ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪(シーズン2)
エルフ、ドワーフ、人間、それぞれの種族に闇の時代の再来が迫っています。エルフのために作られた3つの指輪は、エルフの都リンドンの神樹を復活させエルフ族を救いました。しかしそれがサウロンの支配に降る道だということをエルロンドは知っています。これは、ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪(シーズン1)に続く物語です。時代は少し遡り、サウロンがオーク族を束ねようとして、モルドールのアダルたちに滅多刺しにされた事件が回想されます。死んだはずのサウロンは黒い液体になってドロドロと地中に流れ落ち、そこでネズミなどを餌に復活の時を待つんです。映画『ロード・オブ・ザ・リング』では燃える目玉でしたが、サウロンはエイリアンでしょうかね。もずくみたいな形状から通りかかった人間の体を乗っ取りハルブランドという男になり変わります。ガラドリエルが海で出会った南方国の王族の末裔ハルブランドこそ、サウロンだったんです。エルフの名工ケレブリンボール卿が住むエレギオンに、金髪の神々しい姿に変身したサウロンがヴァラールからの使者・アンナタールだと名乗って現れます。ケレブリンボールが作った3つの指輪がエルフ族を救ったと告げ、さらにドワーフと人間のためにも作って欲しいと言いました。サウロンの言葉にコロッと騙されたケレブリンボール卿、ドワーフのために張り切って7つの指輪を作ってしまいます。ドワーフ王ドゥリン3世は指輪の影響で強欲になり暴走。息子のドゥリン4世は、指輪に何か悪い力が宿っているのではと疑い始めます。オーク軍を率いたアダルはサウロンを倒すためにエレギオンに向かって進軍していました。エルロンドとガラドリエル、エルフ軍もエレギオンに向かっています。城外で始まった戦闘が激しさを増す中、サウロンはケレブリンボール卿をそそのかして人間に与える9つの指輪作りを急がせていました。隕石と共に降ってきた巨人は、小人のハーフット族の少女ノーリと共に旅に出て、魔法使いの師匠トム・ボンバディルに出逢います。トムは彼に、まず自分の杖を探さなければ魔法使いになれず、サウロンや闇の魔法使いに世界は支配されるだろうと言いました。ガンダルフというのは『杖のエルフ』という意味だそうです。ガンダルフ、若いですね〜。人間の国ヌーメノールでも大変なことが起こっていました。遠征の失敗で主君ミーリエルが政権を奪われ、新たに権力を握ったファラゾーンの命令で英雄エレンディルは海に落とされ怪獣の餌食になるか試されるんです。行方不明の息子イシルドゥルは南方国で生き延びて、なんとかヌーメノールに戻ろうと孤軍奮闘。今回も全8話で内容盛りだくさんでした。これを見るためにホビット3部作とロード・オブ・ザ・リング3部作を全部見直しましたよ。さらにシーズン1も、もう一度最初から見ました。もうこの世界にどっぷりです。 おもしろいドラマはこれ!