所。四段だけの審査。そして猛暑。条件はみんな同じだよ。試験官の先生が一番つらいんジャン?と本当に思うのデス。思ったとおり、最初の立ち、5番。落ちです。あまり汗をかかないジブンが汗、だらだらです。でも思ったより落ち着いて審査が進みます。襷がけも順調。早矢もちゃんと落ち着いて出来ました。もちろん、乙矢も。緊張で震えたし、どきどきだったし、暑くてしんどかったけどちゃんと「自分のやるべきこと」は出来たつもりです。それで当たらなかったということははっきり言って「力不足」それだけでしょう。「当たればね」といわれ続け、死ぬ気で気合を込めろといわれ、それでも当たらないのは力不足以外の何者でもないでしょう。正直、落ち込みます。悔しいキモチもモチロンあります。でも。終わって戻ってきた時のあのホッとした気持ち。すでにプレッシャーでつぶれていたのかもしれません。外れたときは流石に目の前が真っ暗になりました。本当に視界に何も映らなくなり叫びだしそうでした。それでも最後まで所作を怠らずに退場できたのは不思議な気がしますねぇ。どこかで力不足というのを判っていたのかもしれません。また明日からオケイコしなおしデス。でもちょびっとだけ落ち込みたい。すべてを忘れて休みたい。終わってみてどれだけプレッシャーでジブンが追い込まれていたのかがわかりました。一度、リセットしてまた挑戦したいです。帰りのバスを待ちながら、次に弓を引いているジブンを思い描いておりました。仲間の合格者に惜しみない祝福を送れたし、共にダメだった仲間にも再びのリベンジを約束したし、意外と冷静よね、ジブン。すぐにでも弓を引きたいジブンとゆっくり休みたいジブン。ふたりがキモチを引っ張り合います。ま。すこし休みましょうかね。イヤなこともシンドイこともセツナイことも全部弓のせいにしてごまかしていましたから、少しはジブンを労わってやってもイイカナ。都合よく「至急精密検査」のお知らせも届いているしね。「シンでもいいから当たりたい。合格したい」と思った気持ちの裏にある、現実逃避を眼前に突きつけられた気もします。モンダイをすり替えずちゃんと向き合わないとダメだと言われた気がします。弓を逃げ場にしてはイケマセン。でも今週一杯くらいは泣き暮らしたいくらい程落ち込んじゃったんだよ。本当に。四段ってのはスタートラインなんだもん。本気で弓をやるならね。三年前。ただただ弓が射きたかった。それだけだったんだけど、良い師に恵まれ「昇段」というゴホウビを覚えました。師の指導のお陰で順調に昇段し、本気でやるならココよね。というところまで来ることができました。でもここがやっぱり遠い道のり。「師の期待に応えたい」今はコレダケです。見捨てられたくはナイです。期待に応えて「新しい世界」を見たいです。欲も出ました。唯一ジブンがジブンの力で切り開く場所ですもん。進んで行きたいデスネェ。まだ前を向けそうもないです。しばらくはへこんで落ち込んで自暴自棄かもしれません。でもやっぱり愛しい弓と共に新しい世界を目指すのです。タブン。キット。…出来るカナ。だって。こんな私にも応援してくれるヒトが少しはいるのです…気のせいかもしれませんが。師は「楽しみだ」とおっしゃってくれました。ワタシにではないかもしれなかったけど、師の喜ぶ顔を見たいです。なんか泣けてくるなぁ。ジブンのだらしなさに。今日は弱弱。もう辞めときます…。
2012年08月12日
昨日のショックも覚めやらず、傷心を抱えて弓道場へ。今日は射会です。お借りしていた弓の持ち主にも、先生方にも、仲間達にも顛末を報告せねばなりません。う~。でもみなさん口をそろえて「事故だから気にするな」とおっしゃいます。審査前には良くあるんだよ。とも。(そーなのか?それはそれでコワイのでは…?)前回の弓とは違い、今回は治るのでその辺はちょっと安心です。時間がかかっても…ね。さて。ワタシの弓ですが…。ふふふふふふふなんとなんとこりゃまたすごい弓をお借りしましたよぅセンセイが倉庫からお出しくださったのは竹の漆塗り弓。