英雄的ウクライナ国民の戦いを妨害するMDSの(方針?) ドツボにはまったリベラルの典型か? 2022-3-24 (はんぺん)
英雄的ウクライナ国民の戦いを妨害するMDSの(方針?) ドツボにはまったリベラルの典型か? 2022-3-24 (はんぺん)(MDSは「民主主義的社会主義運動」という団体の事)学生運動時代に所属していたDSL(民主主義の旗派)の流れを継いでいるMDSだが、とんちんかんな「無防備都市宣言運動」が破産して久しいが、今回のロシア帝国主義によるウクライナ侵略について、またまた、おかしな(方針?)を出している。 ・・というか、2/28に最初の「声明」を出してから、その後、何をしたのか?? MDSのHPからは、何も見えてこない。単なる宣伝団体の「アサート」と違って、一応、運動団体(党)なのだから、なにがしかのデモや集会などの行動提起でもあるのかな・・・と思っていたら・・・何もしない!! (運動体なら、動けよ・・・)と言いたいのだが・・・その後、MDSのHPに、2022年03月18日 1715号で、「【ウクライナ戦争に日本も防弾チョッキ/戦闘を泥沼化する軍事援助をやめよ/停戦合意にこそ全力を】なる記事が、ポツンと出た・・・これが、ひどい!!!http://www.mdsweb.jp/doc/1715/1715_02a.html まず「戦争をあおるな」との小見出しの中で、(親米諸国はウクライナ政府に戦費の援助とともに兵器の供与を行った)(しかしこの「支援」は戦闘を泥沼化し、戦争犠牲者を拡大するだけだ)という。 ウクライナ国民が、軍民上げて、核兵器や生物兵器、化学兵器を持つ強大なロシア帝国主義の侵略に対して、敢然と自衛の戦いを進めている中で、このMDSの(支援は手控えろ!)という宣伝は、犯罪的だということだ。 これって、あの護憲論者、9条真理教の人たちによる、自衛隊や安保反対運動とオーバーラップしていると思うのは、僕だけだろうか? (今そこにある危機)に彼らは、何もしない・・・これって犯罪的だと思うが間違っているだろうか? 前に紹介したアインシュタイン言葉を再記する・・・「The world will not be destroyed by those who do evil, but by those who watch them without doing anything.」(世界は邪悪な者達によって滅ぼされるのではなく、何もせずに彼らを見ているだけの者達によって滅ぼされる) (市民を犠牲に)という小見出しの中では、「真偽は定かではないが・・・」と言いながら、ロシア側の宣伝がすべてであるかのように扱っている。「ウクライナ保安局がナショナリスト・グループを軍に配置し、「市民を盾」に市街戦を仕掛けているとの報道もある(2/25SPUTNIK)。ビルの一室からミサイルを撃ち、ロシア軍の反撃を受ければ市民の犠牲を宣伝する。アフガニスタンやイラクなどでテロ集団がとった手口だ。)・・・とウクライナ軍を(テロ集団)扱いだ。これって、洗脳のプロパガンダそのものだろう!!! 多くの西側ジャーナリストが現地に入り込んで報道に励んでいるが、情報統制、国営放送のみのロシアプロパガンダと比べて、軍配はどちら側にあるかは明らかだろう。MDS・・・なんという破廉恥な記事を配信するのか? 日本政府が自衛隊の防弾チョッキをウクライナに送ると決めたことについてもクレームをつけている・・・これって、危機対応には絶望的なリベラルの欠陥そのものだ。彼らの政権(=はありえないが)おそらく何もできずに、ヒットラーやプーチンのやりたい放題にされてしまうことになるだろう・・・ サッチャーは、こういった・・・「確かに戦争は悪です。しかし、その戦争によってもっと巨大な悪をストップせねばならぬこともあります。もし連合国がヒットラーをストップしなかったら今頃世界はどうなっていましたか」これに尽きるだろう!!!! (戦争を商売に)の小見出しの中で、こう言っている。「戦争で利益を得るものはただ一人、軍需産業だけだ。」