ネット対局(東洋囲碁)より:三々打ち込みへの対応
互先の黒番。白1と三々に入られ、黒2から押さえたが、これは押さえの方向が反対だった。黒4から黒6と切る手は、過去に何回か触れたことがあり、あまり良くないという指摘もあったと記憶しているが、懲りずに打っている。しかし、この場面では黒のシチョウが悪い。その点からも、押さえが逆だったと言える。黒2とこちらから押さえれば、白20と抱えるシチョウは黒が良い。ただ、白19というシチョウアタリがあって、これは左上と右下のフリカワリになりそう。実戦は白1、3に対して黒4とこちらからアテ、下辺に模様をはることを目指した。白15は疑問手ではなかったか。白に右辺を渡られても、黒は11の間を突き抜いて鉄壁ができ、不満はないと思った。さらに黒26、28と下辺を広げて黒優勢だと思う。この後、黒はちょっと失敗したが、白の時間切れて黒勝ちとなった。何とか連敗モードを抜けることができた。