一体誰がお使いだったのかワカリマセンが、竹に漆が塗ってあるということは今度はそう簡単には割れないってことですよおまけに見惚れる程、ウツクシイんだな、これが。みなさんが見に来る程のウツクシサ。射っていても「キラキラしてる」そうで、「キレイだよぅ、弓(←ここ強調)」と褒められ、全く良い気分です。ぶっつけ本番で練習も無く望んだ射会で10射中5中の当たり。久しぶりに競射に残る成績を出せました。おぉ。素晴らしきは塗弓なり。お借りしていた先輩の弓はとても美しく、優しく、たおやかな感じで例えるなら美人さんでしたが、今度の弓はちょっと強いせいもあり、凛々しいハンサムさんです。丁寧に引けばちゃんと応えてくれるけど、ちょっとでも気を抜くとガツンと振られる。そんな感じがします。ただ、ちょっと強いのであまりガシガシ練習するよりも一射一射丁寧に引く練習をしなさい。とアドバイス頂きました。審査前、どうなることかと真っ黒になりそうでしたが、おかげさまで明るくなれました。心配してくれた仲間達、弓を貸すよと申し出てくださった方、本当に嬉しかった。励ましてくださった方々、本当に良い道場に通ってるなぁと痛感しました。昨日、弓をぶち壊し、動揺しまくるワタシに優しいコトバと励ましをくださった、他道場のお仲間達、先生方も本当にありがたかったです。ジブンはどうしようもないヒトなのに、本当に周りの人びとには恵まれている。弓もそうだけど、思えば、仕事、趣味、どれをとっても本当に回りに恵まれていますなぁ。私には過ぎたる人びとばかりですよぅシアワセモノです
2012年07月22日
また!!やってしまいました…。今度は試合の最中ですよ。三射目を放つ寸前にイヤ~なオトが、バキッっと。そうです。また!割れてしまったのです。大事な大事な弓が。いやぁ……。へこみますぅ。わずか一月前の悪夢フタタビですよぅ。結局試合は棄権。こんなていたらく先生に顔向けできません。来月の三週間後の昇段審査、どうしたらいいの?修理には半年かかるそうで、モチロン審査には間に合わず。さらにお借りしている弓なので今度はばっちり修理代が…。ま、二桁はいきませんでしたが、それなりマンエン掛かります…。それよりなにより。ご好意でお借りしていた弓をぶっ壊した訳ですよどーしらいいんだ…途方にくれ状態。ボーゼンです。…ワタシは疫病神か…
2012年07月21日
上級者の為の講習会に参加。と、言っても接待のお手伝い。イキナリの猛暑となったこの日、講習生の方々、先生はオキモノ。アツソウ…。講習を受けられるわけではないので私服デス。それでも暑いんですケド。今回のお役はずばり「接待」みなさんのお弁当の手配から配膳、お茶出し、先生へのお茶だしやら冷たいお絞り出しやら、道場管理など、多岐に渡りました。なにせ初めての事だらけで右往左往しつつ、がんばりましたよぅ。道場にはエアコンはアリマセン。まぢ、暑いデス。扇風機3台まわしても熱風がうねうねするだけです。そんな中皆さん本当に熱心です。中でも一番熱心だったのは先生方で、これにはちょっと吃驚です。すごい。9時から5時までの講習で、最後の仕上げの立ちでは皆さん、最初のタチとは見違えるほどにあたりが連発し、これには本当に驚いた。我ら初級者の講習会ではこんなことはアリマセン。やはり基礎がちゃんと出来ていると、ちょっとのアドバイスで見違えるほど上手になっちゃうのね。はぁ~。お昼の支度&お茶出しが一段落してしまえば、一応道場内にはいられるので、先生のお話をダンボになって聞きまくりまして、自分でも出来ることを胸に書き留めます。何名か同じ道場で練習をする方々がいらっしゃいましたので、その方たちにもお話を伺いつつ、暑い道場内でせっせとおしぼりやらお茶をお出ししてました。漸くすべてが終了し、胸のメモが一杯になったら、今度はジブン達初心者の講習会に参加。今度はジブンもオキモノです。先日漸く購入した黒の絽の着物、デビューです。見た目には本当に涼しげなこのオキモノ、来てる本人は全然涼しくありません。襦袢が張り付いてしまって襷がけも上手に出来ません。