あすとろ日記

[棋譜（ネット対局）] カテゴリの記事

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  ネット対局（幽玄の間）より：定石？

  幽玄の間韓国サーバーで打った碁。私の白番だったのだが、白１に黒２と打たれて、はたと困った。この手はあまり見た記憶がない。白１の一路下に打つものなのかな、と考えてはみたのだが、、白１、３とツケオサエてみた（ツケノビた方が良かったかな？）。なんだかよく分からないが、ひと段落のような格好になった結果は、まあまあかなと思った。（後に黒が十二の２と２子を動いてきたので、白はノビていって中が厚くなった。）知らない手に対して一応自分なりに考えて打つのは、ちょっと面白いかなと思った。ちなみにこの碁は、白中押し勝ちだった。

  2009.04.08

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  黒一色

  幽玄の間で実戦練習と思って打っているのだが、いまいち調子が悪い。読んでいるつもりで読めていないというのは相変わらずで、とんでもないミスも多く、引き続きＲＰ下降中。累計成績が負け越しになっており、幽玄の間を退会しようと思う一方で、負け越しのままではやめられないと思うのだが、打てば打つほど負けが込む状態に陥っている。かと思えば、たまに大勝することもある。これもそんな一局であるが、最後はひどいことになった。私の先番で３８７手完、中押し勝ちだったのだが、黒一色である。途中までは普通に打っていたのだが、中盤の勝負どころのコウ争いで白がコウ立てを誤った。そこで白さんはプッツン切れてしまったのだった。意味のない着手を連打しはじめ、自殺手も打ってきた。悔しい気持ちはわかるけれどとと思いつつ、これは全部死ぬ気だということが伝わってきたので、最後まで付き合ったらこうなった。何をやっているんだか。勝っても負けても、意味のある碁を打っていないように思えるこの頃であった。

  2009.04.06

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  ネット対局（幽玄の間）より

  幽玄の間で五段の真ん中ぐらいまで順調にＲＰがアップしてきたと思ったら、７連敗、１勝、３連敗という具合に連敗モードに突入してしまい、また四段と五段のすれすれに逆戻り。そんな中、大抵は韓国サーバーで打っているが、珍しく日本サーバーで対局申し込みが入ったので打ってみた。互先で私の黒番。左上隅、白のニ間高バサミに対して黒７と打ったところ、白さんは８、１０とハメ手の型に還元してきた。後は分かりやすいお定まりの手順で黒４１まで、隅の白を取ることができた。白は丁寧に４２と手を入れたので、ゆうゆう右辺に回って、これは黒が良いと思った。白は１と上辺に入ってきた。これに対して、黒２、４と下辺を広げたが、その後の黒６以下の手がひどかったと思う。黒１８と飛んだところで、白が１７に続いてＡと抜いてきたらどうしようもない。黒Ｂにつげば白Ｃだし、みずから重い石を作っただけになってしまった。そもそも、白１には黒２と飛び出しておくほうが簡明でよかったかもしれない。この碁は、下辺に入ってきた白石を攻め立てる展開になったのだが、打ちすぎと死活を甘くみていたせいで、盤面左下の黒石が全滅してしまった。ああ、なさけない。この対局の後、別の人から申し込みがあり続けて打ったが、これまた私の黒番で７手目まで同じ手順になり、またまた白から別のハメ手を仕掛けられた。二人続けてニ間高バサミのハメ手を打たれるとは、びっくりである。ニ間高バサミを打つ人の中には、妖刀の難しい変化を勉強し、その手順を試したいと思っている人が少なからずいるのかもしれない。ハメ手を打たれてもこちらが正しく対応すれば悪くはならないハズだから構わない。覚えた手順を試したいという相手だったらまだよいのだが、戦いが好きで力自慢という人だと要注意。わけの分からない戦いの最中にこちらがミスをして負けてしまうことがある。まさにそんな感じで２局目も負けてしまった。ハメ手には知識で対応できても、戦いで読む力がないと勝てないということなんだろうな。

  2009.03.30

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  ネット対局（ネット棋院）より

  久しぶりにネット棋院で打った。私が白番で逆コミ３目の手合いだった。中央白△は、右辺とのカラミで攻められてしまったので早々にあきらめ、そのかわり下辺を侵食したのだが、さすがに大きかったような気がする。とはいえ、機会さえあれば何か起こるかもしれないと思っていた。しかし、黒１と上辺に厳しく打たれてノックダウン寸前といったところ。黒１には、何とかならんかなといった気持ちで白２、４のツケギリ。黒としては不満のない進行だったと思うが、黒２５、２７など少々やり過ぎ気味だったかも。白３４と頭を出したのに対し、黒３５と守られた。黒さんは傷を守って万全のつもりだったと思うが、白にとって大チャンス到来、と思った。白１、３は打たないほうが良かったようにも思うが、白５が狙いの割り込み。黒８のツギに白９がこれまた狙いの手。白１５までとなれば、黒の６子を取って中央が復活、大逆転。右辺の白の大石がちょっと気になるが、黒Ａと目を取りにきても、白Ｂに打てば眼持ちとＣのキリが見合いになるので生き。ところがどっこい、前の図の黒１４に対してノータイムで白１と打ってしまった。すっかり黒を取ったつもりになっていて、どちらから打っても良いと思ってしまったのだが、黒２のオサエが上の白に対して利いていることをウッカリした。黒４、６と出てこられ、白が逆転したハズのものが、これまた一転して白ツブレ。情けなさすぎ。この落ち着きのなさはどうすれば治るのか。

  2009.03.20

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  東洋囲碁観戦　波乱盤上

  真夜中に東洋囲碁で９段同士の観戦をした。白番は懸賞で稼がせてもらっている方の一人で、いつも面白い碁を見せてくれる。今回のお相手の黒番の方も、なかなかの構想力で凄いと思った。途中「何で？」と思う手もあったのだが、思いもよらぬ展開で大変楽しめた。【場面１】黒のコゲイマスベリに白が横ツケした時、黒１と下ハネ。ここから（私は）見たことも無い展開へ。黒５・７・９などと、黒さんはどうするつもりなんだろうと思ってみていたのだが、黒１３のカケによって、その構想が見えてきた。黒１５・１７を決めて黒１９、こうなると黒の構えの方が左下の白より立派に見える。こういう図をはじめから思い描いていたとしたらすごい。それとも定石なのかな。【場面２】白は左上の黒模様を消そうと手をつけたが、効果はさっぱり上がっていないように見えた。さらに白１のツケ。ここからまた思いもよらぬ展開に。黒２の反発は味が悪そうな感じもあったが、ここからの白の手の作り方がこれまた驚き。あれよあれよという間に、隅の黒を取り込んでしまった。【場面３】怒った（おそらく）黒は、黒１から猛然と中央の白に攻めかかった。黒７・９と一見無茶なようにも見えたのだが、意外に厳しかったようだ。白５５までとなると、攻めあいながら白取られになった、と思った。ここで黒５６が意外。中央を取りきっていて十分ではなかったか。白５７に黒５８から６０とし、中央を取る手と６２から右側の大石を攻める手を見合いにするというのが黒の考えだったようだ。【場面４】黒１から３と、黒の追及は厳しい。ほとんど白はノックダウン寸前ではないかと思いながら見ていた。黒が中央の取れる石を取らなかったのは、攻めを楽しんでいるからではないかとも思えた。ところがどうして、白もしぶとい。右下の星を犠牲にしつつも、右辺で大石の生きを得た。が、しかし、今度は右上方面の黒模様が殆ど確定地となり、ぱっと見黒優勢だと思った。実は私は白に懸賞していたので、外してしまったと思っていた。【終局図】そしてこれが終局の場面。アゲハマは黒９、白１４で、作ってみたら白の２目半勝ち。懸賞はずれたと思ってガッカリしていたので、この結果には驚いた。黒の構想力も素晴らしかったが、白の手作りと粘り強さもすごい。観戦していて久々に楽しい一局だった。

  2009.03.09

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  ネット対局（東洋囲碁）より

  東洋囲碁（タイゼム）で打った碁。４段同士の互先で、私が黒番だった。何気に相手の対局成績をみると、最初の２局目と３局目に負けている他は、全部勝っているではないか。既に「昇段確定」と出ていて、あと２勝で２段アップとなっていた。「昇段確定」なんて初めてみた。正直、こういう相手とはあまり当たりたくないところ。（問題の場面）ここまで黒としては割と頑張っていたのではないかと思う。地合悪からずとみていた。ここで白さんは暫し長考の後、白１と打ってきた。中央の治まっていない黒石にねらいを定めた手とみた。白１に対して黒２から出切っていくのは、黒１０のカカエがシチョウにならないというのが白さんの読みであったろうと思う。そこで第一感で浮かんだのが黒４のノゾキから黒６と打つ手。ただ、ちょっと読みに自信が持てなかった。そこで、ひょいと浮かんだのが黒４のハネ。受けてくれれば、出切ってシチョウにかかる。思いついたときは良い考えだと思って打ってしまったが、すぐに後悔した。白が利いてくれるわけがない。後悔先に立たず。やはり白５と手を入れられてしまった。この後は省略するが、黒中押し負けとなった。最初に浮かんだ手を打っていたらどうだったか。多分、白は４から出切ってくるだろう。黒１９までとなれば黒良し、かな。でも、この進行が正しいかどうかわからない。最初にもどって、出切りからかける手は無かったか。黒１２までとなるのだろうか。黒１２では一路上かもしれない。でも、この後黒うまく行きそうにない気がする。第一感に従った方が良かったのかな。

