悩み 苦しみの原因は 自分が思っているものではない
カウンセリングをしていると おどろくことがあります。それは 本人が思っている苦しみ 悩みが 本当の原因ではないのです。例 1彼女は 自分の弟さんが亡くなったことが 理由で 気持が晴れない、と思っていたのです。一度 二度くらいの面接では わかりません。結論から言ってしまうと モヤモヤのもともとの原因は父親との関係だったのです。個々までたどりつくまで 何ヶ月もかかっています。心のケアというのは それくらい時間がかかるのです。例 2クライアントさんは 息子さんの引きこもりをどうしたらいいのか、と悩んでいました。ところが 実際は 息子さんのひきこもりは 枝葉的な要素で原因は ご本人が発していることだったのです。ご本人の育ち 考え そして 配偶者との関係などの家庭環境それが 息子さんのひきこもりだったのです。クライアントさんは 思ってもいなかったことで 唖然としていましたが それを認めることから 回復ステージへ進んでいくことができるのです。人間は 自分のことを わかっているようでわかっていないし育ち 性格など いいひとぶって隠したがる傾向もあります。本音がいえないし 言いたくないことが多々あるわけです。あなたの父親は あるいは 母親はとんでもない人間だったようです、などと言われて その通りです、などと 即答できるひとはあんまりいないのです。ふたれても 罵られていても 人には言いたくない、言わない、言えない。。。。。 これが普通なのです。本音トークができるまでには 相当な時間がかかるのです。コレができない段階では 心は回復しないのです。