うむむ。それでもさっき聞いたばかりの先生方のお話を実践すべく、胸のメモを引っ張り出してオケイコしてみたら…あらら。フシギ不可思議摩訶不思議。当たりの連発。おぉ。改めてセンセイ方の偉大さを痛感。う~ん。直接ご指導頂きたかった。…悔しいです。これが持続できれば文句なしなんだけど、そう上手く行かないのよネェ。それにしても。本日は本当に疲れました。久しぶりに汗びっしょりです。ここ数年、クーラーの中の快適生活に浸りまくりだったので、こんなに汗かいて動き回ることなかったもんねぇ。朝の8:30から21:00まで良く頑張りました。くたくたですが、ちょっとキブンが良いです。こういう日はめったにないので、何かゴホウビをあげなくてはねッということで。最近どっぷりはまってしまったDVDを4枚借りて帰宅。深夜まで堪能し、ひどい寝不足になりましたトサ。あ~。楽しかった。とおいとおい四段。それでも合格すればパラダイス。いつかきっと。いつかきっとあのセンセイに教えを受けたいッと心に深く誓うのでしたぁ今回、お手伝いに呼んで下さったH先生。貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。一緒にお手伝いをさせていただいたSさん。至らない事だらけですみませんでしたぁッ。遠路はるばるお越し頂いたセンセイ方。おひとりは次回我らの審査の先生ですと!何卒、何卒宜しく御願い奉りまする講習生の皆さん。暑いのにタイヘンなのにワタシにまでお気遣い頂きありがとうございました。本当、貴重な体験でした。皆様心から感謝デス。
2012年07月15日
弓が割れたいっそ潔いほどぱっくりとまっぷたつ射った瞬間へんな音がしたのでまぢまぢと弓を見たら、あららマップタツ。うわ~!!!大騒ぎしたら皆さんが見てくれて一応、修理に弓屋さんへ持っていくことに。これからどうやって練習すればいいんだよぅ(号泣)しかし、話には聞いていたけど弓って結構壊れちゃうものなんだね。ドキドキ今日は射会だった。我が弓道連盟の試合みたいなもの。そこでの成績は散々で、もう、どうしたらいいんだよぅ状態ここんとこまったくダメダメで本当にダメダメで。全くダメダメ。どうしようもない状態当然全く当たらず。気力も枯れ果て、帰ろうと思っていたのだけれど、やっぱりちょっとでも練習しようかと残った1射目だった。ラッキーだった。センセイも残っていたし先輩も残っていたので、無事に弓を修理に出すことに落ち着いた。そして先輩方がいろいろ弓を探してくださった結果、大先輩のYさんが弓をお貸し下さる事に。いいのか私が使っても大丈夫なのかしかもお借りした弓で試射したら、なんと当たったのだあら、ビックリ。今までの黎明さん弓よりは強いのだけれどそこはやっぱり竹弓なので、柔らかい優しい感じ。…がんばれそう…カモ皆さんがなんとなく夏に審査を受けること前提に話を進めているのがチョット気になるけど、でもこのお借りした弓で少しでも射型が治るなら。もうすこし頑張ってみよう…カナ。今日の結果を受けてセンセイのキビシイオコトバ。「何やってるの?」うぅ。そして上段者の講習会のお手伝いを頼まれたのですが、ソコでも一言。「早くここに参加できるようにならないとね」うぅ。行きたいのはやまやまですぅ。でもサ。そう言って下さるのなら、なんとかがんばろうじゃないか?センセイが待ってて下さると思えば落ち込んでる場合ではなく、練習。あるのみではないか?きっときっとそうだよね。…と、自分に言い聞かせ明日からもちょびっと頑張れそうなカンジ…?それにしても。うぅ。大先生からご寄付頂いた弓なのに、壊しちゃったよぅ。優しくてとても柔らかい良い子だったのにうぅ。修理には結構お値段が掛かるらしい。そしてかなり古いものなので、修理も無理かもしれない…。そうそう、その弓屋さんはなんと天祖神社のすぐそば。おぉ懐かしの以前、TLの居合いの奉納演舞を見に行かせていただいたあの「天祖神社」のすぐそばとは。縁ってフシギ。なぁんて言ってるバアイではないのだ!黎明弓、どうなる?!
