もんじのお世話係⑤
無事にお世話係の責務を果たし、またね〜と別れた帰りの電車の中、一気に緊張の糸が切れて緩んだものだから、頭がガンガンと痛み出した。なんとか帰宅したが、あまりに疲れがひどく耐えられないものだから、小一時間ほど寝て、気力と体力を回復。脱力。その後小説を読んで荒れ狂った心を平静に戻した。人と会ってしゃべること、気分を無理矢理上げて元気いっぱいの小学生に合わせること、ムンとした空気の人が多過ぎるショッピングモールに数時間居座ること、だだっ広い店内を休憩もせずずっと歩き通すこと、そのどれもが私にとっては非日常なので、そりゃあ疲れるさ。足が痛む。しばらくゆっくり休もう。そして翌朝、トイレへ行って大が出ると、これですべてがリセットされたとホッとするのであった(翌日大きなヘルペスできましたけど)。お疲れ様、私。完