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柿の木

今日は風が強く、曇り空。写真もいまいちきれいに撮れませんでしたが。。うちの裏にある柿の木です。今たくさんの柿が実っています。この柿の木は裏のおうちの方のものですが、この数十年その家には誰も住んでいません。ということは、この柿も数十年ほったらかし。でもたくさん実がなっています。柿の持ち主はうちに畑も貸してくださっている森林組合の事務の方。今は引っ越されて、別の地区に住んでいます。まだ実も青く小さい頃、その方に聞いてみました。「裏の柿、食べてもいいですか・・・？」単刀直入に聞いたものです・・・^^；お返事は「いいよ～！誰も食べてないし、食べて食べて！！」わあ～いっ♪うれしい～～本当にありがとうございます。感謝していただきます！そういうわけで、我が家の柿の木になったのです。というか、うーん・・・、借りものの木？！そして今、柿のシーズン♪柿を木からもぎ取るのは初めてです。なんだかうれしくてドキドキします。自然のままほったらかしだった柿、どんな味でしょうか？

カギはどこ？

息子とお散歩してる時に拾った流木で、鍵かけを作りました♪大雨が降って数日たったお天気のいい日に沢に行くと、たくさん流木が落ちていて、おもちゃにもなるし何か作れそうだなあと、ちょこちょこ拾ってきます。うちのたかちゃん（ダンナの呼び名）はいっつも鍵をどこかに置いて忘れます。「車の鍵、知らない？」「うちの鍵どこ？」・・・って、出かけるたびに聞くのやめて～というわけで、作りました。自然の素材を使って、モノ作りするの大好きです★これは流木の両端に麻ヒモを結んで、フック型のネジを取り付けただけ。庭で育てたラベンダーを乾かしたのも一緒に飾ってみました♪自然からの贈り物って本当にすてきですよね。そこにあるだけで癒されます。これを飾っただけで玄関の雰囲気がナチュラルになりました。「たかちゃんのために作ったんだから、帰ってきたら鍵はここにかけてねっ！！」