2012年06月16日
皆様の温かい励ましと、開き直りでしばし落ち込んだキモチも無事戻ってまいりました。えへ。ありがとうございますめげずに「参段以上講習会」参加。参段以下の講習会は何度も参加させていただいているのだけど、「参段以上」と言うのは初めて。いいのか?こんなの参加して…???もちろん順番は「一番最初」ですようへぇ。審査より緊張するぅ講師の先生は審査会場で審査員としてお見掛けするK先生。いつも教えてくださる道場の先生方の態度を見るだけで緊張しますなぁ。いいのか?本当に参加して大丈夫なのか…???まずは審査の間合いで一手。さっそくタイミングを間違えると言うオオボケをかまし、ヒヤアセに襲われる…。が。その後の講評で名指しでコテンパンに批評され、目からうろこがぼろぼろと零れ落ち…。…。……。気に入った(←恐れ多いッこのセンセイ、凄いわぁだからと言ってポコポコ当たるわけではないし、どこがどうダメでどうしたらいいのかなんて全然わからないンだけど。それでも目標というか、どうしてダメなのかがわかっただけでも自分としてはありがたい。モォ、どうやって射けばいいのか全然真白になってたからね今まで受けてた講習会とは大違いの「新しい世界」を垣間見ましたな。なにより、日頃教わっている先生方が揃いも揃って批評を受ける図ってのは見ててフシギ。ご自分達の練習もしたいだろうに、その時間で我らを教えてくださってるんだと目の前で納得。ありがたさが身に沁みますぅ9時半から17時まで。お昼を挟んで14名でガッツリのオケイコ。いやぁ、しんどかったでも、なんとか付いて行かれたとにかく体力ないし、今までは力任せに引いてる部分も多々あったので、矢数を稼げない。すぐにくたびれて射形がくずれるでも今日は。なんとか射形を保ちつつ、最後まで出来ました。とはいえ、最後「失」だったんだけどさ「失」ってのは途中で矢を落としちゃうこと。自慢じゃないが、今まで「失」をした事がナイ。作法は習ったし、練習もしてるし、どうすればよいか今ならちゃんと応えられるけど、最後の最後で始めての「失」をセンセイの目の前でして、真白になっちゃいましたよぅ。終わった頃にはみんなでぐったり。ホネの芯から草臥れましたが、楽しかったぁ今までいろんなセンセイに教わったこと、その延長の今日。こういう講習会が月1回くらいであるといいのに(←イヤ、神経もたないだろ)明日からまたひとつずつ、練習して行こう。と素直に思えた講習会でしたうむ。良い日でした。これでまた四段までの遠い道のりを歩んでいけるぅ…。が、しかし次回昇段試験を受ける気満々だったが、実は受けられそうにないのだナゼナラ。着物がナイ夏の審査は当然、単衣の着物(もしくは絽とか紗とか)着用。でも持ってないの。買えばいいのね。と簡単に思っていたけれど。今着ている着物は袷。古着屋さんで調達した洗える着物。そんな感じで夏の着物も調達するつもりでいたのだけれど。サイズがないワタクシ、身長の割りに手が長くて裄は75センチですの普通のサイズは65くらいだそうで。着物の仕立て幅の都合上、70以上というのは作れないのだそうで。しかも単衣って絶対数がまず少ないそうで。通常のオキモノは衣紋を抜いて着用するので5センチくらいなら短くても良いのだそうです。でもオケイコの着物は衣紋を抜かないので5センチ短いと、七部袖みたいになっちゃう。それは見てくれもミットモナイし、第一、襷が掛けにくいもちろんそういうヒトのために弓具屋さんへ行くと、オーダーメイドで作ってくれるのだけど、ン万円する。しかもミシン縫いなんだそうで、ちょっとカナシイさらにうちはド貧乏。「とりあえず」でン万円使えるほどの余裕は爪の先程もナイのだ。…困った。本格的に困ったここ一週間ほどネットと古着屋さんをウロウロしてるんだけど、まったくお目にかからない。単衣。洗える(化繊)。75センチ。これだけの条件のオキモノがほぼない。一枚見つけたのは黒字に白の模様の染め抜き。おッ!と思ったのもつかの間、模様が「猫」のシルエットだったのだ。流石に審査だ、講習会だ、でそれを着る勇気は私にはないねう~む。このままでは夏の審査は無理かな。こんなところで頓挫するとはねぇ。ヤルキに水を差す、この腕。なんでこんなに長いんだよぅ。と文句を言ってもこれはどうしようもないしねぇ。男の子はイイナ。75センチの着物なんてごろごろあるもの。長い長~~い、四段への道。さていくつまで続くやら。