  2009.02.21

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  ネット対局（タイゼム）より：勝ったものの

  ネット対局は一日に何局も打つのはやめようと反省。沢山うつのも良いが、打った後の反省をしなくてはと思った。（これも何度目かの反省ではあるが）今日打った碁は勝ったものの、最後に白がはまってくれた感があり、反省点が多そうだ。互先で私の黒番。黒は真ん中ひどいことになったが、まだまだ地合は勝負になりそうな感じ。白に左辺の１線を飛んでこられた時、上辺黒１とハネた。白２や白４には優勢を意識して自重しているように感じた。白６のトビに対して、、黒１に割り込んだ。白は白２と受けたが、これはマズイ。黒３から５とバタバタと進み、黒７のツケ。こうなっては白はいけない。実戦は白Ａ、黒Ｂとなり白投了。白は黒にＣと渡らせＤの放り込みからコウにする手はあったが、黒の花見コウだろう。ただ、白２で３の下がりで受けられていたら、ちょっと嫌らしい格好だが大したことはなさそうな気がするのであった。

  2009.02.09

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  ネット対局（ＫＧＳ）より

  ネット対局は大体５割ちょっとの結果を残しているが、中ではＫＧＳの勝率がよろしくない。少しは挽回したいと思って打つのだが、なかなか思うようには行かない。そんな中、珍しく勝った。互先、私の黒番だった。左上隅で見たこともない格好が出来上がったのに引き続き、右上隅で戦い。白１１は１４に打たれるものと思っていた。また、白１３の切りは多分無理だったのでは。白１７の時に黒１８でこの一団が取れてしまった。黒１８とハネる手は、私も逆の白の立場で何度かくらったことがあるが、こういう手は打たれるまで気づいていないので、かなりのショックである。これですっかり楽になり、黒のかなりの大勝となった（中押し勝ち）。

  2009.01.13

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  ネット対局（タイゼム）より：シチョウシリーズ

  タイゼムの対局から。最近シチョウネタが多いような気もするが、今日もまたひとつ。互先で私が白番。左上を白１と構えたところ、黒２から手をつけてきた。黒６に白７と引いたのは、黒８、１０から１２、１４となっても、白１５と逃げ出して何とかなると思ったから。しかしこんなところを逃げ出すとは、とんでもなかった。次に黒Ａカケでつかまっているではないですか。白Ｂと逃げても黒Ｃで動けない。下辺白△とぶつかりと黒△と交換するなどという痛々しい俗手を打ったりするくらいだから、こんな黒Ａという単純なカケも目にはいっていない。しかし、黒さんは黒１とこちらからアテてきた。はっきり言って助かった。黒１３、１５とポン抜かれたが、こうなるとシノギが見えた。白１から順番に出て行けば良い。白１１、１３とアテが二つ利き、白１５でめでたくシチョウである。白２１とこれだけ打ち抜ければ普通は良いとしたものだが、黒は上辺がかなりの地模様になったので、白２３と右上隅に突入していかねばならない（と思った）。結局、ここで黒模様を荒らして大きく生きることができ、勝勢。

  2008.12.07

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  ネット対局（タイゼム）より：シチョウ見損じ

  タイゼムのネット対局から。互先で私の黒番。序盤早々、右上を犠牲に（取られてしまった）壁を構築、相手があせったこともあって右下の白が死に、中央にめったに出来ないくらいの巨大な地が出来上がった。さてもう終局間際という時に、白１アテの後、白３から白７ときた。果たしてこれはシチョウなのか（殆ど悩む要素のない問題にもならない程度だけど）。結論からいえば、シチョウではなかった。しかるに、白１２に黒１３と打ってしまったのが、何ともひどい手。白１４となっては、白Ａからのシチョウと白１４に当てた黒４子の抜きとが見合い。黙って黒１に抜く一手。白は２と４を利かして中で居直りを目指すくらいだろうか。私が白なら生きる自信は無い。白△には黒１から２子を捨てて妥協しても、黒は余裕を持って優勢だった。それにしてもひどい。こんな碁を打っているものだから、タイゼムの対戦は、連敗して１勝、連敗して１勝という下降モードに入ってしまった。

  2008.12.06

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  ダメヅマリに泣く

  タイゼムで観戦だけでなく対局もしている。運良く連敗が少なくて、あと２連勝できれば昇段というところにきた。これはいけるのではないか？と思っていたら、ひどい碁を打ってしまった。互先で私が黒番だった。中央白１に黒２と受けたところ。ここに至るまで、黒も白も結構ひどい手を打ち合っている。まず左下から下辺で黒が失敗した。次に、左辺に打ち込んでいった黒に対して、白が応手を誤った。続いて上辺では黒が団子になってしまった。一応ここは白△を取れているので黒助かっている。現状では黒が優勢だと思っていた。引き続いて白１と来られたが、優勢気分で打っていた私は、黒１０から１２で更に白５と９の石を飲み込んだつもりでいた。白１３に切られ、白５と９の石はあきらめたが、白１３を取って十分と思っていた。油断の気持ちからか、上辺の黒が危ないことにまったく気づいていなかった。白２１で「あっ」と思ったが後の祭り。この黒は助からない。最近ダメヅマリをネタにすることが多かったが、実戦でひどいことをやらかしてしまった。昇段の道は遠い。

  2008.12.04

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  タイゼム観戦　大捕物

  真夜中にタイゼムで９段同士の対局を観戦した。白が左辺の黒の構えの中に、白１と打ち込んできた場面。この形、黒は白を渡らせるのをよく見かける気がするが、黒さんは４から６と封鎖しにきた。いったいどうなるのだろうと見ていると、左辺の白は死に形となる一方、左下の黒も封鎖されて、ただでは済まない状況に。しかし、白５０で白中央に頭を出し、黒の強引な包囲作戦は崩壊したと思った。ところがさにあらず。黒は、黒１から５で更に包囲を続け、黒３３となって中央の白を取ってしまった。ここで白投了となった。中央の黒は、尻尾は取られても、中央の白との攻め合いには勝っている。最初の図で、白は白１と打ち込んだ石がよもや取られるとは思わなかったに違いない。恐るべし。

  2008.12.04

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  タイゼム観戦

  タイゼムで９段同士の対局を観戦した。真夜中であるにも関わらず、観戦者が何百人もいた。人気のある対局者だったらしい。実はこの黒さん、１１月２６日の日記で書いた碁の黒番で、大石を撲殺されてしまった人だ。また、その対局はnipparatさんのブログでも取り上げられている。さて、この碁では黒さんは白の大模様の中に勇躍黒１と飛び込んでいった。白は上辺を黒の２間開きにカタツキから利かした後とはいえ、何となく薄い感じがするので、この黒１の飛び込みはこんな見当なのかと、思った。白はこの模様が荒らされてしまってはいけない。どうなるのかなと見ていたら、、白１から５と白は黒を包囲した。こうなると、何だか黒は相当苦しそうに見えてきたから不思議。思わず第一区間の締め切りギリギリで白に懸賞。続いて第二区間でも白に懸賞した。その後黒さんは、抵抗らしき抵抗を見せることができず、白４５までで全滅してしまった。結局、左辺への飛び込みが深すぎたということだろう。しかしこううまく大石を殺してしまうなんて、白さんはなかなかの打ち手なんだなと思った。黒１８に白１９と外して受けるあたり、そういうものかと感心した。実はこの碁の後、この白さんが別の相手と対局を始めたので、追っかけで観戦した。相手はランク的には格下の感があったので、迷わずこの白さんに懸賞した。ところが、数え碁になって細かくまけてしまい、この碁の懸賞で儲けさせてもらった以上に損してしまった。うまくいかないものだ。

  2008.11.30

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  ネット対局（タイゼム）より

  互先で私の白番。結果は、白中押し負け。序盤布石で立ち遅れたか苦しい展開になってしまった。黒の模様が大きくなってしまい、どうしようかと思ったが、白１と突入した。ほとんど勘の一着。黒２と遮られ、実戦は白Ａとツケた。改めてこの場面をみて思ったのだが、Ｂと行く手があったかもしれない。黒１４では１５に打たれるかと思った。白１５からひとつ節をつけ、白２１で上方は一息ついたが、問題は真ん中の３子。このまま飲み込まれては大きいので、今度は白１とこちらを動き出す。これまた特に勝算があったわけではないが、白１５の時には何とかなりそうだと思った。黒２に対しては、白５からまくって突っ切るというのが読みだった。白１９で右上隅と振り変わる格好になって、うまく行ったと思った。実戦はこの後黒から左辺Ａに打ち込まれ、左辺を荒らされてしまった。それでも悪くない情勢だったと思うのだが、ヨセでへたこいて大きく後退、投了。ところで前の図の黒１０では、黒１と切る手があったような気がしてきた。これで白はまいっていたのではなかろうか。

  2008.11.28

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  タイゼム観戦

  タイゼムで９段同士の対局を観戦した。対戦成績とランキング、および黒の地が多そうだと思えたことから、黒に懸賞した。私としては大勝負といえるポイントを賭けた。ところがである。黒さんは右上隅で白を狙ったわりに成果はなかった（と私は思った）し、左上隅では地を稼ぎすぎたせいか、白１から白の猛攻を受けてしまった。黒さんにとってはかなり苦しい展開だったと思う。何せポイントを沢山かけていたのでハラハラしながら見ていたのだが、前の図から少し進んだ後に、黒１といういかにも手筋という手を放ち、黒１９辺りでは何とかシノギが見えてきた（と私は思った）。しかるに、白２４のノゾキに黒２７とつないだのはどうだったのか。ここは黒１としっかり目を確保し、白２と切れば黒３で細かいながらも黒が良かったのでは。白２で３なら、黒２につなぎ、これも黒が良かったのではないかと思う。その後も黒さん必死の抵抗を試みたものの、白２２４手までで力尽きた。黒の大石全滅である。９段という高段者であっても、稼ぎすぎてはいけないということだろうか。黒の粘りには見ごたえがあったが、私のポイントも飛んでいってしまい、悲しかった。

