北朝鮮側を震わせたビラはどのような内容なのか 2008年10月11日 「自由北韓運動連合」
(自由、民主主義、人権、法の支配)の無い独裁国家:北朝鮮は、共産主義の亜流=金日成主義や主体(チュチェ)思想を掲げて、国民を塗炭の苦しみの中に追いやってきた。 運命とは、恐ろしいものだ。一つの思想が、これだけの莫大な悲劇を結果することが、やるせない・・・・1991年の社会主義の崩壊で、多くの東欧の人々は、(自由、民主主義、人権、法の支配)が、どんなものか? 長所も短所も、生まれて初めて学ぶことになった。人間の変革、社会の変革を拒み続ける北朝鮮。鎖国のような閉鎖社会に我々は、如何にして関わっていけるのか???突き付けられた問題は、あまりにも多い・・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――――――――――北朝鮮側を震わせたビラはどのような内容なのか 2008年10月11日 「自由北韓運動連合」「自由北韓運動連合」の朴相学代表など国内の対北民間団体関係者たちは、10月10日、北朝鮮の黄海道海州に面した西海の舞衣島海上で、金正日政権打倒を促すビラ10余万枚を風船に吊るして北へ飛ばせた。 伝単紙(ビラ)は、二枚のビニールで被って、ビニールの間には北朝鮮住民の二ヶ月分の月給に当る1ドルと10元(中国元)が入っている。この日は10万枚のビラ中2000枚にのみお金を入れた。 北朝鮮を震わせたビラにはどのような内容が書かれてあるのか? 北朝鮮は、10月2日、開城工団事業と開城観光の中断の可能性まで言及して対北団体などのビラにすごく敏感な反応を見せた。 これに関して、脱北者らは、「ビラが北朝鮮の体制に相当威嚇的であるためだ」と口を揃える。ビラを見て脱北した朴相学自由北朝鮮運動連合代表は、「1993年、韓国から飛んで来たビラを見て北朝鮮政権の嘘が分かるようになり、また脱北経路を覚えるようになった」、「北朝鮮住民に真実を知らせ、北朝鮮体制を変化させるには、他のどんな政策よりビラが効果的」と話した。 「愛する北の同胞たちへ、愛する北朝鮮の人民たちよ」で始まるビラには、「金正日は、苦難の行軍の時、300万人以上の人民らが飢えて死ぬ時も、日本人の料理人を雇い、大牢を食べながら『500万人が死んでも良い。核心群衆300万人と軍隊さえあれば、社会主義を保てる』と言った」など、金正日独裁政権に対する批判と、「自由は無料で得られるものではない。座って飢えて死なずに金正日を反対せよ」など、北朝鮮住民の内部闘争を促す文が書いてある。 <自由北韓運動連合のビラの全文> 愛する北の同胞たちへ! 愛する北朝鮮の人民たちよ! 私たちは、少し前まで皆さんのように北朝鮮で飢えと貧困と無権利の中で奴隷のように生きていたが、千辛万苦の末、今は大韓民国のふところに抱かれた脱北者たちです。私たちは、世の中で最も悪辣な監視と統制、暴力と虐殺、貧困と飢えに耐えられず、血の涙を流して命を賭けて鴨緑江と豆満江を渡り、過酷な苦難と死線を越え、自由と民主、人権が保障された真の祖国の大韓民国に住みながら、真の人間の生、人間の幸福が何なのか、自由と民主が何なのかを、こちらで実際の生活体験を通じて骨にしみるほど感じました。 北朝鮮の人なら誰でも、鴨緑江と豆満江を渡るその瞬間から、金正日という者は、北朝鮮の人民たちをハエよりも劣る奴隷として働かせる希代の殺人魔であることを知ることになります。また、国境を渡って、中国の人々の生活を知る瞬間から、朝鮮人民が体験するあらゆる苦痛と貧困と飢えが、金正日ただ一人のせいであることをすぐ分かるようになります。 それで、私たちは、ここ自由の大韓民国の地で、北朝鮮の両親兄弟と親戚たちと友達(同務)などを、悪魔のような金正日と彼の反人民的・先軍独裁から解放するため闘争しようと「朝鮮(北韓)人民解放戦線」と「自由朝鮮(北韓)運動連合」を組織し、憤然とした闘争に起ちあがりました。 今、北朝鮮の人民が体験している食糧難と経済難は、すべて金正日の反人民的な世襲軍事独裁のせいです。