・・・目の前で、多くの市民が殺されていく中で、ロシアの侵略を見逃がせば、ウクライナ国内にロシアの傀儡政権が樹立されることは確実だ。 その悲劇が、ジョ-ジア、モルドバ、ポーランド、バルト3国へと拡大されていくのも、必死の情勢の中、この(軍需産業)を標的にする意味には、首をかしげるばかりだ。「戦争犠牲者を拡大するだけだ」(MDS)というが、誰が好んで戦争に行くだろうか? そもそも軍隊を持たない(非武装)という(過ち)を日本のリベラルたちは、繰り返してきた。その(平和憲法守れ)という(間違い)にいまだに、共産党や社民党は気づいていないし、気づこうともしていない・・・・ このMDSも同じで、帝国主義論的な発想で、軍需資本と市民平和を対立させてよし・・・としているが、彼らには(戦争反対、話し合いで・・・)という(おまじない)を唱えるしか方法は無い・・・ 戦争には、相手(敵)の存在があるが、理性的な話し合いで解決できる相手ばかりではない・・・ということに、目をふさぐMDSには、責任ある方針は出てこない・・・ゆえに(軍需資本家)などを持ち出して、英雄的なウクライナ国民の戦いを妨害する。 (核の脅威をなくせ)という小見出しの中で、ロシア軍による原発攻撃などの危険性を強調しているが、「この点からも、一刻も早く戦闘を止めなければならない。」と・・・これって何言ってるの???? 誰が戦争に喜んで参加しているのか? まともな話し合いのできない相手だからこそ、やむなく侵略者との自衛戦争を行っている中で(一刻も早く・・・)って、何も言っていないのと同じだろう・・・日本語では、そうとしか理解できないぞ!! そして、本性が現れた・・・「日本国憲法に「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないよう」決意するとある。戦争は政府の行為である。ロシアもウクライナも世界のどの国においても、戦争を選択する誤った政府を糾弾しなければならない。」・・・アホか!!!! MDSも、共産党や社民党と同じアホやった。ここでは、ロシア政府もウクライナ政府も、同じ「戦争を選択する誤った政府」になっている。これが、MDSの本質である。ロシアによる(侵略)は(ロシア政府も悪いが、ウクライナ政府も悪い・・・)と決めつけられ、結果的に、ロシアの蛮行は免罪される。 変わり果てた(昔のDSLの今の姿)の無残さに呆然とする自分がいる。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)――――――――――――――――――――――――――――――(社説)ロシアの戦争 言論弾圧の果ての国難 2022年3月19日 朝日新聞モスクワで2022年3月14日、ロシアの国営テレビ「第1チャンネル」の生放送中に、編集者のマリーナ・オフシャニコワさんが「戦争反対」などと書かれた紙を手に映り込んだ・・・・・・ 戦争を起こす国の指導者は、他国の人命を奪うだけでなく、自国の人々をも冷酷に虐げる。今のロシアが、その現実を浮き彫りにしている。 ロシア軍のウクライナ攻撃が激化している。南東部の都市では、大勢の市民が避難していた劇場が爆撃された。救助活動の妨害も伝えられている。 停戦協議の傍らで非道な暴力を執拗(しつよう)に続けるプーチン大統領に、国際的に戦争犯罪としての非難が強まっている。 だが、プーチン氏の矛先は、ロシア内にも強く向けられ始めた。国民を「愛国者」と「裏切り者」に区別するとし、後者は「口に飛び込んだブヨのように吐き出す」と語った。 今月の報道規制の法改正に続き、一般の反戦世論も封殺する方針らしい。米欧の思想流入によるロシアの「破壊」を防ぐという主張には、監視社会をめざす思考がうかがえる。 政権に批判的な独立系のメディアは次々に閉鎖され、国外の報道サイトの閲覧も遮断されている。ロシア国民に届くのは、ほとんどが官製情報だ。 国営テレビでは生放送中に、職員が「プロパガンダを信じるな」と紙を掲げて抗議した。だが、その影響は不透明だ。政府系の調査機関によると、政権支持率は開戦後に上昇した。 プーチン氏の言論統制は長年周到に進められてきた。