  2008.11.26

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  運のみの半目

  タイゼムで四段に復帰してから、今日初めて対局した。互先で私の黒番、結果は黒半目勝ち。最後の最後になって、相手のミスに助けられた（多分）。左下隅にかかって白の受けに黒トビで大きく構えたところ、右下隅白１から手をつけてきた。私は黒２と遮って白を攻めるつもりだったが、白３と打たれてみると、右下隅の黒の形は思っていた以上に嫌らしい。黒２では３にハネた方が良かったように思う。白１３につけられて、ますます右下隅の手の入れようが無いように思えたので、黒１４から黒２０のポン抜きまでを想定し、右下は捨てることにした。上辺黒２２に回って大模様を主張。しかし右下は酷いことになってしまった。白１の右上隅カカリに対し、例によって黒２から外回りを目指す。白１１には右上黒１２を利かしてからＡ辺りに手を戻すことを考えていたが、手を抜かれた。勢い黒１４から１８までとなったが、白１９と右辺に飛び込まれては黒悪かったか。黒５をひとつ打った後、手を抜かれた右上を少し虐めてからまた左下に回ろうと思っていたら白１４とまたも右上隅は手を抜かれて左下に打たれてしまった。えー、本当なの？と思いつつ、黒は最低の手を打ってしまった。何か前にも似た経験をしているが、少しも変わっちゃいない。実戦は黒Ａとつけてしまい（まさにヘボの見本）、しっかり２眼の生きとなってしまった。ここでは「死はハネにあり」の黒１だったと思う。白はどうするつもりだったのだろう。多分ここで勝負が分かれたという場面。実戦は白１の左に打ってきたが、白１につないでおけば何も無かったハズ。白３に続いて、黒はＡに打てない。三の３に切っていった時点で手は無いと読んではいた。手入れのヨセの手ではあったが大したことはない。一応打っておけと思っていたら、思わぬ展開になった。ここは明らかに白は損をしていると思う。またも相手のミスに助けられた。(;BS[2]WS[0]SZ[19]PL[B]HA[0]AX[1]KM[6.5]RU[Japanese]RE[B+0.5];B[pd];W[dp];B[pp];W[dc];B[de];W[ce];B[cf];W[cd];B[gf];W[fc];B[pj];W[nq];B[oo];W[qq];B[pq];W[pr];B[or];W[qr];B[oq];W[qp];B[qn];W[qo];B[pn];W[rn];B[rm];W[ro];B[fq];W[cn];B[fo];W[nr];B[os];W[np];B[kp];W[lo];B[lm];W[ko];B[jp];W[km];B[kl];W[jo];B[ip];W[mm];B[mn];W[ln];B[ll];W[nn];B[ml];W[po];B[nm];W[no];B[hd];W[on];B[om];W[nc];B[oe];W[pb];B[md];W[mc];B[ld];W[qc];B[qd];W[rl];B[qm];W[sm];B[rd];W[ql];B[rb];W[lc];B[kc];W[kb];B[jc];W[qi];B[qj];W[rj];B[pi];W[qh];B[dm];W[cm];B[jb];W[la];B[qb];W[pc];B[rc];W[nd];B[ne];W[dl];B[ob];W[oc];B[pa];W[nb];B[oa];W[na];B[qa];W[mb];B[dr];W[cq];B[el];W[ek];B[fk];W[fl];B[em];W[ej];B[fj];W[fm];B[dk];W[cl];B[ei];W[dj];B[di];W[cj];B[do];W[co];B[eo];W[jl];B[jk];W[ph];B[oh];W[il];B[ik];W[df];B[dg];W[ef];B[ee];W[eg];B[ff];W[cg];B[bf];W[dh];B[ci];W[bg];B[bj];W[ck];B[fg];W[lr];B[cr];W[hk];B[hj];W[br];B[eh];W[dg];B[bh];W[af];B[ja];W[ka];B[gb];W[fb];B[kr];W[dq];B[er];W[gd];B[ge];W[gc];B[hb];W[hc];B[ic];W[gk];B[gj];W[hm];B[fa];W[ea];B[ga];W[ec];B[in];W[jm];B[pg];W[qg];B[pf];W[pm];B[ok];W[ks];B[lq];W[mq];B[js];W[ls];B[jr];W[io];B[ho];W[hn];B[gn];W[bk];B[bs];W[ar];B[sg];W[gm];B[si];W[ri];B[rf];W[eq];B[ep];W[bp];B[qk];W[rk];B[ak];W[al];B[aj];W[ah];B[bi];W[rg];B[sh];W[qf];B[qe];W[lp];B[kq];W[ol];B[nl];W[pl];B[dd];W[cs];B[ds];W[gq];B[gr];W[en];B[dn];W[gp];B[go];W[fn];B[hp];W[pk];B[oj];W[sj];B[cc];W[bc];B[cb];W[bb];B[da];W[db];B[eb];W[fr];B[fs];W[ea];B[bl];W[bm];B[eb];W[ca];B[ea];W[mo];B[mm];W[ij];B[jj];W[ii];B[ji];W[be];B[sf];W[ia];B[ie];W[ag];B[cs];W[ch];B[fh];W[ed];B[fe];W[nk];B[nj];W[jh];B[lj]XM[])

  2008.11.24

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  意外とあっさり

  タイゼム四段に復帰した。昨日まで負け越しで最悪だと思っていたのだが、朝起きてから風向きががらりと変わった。午前中と晩御飯を食べた後と、１０局打ったら全部勝ってしまった。昨日寝る前に打った１局とあわせて１１連勝、四段復帰が決まった。今回は２６局打って１７勝９敗。つまり、連勝する前は６勝９敗だったわけだ。１日で急に調子が変わったように見えるが、今日の連勝はたまたま運が良かっただけだろう。内容的には負けていてもおかしくない碁が何局かあった。四段復帰が決まったこの碁もそんな一局。互先で私が白番。右下隅で黒が強硬に切断にきて、あまりそんなつもりではなかったが、黒を取ってしまった。そのお陰ですっかり中が薄くなってしまった。黒１のノゾキを打たれたが、これをつなぐと左辺から中央そっくり持っていかれそうだ。右下を取っても、それでは勘定が合わない。困ってしまったが、右上白２から局面の打開を図る。しばらく進んで、右上に白が食い込んだが上辺もぎ取られた。しかも右上の白はまだ生きがはっきりしない。苦しい状況に変わりは無い。ここで中央を持っていかれてはどうしようもないので、白１から動き出す。しかし、白３ハネは軽率だったに違いない。黒６にブスリとキリが入り、白はバラバラになりそうだ。ともかく白７のカケで事態収拾を図ったが、、、当然ながら黒１からの動き出しがある。これが取れれば良いが、取れないのでは苦しい。白１６あたりでは、例によって「こう来られたらダメそうだ」と思いつつ打っていた。その思った通りの展開になってきて、黒２１とハネられた時には、こりゃ死んだかと思った。が、奇跡的に（大袈裟）、起死回生の手が見えた。白２２に黒２３と急所に打たれ、ここの部分では右上につながることはできないのだが、、白１と曲げ、黒２に切らせてから、白３。これでここの黒３子は助からない。と同時に、白の生還が決まった。この後、右辺の黒が全滅するというおまけまでついた。白が３の左上にハネた時、黒がブツカリで受けた手が、黒にとって敗着になったと言えよう。というわけで、この碁に勝てたのは、たまたまに過ぎない。

  2008.11.23

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  おもしろい形

  タイゼムで打った碁で、面白い格好（それほどでもないかもしれないけど）ができた。互先で私の黒番。序盤早々、左下隅の黒の一団を捨てる外回り作戦（取られただけともいう）が功を奏し、コミを引いても１０目くらいの勝ちで終わろうとしていた。白さんは左辺で白△の出と黒△押さえを交換した後、上辺白×のコウをついだ。殆ど意識していなかったのだが、この瞬間、アレ、と気づいた。黒１のハネで左辺の白の大石は即死ではないか。白Ａの押さえはアタリになってしまうし、白Ｂに抜いても黒Ａで白Ｃの切りが間に合わない。実戦は白１と打ちかいてきたが、黒２と二目にしてから黒６つなぎとなったところで白投了。ダメヅマリ恐るべし。

  2008.11.23

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  打てば打つほど気分が悪くなる

  この土日ネットで碁を打っているが、例によって負けが込んでいる。タイゼムも最初こそ良かったが、連敗が続いてまたまた降段の危機。情緒不安定ぎみで、腹が立ってしょうがない。家人にもなぜそんなに怒るのか、そんなことなら打たなければいいのにと言われる始末。パンダの月例大会も打ったが、１敗１勝の後、３局目を負けてやる気がうせた。私の先番（コミ０．５目）だったが、白２から手をつけられ大いばりで治まられた。ツケ切られた後の黒９がおかしかったか。自分でもおかしいと思いつつ打った黒１７の下がりも、結果的に意味なしだった。後で白Ａと打たれ黒からコウにしたがコウに負けて生きられた挙句、さらにその後からコウになって右上取られてしまった。コウもよく考えてから仕掛けろよな～。ツケ切られた後は、こっちに打っておくのだったかしらん。いくら本を読んでみても、実戦でちゃんと考えた手を打てないのだからいかん。ネットで碁を打っても腹が立つばかりだし、棋譜を並べた方がマシか。