2012年05月27日
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世間はGW初日久しぶりに太陽が顔を出し、新緑に初夏の風が薫るさわやかな日。東村山まで講習を受けに行きました。講師の先生は大好きなT先生、Y先生。少なめな人数だったのでがっつり教えを請うには最適でしょう。最初の一手のあと、各先生による射義指導。ここでY先生から「悪くないよ」「良し、いいよ」とのお言葉を頂きました何一つご注意いただくことなく。ですよぅ。うひゃぁ!と喜びたいところですが、当たらなかったんだよねいろいろ思うところがあるものの来月審査を受ける身としては、当たらない=ダメということで。いつもご指導いただいているH先生にも常々「当たればね」とタメイキをつかれている身にはなにげに堪えます。まだまだ器量が足りないと自覚しているものの、「良し」と言われればココロが揺らぐ。じゃあどうしたら上にいけるのか?とついつい思ってしまう。自分に足りないもの。そんなことはわかってる「自分に負けてる」どうしたらいい?どうすれば自分に勝てるのか?もともと自分に勝つつもりがナイ。負けなければそれでイイじゃん。と思う心がダメなのか…。でも自分と闘うのって結構シンドイ。若い頃ならイザ知らず、この年になって自分とタタカウのは…ねぇ。それでも負けているのなら昇段できないと言うのなら、ワタシはきっと昇段なんて無理なんだろうなぁあ~あ。今日は超弱気。試験に申し込みしなきゃ良かったとまで思ってしまう。がんばろうと思うココロが見つからない。…飲むかそしたらまたがんばろうと思えるかな。それともこのまま…自滅か
2012年04月29日
先月ダメだった「昇段試験」性懲りも無くまた受けることにした。先生方に教わったことを一つ一つ思い出し、最後は自分に負けないように精一杯やっている…つもりだった。が。昇段試験後の市民対抗戦のテイタラクは先日UPした通りなんだけど、その後の市民大会も同様にコテンパン。競射だ、優勝だと言う輪を遠くから眺めているだけ。思わずタメイキな日々ですな。でもさ。それがイカンのだよね。同じく武道を志す友と久しぶりに語り合って漸く気付いたよ←イマサラ。昇段の為、当たる為にやってるんじゃない。参段を頂いてからワタシは何をやってたんだろやるべきこともやらずウダウダと昇段昇段と目の色変えて騒いでただけだったそんなことに漸く気付かせてくれた友は宝ですな。そうして心を入れ替えて勇気を出して行ったオケイコがこりゃまたすごい日で。何がすごいって「有志」の方々が各々のスガタをビデオ取りしてあーじゃこーじゃと批評するという、恐ろしい日にウッカリ行ってしまったのだ。ビビッて帰ろうとする私に先生方が許可を下さって、こっそり混ぜてもらいました。仲間内で動画を撮った事もあるし、自分の射は始めてみるわけじゃないんだけど。…結構ショーゲキな動画でしたな。冷静に分析されて我が身を眺めていると昇段昇段と騒いでいた我が身が恥ずかしい。「発して中らざるときは、則ち己に勝つ者を怨みず。反ってこれを己に求むるのみ。」…きっとこうして少しずつ少しずついろんなことを身に付けて、いろんなことが見えてくるんだな。…タブン。次回は箱根満開の桜(希望)の元、のびのびと引いてこよう。ふふふ。
2012年04月15日
多摩地区弓道大会ですよぅ四段の審査に落ちてからがっくりと練習から遠ざかってしまうんじゃないかと我が身ながら懸念していたが、大会の補欠になっていたので落ち込む間も無くオケイコ、オケイコ。とは言え。前日に割れた歯の治療もあるのでそうそう思うようにオケイコにも行かれませんな。こっちは割れた歯の中をキレイにする作業が結構掛かるらしく、いつ終わるともわかりません。しかも他にも虫歯があるっていうし…今回の大会は団体戦。ただし、補欠でも個人戦に参戦できます。ぶっちゃけ気楽に楽しめる立場。わくわくです。しかも会場はなんとなつかしの「昭島市総合スポーツセンター」ここは昔「多摩スポ」の愛称で月一度の射会をやっていた場所。いわばワタシの弓の原点ですよ。大好きだった弓道が出来なくなってから何度も何度も夢に見た。あれはココだったと思っていたけど、実際見ても何にも思い出せない。こんなに狭かったっけ?こんな射場だったっけ?今回は団体戦と個人戦、全く別扱いです。団体戦が全部終わってからの個人戦なので出番は午後だけです。