その起点は、90年代のチェチェン紛争にあったとみられる。 当時のエリツィン政権は、分離独立を求めるチェチェン共和国に侵攻した。多くのロシア兵が戦死する実態がテレビで報じられ、反戦運動が高まった。 政権を継いだプーチン氏はまず、このテレビ局を影響下に置いた。人気の政治風刺番組は打ち切られた。今、この局は政府の宣伝機関になっている。 自由や人権などの価値観を共有する国際機関「欧州評議会」は今週、加盟国からロシアを外した。ロシアはソ連崩壊後の96年から欧州の一員として加わっていたが、自ら背を向けた。 これによりロシア国民は、人権侵害の被害を欧州人権裁判所に訴える道を奪われる。加盟を機に停止してきた死刑執行が復活し、弾圧の強化につながる可能性もある。 経済制裁で物価は高騰し、景気は後退している。多くの国民は戦争の実相を知らされないままだが、もし気がついても声を上げるのは難しい。今後長年、近隣国からの憎悪や、戦争責任を背負わされるだろう。 ロシアを破壊しようとしているのは、プーチン氏自身である。ウクライナ国民を傷つけ、世界の未来を危うくする蛮行をただちにやめるべきだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――以下のニュース・・・(独裁国家の味方は・・・やっぱり独裁国家だ!)ミャンマーも北朝鮮も中国も、独裁体制の国。彼らが、戦争の種を蒔いてきた。古い価値観にとらわれて、時代を認識できないリベラルの破産は、明らかだ・・・ (はんぺん)―――――――――――――――――――「ロシアの勝利で終わる。我々も韓国を攻撃できる」北朝鮮当局が主張― 2022-3-11 高英起(デイリーNKジャパン編集長) ヤフーニュース 北朝鮮の国内向けメディアは、ロシアのウクライナ侵略について報じていないが、朝鮮労働党は党員に限り、詳細を伏せた上で情報を伝えている。 一方で、ロシアに派遣された労働者に対しては、侵略の事実を知っている前提で思想教育を行っている。その詳細を、デイリーNKの現地情報筋が伝えている。 北朝鮮当局は最近、ロシアに派遣された労働者を対象に、ロシアのウクライナ侵略に関連する政治学習資料を配布した。 資料では「ロシアは、同じ国だったウクライナに派兵した」とした上で、「必要に応じて、われわれも南側(韓国)を占領できる」「われわれは南朝鮮を一気に攻撃できる」などと主張。 また、「南朝鮮にはむしろわれわれの祖国統一を待つ住民も多い」と事実に反する内容を伝えている。韓国での世論調査では、統一が必要だと考える人は減少傾向にあり、北朝鮮主導の統一を望む人は皆無と言っても過言ではないだろう。 一方で資料は「ロシアが優越した軍事力をもってしても、一気にウクライナを占領しないように、われわれも南朝鮮の事情を考慮してやっている」と主張。そして、「戦争はロシアの勝利で終わるだろう」と締めくくっている。 この資料は、受け取った労働者が、ウクライナ侵略について曲がりなりにも伝えているロシアメディアの報道を見ている前提で書かれていることが、その内容からわかる。 世界各国の制裁により、ロシアではルーブルの大暴落、インフレなどが起きているが、それによる労働者の動揺を抑え、自国の対外政策への信頼を高める目的で、このような思想教育を行ったものと思われる。 一方で資料は、ロシアのウクライナ侵略を擁護している。プーチン大統領がウクライナに対し、NATOに加入しないよう説得し、何度も機会を与えたが、ウクライナがNATOに加入しようとしたために、戦争が引き起こされたという理屈だ。 また、「ウクライナにあった核兵器を返還せよと要求したのは米国で、今更ロシアを刺激して戦争を起こしたのも米国」「自衛的国防力だけが平和を守れる」という記述もある。これは、北朝鮮の核保有を正当化する意図があるものと思われる。この資料を受け取った労働者の反応について、情報筋は伝えていない。 高英起・・・デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。