ブルーロック
世界と渡り合える強い日本代表チームを育成する目的で、ブルーロックと呼ばれる監獄のような施設が建設されます。集められたのはユース世代のFWの選手ばかり300名。その中の一人となった無名の高校生、潔世一(いさぎ よいち)を中心とした成長物語です。プロジェクトを率いるのは絵心甚八(えご じんぱち)。集めた18歳以下のストライカー300人の中から、日々進化していく才能溢れる選手を選んでいきます。五角形の建物に合わせて5ブロックに分かれ、各ブロック60名が12名ずつの5チームになりました。 まずは入寮テストのオニごっこから。12名でボールをぶつけ合い、制限時間の最後にぶつけられてオニとなっていたものが脱落。残った11名でチームとなって、一次選考を戦うこととなります。競技ダンスも1次、2次と進んでいくたびにどんどん数が減っていきますが、ブルーロックの一次選考は棟内の5チームによる総当たりリーグ戦でした。潔はチームZに属していて、V, W, X, Yと戦います。全員がFWですから、どう役割を分担するかというのが大きな勝敗の鍵になります。通過できるのは上位2チームのみ、そして下位3チームの得点王各1名が選ばれます。自分は何を得意とするのか、武器が分かっていなかった潔でしたが、試合を通じて空間認識能力とダイレクトシュートが使えることを認識していきます。フィールド全体を把握できる能力が重要なことはアオアシでもそうでしたね。二次選考に進んだのは300名中125名でした。3人でチームを組んで、試合に勝つと相手から1人を引き抜くことができます。敗けて1人になると脱落。潔は戦いの中で他の選手が持つ特技を次々と自分のものにしていくんです。個性的で難しい名前の選手たちがたくさん出てきて、面白いですよ。ドリブルの天才・蜂楽 (ばちら)、俊足の美青年・千切 (ちぎり)、フィールドのキング・馬狼 (ばろう)、トラップの魔術師・凪 (なぎ)、そして全てにおいてトップレベルを誇るNo.1プレーヤー・糸師 凛 (いとし りん)。三次選考に進んだチームは、絵心が招待した世界トッププレイヤーと対戦しました。みんな世界の壁の高さを思い知ることになります。ここまで勝ち残ってきたのは35名。金がかかりすぎるという日本サッカー連盟からのクレームをはねのけるために、急遽U-20の現日本代表チームと戦う試合が組まれることになりました。『ブルーロック』(BLUELOCK)は、金城宗幸(原作)、ノ村優介(作画)の漫画をもとにしたアニメで、2022年10月から2023年3月まで全24話が放送されました。才能の原石たちが次々と覚醒していくスピード感溢れるアニメで、周りでも結構見てる人多かったです。続きがものすごく楽しみ。オススメです。