無料うどんを提供しているキンちゃん
キンちゃんは 元暴力団組員だったひとで 塀の中の生活も体験しているそうです。悪さを続けていた一時期 フィリピンに逃げていたこともあったそうです。そこでは お金がないため おなかをすかせていたそうです。そんな頃 知り合いでもない女性が 「 あんた おなかがすいているんじゃないの ?」と言って 家に連れて行ってくれて 食べさせてくれたそうです。そのことが キンちゃんが暴力団をやめたことにつながります。キンちゃんは 言っています。「 おなかがすいていると ロクなことしか 考えへん。」彼は 帰国後 釜ヶ崎 西成 、俗にいう 「あいりん地区」に うどん屋を出しました。もちろん 原則的には これは お商売ですから有料ですがお金がないひとたちには 無料提供しているようです。確か 一日に無料提供しているのは 数字限定のようですが無料のうどんを口にしたひとたちの大半が 老人です。丼のなかには 汁一滴も残っていない完食で 喜んでいました。キンちゃんは 「 自分がしてきたことへの 罪滅ぼし 」と言っていました。ずっと続けて欲しいです。ありがとうございます。