大阪駅
“近畿の駅百選”巡りの第9回は、JR「大阪駅」。今年3月にうめきたエリアが完成して拡張された。この日は「特急くろしお」でうめきた地下ホームに到着し、そこから大阪駅をウロウロする。うめきた地下ホームは島式2面4線で、新大阪を経由して久宝寺に向かう「おおさか東線」と、特急「はるか」「くろしお」がこの地下ホームを発着している。さて、この地下ホームから環状線や新快速に乗り換える手間ってどんなもんでしょ?うめきたエリアのテーマは「近未来」だそうで、確かにエスカレーターもテーマパークのアトラクっぽい雰囲気がある。うめきた地下出口改札↑改札左端にある空港の保安検査場のようなゲートは顔認証改札。乗り換えに興味があるのでこの改札では外に出ず、1~11番線ホームの方へ向かう。奥のエスカレーターを下って、通路(70m)を歩く。そしてエスカレーターを上がると、大きくホームの数字がある西口コンコースに出る。ここからそれぞれのホームへエスカレーター・エレベーターで上がることができるが、上がった所はホームの西端で、電車に乗るにはホーム上を歩く必要がある。距離は電車2,3両分くらい。うめきたホームから、慣れていて身軽なら5分かからず乗り換えできる。ただ問題は11番線。サンダーバードなどの特急が発車する11番線だけは西口コンコースから直接上がれず、一旦他のホームに上がってからアクセスすることになるので、慣れていても10分以上はみておいたほうがいいだろう。くろしお・はるかとサンダーバードの乗り換えは新大阪駅を使うほうがずっと楽ね。大阪初心者の方にとってはややこしいと評判の1番線ホームへ。1番線ホームから発車する電車は行先が5方面ある。ぐるぐる回っている環状線の内回りUSJ・桜島に行くゆめ咲線奈良方面に行く大和路線関西空港に行く関空快速和歌山方面に行く紀州路快速並び列の足元は色分けされている。環状線は「〇」で奈良は「鹿」関空は「飛行機」和歌山は「みかん」じゃあUSJは?それは環状線の「〇」なのね。ちょっとややこしい。「飛行機」と「みかん」は関空紀州路快速で、大阪駅を出る時は8両編成で、関空の2つ手前の日根野駅で切り離しが行われて、前4両が関空へ、後ろ4両は和歌山へ向かう。関空に行こうと、ホーム頭上の行先標示板だけ見て、関空行きだっ!と「みかん」から乗り込んでうっかり寝過ごしたら、気がつけばそこはパンダの国。帰りの飛行機があるのに異国でそんなめにあったら大パニックだ。旅の最後に「切り離し」なんてトラップを仕込んでいるJR西日本ってどうかと思うよ。でもまぁ電車の中で寝るのは日本人くらいなので、海外の人はひと駅で気づくかな。上からホームを見てみよう。どんどん変化して昔がどうだったかもう思い出せないわ、ねぇイコちゃん。そんなの知らねぇ って顔してるわねイコちゃん。5階にある時空の広場(ときのひろば)先日は、ここでくまモンのイベントがあって賑わっていた。ホームから見た駅南側の景色。阪神百貨店のビルは高層化し、マルビルはなくなってしまう。大阪駅大阪市北区梅田3丁目1-1