全日本統一級の競技体系改定 2017
2017年1月1日から全日本統一級の競技体系が改定されます。毎年の様に改訂されてますね。改訂の主旨は『数字級が減ってアルファベット級が増える』ということです。これまであった1級から6級が集約されて、次の様になります。1級および2級 → J1級3級および4級 → J2級5級および6級 → J3級ノービス級もJN級と名前を変えて存続します。初めて競技会に出る方はJNかJ3に出場する訳ですが、自信のある方はJNから、トロフィーたくさん欲しい方はJ3からでしょうか。J3だけ服装が正装ではなく平服で出場する必要があるようです。今年末に1~6 級の選手は、来年自動的にJ1~J3 級に変更されるとのこと。数字級とシニア級の競技体系変更についてもう一つの大きな変更点は、シニア1(30歳以上と35歳以上のカップル)とシニア4(60歳と65歳以上のカップル)にアルファベットの級別が発生したことです。いままではミドルシニア(シニア2)とグランドシニア(シニア3)のABCD級だけだったのが、シニア1(シニア)とシニア4(ロイヤルシニア)が加わったことで、それぞれのカテゴリに一度出場すると級が発生してきます。やる気があればシニア4世代のカップルは一般級の他にシニア級4つ全部に出られる訳です。シニア I, II, III, IVの昇降級等規程について気になる統一級とシニア級の関係ですが、大まかに言うと一つ上のシニア級を持っているといいことがあります。たとえば統一級B級維持のためにはシニア1,2,3,4どれでもいいからA級になって、一般のB級戦に年5回出るとか。もちろんシニア戦に出なくても通常のB級戦で準決勝以上になれば維持出来るんですよ。でも残念ながらあともう少しでダメだったとしても、シニア戦に出ておけば救済される可能性があると言う訳です。A級はちょこっと厳しくて、シニア1か2でA級じゃないとダメみたいです。降級基準:シニア級との関係シンガポールなんかは子供の方が選手数が多いのでジュニアの分類が2歳ごとみたいに分かれてましたけど、日本はシニアダンサーが多いのでそれに対応してこういった戦いやすい場を用意してくれているんでしょうね。大会運営側はカテゴリが増えた方が出場料たくさん稼げるしいいでしょう。シニア1の持ち級って統一級と大差ないと思いますけど、ここでスレスレ持ち級維持する選手っているんでしょうか。参加する選手が少ないとまた再来年改訂されることになるでしょう。