未知なる国へ
月曜日から出張しますので、しばらく留守にします。(最近まとめて更新することが多くなったので、状況に余り変わりはないかもしれませんが)シンガポールからインドに入り、土曜の朝に帰ってくる予定です。これまでシンガポールは旅行を含めて過去2回行ったことがあり、あまり心配していないのですが、インドはまったく初めてで、どうなることやら全くわかりません。まずビザの取得が必要なところからして、今まで行ったことがある国とは違います。インドルピーへの両替はインド国内でなければできないらしいし、インドルピーのインド国外への持ち出しはできないなど、気軽な旅行気分で行けるところではなさそうです。そして何より健康のことが気になります。生水は気をつけろとか、正露丸を持っていけとか、色々アドバイスいただきました。ホテルのミネラルウォーターしか口にしない方が良い、歯磨きもミネラルウォーターを使った方が良い、シャワーを浴びる時は飛まつが口に入らないように、って、どんなとこやねん。外務省の海外安全ホームページなるところを見たら、こんなことが書かれていました。「熱帯でみられる風土病はほぼすべて存在します。マラリア、コレラ、ウイルス性肝炎、流行性髄膜炎、日本脳炎、デング熱、チクングニヤ熱、腸チフス、パラチフス、細菌性赤痢、狂犬病、住血吸虫、アメーバ赤痢、結核、破傷風等が発生しています。」「生水は飲用せず、煮沸した水かミネラル・ウォーターを飲むようにしてください。食べ物については十分に加熱したものを食べ、手洗いを励行することが重要です。マラリアやデング熱、チクングニヤ熱等、蚊が媒介する病気は、モンスーンシーズン(6~9月)から11月頃に流行します。殺虫スプレー、蚊取り線香のほか、外出時には長袖、長ズボン、虫除けスプレー等を使用し、蚊に刺されないようにすることが肝心です。」蚊が多くてホテルに入ったらまず蚊の退治から、などと言う人がいて、いくらなんでもそれは作りすぎやろと思ったけれど、あながち冗談ではないかもしれない。そこでマツモトキヨシに正露丸、防虫スプレー、除菌シートなどを買いに行きました。購入するにあたって、かなり悩んだのが除菌シート。インドに行ったことがある人から「空港の飲食店でビールを頼んだ時に出てきたコップが見事に汚れていて、同行していた人が除菌シートで汚れをぬぐった」という話を聞いたものだから除菌シートは持っていかなければと思った次第。キレイキレイなどのよく見かける商品には、「除菌とは対象表面の菌を減少させることをいい、全ての菌を殺すわけではありません。」と注意書きがあって、普段なら別に気にしないようなことも気になってしまいます。家内が言うには、セブンイレブンに99%除菌のシートがあったというので探したけれど、マツキヨにおいてあった99%除菌の商品は、便座用のものだけでした。色々物色したあげく、消毒コットンなる商品を購入。成分が消毒液100ml中エタノールが83mlというもの。家内が言っていた商品も気になったので、セブンイレブンにも行ったところ、ありました。99.99%除菌とあり「目に見えないバイ菌までしっかり拭き取り除去」と心強い。どちらも顔や目、傷口・粘膜に使用してはいけないとのこと、それだけ強力なのでしょう。これで一応必要と思われるものは用意したので、後は行って帰ってくるだけです。仕事の中身よりも、まずは無事に帰国することを第一の使命として、行って来ます。