ドキュメンタリー映画
日本映画専門チャンネルで、ドキュメンタリー映画の特集を放送していて面白く観た。◎「ヨコハマメリー」 2005・中村高寛・監督◎「バック ドロップ クルディスタン」 2007・野本大・監督 ◎「選挙」 2005・想田和弘・監督若い監督たちの仕事、3作ともそれぞれに心をゆさぶられた。劇映画とドキュメンタリー映画をならべると、私はドキュメンタリーのほうが印象が深く刻まれることのほうが多い。監督の個人的な興味から始まり、その納得のいくまでを撮り続ける。出演者たちは、スタッフとカメラの前で自分を演じきっているようだ。さらけ出すことによって、関係を増幅させ自らをきたえているみたいだ。俳優は自己を演じる実物には、かなわないんじゃないかしら。編集と出演者の魅力、それは実在感と言うのかな、その技術と勇気も、監督の腕のみせどころなのだと思う。映画と言うものに、新しい目線を覚えて今月はあと2本のドキュメンタリー映画を観る予定だ。