午前中は団体戦のお手伝い。替弦管理で一緒に射場へ出ます。しかし狭いな10名立ってるのがやっと。ってな広さ。そして、時間の制限もなんとなくあります。なんとなく。というのは一応8分くらいで終わらせなさいよ。という制限。本当の競技はこれが厳しくて時間オーバーで失格というのもよくあるそうな。今回はそこまで厳しくなかったけど、やっぱりちょっとお急ぎモードで射をします。狭いし急いでるしで結構ばたばたかな。と思ったけどやっぱり選手となると違うわね。わたわたしてるヒトなんていなかったわぁ。団体戦は良いとこまで行ったんだけどな。やっぱり選手に選ばれるというのはスゴイよね。23市町村が参加して我らは同率の4位。優勝は26/40射。我らは20/40射。半分当たってもダメって事ですよ。個人戦も当然一緒。優勝は8/8射。皆中ってことですよ。昨日のオケイコで大好きなH先生にアドバイス頂いた直後、試合形式でやりましょう。ということになって、補欠のワタシも選手の代理で参加させていただきました。そしたらね。なんとなんと皆中したのだ初めての経験ですよぅ。なんの気負いも無く、ただただ、先生に頂いたアドバイスを何とか実践したい一心でしたが、先生も褒めてくださいました。そのままの射が出来れば私にもチャンスはあったはずなのに。結果は3/8。あまりの情けなさに笑えます。うぅ。上達したい。個人戦の競射にもモチロン残れず。またまた悔しい思いだけして終わりました。一緒に頑張ろうと言った相手は当然のように競射に残り、見事入賞。いやはや。うぅ。上達したいデス。それにはオケイコ、オケイコ。しかし。実はおととい足を挫きました。昨日は本当に痛かった。お稽古行っちゃったけど。今日も結構痛い。油断すると足引きずっちゃうくらいは痛い。怪我の治りも体調の回復も本当に遅くなった。日々老いていく自分。結構切ない日々を送ってるなぁ。今日から四月。明日から期初。どっちを向いても高い壁が見えるそして昨日の夜、もうひとつショックな出来事が飛び込んだのだ。あまりのショックに誰にもナイショだけどね。まだまだ修行が足りないナ
2012年04月01日
歯が割れようが、落ち込もうがドキドキWeek最大のイベントはやってきた昇段試験!まずは学科から。今回のお題は「弓道ではなぜ十文字を重視するのか、説明せよ」は???今までは教本から出ていた問題が今回は殆どが記述式。例えば弐段の問題は「社報八節を列記し会について述べよ」参段の問題は「手の内について述べよ」「弦音について述べよ」四段は「体配の重要性について述べよ」心なしか学科も難しくなっているぅそして何を書いていいのかわからないよぅそしていよいよ実技。やっぱり最初の立ち、参的デス。入場も、襷も最初なので先生方がガッツリ見てますぅでもここまではなんとか問題なく出来ました。ギリギリまでご指導下さった先生方のお陰ですぅいよいよの射。これも緊張したし、震えそうだったけどそこまで緊張せずに出来た。…つもり。そして運命の1本目!前回と違って緊張のあまり歌を歌ってみたりすることもなく、これから自分がなすべきこと、なさねばならぬ事を一つ一つ思い出して、先生の教えをなぞりおおらかに宇宙と一体化すべく射た…つもりだったのですが。あちゃ。はずしたでもめげずに一生懸命2本目に取り掛かりこちらは何とか当たり。先生からは「とにかく早矢(1本目)を入れなサイ」と言われていたし、やっぱり重要なのは早矢だからなんとか当たって欲しかったのですが、やっぱり実力不足ですな。これでは受かりませんな。だってね。 今回一緒に受けた方は2本とも当たったのに落ちたのですよ。2本当たってダメならもう、どうして良いのか…ねぇ。四段は当日発表はアリマセン。こんな中途半端にドキドキした気分で一夜を過ごすのですよぅ。翌日。冷静に考えたらどうがんばっても合格は無いな~と納得できたので思ったほどの衝撃はアリマセンでした。次回は5月ですが受けるかどうかは思案中。結構頑張ったし、それなりの射は出来たと思うのだけど、この結果。それでも。体調崩したし(仕事のストレスというウワサもあるが)出来るだけ時間を割いて練習行ったし、直前で歯まで割るほど頑張ったのにこのテイタラク。やっぱりまだまだなんだねぇ。道は遠い。わかっちゃいるけど落ちるのはしんどいわね。また次回頑張ろう。とはなかなか思えません。はぅ終わっちゃった。そして落ちちゃったいろいろご指導頂いた先生方に申し訳ない気持ちでイッパイです。わざわざ審査の日を避けて入院して下さった先生になんと言えばよいのでしょう?吉報をお届け出来ず、顔向け出来ませんなぁう~む。…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ自分が歯がゆいデス。情けなさ過ぎます。どのツラ下げて報告に行けばよいのでしょう…。うわ~ん
