山形 久村酒屋・日本最古?慶應3年創業の江戸時代から続いている念願の酒屋へ!
6月の後半の事だったか?とても気になる酒場がありまして、2泊3日の弾丸ツアーに出かけた次第!1泊目は山形県の酒田市、2泊目は新潟市内という日程。山形駅近くには何回か泊ったことはあるけど、初日に降り立った酒田市内での宿泊は初めて!目的の酒場近くに宿を取ったのだけど、街並みは昭和そのもの!さっそく、明るい内から開店時間を目指して、目的のお店へ!!遅い時間だと混んで入れないという情報だったので、開店30分前に到着!こちらが念願だった酒屋兼酒場である「久村酒屋(くむらさかや)」笑( ´∀` )。。笑ってしまうほど渋いでは無いか!!こちらは隣が酒屋であり、その歴史は慶應3年創業と言う。地元にも明治、大正が創業の酒屋はあるが、慶應っていつなの?と調べてみると、なんと江戸時代後期!!すごい歴史のある酒屋ですわ。その隣に呑める酒場スペースがあり、今回はそちらへ伺ってみた次第!ちなみにBSの酒場放浪記でも紹介されたようです。金曜日であり、駅からも離れているという事で並んでいる客は居なかった!開店と同時に店内へ!!入るとすぐにコの字のカウンター。奥には小上がり席が6卓ほど。カウンターの後ろにはちゃんとした厨房があり、酒屋と言うよりも居酒屋の方がメインと言う印象!早いためか、まだ誰もいないカウンター席に着席!おおっ、カウンターがガラスになっており、その中にお惣菜が陳列されている!!こんなカウンターを見るのは初めて。食べたい物が手に取るように見えて、これは便利。。一軒目の一杯目から日本酒はまずいと思い、最初は「生ビール(450円)」から開始!ビールの価格は、普通の居酒屋と同じぐらいの価格だった。。。ビールと言えば「手作り餃子(430円)」でぎょざいますね!価格から考えると、一般的な居酒屋という感じ!!ちょっとイメージが違ったか('◇')ゞ油系を食べた後はオッサンなので、「モロキュー!」ちなみに日本酒は、山形のかなり珍しいものが置いてあったりしますが、そんなに安いというイメージでも無いかも!!という事で、メニューには銘柄が書かれていない300円ほどの日本酒を冷で注文!いやらしく銘柄は何ですか?と聞いてみると、デフォで初孫だという!!この価格で初孫が呑めるのは嬉しかったし聞いてよかった!日本酒と言えば、人間をダメにする酒肴。手作りの「イカの塩辛」を注文!!イカの丸焼きとか名物コロッケなどがあったが、この後にラーメンを食べる予定なので控えめにしておいた次第。そして日本酒の初孫をお代わり・・・さて、店内も満席で賑やかになったところで〆ることに!頼んだのは名物の「沖キスのつみれ汁」!!沖きすって何?と思い調べてみると、深度70~430mにいる深海魚らしく、砂場にいるキスとは形が似ているだけで全くの別の種類だという。脂ののったすり身は、コクのあるアゴ出汁に似ている。それに茗荷やネギなどが入っていて、これは冬に食べると温まるだろうね!!さすがにこの時期は熱かったけど、それでも激ウマでしたのでこのお店に来る際には是非頂いてみてください!!あっ、最後に言い忘れましたが、20時ごろにお店を出るとラーメン屋はほとんどが閉まってました。教訓:地方に行った時には早めの行動を心がけよう!!