モノの値段が高騰!で、私が思うこと。
その1、と書いておいて、その2でなくタイトルを変えてしまったいい加減な私を許してください・・・今、ものの値段が上がっています。テレビでは連日、「消費者がどれだけ大変か」のVTRを流しています。確かにあらゆるものの値段が上がっています。----------------------------------------------------------でも、日本は、日本人は、本当に大変なんでしょうか。暴動が起きている国のように、餓死するほど食べ物に困っているのでしょうか。泥で作ったビスケットを食べないと生きていかれないほど困っているのでしょうか。私にはそうは思えないのです。相変わらず、食べ物ああふれているし、たくさんの食べ物が捨てられている。確かに大なり小なり日本人でも大変になっている人もいる。でも、「いままでずっと安かった卵まで上がってしまったのでつらいです~」と、さも大変そうに答える主婦を見ると正直違うんじゃないかと思ってしまう。そりゃ、誰だって高いよりは安いほうがいい。でも、いままでが安すぎたとは考えないのか。安い、便利を追求しすぎて、当たり前になっていたのではとは思わないのか。なんかその意識に違和感を覚え、ネタとして面白がっているマスコミに踊らされているような気がしてならないのです。------------------------------------------------------------------あらゆるものの値段が上がっています。マスコミは連日大騒ぎしている。でも、このモノの値段の高騰がもたらした良い面も少なからずあるのではないかと思います。1 公共の乗り物を使う人が増えた2 サーチャージが高いので、国内旅行に行く人が増えた。 日本のお金は金利の低さもあいまって、海外に流れがち。 国内でお金を使う人が増えればその分国内の利益も増えることになります。3 原油に代わるエネルギーが注目されるようになった。 このおかげで穀物が高騰している点はマイナスですが、 これから石油に代わるエネルギーが台頭してくることでしょう。 日本は資源のない国ですから、 高性能の商品や技術を提供して稼ぐしかないのです。 今後この石油の高騰で 日本の技術はどんどん注目されることでしょう。4 日本の食物と海外の食物の価格差が小さくなった。 海外の食物がいままで安すぎたからこそ、 日本の食物が売れなくなっていたという面があります。 今後海外の食物と国内の食物の価格の差が小さくなれば、 そして、日本の食物が本当に安全で信用できるものとなれば、 40%を切った国内自給率を あげることもできるのではないでしょうか。5 米への注目 日本の小麦食の発端は、 アメリカの小麦の余りを日本に消費させたかったから、とも言われています。 その小麦が高騰することによって、 改めて今米食が注目されています。●穀物高騰と、マクロビの関係穀物の高騰には、投機マネーの流入やバイオエタノールの原料として使われているということもありますが、成長国の食生活の変化も挙げられています。インドや中国などで、肉食が増えているそうです。牛1キロの肉を作るのに、11キロのとうもろこしが豚1キロの肉を作るのに、7キロのとうもろこしが、鶏1キロの肉を作るのに、4キロのとうもろこしが必要だそうです。また、牛のげっぷも地球温暖化の原因とされています。みんなが肉食を減らして直接穀物を食べるようになれば、もっと食物はいろいろな所に行きわたり、必要以上に値上がった現状は少しは完全されると思いますし、また、CO2を減らすことにもつながると思います。そして、マクロビの身土不二。その土地でとれたものを、その土地で消費することができるようになれば、もちろん移動や輸送の際に使われるエネルギーやCO2を減らすことができます。自給率を上げることも可能です。そして、米食を進めるマクロビオティック。コメ離れを起こした日本人を米食に戻すことができます。狭い島国なのに、減反までしている日本。もっとみんながコメを食べるようになれば、違ってくると思うのです。そんなわけで、いままでは健康や美容面で広がってきたマクロビオティックですが、今後は「マクロビオティックは地球を救う!」というエコロジーの面でも注目されてほしいと思います長々と書いてしまいまして、すみません!お読みいただいた方、ありがとうございますその他ステキなマクロビサイトはこちら⇒