  2008.11.16

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  ネット対局（ネット棋院）より：シチョウ

  久しぶりにネット棋院で碁を打った。私が白番で逆コミ６目の手合いだったのだが、、白１のハネに黒２と押さえてきたので、「え、ホント？」と思った。白３から５に黒６とつなぐと、白７でシチョウになるからだ。さすがに白５と打ったところで黒さん気づかれたらしい。少考の後、黒６と抱えられた。さすがに気づきますよねえと、私は白７とノータイムでポン抜いたのだが、、後で並べ替えしていて気がついた。黒１に白２に逃げ出したら、黒さんどう打つつもりだったのだろうか。シチョウじゃないじゃん！あきれた。さらに最後は、その上を行くお間抜けな手を打ってつぶれた。５７手完、白中押し負け。自戒の気持ちをこめて恥ずかしながら総譜を載せておきます。ちなみに白２０は２２につなぐつもりがマウスが滑ったのであった。白５６は読んで打ったのだが、黒５７が見えていなかったのだからどうかしている。

  2008.11.01

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  ネット対局（タイゼム）より

  タイゼムで夜中に１局打った。序盤下辺の白を取ったあたりでは優勢を意識したけれど、実は良くなかったのかもしれない。段々気配が怪しくなってきたかと思いつつ打っていた中盤の場面。白１のコスミツケ（何か変な手ですな）に対し、黒２。白３を誘って黒４が勝負手。（白ヌキに３目アテ、白ツギに九－９の穴を出る。）結果的には勝負手炸裂、白爆死。終局図。中央から上辺の白が全滅した。並べなおしてみて、黒は色々問題ありそうだけれど、とりあえず気分良く眠ることにしよう。いつもより相当早く起きないといけないので、こんなことをしているところではないのに。

  2008.10.30

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  みんみんasutoron十番碁　第３局　その３

  左下黒１のハネが一縷の望みをかけた手。隅で活きるスペースがなければ黒１に白２と押さえるところだが、そこで黒３キリが狙い。白１０までバタバタと進み、黒１１が勝負手だった。白１から黒１４までとなり、つながっていた白を切断。白を攻めつつヨセの大きそうな所を打つことができ、黒７０の時にみんみんさん投了。下辺の白の大石はもう一手かかるので、地合は黒が良さそうである。大逆転の辛勝であった。

  2008.08.24

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  みんみんasutoron十番碁　第３局　その２

  右下隅白１０の時に手を抜いて左下にかかったのは趣向。白１２の受けなら黒１３と下辺に構え、白１４には上からあてて下辺を模様化する。このあたり、概ね想定した通りの図を打たせてもらえたので、私としては不満はなかった。白１のボウシに対して受けるわけにはいかない。以下黒１０まで、気分良く攻めている感じであったが、黒１８がやや疑問だったか。黒１８ではＡのカケの方が良かったと思う。実は黒Ｂと置く手を考えていて、黒１８と打ったのだが、ならば白１９に対しても黒Ｂと打ちそうなもの。しかし実戦は安易に跳ね出してしまった。以下黒２７までと地はかすったものの、攻めていた中央の白が左辺とつながり、形勢は白良しだと思う。先手の白に右上三々に入られ、白１７と飛び出されては、中央に黒地は出来そうにない。地合白良しだろう。

  2008.08.24

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  みんみんasutoron十番碁　第3局　その１

  昨夜みんみんさんとの十番碁第３局は、逆転でなんとか１勝をかえすことができた。折角なので、私なりに少し振り返ってみたい。左上隅で単に白８の開きは、最近の流行のようだ。見かけた記憶はあったのだが、どんな形だったのか覚えていない。記憶に頼らないで自分の考えで打てればいいのだが。実戦は黒１９と頭をだしたが、やや白にやられたかなと思っていた。局後みんみんさんの感想では、白１８二間は薄かったとのことだった。最近どこかで見かけたと思ったら、碁聖戦第３局で打たれていた。白番は張碁聖、黒番は山下棋聖。黒１１は山下棋士の新しい試みだったらしい。週刊碁に連載されていた「イソと井山の最新定石ファイル」の３回（２００７年６月１８日）に、全体の配石は異なるが、この形が取り上げられている。黒１が急所で、白２、黒３なら「隅に食い込みながら治まった」黒が十分とある。また、依田九段が黒１から３と打った図も紹介されている。「これで十分」という確かな自信が伝わってくると書かれている。碁聖戦第３局の週刊碁には、黒１に白２と曲がり、黒５までの変化が示されている。これで普通らしい。「イソと井山」では、黒３のハサミに回れば黒が戦えると書かれていた。みんみんさんの考えでは、白２の曲がりで上辺は活きており、黒３に手を抜いて他に回るつもりだったとのこと。

  2008.08.24

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• みんみんasutoron十番碁第１局

  本日の午後９時からのみんみんさんとの十番碁の第１局は、白番みんみんさんの中押し勝ち。私は黒番があたり、お得意の、いや、勝ってるわけではないからお気に入りのというべきか、武宮九段まねっこの布石で臨む。まあ例によって最初は景気が良いが、尻すぼみに後退し崩壊するといういつものパターン。みんみんさん、ありがとうございました。お一人観戦にきていただいた方も、ありがとうございました。ちょっと黒の拙い碁で楽敗してしまった感があります。次は最後まで打てるような碁にしたいものです。

  2008.08.02

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  雪崩だー

  ＫＧＳで何故か調子よく４ｄまで上がってから暫く打たないでいたら４ｄ？になっていた。それで久しぶりに打ってみようと思い、まず４ｄの方と打った。私の白番。序盤、相手が定石を間違え打つべき手を打たなかったので、有利な展開になったと思った。そこから戦いが始まり、白は中央に浮いた黒石を攻めながら相手の模様の中に入っていくという理想的な展開かと思った。しかし、そうでもなかった。黒の大石をかなり追いつめたか、と思った瞬間もあったが、白の包囲網のほころびを突かれてから白の大石が逆に取られる始末。結局、中押し負け。そしたらいきなり３ｄにダウン。何だよーと思いつつ、次は３ｄの方と対局。今度は黒番。序盤早々、二間高バサミの変化から大変なことになったが、白をぼっこり取ってまった。苦しい戦いとみていたら急に楽になり、これは負けるわけがない、と思いますわな、普通。そこがまさにワナだったのかもしれない。その後、手堅く打ちつつも、白の無理気味な仕掛けにも立ち向かい、押し切るハズだった。ああ、しかし。間違えてしまった。読んだはずだったのに、相手に打たれてみると何を考えていたのか、という大チョンボ。悔やんでも後の祭り。アフターフェスティバル状態。ひとたび大失敗すると、それを取り返そうとして無理をしてまたミスをする。そこから後は、単純なミスも重なり、崩れていくばかり。最後まで打ったけれど、１３目半負け。おまけに２ｄにダウン。４ｄはインフレだろうと思ったけれど、２局打って２段階ダウンとは厳しい。この分だと、段から落ちるのも時間の問題かもしれない。これは２局目に打った碁のある場面。左上の黒は、白の１２子を打ち抜いたもの。そして右下の白は、とりあえず目がない。しかも、次は黒の手番。これで負けるかなあ。察しの良い方は、右下の黒の嫌らしい格好を白につかれて黒が応手を間違えたのだろうと思われるかもしれない。まさにその通り。情けなくて泣けてくる。初心忘れるべからずと書いたばかりだが、何をやっても無駄じゃないかと、立ち上がれなくなりそうだ。依田九段流に考えれば、天から修行が足りないと言われているのかもしれないし、虚仮の一念が薄いのかもしれないのだけれど。

  2008.07.01

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• 絶不調？

  パンダネットのランクを上げようと、このところパンダネットの対局を増やしています。ところが、これが絶不調。もともとパンダでは勝率は良くなかったのですが、怒涛の９連敗をくらってしまった。ランクを上げるどころか、逆に落ちてしまった。それでも連敗はなかなか止まらなかった。中には相手の方が明らかに強いという碁もあり、それは負けても仕方が無いとあきらめますがこれはどうなの、という相手にひどい負け方をしてしまうと頭に血が上ってしまう。負けるということは、ひどいと思う相手の手以上にひどい手を打っているのでしょうから、それが今の実力ということですが、腹立たしいやら情けないやら。実力以上にランクを上げようというのが不遜なことで誤った考えだったということかしら。何とか１０連敗は喫しないで連敗ストップしましたが、何のために打っているのだろうかと思ってしまいます。趣味で打っているはずの囲碁で楽しめないというのは馬鹿げているというマンガの台詞がありましたが、ネットで打っても楽しめない様では、しばらくお休みした方が良いかもしれない。その分、詰碁や手筋の勉強や棋譜並べをした方が良さそうですね。しかし勉強したからといって、成果がでない（勝てない）からまた苦しいんですよねえ。結局、勉強することも目的が楽しむことではなく勝つことになっているからでしょうかね。座禅修行でもした方がいいかしら。

  2008.06.09

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• タイゼム４段復帰

  タイゼムで先日３段に降段して約一週間、無事４段に復帰できました。３段の場合、２０戦で１６勝４敗以上で一段昇段、１８勝２敗以上で二段昇段。あわよくば二段昇段で一気に５段復帰をと、密かに狙っていないわけではありませんでしたがそう甘くはありませんでした。出だし３連勝するも２連敗、次に１勝するもまた２連敗。あっさり二段一気に昇段する目はなくなり、五分の星になってしまった。これでは４段昇段も危ないと思ったけれど、そこから奇跡の９連勝。１３勝４敗となり、昇段へリーチ。結局、１０連勝はならず５敗目を喫したけれど（相変わらずプレッシャーに弱い）、次に勝って１４勝５敗で昇段。「あんた３段じゃないだろ」という相手も中にはいたけれど、負けた碁は、すべて完敗。一方、半目勝ちや、相手のミスに助けられるなど、運のみで勝てたという碁も多い。１９局目も、楽勝かと緩んだらいつの間にか種石取られてしまって敗勢だったのを、私が打ったコウ材への対応を相手が間違ってくれての逆転勝利だったし。今日は朝から宝酒造杯があるのに、運を使い果たしてしまったかもしれない。そうでないことを祈りたい。まあしかし、大会前に４段復帰できて良かったです。

