「美人の日本語」
私もついつい使ってしまう、最近の言葉。省略語や私語などなど・・・でも、本来日本語には、他の国にない特有の美しい言葉・言い回しがあると思います。ただそれを使う機会、学ぶ場もないので一般的には知られていない表現・言葉が多いと思います。そして私も多くの言葉を知らないものの1人。隣のデスクの部長は文学とお酒をこよなく愛す65歳。医者に酒を辞めろと言われたら、死ねと言われるようなもの、と名言を残した方です。猫が好きな部長に、お誕生日の日に猫の本をプレゼントしました。そして、お返しに私の誕生日にくれた本が「美人の日本語」・・・著者 山下景子365日、1日1日に美しい日本語が記載されています。私はたまに、その本を手に取り言葉を眺めます。 10月24日の言葉・・・「静寂」(読み方・しじま) 口を閉じて黙っていること、または、物音ひとつしない 静けさのことで「縮める(しじめる)」という。 口を縮めて小さくするという言葉が変化したもの。音がありすぎる日常に慣れてしまうと、知らぬ間に音がないとダメな生活になる気がします。今日みたいな雨の日は、雨の音を楽しめるぐらいの心持ちでいられたらな。たまにこの本を手に取った日に、「美しい日本語」をUPしたいと思います。