人間不信よりもサボタージュ
おひさまときたかぜ たびびとさんのコートを、どうやってぬがせるのか?おひさまときらかぜが、賭けをするおはなしがあったはず。 で、ロシアのプゥちんは、あえて北風の役を演じる。力尽くで領土を引き剝がす。 アフリカや中東で、お陽さま的行動をしている中国は、ウクライナではなにもしない。親露派の仮面ははずさない。 中国がお陽さまとして振る舞う国と、ロシアが北風を演じる地域は、すでに切り分けされているのだろう。 「損して得をとる。」お陽さまは、「気温」をプレゼントしてコートを脱がせる。北風はなにもくれない。この違いはなんだろう。ロシアが貧乏なだけかな。兵器にお金を使っても破壊された町しか残らない。インフラ整備にお金をかけて、借金の証文をとってもいいのに。で、中国のちかべぇは、契約は実行されるものだと信じる資本主義者だから「借金の証文」を信じるのだけど、プゥちんには、「証文」を信じることができないから、軍事制圧にこだわるのだろうと、そうぞうたくましく、ぼくは、かんがえた。だれかが、手間も費用もかけてつくったものを、ぶっ壊して「ろは」にするなんて。はやく、「証文」だけで世界がうごくようになれば、すこしはSDGsになるんじゃないかな。「手に負えないもの」「無駄なもの」はつくらない。「いちど作ったもの」は、最期まで使い切る。なまけもののようだけど、誠実だとおもうんだけどな。 オーブとたびびとのふく きたかぜとたいよう より (ウルトラかいじゅう絵本 【せかい名作童話編】 通巻27) [ 後藤 勝 ] 北風と太陽 おそらの絵本 おはなしディスク ([玩具] 1-6才におすすめみんなの童話シリーズ)