2012年03月22日
楽しみで楽しみで仕方なかった新しい矢がとうとう完成した。喜び勇んで雪舞う中、頂きに。なんと、思ったよりキレイなキレイなブルーに仕上がっていましたよぅ。うぅ。感激です。羽根はイヌワシの成鳥の風切り羽。黒すこし白の模様の入ったキレイな羽根です。うれしいッ。大切に使いましょう。でも今までの矢も平行して使ってみましょう。今まで長い時間、共に苦楽を共にした「同志」だもんね。新しい矢は早速試し打ちをし、射会で使ってみました。なんの違和感も無く、するすると飛びます。う。うれしィッあまりの嬉しさにマサカの体調崩し。ヤレヤレ。この年で体調崩すと復活に時間が掛かるんだよナァ結局一週間後の神宮例会もロクに練習も出来ずに参加。そのわりには漸くの3/10。的中はともかく(ヲイ)なかなか納得のいく射がすこし出来た…気がする。来月の昇段試験、まず通らないと思う(超弱気)でもまぁ、それまでに出来るだけの努力はしたいと思う。でも今日の射会。体調不良もあったし、なにより寒いのが辛くて自分の中でもかなりしんどかった。それでも。競射に残れなかった納得の行く射が少なすぎた。なにより仲間と共に競射のあの場に立てなかった自分が情け無い。くやしい。腹立たしいくやしい。くやしい。くやしい~ッこんな想いは久しくなかったもう少し。一生懸命頑張りたい…。
2012年02月25日
毎日寒いです。選手権は残念ながら競射にも残れませんでした。練習はそれなりにしていたのですが、先生に直されていることが全然できず、自分としても恥ずかしい射になってしまいました。理由はわかってるンだ最初の一手(2射)が当たるとその中から(モチロンその後の当たりも影響大ですが)優秀賞がいただける。というのを聞いて、気合が入りすぎ最初の一射が当たったところで煩悩全開になりましたネ。そんなヨコシマな気持ちがモロに射に出て、全く今振り返っても恥ずかしい射となってしまったのですよ。緊張感にも欠けたね。三射場のスーパー大前だったにもかかわらず、緊張感が全然無かった。I大先生の目前だったのにィ…。しかも所作を間違えてその先生に注意される始末。サイアク気を取り直してオケイコオケイコ。うぅ。しかし寒くてくじけそうですぅが今日は大好きなH先生がいらしたので日頃の悩みを相談することができたのですよぅ。お逢いできると思っていなかったのでこれはかなり良かった。その結果、次回3月開催の昇段試験を受けることにどひゃぁ~さらに弓のキロ数をあげて、しかもC先生からご寄付頂いた弓を使わせていただくことにこ、光栄の極みでありますぅ新しい弓はすんなりと手に治まってくれて、なかなか良い感触デス。違和感なく引けるし、とても優しい感じがします。矢飛びも悪くなかったし、矢所もまぁ安定してます。うわぁ。感激ですこれで一生懸命オケイコしますなにより体育館の弓ではなく個人もちの弓になるので、自分のモノという感じがしますうれしいッ凄くうれしいッ新しい矢が楽しみでなりません。不安もひとつ。肘がイタイまだまだキチンと引けていない証拠です。酷くなる前に悪い癖が直ると良いのですが。
2012年01月29日
仕事をさっさと切り上げ、午後休をもらって行ってきました。大好きな先生が一緒に行って下さいました。何をしにどこへ行ったか?フフフフフフフ。「矢」を注文に行ったのでェす先日先輩が矢を購入したときに、いろいろ教えてもらい、今回修理に出すというのでご一緒させていただくことに。ワクワクするわぁワタシが使っている矢は○○年前に購入したもの。使用期間が短かったのでまだまだ現役です。しっかり飛んで歪みもせず、けなげに頑張ってくれています。が。流石に年数が経っているので良く見ると羽根がそろそろ浮いてしまったり。なにより、「現在」の射にあわせた矢を使ったほうが良いらしい。当時は16kgの「伸」を使っていたので重いのね。今回ワタシの矢を作ってくださるのは伊勢神宮にも奉納しているという矢師さんです。いろいろ聞かれてもちんぷんかんぷん。