  2008.05.11

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  ネット対局観戦のハテナ３

  今日はタイゼムの韓国室で対局申し込みを待ちつつ、９段同士の対戦を観戦。結構懸賞の的中率が良く、スタートから１．５倍まで増えました。そこでこれはと思える対戦があったので、思い切って黒番にクォーターイン。ところが終始優勢と思っていた黒が、終盤いつのまにか地合が足りなくなり、投了。がーん。結局、もとの状態に戻ってしまいました。さて、これはその対局とは別の碁で、これも私が賭けた方の白番が負けちゃったのですが、見ていて、どうしてなんだろうと思うところがありました。黒１に白２と入っていく手があるなら白が良いと思ってみていました。まず、黒１１に対して白は１２に切らないで１７に手を戻しておくべきではなかったか。また、白２２では白Ａとアテる手はなかったか。そして、なぜ白は最後までＢを打たなかったのか。ずっと打てるチャンスはあったはずで、白Ｂに打てば黒は容易にＣにつなげなかったのではないかと思えるのです。傍から見ている気楽な立場だし、とうてい高段者の読みは推し量ることなどできませんが、不思議に思えてしかたがありません。最後は、コウになったもののコウ材続かず白が投了しました。

  2008.05.03

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  ネット対局観戦から

  今日から４連休ですが、天気がいまひとつ悪いし、出掛けないで朝から囲碁三昧です。タイゼム韓国室で韓国と中国の９段同士の対局から。白１ノゾキから白の攻めですが、黒が外にきて白は苦しいと見て、私は黒に懸賞することに。ところが白２７から２９に打った手が、私の読みに無かった手。一転、黒危ないのではないかと心配になりました。そこで黒１ハサミツケ。ここはこうするより無いところですが、大丈夫かなとみていたら、黒９までで見事生還。ちょっとしたことですが、この黒さんは良く見えているなあと感心しました。（それぐらい見えてないとおかしい？）黒２０９手まで、最後は下辺から右辺、さらに右上の白までも殲滅。結果的にその間、白は殆ど何も打っていない。懸賞が２倍ついたのはおいしかった。

  2008.05.03

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  本日のネット対局（タイゼム）より　降段編

  先日カド番をしのぎ、何とかなるかと思って臨んだ今日の対局。奇跡は二度は起きませんでした。あっさり３段へ降段。黒１と景気よくボウシしたら白２。こういう人よくいますよね。白１０には黒Ａだったかな。でも、白１３と下辺に連絡されてはつまらないでしょうね。それより、白１６に対して実戦ではＢと打ったのがまずかったかな。黒Ｃと下辺に飛び込んだ方が良かったような気がしてきました。最後は、「取ろう取ろうは取られのもと」の典型になってしまった。序盤は悪くないと思ったんだけどなあ、っていつも同じ展開。成長が無い。反省の気持も込めて棋譜を載せておきます。(;FF[5]GM[1]BS[2]WS[0]SZ[19]PL[B]HA[0]AX[1]KM[6.5]RU[Japanese]RE[W+T];B[pd];W[qp];B[dd];W[cp];B[op];W[lp];B[pm];W[oo];B[no];W[on];B[qq];W[rq];B[pp];W[qo];B[po];W[pn];B[qn];W[rn];B[qm];W[nn];B[mo];W[qr];B[mn];W[nm];B[np];W[rm];B[qk];W[rl];B[ml];W[mm];B[lm];W[nl];B[nk];W[mk];B[ll];W[ok];B[nj];W[ol];B[oj];W[ql];B[kn];W[ip];B[jd];W[cf];B[ee];W[cc];B[cd];W[dc];B[fc];W[ec];B[fd];W[bd];B[be];W[bc];B[ce];W[dj];B[fj];W[hj];B[fl];W[hl];B[dl];W[cl];B[cm];W[ck];B[dm];W[bf];B[ae];W[dh];B[hn];W[gm];B[go];W[fn];B[do];W[dp];B[fo];W[eo];B[en];W[ep];B[fh];W[em];B[dn];W[ek];B[el];W[fk];B[gk];W[gl];B[dk];W[ej];B[cj];W[bj];B[ci];W[bi];B[ch];W[cg];B[bk];W[bl];B[bm];W[ak];B[am];W[di];B[fm];W[gn];B[hk];W[ik];B[gj];W[im];B[bo];W[hi];B[gq];W[fq];B[ho];W[jo];B[gr];W[fr];B[jq];W[iq];B[ir];W[jr];B[kr];W[hr];B[js];W[hs];B[bq];W[bp];B[ap];W[hq];B[gh];W[jn];B[ji];W[ij];B[ig];W[nc];B[ne];W[pb];B[qc];W[kc];B[qb];W[kd];B[ob];W[oc];B[pc];W[nb];B[pa];W[je];B[id];W[ie];B[hd];W[lf];B[md];W[lc];B[le];W[ke];B[kf];W[mf];B[nd];W[hf];B[jb];W[ff];B[ef];W[kg];B[eb];W[db];B[fb];W[ba];B[jg];W[jf];B[mh];W[ki];B[jj];W[nf];B[pf];W[kj];B[jk];W[hh];B[hg];W[gg];B[eg];W[ed];B[fe];W[jh];B[ih];W[kh];B[ii];W[nh];B[mi];W[pg];B[of];W[og];B[mg];W[ng];B[qf];W[qi];B[pi];W[qh];B[qj];W[pk];B[pj];W[lj]XM[])

  2008.05.03

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  本日のネット対局（幽玄の間）より　韓国編

  あまり幽玄の間で打っていなかったのですが、せっかく年会費が無料になったので、少し打とうかと思います。というわけで、今日は午前中から韓国サーバーで打ちました。ところが連敗。記録をみたら、年初から５連敗で勝ち星なし。まずいです。ごくごく狭い範囲しか、しかも自分に都合の良い図しか、見えません。右半分で相手の石を取ったと思ったら、左半分で攻め合い負けて、種石取られるみたいな。気を取り直して打ったのがこの碁。これまた危なかったです。多分潰れていたと思います。誘いのスキで相手のミスを誘った感じでしのげました。黒３５で勢い余って３６に切ると、白３２の右にツナぐ手がアタリで黒シチョウで取られ。今度は上辺のしのぎ。でもこちらはさっきよりは楽にしのげそう、かな。白２３手までで白中押し勝ち。何とか連敗ストップ。

  2008.04.26

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  本日のネット対局（幽玄の間）より

  日付が変わってから幽玄の間に入ると、Ｎ君がプロの棋譜を観戦しているのを見つけた。早速話しかけて碁を打ってもらうことにした。私は5段*、Ｎ君は6段*なので私の先番。結果は、黒中押し負け。良いところなくボロボロに負けてしまった。局後、一番に指摘されたのが下図の場面。黒１と上辺をついだのだが、右辺を備えておくのが良かった。完全なそっぽだった上に、右上の格好は凝り形に見えてきた。しかし、黒１で右辺を打っていたとしても、あまり良くない気がする。右上白のカカリに肩をついたのが悪かったか。それ以前に問題があるようにも思える。左上で白に二間高バサミされたところ。打っている時は、簡明に飛んで悪くないと思っていたのだが、、白の一間ジマリが左下に控えており、左辺黒がハサミ返しにくいとすれば、黒１ではサバキの態度で、よくある大ゲイマに打つのだったかな。また、黒１と飛んだからには、黒５ではとにかく黒Ａあたりにハサミ返すのだったか。黒Ａ、白Ｂ、黒Ｃという展開が普通でかつ実戦より良かったように思う。

  2008.04.26

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  本日のネット対局（パンダネット）月例大会の結果

  パンダネットの4月の月例大会が終了しました。大会期間中どれだけ打ってもよいけれど、大会の成績対象となるのは直近５局。今日は頑張って３連勝し、次に勝てば打ち分けという最終局で負けてしまいました。結局、２日間で８勝１０敗、大会成績は３勝２敗。これだけ打ったのは久しぶり。頑張ったけれど、最後はやっぱり、というヒドイ手がでてしまいました。最終局、私が白番の２子局で逆コミ５．５目でした。序盤早々、とんでもない手を打ってしまいました。黒２に白３と手をつけていったのは焦りすぎですね。しかも黒１４までとなって、打っただけ取られてはひどすぎます。ぽんぽん打っていると、殆ど意味の無い手を打ってしまいがち。この白１なんかもそんな手でした。ここを打つより、真ん中白Ａと黒の１目を取っておくのが大きかった。というのも、黒Ａと助け出された後、ぐりぐり出てきて黒Ｂの割り込みを食らったから。終局の場面。黒半コウツギ、３００手完。白１８目半負けでした。黒さんの自重にも助けられ、結構追い上げましたが、白△を持って行かれたのが大きすぎ。１８目半なら善戦か？いや、さっさと投げろと言われちゃいそうですね。失礼しました。

