長男の帰省で
長男が帰省して来て、この正月を家族揃って過ごしました。私も、今回は30,31,1日3日と休みだったので、のんびりしました。夕食も普段は遅いのですが、夜のバイトに毎日出る(19時~翌8時)次男に合わせて、夕方の6時に家族5人が揃って食事をしました。本当に久しぶりです。家族団欒といいますか、長男はまだこの家にいるみたいだと言いますし、私も家にいた時と感覚的に変わらないんです。私は特別なことはしていないのですが、主人は、社会人になって出て行った長男が久しぶりに帰って来たということが特別みたいですね。普通に大人同士としての話が出来るのが嬉しそうで、食卓を囲んでみんなで食べること初詣に誘って長男が一緒に行くと言って、長男の運転で出かけたのが私以上にすごく嬉しそうでした。私は、いた時と同じ感覚で昨日も帰りが遅かった長男が、帰宅してから夕食を食べると言った時「あっ、そこに置いてるし、お肉焼いたらいいよ」みたいな感じで思わず言ったら、、、主人に「おいっ!!信じられへんわ。ちゃんと作ったりぃや!」と、怒られてしまいました。主人曰く「働いて久しぶりに帰って来ている息子に、 もっと優しくするのが普通だろう。学生で遊んで帰ったんならほっとけば いいけれど働いているのに、それ位したりぃや。お前信じられへんわ。」と、「働かざる者食うべからず」信念の主人。頑張っている者には、やさしくする。なので働いて帰省中の長男は、お客に近い存在みたいです。うちの家族が寄ると、みんなで話題になるのが仕事、バイトの苦労話、、、そしてみんなで苦労自慢、、、20日間休み無しで去年の年末年始働いた3男、自分でも友達に自慢出来る自分の持ちネタだと言います。この所、昼夜逆転で麻雀屋でのバイトを年末年始休み無しの次男、、、昼間は殆ど寝ているので、夕食の時から出かけるまでの2時間位見るだけ時給も1000円を超えるようになったから仕方ないわ、、と頑張っています。長男も、12月は帰るまで残業だらけでかなりしごかれている感じ、主人も、今年の業界の大ピンチの中、何とか年を越せるように頑張ってきました。うちの主人の口癖「常に始めに楽をしようと思うな。苦労して、少しずつしんどいことをしておいたら 後で楽になる。若い時に、楽しいことや楽ばかりしていたら、年取ってから 絶対苦労する。若い時だったら、苦労も無理してでも出来るけれど 年取ってから同じ苦労は出来ても惨めなだけ。 始めに楽しむと、後の苦労が倍辛く感じる。」そんな、口癖が何度も形を変えながら、子ども達に向かって言われ続け子ども達も上手に聞いておいては、父の前からすっと遠ざかって隣の部屋に行きます。一人ずつ社会人になって巣立っていく子ども達、とても厳しい面と、母よりも気遣いを見せる面を持つ主人の事、父としての気持ち、伝わってくれたらいいなと願いながらそんな、父と子のやり取りを見ていて、ささやかな幸せを感じている私です。