いよいよ廃業を考え始めました
うちの主人は今59歳、今の染色業で開業独立して丸30年になります。本当に小さいながらもこつこつと仕事を積み重ねてきました。良い時には200万以上あった売り上げも、今では必要経費ギリギリの状態。それでもちゃんと、退職金代わりに共済金を積み立てしていたので、何とか、老後の見通しもつきました。開業時に、通帳に入れた担保定期に手を付ける前に廃業すると言い出しました。来年の4月で住宅ローンが終わり、個人年金、国民年金、年金基金の支払が終わります。子ども3人を大学に行かせ、それぞれを社会人として家から出て行かせ、長男は二人の子持ちになり、三男が結婚し、残る次男もそれなりに頑張りながら結婚も考える人もいるらしい、、、、最近は夫婦二人でのんびりと気楽な生活、この間も青森奥入瀬、仙台松島の旅行にも出かけ、本当によく頑張ってきたと二人で思っています。ご苦労様としか言えません。最近は、私が仕事で夜勤でいない時、自分の方が早く帰った時、クックパッドを調べながら料理も作るようになりました。私が定年になるまでの間は、主婦業よろしくお願いしようと思います。もう少し仕事を続けたかったという主人。残念ですが、着物業界の不景気は深刻過ぎてどうしようもありません。来春からはのんびりして欲しいと思います。