にほ:なかじまみゆきさんの感想文
今回は、BA038からBA060までの曲について。詳しい曲目リストは中島みゆき研究所さんのリストを参照してください。1977年発表の22曲です。アルバム「あ・り・が・と・う」と、山内恵美子さん・ちあきなおみさん・研ナオコさん・日吉ミミさん・桜田Jさんへの提供曲が含まれてます。アルバム3枚目のシンガーソングライターが、こんなに提供曲を手がけるなんて、そうそうはないことのように思うのですが・・・。そうでもないのかなぁ。ゆーみんさんとか、おざきあみさんとか、も提供曲は多いですね。(下線部は、確信が持てないので、信じちゃダメですよ。)みゆきさんは、女性歌手への提供曲は基本的に〔おんなうた〕にするらしく、いかにも〔おんなうた〕らしい「ルージュ(BA40)」 「かもめはかもめ(BA58)」 「しあわせ芝居(BA59)」 が提供曲として、発表されています。自作のアルバムではあんまり歌わないのに。 シンガーさんの立場をふまえる、ライターさんとしての姿勢がハッキリしてます。1st,2ndのアルバムが黒白(色気なし)だったのは、そのためかなぁ、などと、、、、脱線してしまいました。脱線ついでに、、、 みゆきさんのジャケットって、だんだんにズームアップしていって、2000年くらいになると、顔アップになるように思うのですが、これも、おいおい検証してみましょう。(下線部は、確信が持てないので、信じちゃダメですよ。)さて、この22曲(7曲は聴いたことがないのですが)のなかには、グンをぬいて好きな曲が3曲あります。「遍路(BA042)」 フラッシュバックする過去の情景。冷静な視点を維持するところが健気です。「ホームにて(BA047)」 自分からは言えないけれど、、。でもやっぱり、かえりたいふるさと。「時は流れて(BA050)」 おさえきれない思い。すてされない思い。ここでは、あえて「わかれうた(BA052)」は、はずしておきます。「時は流れて」のほうが、おなじ〔おんなうた〕であっても、思いの強さをかんじられて、よりいっそう好きなものですから。で、昨日の分とあわせて、すでに10曲・・・。まだ全体の八ぶんの一なのに・・・。ベスト10を絞るには、第5次選考くらいまでしないとだめかもしれないです・・・。中島みゆき/あ・り・が・と・う