  2008.04.20

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  本日のネット対局（パンダネット）より

  月例大会の２日目。珍しく、互い先の方と対局することになり、黒番があたった。気合いを入れて臨んだ一番、熱戦となった。黒番の私が模様を張り、中に入ってきた白を攻めるというパターン。ターゲットはいくつか変わったが、三度目の正直で最後は白の大石を仕留めることができた。２５９手完、黒番中押し勝ち。黒１と左下隅をコウだてにしたが、白２と黒の目を潰す手で受けられ、上辺黒３へ。実は黒３は左上への飛び込みを見て、打ちたかった手だった。右下隅のコウは譲ったが、左下を動き出す。ここは取られの格好だが、黒２０を打ち、次の目標は左上。途中、黒２５はダメヅメの悪手でしょう。多分、３１も悪手。白３２で左上隅の守りに回っていれば、白が良かったのでは。黒５５、５７が利いて黒２眼の活きとなっては黒が良いのでしょうね。白５６で５７なら攻め合いですが、この攻め合いは多分黒が勝っていると思います。棋譜を載せておきます。(;SZ[19]PL[B]HA[0]AX[1]KM[6.5]RU[Japanese]RE[B+R];B[pd];W[dp];B[pp];W[dd];B[fq];W[cn];B[fc];W[qn];B[pl];W[on];B[np];W[rp];B[qq];W[iq];B[kq];W[eq];B[qm];W[rn];B[rm];W[fp];B[nl];W[mn];B[ll];W[rq];B[jd];W[qf];B[pg];W[pf];B[of];W[qg];B[ph];W[qh];B[pi];W[rd];B[qc];W[rc];B[pe];W[qi];B[ee];W[de];B[ef];W[cg];B[dh];W[ch];B[di];W[pj];B[oj];W[ok];B[pk];W[qj];B[nj];W[nf];B[oe];W[nh];B[mg];W[fh];B[dg];W[df];B[fg];W[hh];B[gi];W[gh];B[gk];W[ie];B[je];W[jf];B[ig];W[gf];B[ed];W[dc];B[if];W[hf];B[jg];W[ij];B[il];W[hc];B[ej];W[fj];B[fk];W[gj];B[hj];W[fi];B[hk];W[hi];B[gd];W[hd];B[jb];W[ji];B[ih];W[ii];B[li];W[jl];B[jk];W[ik];B[im];W[gb];B[fb];W[kf];B[kg];W[ib];B[ha];W[ia];B[ga];W[jc];B[kc];W[kk];B[kl];W[jm];B[jn];W[km];B[ln];W[in];B[kn];W[jj];B[el];W[dk];B[ek];W[hn];B[gm];W[gn];B[lm];W[jk];B[ci];W[id];B[ic];W[hm];B[hl];W[jc];B[ge];W[he];B[ic];W[eh];B[eg];W[jc];B[kb];W[kd];B[ic];W[lj];B[jc];W[ki];B[lk];W[lh];B[mi];W[lg];B[lf];W[mh];B[mj];W[mf];B[le];W[kh];B[rr];W[qp];B[pq];W[po];B[no];W[pm];B[om];W[ql];B[pn];W[qr];B[pr];W[pm];B[og];W[ng];B[pn];W[qs];B[ps];W[pm];B[co];W[dn];B[pn];W[sr];B[rs];W[pm];B[eo];W[fm];B[fa];W[pn];B[qk];W[rl];B[rk];W[sm];B[do];W[ep];B[en];W[em];B[dm];W[cm];B[dl];W[bo];B[bp];W[bn];B[cp];W[bk];B[bi];W[cq];B[fn];W[gl];B[fl];W[gm];B[go];W[hp];B[bq];W[cr];B[br];W[fo];B[cb];W[bc];B[bb];W[db];B[cc];W[bd];B[da];W[bf];B[ce];W[cd];B[bh];W[bg];B[ag];W[ab];B[ca];W[af];B[be];W[hb];B[cl];W[bl];B[ck];W[ec];B[am];W[bm];B[bj];W[bs];B[dj];W[md];B[ld];W[nd];B[oi];W[nn];B[jr];W[ir];B[is];W[hs];B[js];W[jq];B[lr];W[lp];B[kp];W[mo];B[hr];W[mr];B[mq];W[lq];B[nr];W[jo];B[jp];W[mp];B[ms];W[ip];B[ko]XM[])

  2008.04.20

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  本日のネット対局（ネット棋院）より

  今日も日付が変わってから深夜のネット対局。今夜は、３月１日以来というこれまた久々のネット棋院で打ちました。五段一位同士、私の白番でした。コミは黒６目、ジゴありです。ちなみにネット棋院は酒井猛九段が主宰しているネット碁です。私の五段一位というのは酒井九段が想定している段位からすると、かなりインフレぎみ。それはさておき。結果は、１８３手完、白中押し負け。厚みの内側からかかって来られるような方（あくまで私のイメージ）は、どうも打ちづらい。だったら模様の碁を打つなと言われそうですが、ひとえに私の非力さに起因します。今回は黒の大石を仕留めたかと思った瞬間もありましたが、結局は読み負け。勝負どころで読みきれませんでした。まさに実戦で真剣に読む気持が足りませんね。実戦で黒さんしばし長考に沈んだと思ったら、いかにも手筋という感じの黒△ツケ。ここではもう白はダメなようですね。棋譜をつけておきます。(;BS[2]WS[0]SZ[19]PL[B]HA[1]AX[0]KM[6.0]RU[Japanese]RE[B+R];B[pd];W[dc];B[cp];W[pp];B[df];W[ep];B[eo];W[fo];B[do];W[fn];B[fp];W[gp];B[fq];W[gq];B[er];W[gr];B[nq];W[no];B[op];W[oo];B[pq];W[qq];B[qp];W[po];B[qr];W[rq];B[rr];W[rp];B[kq];W[qf];B[nc];W[of];B[pj];W[nj];B[pg];W[pf];B[qm];W[lc];B[qd];W[nb];B[mb];W[mc];B[ob];W[nd];B[oc];W[ch];B[ed];W[ff];B[dd];W[cc];B[ec];W[be];B[hd];W[dq];B[eq];W[en];B[dn];W[dm];B[cm];W[cn];B[co];W[cl];B[bn];W[dl];B[bl];W[mq];B[mr];W[or];B[oq];W[nr];B[mp];W[pr];B[lq];W[np];B[mq];W[sr];B[ln];W[ll];B[dh];W[cg];B[dg];W[qk];B[pk];W[ql];B[pl];W[rm];B[qn];W[rn];B[nm];W[om];B[pm];W[qo];B[nl];W[mm];B[mn];W[nn];B[ml];W[lm];B[mj];W[mk];B[nk];W[lk];B[ni];W[lj];B[mi];W[kn];B[ko];W[jo];B[jn];W[km];B[jp];W[io];B[mo];W[lh];B[li];W[ki];B[fi];W[qj];B[qi];W[oh];B[rj];W[rk];B[sk];W[rl];B[oi];W[ph];B[kh];W[lg];B[qh];W[qg];B[lf];W[kg];B[jh];W[jj];B[mg];W[kf];B[ng];W[og];B[ke];W[le];B[mf];W[je];B[kd];W[me];B[pi];W[rh];B[ri];W[sg];B[jd];W[ig];B[ih];W[ie];B[id];W[hh];B[ii];W[nf];B[hi];W[gh];B[jg];W[jf];B[hf];W[hg];B[he];W[if];B[fh];W[gi];B[gj];W[gg];B[hk];W[fj];B[fk];W[ej];B[ek];W[fg];B[dj];W[fe];B[fd];W[ol];B[ok];W[on];B[mh];W[si];B[ee]XM[])

  2008.04.18

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  本日のネット対局（KGS）より

  今日もまた深夜にＫＧＳで打ちました。相手は5dの方、当方の黒番の２子局でした。結果的に上辺の白の大石を取ることができ、黒中押し勝ち。何だか順調すぎる気がするけれど、これで4dに昇段。下辺黒１と白の頭を止めにいった手はおかしかったですね。白２から４で割かれ形になり、中の白も右下の白も固めて、黒は何をやってるのでしょうね。黒１では単に黒３にかけついでおくのでしょうね。あるいは、黒１ではいきなり上辺の白の攻めに回っても良かったという気がします。(;BS[2]WS[0]SZ[19]PL[W]HA[2]XH[6]AX[1]KM[0.0]RU[Japanese]RE[B+R]AB[pd][dp];W[pq];B[dd];W[qf];B[nc];W[qk];B[jq];W[cn];B[fp];W[cf];B[dj];W[fd];B[df];W[dg];B[ef];W[ce];B[ed];W[eg];B[cd];W[fc];B[ge];W[ic];B[kc];W[kd];B[lc];W[jd];B[co];W[dn];B[fj];W[cj];B[ck];W[ci];B[dk];W[gg];B[fg];W[fh];B[ff];W[gh];B[eh];W[dh];B[ei];W[bd];B[bc];W[be];B[cb];W[fn];B[hj];W[hn];B[hp];W[ig];B[jj];W[jn];B[lj];W[cq];B[bo];W[eq];B[ep];W[fq];B[gq];W[gr];B[dq];W[dr];B[cr];W[er];B[bq];W[hq];B[gp];W[iq];B[ip];W[jr];B[kr];W[ir];B[ln];W[ko];B[kp];W[lo];B[no];W[mn];B[mo];W[lm];B[nn];W[mm];B[qo];W[qp];B[nq];W[po];B[pn];W[qn];B[nk];W[ik];B[ij];W[gk];B[gj];W[kg];B[jf];W[if];B[kf];W[lf];B[le];W[lg];B[ke];W[ie];B[jg];W[eb];B[db];W[ki];B[jh];W[kj];B[hb];W[ib];B[hd];W[hc];B[gb];W[gf];B[gc];W[gd];B[fe];W[he];B[fb];W[ld];B[md];W[mb];B[mc];W[ec];B[ea];W[id];B[dc];W[kb];B[lb];W[me];B[ji];W[la];B[ja];W[oc];B[od];W[kk];B[qm];W[ro];B[pm];W[nb];B[ob];W[bn];B[qh];W[br];B[cs];W[ha];B[hd];W[jc];B[pc];W[ka];B[ia];W[ne];B[na];W[jb];B[ia];W[pj];B[pg];W[pf];B[nh];W[rd];B[rc];W[nm];B[of];W[oe];B[nf];W[pe];B[ma];W[nj];B[mf];W[qd];B[qc];W[rh];B[ri];W[rg];B[qi];W[rj];B[si];W[re];B[kh]XM[])

