ダイエットのおそろしさ
以前 元女子マラソンの選手が コンビニで お菓子などを盗んだニュースがありましたよね。盗んだ額は え〜っ ? と思ったくらいの少なさでした。そして この女性は執行猶予中に 再度盗みをして 逮捕されました。そのときの額も 小額。これでもわかるように 一応 覚えているひとたちもいる元オリンピアンでもあった選手なのです。蛍は 即思いました。このひとには 『心のケアが要るひと。多分厳しいダイエットのせいで 食べものに対する異常なまでの欲望,執念があるはず。』それは正しかったようです。わたしの身近なところにも オリンピックに出場したひとたちがいます。 彼女たちから ダイエットの厳しさは 聞いていました。一日何度も体重測定があり 100グラムでも増えたら 平手うち、ということもあったようです。厳しい練習を何時間もして 好きなものも食べられず ダイエット、ダイエット 自由な時間もほとんどないままに 青春時代を送っていたのです。遠征で 日本国内のみならず 米国、ヨーロッパなど いろいろな国へ出かけてもいます。 国によっては 何度も遠征していたのにもかかわらずどの都市に行ったかの記憶すらないのです。外国に行っても息抜きができないことは 同じ。練習、練習、ダイエット、ダイエット。生理も定期的には来なくなります。精神的にも 一般のひとたちとのズレが出て来ます。こっそり食べてしまったあとは 罪悪感のため 指を入れて 吐くようにしていたので 指には 吐きだこ、があります。びっくりしますよ。実に 壮絶なのです。チアリーダーたちも そうですよ。上手にダイエットができないと ドラッグに頼るひとたちもいるのです。大麻、コカインなど おなかがすく、という感覚がマヒするので 食べたいという意識が薄れることを期待するわけです。モデルさんたちも 同じ。太らない体質の人たちは別として みなさん ダイエットには悩み 苦しんでいるひとたちは 多いものです。アメリカの医者のなかには ダイエットと平行して カウンセリングを勧めるひともいるくらいです。ダイエットというのは 決して単純なことではないのです。指導者たちにも 『心のケア』の 知識は必要で チームには 専門の栄養士、心のケア専門のカウンセラーが 絶対必要なのです。元女子マラソン選手のかたには カウンセリングを受けてほしい、と切に願っています。「また やってしまった。。。。」人生では 悲しすぎますから。必ず 健康な人生に変えていくことができますから。さあ きょうも smile,smile そしてまた smileですよ。Have a good day !