金正日を打倒し、金正日個人の御用政党である労働党を解体し、人民のため、人民による、人民の改革と開放をすれば、食糧難も解決でき、北朝鮮人民たちが自由と権利を持って堂々と良い暮らしができます。そうするためには、まず、金日成と金正日によって歪曲され操作された歴史と、人民に銃を向けた「先軍政治」の真実、北・南の差などを正しく知らなければなりません。 北朝鮮政府は、ソ連により建てられた傀儡政府でした。1945年9月20日、ソ連首相のスターリンは、ソ連の極東軍総司令官と沿海州軍管区の軍事評議会に極秘命令書を送ったが、この命令書が1993年公開されました。この命令書の中で、スターリンは、北朝鮮に民主主義を装った「プロレタリア独裁政権を樹立すること」を指示しました。 6.25戦争」の真実 金正日と労働党は、「6.25戦争」を南朝鮮と米国による北侵略だというが、事実は金日成による南侵でした。金日成は、戦争の1年3ヶ月前の1949年3月、モスクワを訪問し、スターリンに共産体制による統一をしたいとせがみました。金日成は、スターリンが承諾しないと、何と48回もスターリンに秘密電文を送り、1950年2月初め、スターリンから南侵の承認を受け、1950年3月、またモスクワを訪問して「6.25戦争」を具体的に討議して、1950年6月25日、南侵略戦争を起こしました。これはロシヤ(旧ソ連)と米国の資料公開を通じて確認されたことです。金日成が起こした「6.25戦争」で、北と南は520万人余りの死傷者や莫大な物質的被害をこうむり、分断が固定化され、統一を出来ないようにしました。 金日成と毛沢東、スターリンの侵略から、自由民主主義の大韓民国を死守した、米軍を中心にした国連軍は、現在も金正日先軍独裁の侵略を阻止するため南朝鮮にいるのであって、労働党が宣伝するように強占者や侵略者でなく、彼らは自由と平和の守護者であり、今日のような偉大な大韓民国を存続できるようにした血で結ばれた同盟国です。 北朝鮮が亡びた理由 朝鮮が亡びたのは、金日成と金正日の二人のため北朝鮮のすべての人民と資源をことごとく動員したためです。金日成と金正日はともに「私も人民の息子」、「労働階級に良ければすべてが良いことです」と、いいながら人民のためのふりをしたが、人民の血と涙を搾取し、富貴栄華を享受しました。 人民たちが血と汗をもって稼いだ外貨は、全て金正日の個人金庫である労働党39号室に入り、金正日一族のため年間使われる副食物や生活必需品の費用だけでも数千万ドルを超えます。 金正日は、苦難の行軍の時、3百万人以上の人民が飢えて死ぬ時も、日本人の料理人を雇い、大牢を食べながら、「500万が死んでも良い! 核心群衆300万人と軍隊さえあれば、社会主義を保てる」とくどくど言いました。 全世界に国の憲法に個人の名を入れて「金日成憲法」と言った国は北朝鮮だけです。北朝鮮の人民が金日成の奴隷であることを憲法に明らかにし、奴隷の主が金日成から金正日に変わっただけです。 反面、南朝鮮は、李承晩と朴正煕大統領の領導の下、共産侵略から大韓民国をしっかり護り、1960年代から開放と改革で、「漢江の奇跡」を起こし、まぶしい発展を成し遂げて世界12位の経済強国になりました。 現在、南朝鮮は1人当りの国民所得は2万ドル(北朝鮮は300ドル内外)、南朝鮮は2.7人当りの自家用乗用車が1台、船舶建造で世界1位、壁掛けテレビジョンの生産で世界1位、半導体の記憶素子で世界1位、超大型船舶用のエンジン生産で世界1位、海水の淡水化設備の生産で世界1位、鋼鉄および自動車生産量で世界5位、コンピュータの普及率で世界1位、対外輸出3300億ドル(世界8位で、北朝鮮の110倍)、そして電力生産は朝鮮の100倍以上あります。北朝鮮は、世界1位の製品がただ一個もないが、南朝鮮は世界1位を占める製品が120ヶもあります。 韓国は、世界的に認められる政治、経済、科学技術、文化分野で数多くの人材が出て、2006年10月には、大韓民国の潘基文外交長官が世界の大統領のような国連の事務総長になり、大韓民国の無限の自由民主主義の生活力を誇示しています。 だが、朝鮮はどうでしょうか? 