「こんなの、はじめて?」
こんなの、はじめて?価格:1,470円(税込、送料別)いつまでも、初体験。「右肩下がり時代のシュウカツ」「『婚活』に違和感、に違和感」「JAL凋落」「容姿格差から永ちゃん、森光子まで」今すぐ読みたい全54編を収録。 【目次】(「BOOK」データベースより)デコ電で現実逃避/右肩下がり時代のシュウカツ/じゃがポックルと生キャラメル/浅田真央の輝く場所/そんなに「勇気」は必要なのか/歌舞伎座を建て替えるのであれば/写真修整の効能と副作用/アムロちゃんの復活/ブルートレインと清原/ジェームズ・ボンドは金髪か?〔ほか〕★★★★酒井さんの「週刊現代」連載エッセイ集、第五弾です。同世代と言う事で、毎回、酒井さんのエッセイ楽しませていただいてます。酒井さんと言えば、流行語となった「負け犬」の生みの親ですが。今回も、造語を書いておられます。「ボツイチ」…離婚したシングルを「バツイチ」と呼ぶのに対し死別してシングルに戻った事の揶揄。漢字ならば「没一」。このボツイチ。エッセイの中では酒井さん御自身のお母様の事が描かれてます。「夫が居れば『危ないから辞めろ』と言われかねない登山を、一人身だからこそ、自由に楽しめる」という内容です。確かに!世の中、若者は就職難ほか、苦境に立たされ自分に余裕が無い。だけど「お年寄りには優しい日本」。定年退職後は、自由なお金があるし。ボツイチ後の人生って、何だか楽しげに思えなくもないです。そうそう。「二十代の花嫁、四十代の花嫁」も興味深かった!実は。40歳間近のイトコの結婚が決まったのですが。お嫁さんは30代後半らしい…。という事は、酒井さんのエッセイにまさにピッタリあてはまる!花嫁さん自身がどんなに若い格好ししても。招待客である友人達が既婚者が多く、子供の学校行事等に利用する「露出度の低い綺麗めスーツ」で出席じゃ…本来、華々しくあるべきの友人席。妙に落ち着いた主婦たちばかりって…。(苦笑)週刊誌連載エッセイと言う事で、芸能人ネタも多かったです。のりピーと酒井順子さんが、一字違いの為勘違いされててしまった話とか。草なぎくんの「帰ってくるのか、ヨッパライ?」を読んだ時、あぁ。そういえばスマップのアルバムの中でソロ曲が入るんだけど、確か『帰って来たヨッパライ』のカバーだそう。ジョークがきいてるなぁと思ったけど、酒井さんのエッセイが頭を過ぎります。