シューカツ真っ最中ですねえ
中学受験は親の受験といわれますが、シューカツもまた、親の力が試されているなあっと、つくづく思います。今までのしつけや、どんな育て方をしたかとか、人間性まで、問われている気がします。まあ、真っ最中のいまさら、あわてて騒いでもしかたないし、まにあわないんだけど、それでも、いまさら、しつけしている母です。情けないですね。いまさらあわててもしかたないんだけど。シューカツしてる本人にすれば、面接で一体何が問われているのか、見られているのか、まったくわからないというところなのですが。こちらがアドバイスで言うことがなかなか本人に理解してもらえない歯がゆさもいっぱいあって、とっても、つらいところです。まあいまさらもう、黙ってみているしかないのですが、それでも、目の前でいろいろ言えば、こっちもいろいろ言っちゃうし、心配だし、いつまでたっても、どこまでいっても、親業って、つづくんだなあっと、つくづく。先日なにげなく借りたレンタルDVD『エグザム』 エグザム(DVD) ◆20%OFF!価格:3,192円(税込、送料別)就職試験の話なんですが、やっぱり、子供がシューカツしてるので、なんか気になって借りてきてしまった。ところが、シューカツに行き詰ってた息子がこれをみて、すごーく感動して、少しだけ、シューカツの意味というか、面接で何が見られていて、何が要求されているのか、わかったらしい。わたしも、普段言ってるんだけど、親が言っても、もう聞く耳もたない年ですからね。面接試験で、試験用紙を一枚だけ渡される。問題は一つだけ。答えも一つだけ。でも、書いてあるはずの質問は、用紙のどこを見ても書いてない。問題はどこだ?答えはなんだ。でも、用紙を破損しても、部屋からでても、警備員にはなしかけても、失格。被験者同士の壮絶ないがみ合いのはてに、真実が明かされる。求められるものは、人間としてのやさしさと、細かいことにも気がつく注意力、情に流されない強さ。いたわりの心。先輩の人たちを思い出して内定が、決まった人、決まらない人、それぞれなんでなのか、ちょっとだけわかったと、息子がいってました。が。いままでの受験のように点数だけで、きまるものじゃない就職って、むずかしいですね。会社によっても、求めるものって微妙にちがうだろうし。親としては、イライラハラハラするばかりです。ただねえ、一番思うのは、先日もネットカンニングの事件とか、あったけど、いい学校にはいるから、いい会社にいけるわけじゃなくて、その学校に入るだけの力があるからこそ、その先の会社にも、就職していけるわけで、学校が入れてくれるわけじゃないんですよね。力がなかったら、やっぱり、たとえカンニングに成功しても、その先に続きません。でもって、実力で入っても、その先の進学や、就職がうまくいかない人たちだって、いーっぱいいるわけで。私がわが子にに言うのは、せめて、「自分なりの100パーセント、自分なりのできるところまでの、マックスを目指して頑張ってほしい。」と。それはもちろん、人それぞれ違う。それにしても、いまどきの就職は、きびしい。私自身の若いころは、まだまだ就職がゆるかったころで良かった。