音楽の決め手はリズム
最近は、このブログのおかげでリズムトレーニングのレッスン依頼が増えました。私自身もブログで書きましたように最近、ピアノ練習を始めたり、1年以上前から社交ダンスを習ったりもしていますが、これらに共通しているのは「始めにリズムありき」です。ピアノでポピュラーな曲を練習しているのですが、自然にまず足でリズムを取りながら弾いています。此処で大事なのは足のリズムが均等にしっかり踏めるかと言う事も問題になります。カラオケで歌う時は、必ずイントロの所から足でリズムを感じて踏んで、歌っている時もバックのリズムに合っているか確認しながら足は踏み続けています。ダンスに於いても曲が流れたらまず身体でリズムをしっかり感じないと踊れません。音楽では、やはりリズム練習を適切な指導者に付いて徹底的に練習してから、自分の好きな音楽を目指した方がいいと思います。音楽をやっていて良く言われることが、簡単な音符を演奏しても上手い人と下手な人の違いは明らかにリズムだと言う事です。いくらテクニック任せて音符を羅列した所で、リズムが悪ければただ音が鳴っているだけだと思います。随分前に、テレビの海外ドキュメンタリーで、スペインだと思うのですが日本人のギタープレヤーが世界的な先生にギターを指導してもらいに行くと言う趣旨の番組で、日本人に向かって先生が技術はあるがあなたのプレイには魂が足りないと言っておられて、たまたまそこの中庭でまだ小学生ぐらいの女の子がギターを練習しているのを先生が音自体は荒削りだけどこの子が奏でる音には魂があると言っておられました。確かにその女の子の演奏する音は魂が感じられました。私は、心が揺さぶられる原因は「リズム」だと思いました。先生の言っている言葉の本当の意味が、理解出来るか出来ないかはその人の資質に委ねられます。楽器などを習っても曲を弾く事だけにおわれて、音楽の一番肝心なリズムを勉強する事が軽視されていると思います。リズム練習は楽器が無くても十分に出来ます。音楽に合わせて手拍子を叩いたり、歌を歌ったりする事だけでもリズムは練習出来ます。リズム練習に時間を掛けるほど音楽の土台は強固な物になります。一般的に日本人はリズムが苦手と言われています。だからこそ、外国の人よりより一層の時間を取ってリズム練習しなければならないと思います。リズムは、的確な練習すれば必ず今よりレベルアップは可能です。