田舎で暮らそう！

↑私たちが暮らしている集落。田植えが終わった５月の風景です。今日は私たち一家がどうして田舎で暮らし始めたのか、お話します。うちのダンナは栃木出身。私は淡路島。だから、なんで和歌山なの？とよく聞かれます。和歌山にこだわったわけではなくて、たまたま和歌山だっただけ。田舎ならどこでもよかったのです。きっかけは私の妊娠＆出産でした。生涯こどもに関わる仕事をしたいと望んでいた私にとって、自分の子をどう育てたいか・・・と考えた時、やっぱり街の中では不安だったのです。私がそう思ったというよりは、お腹の子が自然に囲まれた環境で暮らしたいと私に訴えてきたというほうが合っている気がします。子が教えてくれたのです。そして、もうひとつは、ダンナに街中以外の暮らしがあることを知ってほしかったのです。外食チェーンの店員や工場の派遣社員としてしか働いたことのない人と子育てをしていくのが不安だったから。もっとゆったりと、自然のリズムに合った人間らしい暮らしの中でこどもを育てていきたいと思ったのです。そうして、田舎で暮らす方法をいろいろと探していました。でも貯金もない私たちが、今の生活もぎりぎりなのに、どうやって新たな暮らしを始めたらいいんでしょう。なかなか具体的な話は進みませんでした。そんな、ある日とうとう見つけてしまいました！新聞の片隅に小さな記事が出ているのを！！「森を守るなんとかかんとか・・・」（忘れました・・・）「緑の雇用」について書かれた記事でした。簡単に説明すると、林業に従事している人の高齢化が進み、後継者もいないということ。そこで、日本の山を守りたい若者に山仕事の技術の習得もさせながら、田舎に暮らしてもらおうという制度なのです。なんてスバラシイ～！と思いました。だって、山仕事ですよ！！自然相手の仕事だし、ダンナも鍛えられそう。それに山さえあるところなら外国だってどこだって仕事ができるわけですから！（実際にはそんなに甘くはないと思いますが。）それでも私は世界のどこででもやっていけそうな仕事にとても惹かれます。そこで調べてみました。すると各県に林業支援センターというのがどこでもあるんですね。そういうところや、ハローワークで個別相談にのってもらいながら、「緑の雇用」を受け入れている就職先を調べました。ありました！！！それが今のダンナの就職先の森林組合だったのです。緑の雇用について初めて知ってから、就職が決まるまでナント１ヶ月。幸運としか言えない出会いでした。ハローワークから「こういうのが和歌山で見つかったんですが・・・」「はい、面接受けます」と即答。森林組合より「来週面接するので来て下さい」とのこと。緑の雇用はもともと和歌山で始まったので、きっと受け入れ体制も整っているだろうと考えていたので、ラッキーだと思いました。面接前日、栃木からだんなが一人で車で出かけていきました。面接の結果は「即採用」そして「１週間後から仕事ですので。」と、面接後、住む予定の家まで案内してくれたそうです。なんて気が早い！そこは村の小学校に隣接している古い教員住宅でしたが、私たちが当時暮らしていた家の２倍の広さ。古くて、数年間誰も住んでいないことを心配されましたが、贅沢なほどです。それに家賃も月１万円だって言うし！仕事さえあって田舎ならどこでもいいと思っていた私は大喜び。「自分の何かを変えたい」と思っていたダンナも「もうここまできたらやるしかないし、やってやる！」という気持ちで、私たちはすぐに引越しの決意をしたのです。いざ、栃木から和歌山へ。お金のない私たちはプロの引越し屋さんには頼まず、１トントラックをレンタルして荷物詰めもすべて自分たちでやりました。そして、行ったこともない聞いたこともない山村での新しい暮らしが始まったのです。当時、息子は５ヶ月になったばかりでした。この村に来て、今月で１年が経ちました。今年の春からは新しく建ててくれた２階建ての「緑の雇用住宅」に入居しています。ダンナも順調に仕事をこなし、私たちも少しずつ村の人々や暮らしに慣れてきたところです。

まんまるお月さま

見えました～！金色に輝くまあるいお月さまでした。我が家の寝室は２階にあって、東向きに大きな窓があります。カーテンをつけていないので（だって山の向こうから朝日が上るのが見えるし、今日のような日はお布団に寝っ転がって、お月見できますから！）、部屋が月の強い光に満ちていました。月の光を体全体で感じたかったので、２階へ上る階段は電気をつけずにのぼりました。部屋に入ると、すーっと優しくでも強い光で月が私たちを照らしてくれました。息子はお月さまに「こんばんは」（まだしゃべれません）と頭を下げ、しばらく月を見ていました。それから「さよなら」と手を振り、おっぱいをたくさん飲んで、私の手を握りながら眠りにつきました。月には癒されますね。。ところで、昨日の続き、おはぎの話題。今日の午後、作りました。白米５合にもちきび１合を混ぜて、ご飯を炊きました。よく蒸らした後、土鍋に入っているご飯をすりこ木で少しつきました。息子が「とんとんとん」と言いながら、一生懸命ついてくれました。おかげで、キッチンの床は米粒だらけになりましたが・・・。それから、あんこを入れたり、きな粉をまぶしたり、とおはぎを作っていきました。この時点で息子は「おいし～！」とごはんのつまみ食い。たくさんできたので、お世話になっている森林組合の組合長に少しおすそ分け持って行きました。ところで、「たばらして～」という言葉ご存知ですか？この辺の地域ではお月見の日に、こどもたちが「たばらして～」と近所を回り、お菓子や野菜などをもらうそうです。ハロウィンのようですね。私や夫が生まれ育った地域ではなかった習慣なので、おもしろいなあ～と思いました。でも近所の小学生（５・６年生）に聞いたところ、「そんなダサい言葉知らん。何かくれ！って言うてんのか。」と言ってました。。。みなさんの地域ではお月見の日の特別な習慣ありますか？ぜひ聞かせてください♪

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