先生にフォローしてもらいながら改めて自分の「矢」がどんなものなのか知りました。重さは30g長さは99cm羽部分は最長の5寸。ちなみに標準は重さは26~28g長さはまぁ個人差があるけれど約80~90cm羽根部分は最短で4寸だそうです。ふうん。ずいぶん重たい矢を使っていたのね。弓はまだ11kgだけど、13~14kgくらいまであげたい。体力的なことも考えるとそのあたりがベストかなぁと。シャフトの色、羽の色、糸の色と選び、ついにご注文~。出来上がりまで一月くらい掛かるそうです。楽しみだわ一番悩んだ糸の色も悩みに悩んだ挙句、「あお」にしました。大好きなシャガールブルーに近いアオ。国芳の使うアオ。なにより我が社のアオ。ですよなんちゃって。だからと言って今まで散々お世話になった「My矢」もしまうつもりは無く、しばらくは併用しますよ。なんと言っても愛着があるしねぇ。血まみれにしたり、幕を射ったり、土を擦ったこともあったのに、曲がらず歪まず筈こぼれも無く、一生懸命飛んでくれましたまだまだ頼りにしてますよなにしろワタシは参段とは言えないほど、道具関係に弱い。皆が基本的に持っているお道具さえ、持っていない。ものを知らなすぎるこれでようやく一通り揃ったのかなぁ。←そんなことも良くわかっていない。
2012年01月17日
納射会一年を締めくくる大切な射会です。昨年は参加できませんでしたが、今年は無事参加です。しかし。いつもながらココは激寒です。ヒートテックの二枚重ねも靴下三枚履きもあまり効果がありません(ひょえ~)せめて控えの場所に床暖!!切実ですっ!!先生方だって寒いだろうにねぇ。はっ!先生方は心頭滅却すれば火もまた涼し。の方々だから寒さを感じないのかしら!←んなわけないよ!武道場は森の中だから陽が当たらないのだ~現世界とは別な世界に違いないそうでもなきゃ、この寒さは、ありえないっさて。此の一年。確か最初の試合が神宮の選手権だった。あの時はゼッケンが一桁で始まりと同時に出番で、なんだかわからないうちに終わってたよねその後もゼッケンは一桁で漸く二桁になっても10番代で忙しかった。今回は42番ですよ!参加者が400名程で5人立ち三射場の15名だったので第三控えでしたが、「待ってる時間」と言うのも初めて経験した次第ふふ。さらに今回は試練があり大前です。いつもは前のヒトに習ってやって居ればよかったのですが、大前となると私の行動が後の四人の行動なのでタイヘンです。そうは言っても15人立ちの第三射場だったので、まだラクでした。しか~し!肝心の当たりは…0/2、1/4と奮わず。あらら~と思いつつも、納射会なんだし、とにかくジブンらしい「射」をすればいいよね~なんて開き直って最後の立ちに向かったら。え。射場変更?き、聞いてないケド?は?後ろにずれる…?……って、「スーパー大前」じゃんほとんど茫然自失デスヨ。「スーパー大前」ってのは15人の一番先頭。見所にいる大先生方の、目の前。15名の行動がすべて自分にかかってくるという恐ろしい場所(オオゲサ)ですなのに。3本はいったのだしかも真ん中うっそ~と本人が一番思いましたよ。これで四本目が入れば、大先生の目の前でみんなの拍手喝采ですよぅ表面上は「なにかありましたか?」と言うような無表情、冷静さを保ちつつ、ドキドキの四射目……あれ?どこいっちゃった…?このあたりがツメの甘いところなんだよな結局4/10で終わりました…でもでも。H先生には惜しかったねぇ。と言ってもらえたので良しとしましょうワタシは「射きたい!」と思ったときに引ける自分と環境が欲しかったので、昇段や試合はそのゴホウビというか、そんな感じに思っている。そして神宮が意外と相性が良いというか、明治天皇が多めに見てくれるというか(え?)結構好きなのだだってだって。それこそがこの○○年、思いつめて来た事なんだもん。確かに参段は欲しかったし目標だったから、無謀と思われてること承知で挑戦して、クリアしちゃったよ?本当にうれしかったんだけど…。ま、いいや。此の場に立てること。それだけに感謝して精進しましょう。明日はオケイコです。連日引くと腕がやばいです。それは力任せに引いている証拠です。が!そんなことではイカンです。ちょっと試したいこともあるし、がんばってみましょう。
2011年12月11日
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