今、無事な私たちが気をつけたいこと。できること。
生意気なようですが、書かせてください。 私は今、計画停電の地域に住んでます。地震の被害はすごく小さくで済んだので、少しでもできることはないかと思い、募金や節電を心がけてます。 他にもできることはないか...探してもいます。 ただ、これまでに起こった震災、災害とうでは、こういった善意がのちのち先方の負担になってしまったパターンもあるそうです。 それは一個人からの支援物資。何かしたい、毛布1枚でも送りたい。すごく気持ちはわかります。私もそう思って検索しました。ただ、それが必ずしも良い結果になるとは限らないのです。 早急に必要なものは自治体や企業を通して大々的に搬送しないと、現地ですぐに振り分けられない→使用されないのです。たとえばお米何トン----これは誰が送っても一目瞭然でしょう。同じ物を大量に----これはすぐに受け取る側も判断ができるのです。 ただ、一箱にいろんな気持ちを詰めすぎたものは、残念ながら何が入っているのかわかりません。わかっていたとしても、またそれを開けて品物別に振り分けるという手間がかかってしまうので、倉庫などに仮置きされたまま、最終的には使用不可能。 最悪になると、復興のさいにその使えなくなってしまった荷物を処分するために、莫大な資金をその被災を受けた自治体が支払うことにもなりかねないのです。 なので、何かしたいと思ったら、えげつないいい方ですが、募金が一番です。 物資ならば個人ではなく、自治体や法人、企業を通して送れる手段を探すことがいいかと思うし、そのさいも一箱に詰めるなら同一の品。 代表して受け取った側が、被災地への荷造りのときに振り分けしやすいように気を配ることだと思います。 そして食料に関しては、賞味期限が半年、一年あるものがいいでしょう。水なら水で箱単位。とにかく受け取った側の立場にたって想像してみると、自然にどういう形が好まれるのかが、多少でも見えてくると思います。 あなたの気持ち→直接被災者 これは今の状況では無理です。あなたの気持ち→被災現場に向かうことができる、限られた組織。団体→被災者この図式だということを理解して、何かしたいを一緒に形にしていきましょう。 そして、多くの物が足りない状況ですから、自分の生活の中でできる節約をする。とくに今は、電気やガソリンを極力使わない。必要最低限にとどめる努力なら、日常の中で誰もが参加できる支援ではないかと思います。 本当にえげつないですが、繰り返します。お金はどんなものにでも化けます!! たとえ今使われなくても、時とともに必要なお金は山ほど出てくるのですから、募金参加が一番いいかと思います。 ただ、こんなときにどこに!? って思ったり、変な詐欺が心配だったりというときは、自分が普段信用している団体や企業の支援募集に参加するのがいいと思うし、そうでなければコンセントのひとつを抜くだけでもいいと思います。 自分ができることをささやかにでも行う。そして「今の自分の生活を守り、正常な状態を維持すること」も、私は今後の復興のために必要なことであり、またエネルギーになるかと思います。 無事な方がいてくれるから、復興に向かえる。これは確かなんです。 こんなことを書いても、私もたいしたことはできません。できることなんて、小さなことばかりです。 ですが、自分や家族がまず病気や怪我をしないよう頑張ろう。日常をきちんと守ることで、変な話「忙しいだろう病院関係者や警察、消防のお世話にならないように」しよう。そして少しでも募金活動できる自分であり続けることで、何かしたいを形にしようと思います。 私がいうのも変ですが、今あなたが無事なことはいいことなんです!!けっして申し訳なく思う必要はありません。何かしなきゃ→でもできない...と悩み悲しむこともないでしょう。 そういう方を、いろいろなところで多く見かけたので、ここは声を大にしたいところです。 だって、自身の無事を維持するだけでも、それが目に見えない力になっているんですもの----日本という国にとっては!! ただ、何かしたいとき・できるときは、周りと足並みをそろえて行きましょう。無事な私たちにできること----実は身近にたくさんあると思うので。 本当に私ごときがと思いつつ、書かずにはいられなくて書きました。すみません。