ウチワサボテン 種子発芽
昨年の初夏に、ネットオークションで入手したウチワサボテンの種子が発芽している。品種は、おそらくタンシウチワか大丸盆あたりではないと思うが、それは成長してからのお楽しみ。 入手した種子は5粒。播種した直後、1粒だけが発芽したが、あとの4粒は音沙汰なし。もしかして、個人売買だったから、種子の状態に問題があったのでは?と疑ってしまったが、なんと、夏、秋、冬を経て残りの4粒が発芽したのだ。その間、種子を蒔いた鉢は軒下に置きっぱなし。つまり、その種子は真冬の厳寒期を乗り越えたことになる。改めてサボテンの種子の生命力を知った。 面白いのは、双葉が出たありに出てくる葉が鉛筆ぐらいの太さの円筒形だったこと。これが3,4センチほど育ったところで一旦葉の成長が止まり、ようやくウチワ型の葉が出る。 こちらは、昨年発芽してそのまま冬を越した苗を、春になって職場の庭に移植したもの。小さいながらもウチワ型の葉が出ている。今後、残りの4株も職場に移植したい。そして、このサボテンの種類を特定したい。種子から育てるだけに、愛着がわきそうだ。