  2008.04.16

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  本日のネット対局（幽玄の間）より

  幽玄の間で、富士通杯の観戦画面を開いていたら、対局申し込みがありました。台湾の5段*の方でした。点数が近いし、寝る前の一局と思い打ちました。互い先、握りで黒番が当たったので、例によって三連星。しかし、黒７９手目で白があっさり投了されたので、ちょっと拍子抜け。投げるにはちょっと早いような気もしますが、結果的に黒は不満ない展開ではありました。　白３６に対してどう打つものか分からなかったけれど、ありきたりな一間トビ。　それに対して白３８とつけてきたので、露骨に筋悪そうなブツカリから切り。　一応白の２目を取ったような顔をして不満無いと思いました。

  2008.04.15

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  本日のネット対局（幽玄の間）より

  久しぶりに幽玄の間で打ちました。韓国サーバーで相手は韓国の5段*の方。互い先、私の白番でした。白の一間高バサミに対して黒は二つ飛んでから三々入り。大ゲイマすべりは見たことがない。黒のすべりにつけ、隅を取る流れになったけれど、良くなかったようですね。黒１７から右辺と下辺も打たれ、黒３１に飛ばれては白悪そうです。何かやっていかないといけないと思っての白１打ち込み。こういうごちゃごちゃした展開は私の好みではありませんが、行きがかり上仕方が無い。白２７のオキが余計な手だったように思います。単に３目を抜いておくのでしょうか。最後黒１は余計な手でしたね。白４となって黒５に手が戻るのでは、悪いでしょう。白６から地を囲いつつ黒を攻める展開になっては白満足。ここで黒の時間が切れて白勝ちとなりました。棋譜データを添付しておきます。(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@182]AP[StoneLeaf2]HA[0]KM[6.5]RE[W+time];B[qd]ID[1];W[dc]ID[2];B[cp]ID[3];W[pp]ID[4];B[nq]ID[5];W[lp]ID[6];B[no]ID[7];W[pn]ID[8];B[nm]ID[9];W[pl]ID[10];B[qq]ID[11];W[pq]ID[12];B[pr]ID[13];W[or]ID[14];B[qr]ID[15];W[oq]ID[16];B[nr]ID[17];W[os]ID[18];B[rn]ID[19];W[ro]ID[20];B[qo]ID[21];W[qp]ID[22];B[rp]ID[23];W[rq]ID[24];B[so]ID[25];W[rr]ID[26];B[po]ID[27];W[oo]ID[28];B[on]ID[29];W[op]ID[30];B[np]ID[31];W[qn]ID[32];B[ro]ID[33];W[qs]ID[34];B[ql]ID[35];W[pm]ID[36];B[qk]ID[37];W[ok]ID[38];B[pi]ID[39];W[mn]ID[40];B[nn]ID[41];W[ml]ID[42];B[mm]ID[43];W[lm]ID[44];B[nl]ID[45];W[nk]ID[46];B[kq]ID[47];W[ll]ID[48];B[ni]ID[49];W[iq]ID[50];B[mj]ID[51];W[mk]ID[52];B[ns]ID[53];W[ps]ID[54];B[kp]ID[55];W[jo]ID[56];B[ko]ID[57];W[kn]ID[58];B[lo]ID[59];W[ep]ID[60];B[dn]ID[61];W[qg]ID[62];B[qh]ID[63];W[og]ID[64];B[mg]ID[65];W[od]ID[66];B[md]ID[67];W[qc]ID[68];B[rc]ID[69];W[pc]ID[70];B[rg]ID[71];W[rf]ID[72];B[qf]ID[73];W[qe]ID[74];B[re]ID[75];W[pf]ID[76];B[sf]ID[77];W[qf]ID[78];B[pk]ID[79];W[rh]ID[80];B[sg]ID[81];W[ri]ID[82];B[qb]ID[83];W[pd]ID[84];B[rd]ID[85];W[se]ID[86];B[sd]ID[87];W[sb]ID[88];B[rb]ID[89];W[pb]ID[90];B[pa]ID[91];W[ra]ID[92];B[qa]ID[93];W[sh]ID[94];B[ob]ID[95];W[nb]ID[96];B[nc]ID[97];W[oc]ID[98];B[oa]ID[99];W[mb]ID[100];B[sc]ID[101];W[se]ID[102];B[sf]ID[103];W[me]ID[104];B[ld]ID[105];W[ol]ID[106];B[qi]ID[107];W[le]ID[108];B[kd]ID[109];W[ke]ID[110];B[jd]ID[111];W[rj]ID[112];B[kj]ID[113];W[hc]ID[114];B[je]ID[115];W[kg]ID[116];B[jk]ID[117];W[im]ID[118];B[ip]ID[119];W[hk]ID[120];B[hp]ID[121];W[li]ID[122];B[lj]ID[123];W[ii]ID[124];B[il]ID[125];W[hm]ID[126];B[jm]ID[127];W[jn]ID[128];B[hl]ID[129];W[gm]ID[130];B[gl]ID[131];W[oi]ID[132];B[oj]ID[133];W[nj]ID[134];B[oh]ID[135];W[mi]ID[136];B[qj]ID[137];W[nh]ID[138];B[oi]ID[139];W[jp]ID[140];B[jq]ID[141];W[ho]ID[142];B[mh]ID[143];W[ki]ID[144];B[ng]ID[145];W[jj]ID[146];B[ij]ID[147];W[ji]ID[148];B[kk]ID[149];W[em]ID[150];B[gp]ID[151];W[hj]ID[152];B[el]ID[153];W[dm]ID[154];B[fm]ID[155];W[fn]ID[156];B[fl]ID[157];W[gn]ID[158];B[dl]ID[159];W[cm]ID[160];B[cl]ID[161];W[cn]ID[162];B[do]ID[163];W[en]ID[164];B[eq]ID[165];W[fq]ID[166];B[fp]ID[167];W[dq]ID[168];B[eo]ID[169];W[dp]ID[170];B[er]ID[171];W[dr]ID[172];B[fr]ID[173];W[co]ID[174];B[ne]ID[175];W[nd]ID[176];B[mc]ID[177];W[nf]ID[178];B[rk]ID[179];W[ci]ID[180];B[ei]ID[181];W[dg]ID[182])

  2008.04.13

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  本日のネット対局（KGS）より

  ＫＧＳのユーザー名を変更してから、割と調子が良い。３連勝した後２連敗し2dとなったが、その後2連勝で3d。以前は（といってもそんなに遠い昔ではない）1dになるにも相当苦労して、1dになってからもとうとう昇段できなかった記憶があるが、それに比べるとウソのような昇段ペース。意外に参加者の棋力にはバラつきが大きいのかもしれない。さて、今日は3dになって初めての碁を打ちました。nipparatさんの記事が刺激になり、少しは気合いの入った碁を打てたような気がする。（しかし実はヒドイ手を連発してしまい、そこでオワのはずでした。）同じく3dの方との対局。私の黒番。左上隅の白△の挟みに手を抜いて右辺三連星に構えたが、白２はちょっと変ではなかろうか。黒が三々に入ったとして、白２の開きを打って黒１を許した格好になってますものね。黒１と模様を広げにいった時、白２。こういう手を打たれると、どう打ってよいのか分からないので困る。黒１１は、あろうことかシチョウを読み間違えた。ずっと目で追ったのに。しかも、左下黒１７をシチョウアタリにしたけれど、シチョウアタリになってない！これはヒドイです。二重にミスを犯すとは。何をやってるんだか。白はポン抜きしてくれて助かったけれど、それでも黒はひと仕事しないとマズイ。左辺を黒模様にし、入ってきたら厳しく攻めようという方針。そこで白１に黒２といったものの、白３から７となると、ダメコースか。黒１０は半ばやけくそ、黒１２は勝負手。白１３から１７ときたら、黒１８からアテ、下辺と右辺を刺し違える覚悟。黒１２の時点で黒２６まで読み、ここに切りが入れば何とかなると考えた。本当に大丈夫だったかどうかは分からない。でも結果的に、これがうまくいった。棋譜データ貼っておきます。（棋譜データを改行するのが手間ですね。もっと上手い貼り付け方があるのでしょうね。）１６１手完、黒中押し勝ち。勝ったものの、単純なシチョウ間違えているようでは、降段するのも時間の問題か。(;;B[pd];W[dp];B[pp];W[dd];B[fq];W[cn];B[fc];W[hc];B[pj];W[kc];B[cc];W[dc];B[cd];W[de];B[db];W[eb];B[cb];W[ec];B[cf];W[nq];B[oo];W[jq];B[mp];W[mq];B[lp];W[kq];B[jo];W[qq];B[qp];W[pq];B[le];W[lg];B[md];W[jg];B[je];W[qh];B[qi];W[oh];B[mh];W[mg];B[ng];W[nh];B[og];W[pg];B[oe];W[mi];B[do];W[lh];B[co];W[ep];B[cp];W[cq];B[bq];W[cr];B[br];W[er];B[ck];W[fp];B[df];W[qc];B[rd];W[ob];B[mb];W[rc];B[rf];W[ra];B[fb];W[fd];B[ea];W[gd];B[he];W[ff];B[ef];W[ee];B[fg];W[gf];B[gg];W[hf];B[rh];W[dj];B[fj];W[dk];B[cl];W[dl];B[dm];W[em];B[dn];W[gl];B[hq];W[io];B[go];W[gp];B[hp];W[ho];B[ip];W[jp];B[in];W[hn];B[hm];W[gn];B[gm];W[fn];B[fm];W[en];B[el];W[ek];B[fl];W[fk];B[gk];W[hl];B[im];W[gj];B[hk];W[fi];B[hj];W[gi];B[hi];W[hh];B[gh];W[ei];B[ci];W[ce];B[be];W[eg];B[eh];W[dg];B[dh];W[cg];B[di];W[bf];B[ad];W[da];B[ca];W[nk];B[ol];W[rq];B[rp];W[sp];B[so];W[sq];B[ro];W[rg];B[sg];W[qg];B[pf];W[bj];B[bi];W[ai];B[ah];W[ag];B[bh];W[ae];B[bd];W[ab];B[bg];W[cf];B[af];W[cj];B[bk];W[ak];B[al]XM[])

