和裁教室新年会
ー 和裁教室新年会 ーー冬の膳ー先付、山桃の食前酒、お造り、治部煮椀、天麩羅、茶碗蒸し、鯛飯、汁物、デザート(苺と白玉と小豆餡)一昨日は、恒例の和裁教室の新年会でした。年末から年始にかけての慌ただしさから解放され、メンバーの一人が思わず呟いた「何もしないでご馳走をいただけるなんて幸せ・・・」という言葉を一同で噛みしめながらの楽しい一日でした。この教室を始めてから三十数年経ちました。残っている方は、皆さん長くいらして下さっている方ばかりです。平均年齢も高くなり、家族や自分自身の体調もあって、全員揃うのが年々難しくなりました。着物や帯の色合いも渋くなりました。3年前までは2月8日の針供養の日に合わせて、揃って浅草の淡島堂にお詣りしました。けれど2年前からは新年会だけが、それぞれ自分で仕立てた着物を着て集う、年に一度の行事になりました。うっかり集合写真を撮り忘れ、皆さんに差し上げるために作成しました。ー家族の新年会 ー一夜明けて、昨日は風邪で延期した家族の新年会。孫たちも大きくなるとスケジュール調整が大変です。仕事の都合で、次男は前日まで出欠がはっきりせず、長男一家は午前中授業があった高校生の孫を途中で拾い、何とか全員が揃いました。なるべく事前に準備ができて手のかからないメニューをと考え、少しずつ支度をしていましたが、一昨日も脱いだ着物の片付けもそこそこに夕飯の後も料理作り。気力で頑張りました。寂しいかと心配した食卓も、お嫁さん手作りの料理のお陰で賑やかになりました。そんなこんなで慌ただしく始まったこともあり、料理の写真を撮るつもりがすっかり忘れ、気付いたのはデザートのケーキの時でした。年々支度も負担になってきましたが、皆の笑顔を見ているだけで疲れが吹き飛んた気がしました。けれど一夜明けた今日は、朝からぼ〜んやりしています。