「小倉百人一首」第一番ゆかりの地で・・・!」
こんにちは! 初登場の「タッフィー(ブログ担当者のペンネーム)」です。 今回は(も)、お正月にちなんだ行事の話題をお届けします。 みなさんは、「小倉百人一首」って御存じですよね? 「小倉百人一首」で遊んだことがある人ならば、きっとお気に入りの歌人や"札"があるでしょう! この「小倉百人一首」が輝かしい歴史と伝統をもつ「競技かるた」として毎年注目される催しがあるのを御存じですか? しかも、京都でも奈良でもなく、我らが滋賀県で日本一を決める熱き戦いが繰り広げられています。 それが、社団法人全日本かるた協会主催で、滋賀県や滋賀県教育委員会も後援している「競技かるた」の「名人位・クイーン位 決定戦」です。 戦いの舞台は近江神宮。毎年大変多くの初詣客が訪れ、6月10日に催される「漏刻(ろうこく)祭」や11月3日の「流鏑馬(やぶさめ)」も有名です。 ここは、大化の改新をすすめ、近江大津宮を造営し、「秋の田の・・・」で始まる「小倉百人一首」第一番の歌を詠まれた天智天皇ゆかりの地です。 さる1月8日に開催された今回は、特別に御承諾をたまわり報道関係者の方々が陣取る間近で写真を撮影させていただきました。(御配慮くださりありがとうございました。) 凛々しく、そして、艶やかな装束に身を包んだ、名人、クイーンと、その挑戦者が選手宣誓に臨むところです。 名人戦もクイーン戦も同じ部屋で一人の読み手により競技が進められます。 名人戦は5回戦制の3勝先取、クイーン戦は3回戦制の2勝先取で、勝敗が決します。 名人位は、なんと!12連覇中の名人である東京都の会社員の方と、京都市の大学4年生との戦い。果たして王者の交替はあるのでしょうか? クイーン位は、こちらは6連覇中で、しかも大学3年生の女王と、東京都の会社員の方との対戦です。 なんとも言い表し難い、ピリピリとした緊張感が伝わってきます・・・。 ものすごい集中力です。名人とその挑戦者は一首の勝負ごとにタオルで汗を拭っておられます・・・。 目にも留まらぬ速さで、札が取られる、というよりも、ふき飛ばされていきます!! ほぼ同時に札に手をつく場面がしばしばあり、勝負の判定をする審判の方も大変そう・・・。 勢い余って、今年の干支のうさぎのように、札が会場の外まで跳んでいくことも! 最初の1回戦だけ観戦しましたが、およそ1時間、息つく間もない緊迫感のある真剣勝負にのめり込んでしまいました・・・。 結果については、こちらを御覧ください。↓http://www.nhk.or.jp/otsu/karuta/index.html 今回は、競技かるたの日本一決定戦が滋賀県で行われていることを、ぜひ全国のみなさんに知っていただきたいと思い、御紹介しました。 このブログを読んでくださったあなた、百人一首をしたくなったでしょう?!