  2008.04.13

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  ネット対局観戦のハテナ２

  先ほどタイゼムの韓国室で観戦した九段同士の対局です。左下隅で黒１に対して白２と打ち、黒３から黒５までで活きました。（黒５は星の白石１目抜きです。）白２は必要な手だったのでしょうか？　白２で５へ打てば、黒は死んでいたのでは？もっと不思議なのは、こちらの場面。黒９に白１０って、何なんでしょう。黒１１に受けたのも分かりませんが、黒１３までとなれば、左上の白は全滅のはず。白からは手が出せないけど、黒からＡに打てば花六ですものね。しかし、、こちらが終局図。不思議なことに、左上はセキとして処理され、黒８目半勝ちとなったのでした。黒は、白△ハネの前に黒△へ打っているので、白死を分かっているのかと思いましたが、このまま終局しました。どうせ勝っているから同じと思ったのかな。しかし勘違いにしてはヒドイ。本当に九段だったのかな。懸賞当たったからいいけど。

  2008.03.29

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  ネット観戦での八つ当たり

  タイゼムでは懸賞システムがあります。勝つと思う対局者の方にポイントを賭け、賭けた対局者が勝てば、ポイントがもらえます。ただ、大抵は１倍の下の方の倍率です。良くて１．９倍程度、２倍を超える倍率の対局者が勝つことはあまりありません。ある程度積み上がってくると、賭けるポイントも大きくしないと、かったるくなってきます。ところが毎回当たるわけではないので、普通にやっていたのではジリジリ減ってきます。これと思ったら、クォーターインや、ハーフインで勝負する必要があります。私も一時は２億９千万ポイントを超え、３億ポイントに迫る所までいったことがありました。しかしその後、ことごとく大きく張った勝負で外し、今や３千万台まで減ってしまいました。今までにラッキー賞というのに何回か当たったこともあります。１回は３千万ポイントを超える当選があったので、それがなければ、とっくにオケラです。私はつくずく賭け事に向いていないと感じます。何十億ポイントもある人は、どうやって稼いでいるのだろう。。でも、その元凶とも言いたくなる９段の人がいるんですよ。仮にＧ氏と呼びます。高勝率を残し、ランキングも相手を上回っているのに、私が勝負した時に限って負ける。つい先日も、Ｇ氏からみて対戦成績が６勝０敗という相手との対局を見つけました。ランキングもＧ氏の方がかなり上。ここは勝負と思って黒番のＧ氏にハーフインした途端、いきなり趣向か～という手が。。黒１カケから黒７のキリ一発だけかと思ったら、黒９と這ってきた！おーい、大丈夫かー、と見ていたら、こんな格好に。左上は破ったかもしれないが、割りウチされ黒２４にツメるのではツライのではなかろうか？結局、終わってみれば、黒番Ｇ氏の１目半負け。がーん。

  2008.03.10

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  ネット観戦での驚き

  例によって、タイゼム韓国室での九段戦観戦。久々に懸賞モードで何局も見ていたのですが、中でもたまげた一局をご紹介。まず序盤戦。白１の切りに対して黒２から中に向かって当てていくというのは驚き。とても私には打てないっ、という感じ。しかし出来上がり図を見てみると、黒４からできた壁から右辺は黒模様。黒成功か。続いて白１７右辺打ち込みを迎え、上辺黒１８に下がったのがナゾの動きであったがミソ。で、黒２０に対して、なぜに白２１？直接動くと上方の黒模様が固まるということか？でも実戦は、この後右辺そっくり飲み込まれてしまうのであった。局面は一気に進み、なんと驚いたことに、左辺の黒は全部取られてしまった。そのかわり、前図の黒１８がきいて、上辺の白を殲滅。更に、下辺黒１と、こんなところから動きだしたと思ったら、下辺小さいながら活き形。ここで白１８切りでしたが、白負けを早めた手だったかも。前図白１８に続いて、黒１から動き出しました。左辺取られている石の締付けを利かせつつ、結局、黒は下辺の白も召し取り、対局終了。この黒さん、強くないですか？前図の黒１では、私は下図の黒１から打つのかなと思っていました。しかし、それはこんな手順くらいで黒アウトですね。

  2008.03.08

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  迎春日韓囲碁大会

  タイゼムの迎春日韓囲碁大会の個人戦に参加しました。正会員限定参加だったせいか、日本からのエントリーは全体で２４人と少なかったです。私は４段Ａ組に入りましたが、５２人のうち、日本人は私だけでした。今日がその第１回戦だったのですが、あっさり負けてしまいました。ひどかったのは、切りを打つハズがマウスが滑って隣に打ってしまい、ノゾキになったこと。思わずひっくり返りました。それまでも適当感があったのが、一気になげやり状態に。その後９０手近く打ち続けましたが、ボロボロになって投了。仮に切った場合、こんな図になるのでしょうか。ちょっとどうなるか分からないですが、実戦よりはまだマシかな。でも、左辺の白は完全に生きているわけではないし、白は良くないのでしょうね。もう少しさかのぼり、真ん中の黒に白１から迫ったあたりに問題があったような気がします。黒８に対して、実戦は８の三と上辺に打ってしまったのですが、白９くらいでしたか。それにしてもヒドイ碁を打ってしまいました。いかんです。

  2008.03.03

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  ネット観戦のハテナ　その２

  ついでにもう一局、別の碁についても書きます。右上隅白１と押さえたところです。私は、黒は２目取りとシチョウを見合いにする、まあよくある変化かと思いました。例えば、こんな感じかなあと。ところが実戦は、黒２！　びっくりです。でもどうだったのでしょうか。黒はちょっと甘いのではないでしょうか。ちなみに、対局結果は、黒時間切れで白勝ちでした。

  2008.03.02

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  ネット観戦のハテナ

  タイゼムの韓国室で９段同士の対局をよく観戦（懸賞）しています。対局をみていて、何故そう打つのだろう？と思うことがよくあります。私の考えが浅はかであることが多いと思いますが、素朴な疑問を書いてみたいと思います。例えば、この場面。右下黒ハネつぐのかと思ったら、黒３！隅のスペースがもう少しある場合にはありえるかもしれませんが、これは無理なのでは？　その後の図。やはり黒は生きることはできません。利かしになっているのでしょうか。そして、黒１のノゾキに白２と受けましたが、これはすぐ打つ必要があるのでしょうか。白２では、３の所（１８の十二くらいまでいけると思いますが）の方が良さそうに思います。更に黒３に白４は今打たないといけないのでしょうか。不思議です。ちなみに対局結果は、黒６目半勝ちでした。

  2008.03.02

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  足りないものばかり

  先日ネットで打った碁です。２子局の白番でコミ無しでした。苦しい形勢が続く中、黒１と目を奪いに来られたので、上辺でコウを仕掛けました。しばらくコウ争いをした後、黒が下辺コウ材を打ってきたところで上辺のコウを解消。白８まで左上をしっかり取りきったのは、左下黒９と来られても、、この白１から真ん中を取るつもりでいたからです。実際、白１７となっては逆転したと思っていました。ところが、、その後終盤を迎えたところで、黒６の２目抜きに白７とノータイムで打ってしまいました。黒８にぎゃっと気づいても後の祭り。黒１０につなぐ手が無く、なくなく白１１ですが、白７の６子を取られてしまいました。最後まで打って、８目負け。こんなうっかりを打つようではなかなか勝てないし、昇段もできないと思ったものでした。が、局後に黒２目取りに対してアテずに白９につないだとして自分なりにヨセてみたところ、細かそうだけれど、やっぱり負けてるみたい。コウの振り変わりで優勢になったと思ったのは勘違いだったようですね。読みも甘ければ形勢判断もヨセも甘い。足りないことばかりです。

  2008.02.29

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• ネット対局から（続き）

  あせった私は、いかんと思いつつ、ほとんど思いつきにすぎない黒１を打ちました。これがまた大失着だったみたいですね。白は黒１の上からあてて３目捨ててしまえば、黒大損害で終わっていたと思います。ところが白さんも動揺されたのか、白２からあれよあれよと黒７まで、白投了。黒１では黒３に打たなければならなかったと思います。何が幸いするか分かりません。でも、前の図で、黒２と出るのに何を考えていたんでしょう。まさに「下手の考え休む似たり」でした。この有様では、詰碁を勉強していると公言している自分が恥ずかしくなります。（この２つを公開してから、これが何度目の書き直しやら。やれやれ）

  2008.02.20

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• ネット対局から

  今日はさっき打ったネット対局の局面図をご紹介します。私の先番コミなしでした。終盤で上辺白１と打たれ、むむ、と手が止まりました。黒優勢かなあと思っていたのですが、何だか細かそう。白１の左を押さえるのは、白の注文、黒２に出る手はないか、と珍しく考えました。よくよく読んだつもりで、自分なりに結論を出し、黒２と出ました。黒６の後、黒４の右下に打てば取れると思っていたので、白５に「あれ、いいのかな」。白７とほぼノータイムに出られて、「あれ、取れてない？」と大ショック。こりゃいかん、潰れたと思いました。

  2008.02.20

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