ムーミン展
『ムーミン展』にいってきました。東京駅の大丸の中の『大丸ミュージーアム』で、開催されていて、今年のゴールデンウィークは、遠出をする気にもなれず、(だって渋滞がすごそうなんだもの)、さしていきたいところもなく、どうしようかと思っていたら、新聞広告で見つけまして、いってまいりました。トーベヤンソンて、私は、男だとばっかり思っていたのですが、女性だったのですね。ムーミン展ということで、子供連れでいってしまう方がいるかもしれませんが、この展示会は、大人むけのもので、子供が楽しめるようなものは、ありません。会場でも、小さな子があきて、座り込んでいましたが、純粋にヤンソンという画家の作品展です。大丸さんも、広告にそのあたりのことをきちんと、明示したほうがいいのではと、思いました。会場内は、全てムーミンのペンによる原画です。ひとつひとつは、とても小さなもので、子供たちが見てもおもしろくありませんが、絵の好きな大人が見るぶんには、なかなかだとおもいます。会場が広すぎないので、一つ一つを丁寧に見ていっても、それほどたいへんだはありませんでした。そして、会場の中のところどころに、日本の人の作ったムーミンの立体的な作品があり、なかなかおもしろい展示会でした。この連休がどうにも退屈という場合には、ちょっと出かけるにはちょうどいいイベントだったと、思います。作品を見ていくと、初期のムーミンは、小さくて、鼻も細いし、今現在私たちがなじんでいるムーミンとはちがうものです。それが時代をおってみていくと、だんだん変化してきて、今のふっくらしたムーミンになってきます。ちいさなペン画ですが、やはりだんだん作品的にも、洗練されて無駄のないバランスのとれたものになってゆきます。そのあたりの変化をずっとみていけるので、ゆっくり見るには良いと思います。上野のような大々的な宣伝もしていないので、会場内はすいていて、過ごしやすかったです。最後に、ムーミンのお土産グッズがものすごくいっぱい売っていまして、私いろいろ買ってしまいました。キーホルダーやストラップ、タイル、ファイル、などなどです。