何が起きるかわからないねぇ~
ノルディック複合ラージヒル。本命のひとり渡部暁斗は前半ジャンプでトップ。ライバルに20秒以上の差をつけた。よし、やった!金は確実だ!と思ったが、ドイツ勢が、集団で追いかけてきた。単独走と集団走。エネルギーの消費が違う。やがて追いつかれ、そこからが勝負と思われた。最後の1周、渡部に接触があり、スキー板が浮いた。ほんのわずかな一瞬だったが、前の4人は、消えるように去っていった。そして、メダル争いからも脱落した。本当に残念な結果だ。5位というのは予想していなかった。最低でもメダルと思っていただけに落胆は大きい。でも、だらしないレースをして負けたわけではない。勝利の女神に、ちょっとだけ嫌われただけだ。渡部はよくやった。金銀銅を独占したドイツ勢にあっぱれと言いたい。