話が違う! 日本では、中国で教えられたような「悪者」の姿はなかった=中国 2017-03-31 サーチナ
多くの外国人が、日本を訪問して、ありのままの日本と日本人を見つめている。相互理解にとって、これほど、素晴らしいことは無いと思う。 「百聞は一見に如かず」とは、よく言ったものだ。隠し事なく、現実そのものを見てもらうことで、相手も安心するし、心を許しあえるのではないか? それほど、世界は、疑心暗鬼に包まれているということだ。 特に、隣国の中国・韓国の人たちは、日本に対する予断と偏見は異常なほどだ。 中国では、あの江沢民による愛国(=反日)教育のおかげで、「日本人は悪魔」のように教育されてきた。この教育で育った世代が、いまの中国の指導層の中核にいるのだ。南京大虐殺?では、犠牲者は、20万人が30万人、40万人となり、50万人説まで出ているそうだ。 昔、我々が日本で、「偏向教育反対」と叫んでいた状況とは、雲泥の差があるほど、異常な教育が実施されてきたが、日本のリベラルたちは、そういう(都合の悪い事柄)には、正面から向き合ってこなかった。 よく「リベラル」と言えたものだと、あきれてしまう。 韓国でも、「事情」は、そう変わらない。「ウソ」が、平気で教科書に書かれてきたが、日本のリベラルたちは、見て見ぬふりをしてきたようだ。慰安婦支援や戦後賠償問題に取り組んできた人たちに、このことを聞いてみたいと思う。 20万人の少女が強制連行され、慰安婦にされた・・・ことが当たり前の「真実」として、独り歩きしているのだ。 世界的に見て、日本の教科書は、相対的に「公平」だという客観的評価を受けている・・・このことは、きちんと報道されている。(以前、皆さんにも、お知らせした) 我々は、教科書の中身について、もっと突っ込んだ検証をするべきだと思うが、リベラルたちは、ついてこられるだろうか? 実は、昨日、1冊の本を丸ごとコピーしてきた。「アボジ聞かせて あの日のことを -我々の歴史を取り戻す運動報告書-」という、1988年に、日本大韓民国青年会中央本部が出版した調査本で、在日一世たち1,500人の聞き取り調査をしたものだ。300ページもあるが、もちろん絶版本で、ぼくの地元の図書館は保有していなったが、大阪府立図書館から取り寄せていただいた。 この本、以前、皆さんに、紹介したものだが・・・・覚えておられるだろうか? 戦後賠償や慰安婦問題に関わるのなら、ぜひ一読してほしい貴重な統計資料が含まれている。そう、(我々の生まれる前の出来事)が、鬼籍に近づく1500人に対して、(イデオロギーに洗脳された朝鮮総連ではなくて、以前に比べて比較的民主化された民団の青年会によって)実施されたもので、予断と偏見を排した、貴重なものが多く含まれているということだ。この1500人は、もう100%亡くなっておられることは、間違いない。 少しでも、運動に関わったことがあるものであるならば、そういう真実にせまる「学習」を、人間として、死に至るまで続けることが、大切なのではないか? 間違った扇動にせきたてられ、自らその扇動の旗振り役になって、過ちを拡大再生産している、新社会党や社民党の一部の人たちに、訴えたいものだと思う。 あなたたちの50年、60年は、いったい何だったのか??? と。 皆さんは、どう思われるか? 沈黙は金ではない。 (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 話が違う! 日本では、中国で教えられたような「悪者」の姿はなかった=中国 2017-03-31 サーチナ 中国人にとって、日本という国は歴史問題などもあって「複雑な感情を抱かざるを得ない国」であるようで、単なる観光が目的ではなく、かつて中国を侵略した国がどのような国なのか、それを見るために訪日するという中国人もいるようだ。 中国メディアの今日頭条はこのほど、ある中国人旅行客の手記を掲載し、「中国人は幼少のころから共産主義革命や毛沢東を賛美する歌を歌い、抗日ドラマを見て育つ」と伝え、そのため中国人は日本を「悪者」と認識していると紹介する一方、実際に訪日して目にした日本からは中国で教えられていたような「悪者」の姿は見られなかったと伝えている。 記事はまず、この中国人が訪日する際に日本の航空会社の便に搭乗したことを紹介し、日本人の客室乗務員たちは「微笑みを絶やさず、とても親しみやすい」印象を受けたと紹介。さらに中国人の客室乗務員とは違って、その微笑みは「本物」だと感じたと説明した。 続けて、日本旅行を通じて感じた点を率直に紹介し、例えば「成田空港の空は非常に透き通っており、北京にはない温かな感じがあった」、「旅行バスは新しくはないが、とても清潔だった」などの感想を抱いたと説明した。 この中国人が日本にどれだけの期間滞在したのかはわからないが、記事は、実際に訪日して目にした日本には中国で教えられていたような「悪者」の姿は見られなかったと伝えている。 むしろ日本は静かで寂しさすら感じられる国だったとしており、「なぜこのような国が世界を侵略しようとしたのか」と疑問すら投げかけている。 日本で見た日本人の姿は物静かで、やはり抗日ドラマを通じて抱いていた日本人のイメージとは大きく異なっていたようだ。 記事からは、この中国人が訪日前に抱いていた日本に対する誤解は、訪日旅行を通じてすっかり解けたであろうことが読み取れる。中国では今も毎日のように抗日ドラマが放送されているため、日本に対して誤解を抱く中国人は少なくないが、日本を訪れる中国人旅行客が年々増えていることは、抗日ドラマに登場する日本人の姿がいかに偏見に満ちているかを知る中国人もそれだけ増えていることを意味すると言えよう。 (編集担当:村山健二)