掃除&断捨離①
41歳を迎えた途端に更年期が始まり、何をするのも億劫になった。特に自室の掃除は、自分の心の有り様そのものだと思うので豆にするようにしていたのに、それも面倒くさくなってしまい、一番空気が澄むと思っている拭き掃除もめっきり減っていた。最近、なんだか澱が溜まってムーンと淀んだ気配がすると感じるようになっていた。そこで一念発起して、クーラーの涼やかな風の中、久しぶりの大掃除に取り掛かることに。まずはやっぱり拭き掃除から。もう、それだけで部屋の明るさが全然違う。で、思いの外物が増えていたことに気が付いた。毎日見ている物って把握できているようでできていないらしい。その中でも“いつも決まってそこにある物”は、改めて目に留まることがないから、目が素通りしていたのだと思う。せっかくなら気の済むまでしっかりきれいにしたいと思ったので、当たり前のようにある物をじっと見て疑ってみることにした。ほほぅ、実はあれもこれも不要じゃないか。そんなこんなで、少し視点を変えて大掃除から断捨離へと及ぶこと1週間。それなりにゴミが出た。これだけのゴミが私の体内から出たような気がして、今はとても清々しい気分である。