介護の大変さ
わたしは まだ 母親は何とか健在ですので つきっきりの介護経験はありません。母は 高齢のため あくまで 何とか健在なのです。介護の大変さは 周囲から そして クライアントさんたちからたくさん見たり聞いたりしています。肉体的にも 精神的にも そして 人によっては 経済的にも大変なことです。介護をしている人のなかには ウツ状態に陥ってしまうケースは多々あります。特に 介護をされている母親は 介護をしている娘に つらく当たることが 実に多いのです。父親と娘では ズタボロ状態にはならないのですが 母親と娘では 母親が 娘に感謝することが少なく 八つ当たりしてしまうのです。もちろん 母親のほうは 自分が娘に対して 八つ当たりをしているとは 夢にも思ってはいないのです。当たり前のことを してもらっているけど その当たり前のことが 十分なされてはいないから 不満と思っているわけです。大変 残念なことです。文句は言っても ありがとう、なんて 言うことは まずないことなのです。痴呆症まではいっていると お世話するひとたちの毎日の生活は悲惨なものになってしまうのです。夜間の徘徊をし始めるようになると もっと もっと大変になっていきます。岩や フェンスにぶつかって 大けがをすることもあります。そういう事故,事件は 死につながることも珍しくはないのです。お世話になってしまうのは 警察 隣人 知人 他人 その他。時には 徘徊中に車にぶつかることもあるのです。それに加えて 娘の配偶者たちの非協力さで 泣かされることもでてきたりするのです。母親からは 怒鳴られ 文句を言われ 夜もゆっくり休むことができません。夫は夫で また別の意味での不満 文句 あげくの果てには 浮気。お世話をさせられている娘は 毎日 泣きながら 堪えているのです。きょうだいたちもアテにはできないのです。もちろん きょうだいで 役割分担を しっかりしている家庭も あります。何曜日は 誰、 ◯時から ◯時までは 誰、週末は 誰 などなど 介護は 大仕事なのです。続く