おもしろい解釈 「幸福」とは
誰でも 幸福でいたい、幸福になりたい と思っていると思います。私たち人間は 幸福を求めて生きていると思います。お釈迦様の教えは 衣食住があれば 福となす、のようですが人によって この衣食住の基点が違いますよね。この三点が満たされれば 誰でも幸せを感じるのでしょうか。ひとによって 判断が違うものです。世の中には 悪魔の辞典という本まであるそうですね。そのなかに 「ひとの不幸をみて 喜ぶ快感」というのがあるそうです。喜びは しあわせを感じることにもつながりますが基準としていることが ひとの不孝ですから このひとの幸せは 悲しい。かなりのひねくれ人間だったことでしょう。作家の芥川龍之介さんは 「 人生は 狂人のオリンピック 」と これまたかなりネガティブです。彼が 言いたいことは 人生は競争である、ということでしょう。ここでポイントになるものは 人間の持つ『欲』です。もっともっと 欲しいが強くなってしまうひとはようするに 他人様と自分を比較しているからです。この『欲』を どこに基準をおくかで 毎日の生活における幸せ度が 違ってきます。「欲」を否定してしまう必要はないのですが 欲にふりまわされてはいけません。もっともっとが続いていくと 満足することはないのです。別のひとからみると あのひとは 何と恵まれた生活をしているのだろうか、と うらやましがられているのに ご本人は もっともっと欲しいので 満足できません。基準をどこにおくかで 幸せ度は変わってくるものです。ひとと比べないことです。そのためには まず「感謝の気持ち」を持つことです。そうですよ、「ありがとう」です。そうすることによって 毎日が変わっていくのです。