強盛大国、先軍政治、核大国を自慢し、21世紀の太陽という首領の「福」を受けた国が、平和時に300万以上飢えて死に、50万以上の罪のない人々が政治犯収容所で虐殺され、30万人の脱北者らが国際孤児になり、中国の東北地方と東南アジアでさまよっています。北朝鮮と南朝鮮の平均寿命は分断63年間で14才も差が生じ、背は10cm、体重は13kgも差が生じています。 言替えれば、金日成と金正日は、あなた方を精神的・肉体的な不具、飢え、コッチェビ、現代版の奴隷にしました。この全ての惨状がまさに金正日ただ一人のせいで起きました。したがって、偽りと偽善で絶対化・神格化された金正日を打倒してこそ人民が生きられます。金正日は「21世紀の太陽」でなく、21世紀の最も悪辣な反人民的な独裁者、殺人者です。金正日に関する全てのことは、徹底して偽りで作られ歪曲されました。はなはだしくは、彼は自分の父である金日成を暗殺したという疑惑も受けている残忍な独裁者です。 金正日は果たしてどんな人間なのか? 真実はこうです。誕生日:1941年2月16日(金日成と整週年を合わせるために1942年に直した)故郷:白頭山の密営地でなく、ソ連の沿海州ハバロプスク州ブヤチュックのソ連軍の野戦病院名前:ユラ(ソ連で生まれた時呼ばれた名前で、1960年7月、南山高級中学校の卒業当時、金正日は友達(同務)らに、「朝鮮式の名前が正日に決まり、公民証が発給された。これからは正日と呼んでほしい」と言った。) 兄弟:金正日の上に姉(長女)がいるという説があるが確認されない。1944年生まれた弟の「シュラー」(朝鮮式の名前は萬一)は、1947年7月当時の家(今の党創建史跡舘)の池で金正日と遊んでいた時、溺れ死ぬ。妹は金敬姫(夫は張成沢)妻:金正日が公式結婚式をした夫人は金英淑だが別居し、朝鮮芸術映画「分界線の村」の主人公だった人妻の成恵琳(ソン・ヘリン)と60年代末から同居して金正男を産み、革命舞踊「雪が降る」の主人公の高英姫と恋に陥って、成恵琳をソ連のモスクワへ送り出し(2002年死亡)、その後の高英姫は息子の正哲、正雲と娘のイルスンを産んだが2004年死亡し、現在は40代半ばの女秘書の金玉(キム・オク)が情婦であり、その他同居したり妾とした女性が数十人もいます。 「高邁な共産主義の風貌と高尚な人格、純潔で素朴な慈愛深い人民の指導者」が、このようにしても良いのでしょうか? 3百万人が飢えて死んだ「苦難の行軍」の時、3年間も北朝鮮人民らを養うことのできる8億9千ドルを投じて自分の父の金日成の死体を飾るのに費やしました。このお金で食糧を買い飢える人民を食べさせたら、数百万人が餓死はしなかったはずです。これがまさに人民の父母、人民の指導者と騒ぎ立てる金正日の正体です。 自分の革命業績を誇大包装し、朝鮮の全域に如何に多くの銅像や史跡碑・史跡舘を作りましたか? 全国が真っ暗闇なのに、ただ金日成、金正日の銅像と邸宅、招待所(別荘)は、真昼のように明るく照らし、ここでは喜ばせ組の美女らが享楽の歌を歌いまくり、人民の血と涙を飲み、フランスやイタリアなど世界最高の高級の酒と素晴らしいご馳走で歓楽の時を送っています。 言葉一つで死んで生きる唯一の国! 飢えて死ぬ唯一の国! 残忍な政治犯管理所(収容所)がある唯一の国! 国家の統制の下、外貨偽造紙幣や麻薬を生産する唯一の国! 本人はもちろん家族親戚まで連座罪で処罰する唯一の国! 宗教の自由が全くない唯一の国! 封建時代よりも土台(身分)をもっと重視する唯一の国がまさに金日成,金正日父子が作った暗黒の生き地獄の北朝鮮なのです。 朝鮮の人民たちよ! 自由は無料で得られるものではありません! 朝鮮の人民たちよ! 座って飢えて死なず、金正日に反対して闘争しましょう。人民軍の軍人たちよ! 人民に向けた先軍の銃を、独裁者の金正日に向けましょう。すべての幹部たちよ! 残忍な殺人魔の金正日に忠誠を尽くさず、人民と自分に忠誠を尽くしましょう。自由と民主主義、人間の尊厳は、死を覚悟して命を捧げて戦う時、争奪できます。皆が奮い立ち、金正日の反人民的な世襲軍事独裁を打倒し、北朝鮮の人民を解放しよう! -自由朝鮮(北韓)運動連合、朝鮮(北韓)人民解放戦線-